第5部3章 今から始めるLINE@おすすめの活用法3選

category :  EC売上UP

update :  2018/03/22(木)

staff :  corekara

利用者数が7300万人*を超え、日本国内でコミュニケーションアプリの圧倒的シェアを誇るLINE。ユーザーの増加に伴い、LINE@を活用する事業者も増えています。

(*2017年12月時点)

そんなLINE@をECに活用するノウハウを3つご紹介していきます。

LINE@とは

LINE@とはLINE社が提供しているLINEのビジネス用のアカウントです。お友だち追加をしてくれたユーザーに対してメッセージ配信ができます。

一般的に飲食店・ヘアサロン・小売店など実店舗を持つ事業者が使用するというイメージが強いですが、実は実店舗のないEC業界でも活用しているケースが増えているんです。 低コストで気軽に始められるため、EC業界でも新たなCRMツールの1つとして注目を集めています。

LINE@活用法

LINE@とは

LINE@のメッセージをより多くの友だちへリーチ(見てもらう)するためには、友だちの数をとにかく増やしていかなければなりません。 しかしLINE@はユーザーが自ら登録しなければ、友だちが増えることはありません。

ここで質問です。みなさんはよほど好きなブランドや商品サービスを取り扱うお店以外で、自らLINE@の友だち追加をしたことがありますか?

おそらくない方がほとんどかと思います。 LINE@は他のSNSのように流し見ができないため、お店からのPUSH型の情報配信となり登録のハードルが上がります。 だからこそLINE@ではユーザーに、登録することによって何のメリットがあるのかをとにかく知らせなければなりません。具体的な例は下記のようなものが挙げられます。

・友だち追加でその場で使える5%OFFクーポン配布中 ・友だち追加で新商品のテスタープレゼント ・友だち追加で3名様に当たる遊園地ペアチケット

などなど。

こういったキャンペーンを行い、さらにそれをユーザーの目に触れるところに露出していく必要があります。 運用しているすべてのSNS・Webサイト、また商品の配送時に同梱物として販促用チラシを入れるなど。お客様の目につく可能性がある箇所すべてに露出することを心がけることで、友だち登録数を確保していくことができます。

配信はリッチコンテンツを利用する

リッチコンテンツは大きく分けて3種類あります。

リッチメッセージ

画像を用いて配信できるメッセージのことです。この機能はテキストのみの配信よりも、ユーザーの視覚に訴えかけることができます。

リッチビデオメッセージ

簡単にいうと、リッチメッセージの動画バージョンです。トーク画面を開くと自動で動画が再生されます。動画が終了すると、任意のURLへの遷移を促せます。

リッチメニュー

トーク画面の下部に表示されるメニュー画面のことです。このメニューは自由にデザインや項目を設定できます。 2017年の10月まで、この機能はLINE公式アカウントにしか提供されていないサービスでした。

レンタル&クリーニング

現在反響を上げているアカウントは、このリッチコンテンツをフル活用していることがほとんどです。テキストの配信はほぼ行わず、リッチメッセージで画像だけを配信するユーザーが非常に増えています。 またリッチビデオメッセージを使用して、さらに商品やサービスの詳細を伝える工夫をしているアカウントもあります。2018年はライブコマースなど、視覚的訴求で販売を促すECサイトがますます増加していく傾向にあるので、リッチコンテンツを使用することで時代の流れに沿った施策を打つことが可能となります。

事例①

LINE@オープンに合わせてリッチメッセージで¥300 OFFクーポンを配信 このキャンペーンで400名以上の友だちを獲得(Bcbasicsさま)

Bcbasics

事例②

ファン化を促すために、愛犬の写真を送ってもらうキャンペーンを実施(ペット家族さま)

ペット家族

メッセージ配信を日常化させる

LINE@はただ商品の購入を促すだけではなく、顧客を育成するツールとしても活用できます。 商材・業種にもよりますが、ブログの内容などをLINE@で配信するだけで反響を出すことも可能です。

なかでも趣味嗜好品系の商材はコンテンツ配信と相性がぴったりです。 友だち登録をした興味のあるユーザーにコンテンツを定期的に配信することで、Webサイトへアクセスする機会を作ることができます。

またLINE@友だち限定セールの案内など、友だちである顧客が優位になる工夫をすることで、アカウントのファン化を進められます。 特にセール案内は日用品(コンタクトレンズなど)とも相性がよく、ワンタップでセール商品ページに遷移させることができます。購入までスピーディに行えるということはユーザーに対しても大きなメリットとなります。

顧客にとって魅力的なコンテンツをLINEという日常使う連絡アプリで配信することにより、そのサイトからのメッセージを日常化することができます。その結果ブロック数を抑えることもでき、より多くのユーザーに情報をリーチすることが可能となります。

以上3つの活用法を意識し運用すれば、LINE@はECにとってかなり費用対効果の高いCRMツールと言えます。ぜひLINE@を活用してリピート売上げを最大化させていきましょう。

この記事は広報担当 ゆりーかが書きました

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