第1部1章【ネットショップを立ち上げる前に!】売上アップの手順を理解しよう。

今回は第1部の1章ということで、まず初めに売上が上がる手順を解説します。 やみくもに売上げ改善の施策を取り入れるだけでは売上はアップしていきません。売上はどのような手順で上げていくのか。その順番や内容を理解しておきましょう。
目次
1.販売戦略を立てる 2.戦略をサイト構成に落とし込む(ディレクション) 3.サイトデザインを行う 4.デザインデータをコーディングする 5.CMSの初期設定を行う 6.商品登録を行う 7.販売開始 8.PDCA1.販売戦略を立てる
商売をする上で一番大切な部分です。ターゲット層はどこなのか・どんなシチュエーションで購入してもらいたいのかなどの販売の戦略をしっかり組み立てましょう。ここが不明瞭だとショップの軸がブレてしまうので、時間をかけてじっくり考える必要があります。 同業社で効果的な販売方法をしているサイトをいくつかピックアップし、参考にするのも1つの手ですね。
2.戦略をサイト構成に落とし込む(ディレクション)
①で組み立てた戦略をECサイトの中に組み込みます。どうすればターゲット層に購入してもらえるサイトにできるのか考えながらサイトの構築を行いましょう。
サイトのテーマカラー・雰囲気・カラム数、新商品・ランキングはどこに入れるのか、どのようなカテゴリー分けをするのかなどの構成案をここで練っていきます。 ちなみに私たちの業界では①と②の作業をディレクションといいます。 詳しくはこちら↓↓
[blogcard url=”https://corekara.co.jp/sales-up/knowledge-direction/”]3.サイトデザインを行う
これはそのままの意味ですね。②でできた構成案(ワイヤーラフ)を用いてサイトのデザインの部分を作っていきます。 ECサイトでは約8割がTOPページで離脱をします。そのためファーストビューで何を販売しているのか、他社との差別化、ショップの強みや売りがわかるようにする必要があります。 ※ファーストビューとは画面をスクロールせずに見られる部分です。それより下を見るかどうかを判断するのは、だいたい3~5秒間と言われています。 詳しくはこちら↓↓
[blogcard url=”https://corekara.co.jp/sales-up/knowledge-design/”]4.デザインデータをコーディングする
コーディングとは:デザインのデータをhtmlやCSS、JavaScriptなどのマークアップ言語を用いてネット上で見られるようにする作業のことです。文字の大きさや太さ・色を変えたり、リンクの設定などを行ったりします。 詳しくはこちら↓↓
[blogcard url=”https://corekara.co.jp/sales-up/knowledge-coding/”]5.CMSの初期設定を行う
使用するCMSによってやや異なりますが、ここでは主に配送や決済、特定商などの設定を行います。 配送はどこの配送会社と契約し、送料はいくらにするのか。決済方法は何種類ぐらい導入するのか。「○○円以上で送料無料!」などのバナーを一度は目にしたことはあるかと思います。送料は地域や商品のサイズによって変化するので、自社に一番合う金額を設定しましょう。
決済方法は銀行・コンビニ振り込みや前・後払いなど様々あります。最近はAmazonPayや楽天PayなどのID決済といった新しい決済の方法もありますよね。中でもECサイトでは必須の決済方法がクレジット決済です。ECサイトで買い物をする際、約半分の方がクレジットカードで決済を行います。
必ずクレジット決済は導入しましょう。決済代行サービスは様々な種類があるので、自社のショップに1番合うサービス会社を探してみてください。
6.商品登録を行う
ここで登録する基本的な項目としては、商品名・カテゴリー・商品画像・説明文・価格です。お客様がほしい商品を見けやすいような商品名の登録やカテゴリー分け。またお客様は商品を実際に見られないので、説明文は商品や使用感のイメージが伝わるように細かく記載しましょう。
写真も1枚ではなく違う角度や使用イメージ写真など数種類は入れてください。商材にもよりますがアパレルなどは1商品につき2~30枚掲載されているショップもあります。
7.販売開始
さぁこれで商品を販売できるようになりました! しかしここがゴールではありません。サイトの完成はあくまでもスタート地点です。売上げを出すには常にサイトの改善とお客様への接客が必要いうことを忘れないでおいてください。
8.PDCA
1.と2.がここで言う仮説の部分ですね。立てた仮設を元にサイトの制作や販売をするのが③~⑦です。そしてここからが重要なところになります。①~⑦の行動を振り返り検証を行いましょう。 お客様の反応がよかった部分は継続し、悪かった部分は「なぜそうなったのか」原因を考えながら改善していきましょう。
「一度やってみたが反響がでなかったからもう駄目だ。」と簡単に諦めてはいけません。何度もPDCAを繰り返すことであなたのショップだけの改善策が見つかるのです。 詳しくはこちら↓↓
[blogcard url=”https://corekara.co.jp/sales-up/30-1-4/”]>次回は「ECサイトの売上げの構成を理解しよう」ということで、売上げはどういった要素から生まれているのかを実店舗と比較しながら解説します。お楽しみに!