第4部2章 デザイナー目線で見たEC・通販で反応が出やすいバナーの作り方

category :  自社EC売上UP

update :  2018/05/18(金)

staff :  corekara

第4部2章 デザイナー目線で見たEC・通販で反応が出やすいバナーの作り方

こんにちは!年間50以上のECデザイン、200以上の広告バナーを制作、購買心理を研究しているデザイナーことりちゃんです!

通販業界ではお客様に、商品の使い勝手の良さ・質の高さ・美味しさ•••等々、良さを伝えることで、購買行動に移しやすいですよね。

では、ECショップで扱う「商品」の良さは、サイトに訪れてくださったお客様にどうすれば伝わるのでしょう?
今回はバナーの観点から考えてみます。

お客様に興味を持ってもらう

お客様が購買行動に至るには、AIDMAとかAISASとか最近ではAISCEASとか…どこかで聞いたことや、見たことあるかもしれません。
この中でも、バナーには「I」の部分、「Interest」→お客様に興味を持ってもらう、という役割を担ってもらいましょう。

ユーザーの心理と行動

(サイトに訪れるプロセスは様々ですが、今回のテーマからは一旦おいておきますね。)
   ↓
1.サイト内の商品が自分の目的や興味に合ったものだと認識する。
   ↓
2.商品詳細を読んで吟味する。
   ↓
3.なんかいいカンジかも!?
   ↓
4.購入検討作業に移っていく…

この中の1.2について、重要なファクターの1つが「商品写真」です。

なぜ商品写真の魅力が伝わらないの?

SEO・SNS・商品数・企画などネットショップ運営に取り組んでいるけどそれでもなかなか売れていないサイトって商品写真からの魅力がサイトに訪れたお客様に伝わってないことがあります。
(※キャッチコピー、サイト構成など今回無視で。。)

理由としてよく制作依頼をいただく商品写真は、

Q.メーカーサイトから流用してください。

ユーザーからすると、ネットショップのため実際手に取ることができない分、メーカーサイト画像以外の情報が欲しいですよね。

Q.カメラ苦手なので携帯からの写真です。

解像度が一眼レフやデジカメなどに比べると細部までいいカンジの写真にはなりづらいです。手ブレも多いですし、採光も難しいです。

Q.昔買ったデジカメからですが。

今と昔のデジカメでは、カメラの機能が全然違います。解像度が高く、綺麗でわかりやすい商品写真をとるのは難しいですね。

Q.無料素材や、有料素材でお願いします。

温かみがなく、実際の商品とは違うものしかないことがほとんどです。違和感を与え、撮影用の素材ということがばれるときもあります。

Q.今の運営サイトからお願いします。

サイト内の写真は商品画像としてリサイズしているためほとんどが小さい写真です。流用すると小さい画像にしかならず、大きいバナー画像に使用すると画質が荒れます。

Q.雑誌・カタログから抜粋できないですか?

解像度が一眼レフやデジカメなどに比べると細部までいいカンジの写真にはなりづらいです。手ブレも多いですし、採光も難しいです。

バナーに使用、商品写真の活かし方

では、仮に、焙煎コーヒー豆を売るショップがあるとして、このECサイトで使用するバナーを実際に作ってみましょう。

よくこういったキャッチコピーと写真のバナーを見ますし、実際に制作指示をいただきます。
ターゲットやシチュエーション、どんな豆が売りたいかが不明瞭です。
つまりこれでは、

ターゲット:「誰でも」
シチュエーション:「いつでも」
どんな豆:「うちにある商品全部」

…って漠然としたバナーになっちゃいます。

こちらのバナーはリッチカラーで高級なイメージで良さそうに思いますが、食品なのに寒々しい印象です。

では、どうしたらいいの?

細かく人物像を妄想してみよう!

ここでショップの構成やコンセプト、バナー作りに際して、ぜひやってもらいたいのが実際に売りたいお客様のペルソナ設定です。

ペルソナ設定って、ショップ様も制作するディレクション側も当然設定されているんですが「ではどんな人に売りたいですか?」って文書化されたものを見ると、

20~40代女性・中間所得層・東京在住…

くらいしか、載っていないことがあります。

こうなると上記のようなバナーになるかな?と思いますが、もうちょっと時間を取ってさらに想像してみてください。

例えば
売りたい商品「1杯あたり20円程度の廉価版コーヒー豆」「廉価版だけど、本格焙煎されている」とすると、

具体的な妄想ユーザー

・30代既婚女性共働き。子供なし。
・お財布の紐は妻が握っているが、週一くらいは贅沢して外食も。夫婦で飲みにいくことも。
・毎日は無理だけれど、仕事終わりや休日にはジムや趣味に時間を取っている。
・好きな音楽はノラ・ジョーンズ。
・朝食は毎朝夫婦で揃ってとっている。
・パン朝食で手軽に済ませている。
・パンに合わせるのは断然インスタントより焙煎コーヒー!
・コーヒーの香りが好きで、隔週日曜日にコーヒー豆屋さんで焙煎したものをひいてもらい、毎朝香りを楽しんでいる。
・朝食には手をかけなくてもコーヒーだけはちゃんと淹れた方が、眠気も冷めてリッチな気分。
・たまには、夫がコーヒーを淹れてくれることも。
・コーヒーカップはお気に入りで、信楽焼のものを通販で取り寄せて使っている。

などなど…。好き勝手に妄想してみました。 となると…

これならチープになりすぎず、手が届かないものでもなさそう。

「あ!これ気になる。」
「良さげだし、うちでも使ってみようかな」

おまけ!商品説明はしつこいくらい詳しく!

でもって、商品詳細に移ると、できるだけ詳しい商品説明、購入検討に至るような事例などを載せましょう。
お客様が余計な選択肢を広げて迷わないように「これこそが私が買いたかったもの!」と思わせるくらい詳しく書き込みましょう。
こうなるとこちらの目論見通り、購入検討作業に移っていきやすいですよね。

まとめ

商品写真は、自社で撮った、ひと気やぬくもり感がでる綺麗な写真。

ペルソナ設定はできるだけ細かく。 実際に目の前にいるくらいの妄想で設定していくと、お客様目線のバナーが出来上がります。

いかかでしたか? 売れているECショップは、写真が豊富で説明が充実していたり、バナーが凝っていて賑わい感があるところがほとんどです。
バナーづくりを楽しんで、がっつりお客様のハートをつかんじゃいましょう!

以上で月商100万円を超えるために必要なことシリーズは終了となります。
いかがでしたか?もし読み足りないところがあればこちらからもう一度読んでみてくださいね!