営業成績No.1のECコンサルの営業伊藤くんに、お客様のサイトのどういうところを確認しているかを聞いてみた
弊社の営業では既存サイトの改善提案を行ない、今のサイトを「このように改善」したら反響が出やすくなります。
ということを提案しております。
つまりは、営業職であれば、ECサイトを見れば、いったいどういうポイントが今のサイトの改善場所でということが明確にわかっているはず!
ということで営業に行く前に確認をしているポイントを聞いてみました。
質問相手
~戸田から見た伊藤くん~
チャラい下戸。漢字がすこぶる苦手。何の意味もなく人のことを呼んでくる。返事をすると「いやちょっと……」と言いながらどこかに行く。それも戸田だけではなく、誰に対しても!
入社時は戸田と同じチームでECサイト改善の営業をしていた。が、気がついたら戸田と離れ。別の人の下で営業を行っていた。そんな中7月より一人でECサイトの営業に行くことが増え、成約をたくさんいただく営業マンに成長した。
ECサイトの提案をしているため、きっと他の人よりも色々な確認ポイントを知っているのではと思い、話を聞いてみることに。
伊藤さ、最近どう?
大変ですよ。
大変なのはわかるけど、ECサイトをもっと良くしていこうっていう改善の提案とかしてるんでしょ?
戸田さんっ!!
何?
いやぁ……。ちょっとわからないです!
わからないのはいいから。改善の提案とかしてると思うけど、普段どういうところ見てるの?
いやぁまず、なんのシステムなのか見ますよ。そのサイトがカラーミーショップなのかMakeShopなのかとか。なんのシステムを使ってるかは調べますよ。なんで見るかはあんまわかんないですが、癖で見ます!あとサジェストです。
サジェストを最初に見るんだ。
※サジェスト……インターネットのサーチエンジンで、検索した文字列に関連の深い語句を逐次予測して表示する機能。実際にある程度の検索ボリュームがあるキーワードが表示される。
赤でくくっている部分の予測変換的なのがサジェスト。
見ます。やっぱ売り上げを上げるんだったら、SEOをちゃんと考えないといけないとだめだと思うんです。SEOの対策をちゃんとやるなら、コンテンツを作っていくことは大切になるじゃないですか。なので、コンテンツ作りの参考にするためにもツールを使ってサジェストは見ます。
サジェスト見ながら、どういう話をするの?
たとえばコーヒー屋さんだったら、豆の名前と焙煎の組み合わせで調べてるって出るんで、みんなこういうキーワードで調べてるから、そのサジェストにあるキーワードの組み合わせでブログ書きましょう。みんな調べてるキーワードでブログ書いたら、それを気にしないでブログを書くより、効果は出やすいと思うのでこういうキーワードでブログとか書かないとだめです!って言います。
訪問した先のお客様はブログを書いたほうがいいって認識は持ってるんだ。
僕の場合は、持ってないことのほうが多いです。もちろんブログやったほうがいいのを知ってる人もいっぱいいます!
ただ、いっぱいアクセスをしてもらうために何かしないと!ってなったとき、何をやればいいかわからない!どうしよう!ブログをやったほうがいい気がするってなってるんだと思います。
それは実際に聞いてみた結果?
聞いてないです!今勝手に思いました!
他は?サジェストで、そのお店に関連する検索ワードを調べて、その内容でブログを書いたほうがいいっていう提案だけだと、さすがにサイトの改善提案で弱くない?
内部対策も見ます!
SEOでどんな対策をしているかってことね。やっぱり「SEOチェキ」を使うの?
※:SEOチェキ……どんなSEOの対策をしているか調べることができる無料ツール。
[blogcard url=” http://seocheki.net/”]
そうですね。SEOチェキとかを使って、「title」「h1」「description」がちゃんとSEO的に効果があるようなキーワードかどうか調べます。あともしかしたらちゃんとブログをやってるかも調べたいので、インデックス数も見ます!コンテンツの内部対策と商品の内部対策は絶対見ます!
