第3部5章【5分でわかる!】インフィード広告とDSP広告
5分でわかる!シリーズ第5章はインフィード広告とDSP広告について解説していきます。
インフィード広告とは?
普段見ているニュースやアプリ、SNSのタイムライン上などに表示される、あたかも記事のような広告の事をインフィード広告といいます。 見た目はまるでコンテンツのように見えるので、自然な広告(ネイティブアド)なんて呼ばれることもあり、クリック率が高い傾向にある広告です。
広告媒体としては主にYahooのタイムライン上に表示され、300×300ピクセルの画像とテキストの組み合わせと、1200×628ピクセルの画像とテキストの2つの広告フォーマットになっています。
どんな特徴があるの?
Yahoo!のコンテンツとコンテンツの間に差し込まれて表示されるので、クリックされる確率が高くクリック数も多くなり高い効果が見込めます。 クリック率が高くなることでコンバージョンもつきやすくなる可能性が高まり、CPAが下がりやすい傾向にあります。
また、様々なターゲティング手法とデモグラフィックデータや時間帯や曜日、時間なども掛け合わせて設定ができるので、より細かくユーザーを絞った広告の配信が可能です。
注意するポイントは?
インフィード広告はクリック数やクリック率が高くなる分、クリック単価も上がってしまう可能性があります。
しかしながらコンバージョン率も高くなる場合が多いのでテストをすることが重要です。 効果が見込める広告ではありますが、取り扱う商品によってはクリックがあってもコンバージョンに結びつかない場合もあるので、その場合は広告の画像、飛び先のページ、広告の文面などを変更してみたりテストを入念にすることをおすすめします。
特に画像に関しては広告の掲載面に合わせる形でトリミングされてしまうので広告を出稿する際は画像表示シミュレーターにて確認することをおすすめします。
画像表示シミュレーター
https://promotionalads.yahoo.co.jp/dr/image-simulator/
DSPとは?
Demand-Side Platform(デマンドサイドプラットフォーム)の略称で、広告を配信する側の効果を最大化するためのツールです。 広告主がDSPを使用し、予算や配信を行いたいターゲットやバナーなどの必要な広告設定を入稿することで、DSPが自動的に広告配信を行ってくれます。
アドネットワークには様々な配信先があり、それを手動で選んでいくと大変な手間がかかります。しかし、DSPは配信条件にマッチした広告主のみ入札ができ、リアルタイムで広告枠の入札(RTB)を行います。
これまでは広告を出す人が広告”枠”を購入して広告を配信していましたが、DSPが導入されたことによって、性別、年齢などのオーディエンスデータから広告主が希望の属性を持った人(ユーザー)へ広告を配信することが可能になってきました。
どんな機能があるの?
DSPの機能としては様々な機能があります。 リターゲティングはもちろんサイトに訪問していなくても類似した属性をDSPのデータから特定してターゲティング配信を行う、オーディエンス拡張という機能もあり、新たな潜在顧客の獲得につながる優位性を持った広告になります。
また、フリークエンシーコントロールといって、一定回数表示したら一旦表示しないように制御することができる仕組みもあり、複数のアドネットワークを横断して制御できるので、より緻密な広告のコントロールができるのです。
注意するポイントは?
広告の最大化させるツールになるため、広告の入札単価に加えて利用料がかかります。 アドエクスチェンジやアドネットワークにおいて手動で運用するのと費用対効果を比較する必要があります。
主なDSP事業者
MicroAd BLADE
https://www.microad.co.jp/services/adplatform/microad-blade/
FreakOut
doubleclick by Google
https://www.doubleclickbygoogle.com/ja/
MARKET ONE
次回はアフィリエイト広告について解説していきます。お楽しみに!
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