セールストークは「僕みたいな営業、欲しくないですか?」入社のきっかけとなったサービスを売る側へ

20年ほどの社会人経験の中で、多種多様な業界や職種を経験してきたタンク今ちゃん。キャリアを通じて、新しいことを素直に吸収する姿勢と、今の場所でトップを目指す志を大切にしながら、挑戦と成長を続けています。
ITサービスに馴染みの無かったところから入社してどのように力を付けてきたのか、まだサービスリリースから1年ほどと開拓余地の大きいチョク採の将来性、そして組織の魅力について語ります。

タンク今ちゃん
TANK ima-chan
2024年4月入社。チョク採セールス所属。宅配会社、飲食店、青果物の商社、人材エージェントなど、多様な業界で仕事を経験。Instagramの広告をきっかけに「どヘンタイ募集」というキャッチコピーに惹かれて興味を持ち、これからに入社。自身の入社のきっかけとなった「チョク採」のフィールドセールスとして、大阪支社で活躍中。20年ほど前に阪神タイガースが優勝したときには、「道頓堀に飛び込んだ後バタフライをした」という逸話の持ち主。
「どヘンタイを謳ってて、俺以外に誰を採用するんやろ」広告にピンと来てエントリー
ータンク今ちゃんは、2024年4月にチョク採のフィールドセールスとして入社されていますが、どのようなキャリアを歩んできたのですか。現在40歳で社会人18年目ですが、いろんな仕事を経験してきました。まず大学卒業後は宅配会社に就職してセールスドライバーを経験。その後は、知り合いに声を掛けられて飲食店で店長をしました。そして今度は、青果の卸売商社で韓国からパプリカを仕入れて市場や量販店に卸す仕事をして、さらに人材派遣や人材紹介を手掛けるエージェントで営業を経験した後、これからに転職しました。
ー業界が幅広いですね!商社時代から営業のキャリアがスタートしたのですか?
いえ、実は宅配時代も「セールスドライバー」という職種の通り、営業の仕事をしていました。荷物を届ける仕事をイメージされると思うんですが、実はセールスドライバーは、別の配送会社さんに荷物を預けられている企業やお店に対して「ウチに預けていただけませんか」とった提案も行うので。毎日配達の業務をしつつも、ニーズを見つけたらお客様に対して提案を行うという、まさに「営業職」でした。
ーそう考えると営業経験はかなり長いのですね。前職からの転職活動を行う際の軸などはありましたか?
経験があるのと、人と話すのが好きなのとで営業職を希望していましたが、業界にはこだわっていませんでした。こんなキャリアなので、根拠は無いものの、「どこでもやっていけるやろ」と思ってて。ただ、どこに転職するかという以前に、前職がめちゃくちゃ忙しくて、転職エージェントやスカウトサービスに登録したものの、転職活動の時間がなかなか取れないという状況でした。
ーそんな中で、どのようにこれからを知って、入社を決められたんですか。
ある日、ふとInstagramを見ていたときに「どヘンタイ募集」というキャッチコピーが書かれた、インパクトのあるバナーが突然現れたんです。まさに、当社の「チョク採」というサービスによる広告なんですけど。自分もどヘンタイという認識があるので、「この会社、絶対合うやん。むしろ、どヘンタイを謳ってて、俺を採らずに誰を採用するんやろ」と思って(笑)。思わずクリックして、HPや採用サイトを読み込んで、エントリーしました。

ー選考を受けても、その印象は変わらず?
変わらなかったですね。1回目が大阪支社のマネージャーと、2回目が役員との面接やったんですけど、かなりフレンドリーで。僕はITの知識も業界経験も無いんですけど、今までの経験を話したうえで、「大学までずっと野球をやってきて、寮生活も経験してきたので、多少の辛いことなんか全然余裕です!」ってお話しさせてもらいました。
ーそれは頼もしいですね!
それで役員面接のときに、「去年立ち上がった、HR事業の『チョク採』の部署でフィールドセールスをしてみない?」と提案されて。「ぜひ!」と。自分もチョク採経由で入社しているので、サービスへの馴染みやすさもありました。
商談がオンラインで完結するからこそ、素早くPDCAサイクルを回せて成長できた
ー現在はチョク採のフィールドセールスとして活躍中ですが、入社後はどのように仕事に慣れていったんですか。入社した4月から5月末までの2か月間は、毎日100件から150件くらいテレアポを行って、アポが獲得できたら同じく大阪支社にいるチョク採のフィールドセールスの先輩に対応を依頼しつつ、自分も商談に同席して提案の方法を学びながら、一人立ちできる力を付けていきました。6月以降は、2名の新卒メンバーが大阪支社のチョク採チームに加わったので、彼らからアポのパスを貰って商談を行っています。他には、展示会経由で新しい商談が生まれるケースもよくあります。
ー展示会にもよく出展しているんですね。
東京や千葉、名古屋の展示会に出展することも多いんですが、僕も大阪から出張して参加してます。先月も3つの展示会に参加しました。展示会でチョク採に興味を持ってもらったお客様に、後日Web商談の機会をいただいて詳しくご提案するといった流れもできています。
ー大阪支社にいながら、さまざまなエリアのお客様を担当するんですか。
そうですね。「大阪支社だから、関西や西日本だけを担当」といったことはまったくありません。今はオンラインで商談ができるので、東京はもちろん、北海道や沖縄など全国の企業様と商談をしたことがあります。チョク採は、採用活動を行うすべての企業様に活用いただけるサービスなので、お客様の業界もITに建築に介護になどとさまざまです。