インデックス数を見て、数が多ければページ数が多いってことになるって判断をしてるってことね。ちゃんと色々見てるんだね。
調べてますよ!
ここまでSEOの部分が多いけど、デザインのチェックとか、サイトに関しての確認項目とかはどうなの?
絶対みるのは商品数と、商品ページです。これもSEOの部分になっちゃうんです。ブログもそうですが、商品ページもSEOって大切じゃないですか!でもできてない人多いんですよ。だから、この商品ページがちゃんと検索で調べられるような言葉になってるか調べます。
コーヒーでいえば、豆の種類と製造法が入っていたほうがいいとかそういうことだね。
そうです。あとはコーヒーがブランドとしてある場合、そのブランドを買う人がいたら、こういう風に調べるなとか、自分がこれを買うならこういう風に調べて買いたいのにという内容になっているかとか。そういうのを調べます。
営業をするときに気をつけることとかはあるの?
ECサイトを運営している人は「売る」って目的があるじゃないですか。だからちゃんと売れるようにはこういうのが必要ですっていうのを説明します。
もちろん、ブランディングのためとかもあるけどね。モールだけだとどうしてもブランディング弱いからというので。
でも、やっぱ売りたいっていうのが1番なんですよ。売りたくないならカート機能なしでいいので。
たしかにね。
だから、「売ること」をちゃんと考えて、サイトのこういうところが売るって内容からずれてるからよくないと説明します。それで確かに!って思ってもらうことが多いです。デザインとかも、売るならこっちがいいって言って、それがちゃんとした理由だったらわかってくれるので。買いやすいかどうかを自分が買うつもりで論理的に考えてチェックしないとダメだと思ってます。
人の名前呼ぶだけ呼んで、呼んだ理由わかっていない人が、論理的にとか言ってる……。
あとはECサイトで商品を売るにしても、利益はとりづらいけどたくさん売りたいとか、商品の認知度をあげたいとか、売るってことと合わせて目的が色々あるので、その売るとセットにいろいろとある目的も大事にしてます!
ECサイトはまずゴールとなる部分が「売る」に決まってて、主となる目的に色々なケースがあるんだね。
そうです!戸田さん!だからちゃんとどういう更新をしていくかも考えないといかないとなんです。
うちのECサイト用のサービスだと、大きく分けて「制作」「広告」「CRM」全部あわせた「コンサルティング」の4つのサービスになるよね。サイトの状況や商材によって広告が優先とか、SEOであげていくのが大切とかあると思うんだけど、そういう現状や商材ごとの抑えていくべき売り上げの基本的な考え方とか、サイト構成とかそういう部分は今どうしてるの?
それはわかってないこともあるので、勉強中です。やっぱSEOでとかブログでとかそういう集客方法が、費用をかけずに対策を行う方法として有効的で、伝えることが多かったので、広告の話とかは勉強が必要です。でも、サービスとして広告の運用とか、デザイナーさんとかいるんで、そういう社内の詳しい人に聞いて、参考にします。
たしかに社内で伊藤はよく質問してるイメージあるわ。
でもどんなWebサイトも作っておしまいじゃだめです!やっぱ更新いっぱいしたほうがいいですよ!みなさん作って更新ができていないって人が多いんです。作っておしまいはもったいない!
作っておしまいではなく、きちんとした運営が大切なんだね。伊藤から初めてまじめなこと聞いた。ありがとう!
伊藤が営業前に確認をしているポイントまとめ
- ・サイトのシステム
- ・コンテンツの更新や各ページのSEO対策
- ・お客様目線で買いやすいかどうか
- ・サイト更新頻度
あくまで、弊社の営業マンの中の一人のチェックポイントではありますが、こういうポイントを確認しているそうです。
具体的にどのようなサイトが買いやすいかどうか、自分のサイトの現状はどうなのかなど分析して欲しい!と思われた方は、まずはこちらよりお問合せをお願いします。
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