第3部4章 解説つき!SEO設定マニュアル~ディスクリプション編~

ついに3部の最終章となりました!今回はディスクリプションについて解説していきます。ディスクリプションの効果や作り方のポイントなどを徹底解明!
ディスクリプションって何?
ディスクリプション(discription)を直訳すると、記述・叙述・描写・説明書という意味があります。 SEOのディスクリプションも同じ意味で「このサイトはどういう内容のサイトですよ」という説明を検索エンジンに教えるための要素です。
ディスクリプションはタイトルやキーワードの設定と同様、HTMLのhead内に下記のように記述します。
<meta name=”description” content=”ディスクリプションのテキスト”>
またディスクリプションは検索結果画面に表示されます。URLの下に表示される説明文。これがディスクリプションです。
ディスクリプションはわざわざ設定しなくても表示されるってホント?
ホントです。 ディスクリプションは設定をしなければ、自動で本文のテキストから抽出されます。ですから設定していなくても空欄になるということはありません。 しかし自動で抽出されるということは、文章の流れや構成などが考慮されないということでもあります。ディスクリプションの抽出基準は大きく分けて2つあります。
- ・本文の一番上から
- ・設定キーワードや検索キーワードが入っている部分
あとで詳しく説明しますが、ディスクリプションには文字数制限があります。制限数を超えると超えてしまった部分が…と表示されてしまいます。
ディスクリプションってSEOの効果がないってホント?
これもホントです。 実はディスクリプション設定の有無は、現在Googleの検索順位を決定するための要素に入っていません。ですから設定しているから順位が上がったり、逆に設定していないから下がったりということはないのです。
じゃあディスクリプションは設定しても意味がない、、、わけではありません!ディスクリプションにもきちんと役割りはあるのです。
クリック率の良し悪しはディスクリプションで決まる!
突然ですが皆さんは本屋さんで本を手に取るとき、何を基準にしますか? 「タイトルのインパクト」「表紙がかわいかった」「好きな作家さんの新作だった」 いろいろな理由があると思います。その中で「帯の紹介文がよくて」その本を買ったという経験はありませんか?
実はディスクリプションは本の帯と同じ役目があります。 はじめにディスクリプションは”このサイトがどういう内容のサイトかを検索エンジンに教えるための要素”とお話しましたが、検索エンジンだけでなく人間にもサイトの要約を伝えてくれます。
ユーザーはディスクリプションを見てサイトの内容がどんなものなのかを判断します。そしてその文章が魅力的(=自分の欲しい情報がありそう)であればクリックしますし、そうでなければ次のサイトのタイトルへと視線を変えてしまいます。
ですからディスクリプションがよければクリック率も上がるというわけです。
これでカンペキ!ディスクリプション設定のポイント
最後にクリック率が上げるための4つのポイントを紹介します。このポイントを押さえるだけでクリック率アップ間違いナシです!
その1.文字数は120字以内に
ディスクリプションの文字数が多すぎると検索結果画面に入りきらず、文章の途中から「…」となり省略されてしまいます。 デバイスやブラウザなどで多少の誤差はありますが、だいたい120字を超えると…になります。ディスクリプションを作成する際は120字以内を意識しましょう。
その2.キーワードは文章の初めの方に入れる
タイトルを決めるときと同じで、ディスクリプションにもキーワードを入れます。詳しくはこちら↓
検索結果画面では検索キーワードが太字で表示されます。ユーザーはここにキーワードが入っているかどうかでクリックするかを決めるので、必ず入れるようにしましょう。
またキーワードは文章の始めの方に入れるのがポイントです。Googleは前方にあるキーワードを重要と認識する傾向にあります。
その3.ページごとに内容を変える
当たり前ですが全ページ同じディスクリプションでは、検索エンジンもユーザーどんなページなのかが判別できません。ディスクリプションは各ページの要約文ということを意識して設定しましょう。
その4.クリックしたいと思う文章に
このサイトには知りたい情報が載っている・このぺージを見てみたいと瞬時に感じる文章にします。どんな内容のページなのかがわかりやすく説明するように心がけましょう。
以上でSEOのセクションは終了となります。次回からはCMSの機能を使って購入率を上げる方法を4回に渡ってご紹介します。第1章は魅力が伝わる商品ページの作り込み方です。お楽しみに!
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