ーフィールドセールスとして一人立ちするまでには、どんな苦労がありましたか。
まず、僕の前職は人材業界といえど人を紹介する事業で、チョク採は人を採用するためのサービスを販売する事業なので、まったく違う仕事という印象でした。サービスの仕組みを理解するまでにも、お客様にとってわかりやすい提案ができるようになるまでにも時間が掛かりましたね。「どうやって話せば、お客様に響く提案ができるんやろう」って、最初は手探りでした。
ーそこからどのようにして、知識とスキルを習得しましたか。
一番役立ったのは、先輩の商談の様子を録音させてもらって、最初から最後まで全部文字起こしをしたものをスマホのメモに入れて、通勤電車の中でずっと読みまくったことです。メモを見ずに喋れるようになったら、自分が話しやすいように言い回しを変えていって、提案の型を身に付けていきましたね。
ーまずは先輩の型を真似るところからスタートしたんですね。
あと、チョク採の商談がほぼオンラインで完結することは、僕にとってはプラスでした。なぜなら、訪問での商談だと1日3件程度しか入れられない商談を、1日6件から7件入れられるので、とにかくたくさん場数が踏めるからです。PDCAサイクルも回しやすくて、結果的に成長スピードも速まったのかなと。やっぱり、お客様と実際に商談をすることは、ロープレ10回分くらいの価値があると思うんでね。
ーなるほど。ちなみに、広告やITやサービスに関する知識は、どのようにして勉強したんですか。
用語のようなものは、もちろん自分で調べますが、サービスがどういった仕組みなのかや、お客様が要望していることがどこまで実現可能なのかなどは、とにかく社内のメンバーに聞きまくりました。サービスのことは、チョク採のフィールドセールスをしている先輩に直接聞いたり、東京にいるカスタマー担当のメンバーに電話やチャットで聞いたりして。広告やIT分野のことは、大阪支社にいる創業メンバーの方にも聞きました。「知識が無くて申し訳ないんやけど教えてください」と積極的に質問することで、わからないことを明日に引きずらないように心掛けてましたね。
ー「質問することが苦手」という方もいますが、積極的に質問することで理解も深まりますもんね。
恥ずかしいとか言ってられないんでね。それに、僕は学生時代に野球をやってたときから「チームのためや試合で勝つために、言いづらいこともチームメートには率直に言う」みたいな文化の中でいたからか、「聞きづらいなあ」って躊躇することはないんですよね。

まだ日本企業の1%以下にしか提案できていない、伸びしろしかないサービス
ーどんな課題を持っている企業様が、チョク採の検討や導入を進められるんですか。エージェントや採用媒体など、すでにいろいろな手法を使って採用をしているものの、なかなか応募が集まらなかったり、応募はたくさん来るものの自社にマッチする人材と出会えなかったりして、悩んでおられる企業様ですね。「この先さらに事業拡大していきたいけれど、今の採用手法を使っていてはコストがかさむし、どうしたらいいんだろう」と模索している企業様も多くいます。
ーそんな企業様にとって、チョク採を導入するメリットはどんなところにあるんでしょうか。
一番は、自社にマッチする人が応募してきてくれるので、採用に繋がりやすいところでしょうか。僕がこれからに転職したのがまさにその一例ですが、チョク採経由で求人に応募する人は、広告を見かけて、その企業に興味を持って、採用サイトなどを読み込んだ上で応募するというフローを経ているので、熱量の高い応募者の方が多いんです。

ー応募者の方が企業を理解して、能動的にアクションしてくれるというものですもんね。
そうなんです。実際、「僕もチョク採経由で、これからに入社したんです。僕みたいなイキのいい営業、欲しくないですか?」ってセールストークもするんですけど、お客様にはウケますよ。
ーこれ以上ない事例ですもんね。これまでのキャリアが、今のお仕事に生かされているところはありますか。
前職で身に付けた人材業界の知識はもちろん生かされていますが、いろんな業界を経験しているからこそ、アイスブレイクの引き出しは他の人より多いかもしれません。過去に接点のあった企業様と商談をすることもあって、「宅配会社時代に、御社に配達してました」とか、「実は、御社にパプリカを卸してました」と話したこともあります。
ータンク今ちゃんにしかできないアイスブレイクですね!実際に働いてみて、チョク採のセールスとして働くやりがいはどんなところに感じますか。
課題を抱えて困っている企業様に対して、自分が心から「良い」と思っているチョク採というサービスを提案できることですかね。サービスの良さが企業様に伝わって、導入いただいた後にしっかり成果を出して貢献できて、企業様の課題が解決できれば、大きなやりがいを感じます。そして、その成果の対価としていただいたお金で、家族にいい暮らしをさせてあげられる。これ以上のやりがいは無いですね。

ー素敵ですね!印象的なエピソードはありますか。
展示会に出展したときに、チョク採のブースに来てくださったある企業の社長様が、10分ほどで「このサービスいいね。導入するよ!」と決めてくださったことですかね。しかも、こうしたケースは珍しくなくて、展示会あるあるなんです。決裁権をお持ちの方といきなりお話しすることができて、チョク採の魅力や強みを直接伝えられて、すぐに「導入する価値のあるサービスだ」とご判断いただけると、この上なくうれしいですし、採用に注力している経営層の方ほど、チョク採の独自性や魅力をすぐに理解してくださるように感じます。
ー営業冥利に尽きるエピソードですね。チョク採の将来性については、どのように感じますか。
チョク採はサービスリリースからまだ1年半という新しいサービスなので、導入企業は100社ほどですし、商談を行った企業様も2500社ほどなんです。日本には数百万社の企業があるので、まだ1%以下の企業しか接点を持てていないんですよね。けれど、「採用」という課題はどの企業とも切り離せないと考えると、まだまだ新規開拓と事業拡大の余地があるということじゃないですか。そこに面白さを感じますし、わくわくしますね。
入社半年とは思えないほど馴染めているのは、温かくて面倒見の良い人が揃っているおかげ

ー組織についても伺いたいのですが、チョク採チームは現在どのような体制ですか。
東京と大阪であわせて13名で、大阪は僕を含めて4人です。週1回Webミーティングがありますし、展示会では東京のメンバーとも会います。電話やチャットでもコミュニケーションが取れるので、大阪にいるから仕事がしづらいと感じたことはないですね。チームメンバーは仲間であり、向こうが数字を上げていれば「こっちも負けられへん」って思うような、切磋琢磨できる存在でもあります。
ータンク今ちゃんが所属している、大阪支社の雰囲気は?
全体で30人ほどで、ワンフロアに全部の部署が揃ってて、机を挟んですぐのところにEC事業のメンバーや制作のメンバーもいるんです。だから、部署の垣根が無く仲が良くて、支社の皆で飲みに行く機会も多いですよ。みんなユーモアがあって、温かくて面倒見が良いので、まだ入社して半年やのに「3年くらい働いてると思ってました」と言われるくらい、僕もすぐに馴染むことができました(笑)
ー大阪らしさが想像できます(笑)
あと、意外かもしれませんが、関西弁は武器になりますよ。僕も、関東や名古屋の展示会でもあえて関西弁を貫いてるんですが、やっぱり目立つし、フレンドリーに感じてもらえるし、気に留めてもらいやすいですよ。

ーそうなんですね!ぜひ、タンク今ちゃんの今後の目標も教えてください。
「チョク採を採用のスタンダードに」というビジョンを達成するために、圧倒的な数字を上げて、営業のトップになりたいですね。もちろん、インストラクター、そしてコーチと、昇格もしていきたいです。
ー「トップ」を目指す志、いいですね。
いろんな業界を経験してきましたが、どの職場でも「ここでトップを目指す」という気持ちだけは持っていたんです。それは今でも変わらないですね。高校時代も、甲子園を目指してましたし、そのために寮にも入ってがむしゃらに夢を追い掛けてたので。
ー「やるからにはトップを目指す」というのは、タンク今ちゃんの変わらない芯なんですね。そうした芯があるからこそ、モチベーションの浮き沈みも無さそうに見えます。
これは僕の持論ですけど、モチベーションが高かろうが低かろうが「やるだけ」って考えなんですよね。そりゃ高いに越したことはないけど、「モチベーションが低かったからできませんでした」なんて社会では通用しないんで。大事なのは、どんなときも営業活動を積み重ねて、受注をし続けること。そうやって、モチベーションに左右されず淡々と行動できる方が、ビジネスマンとしては強いと思うんですよね。
ー見習いたいマインドです!チョク採でも新しい仲間を募集していますが、どんな方と一緒に働きたいですか。
業界未経験で入社している身としては、スキルや経験は不足していても、熱意があればカバーできると思います。一方で、「嘘をつかない」とか「仲間を裏切らない」みたいな、人として当たり前のことを当たり前にできる、素直な人であることは大切かなと。これからは、一人ひとりの個性を大切にしてくれて、「目標を達成していれば、そのための道筋は自由」といった風土の会社ですが、それが成り立つのはメンバーみんなが、人として当たり前に大切なことを備えているからだと思うんです。なので、仲間としてもそうした人を迎えて、一緒に働きたいですね。

※2025年1月の情報です。
この記事は 倉本 祐美加 が書きました
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