食品ECサイトの市場規模について解説|成功事例や売上高ランキングもご紹介!

category :  EC売上UP

update :  2022/06/03(金)

staff :  石澤ちゃん

近年、EC市場が全体が盛り上がりを見せており、食品EC業界の市場規模もどんどん伸びています。しかし、EC化率は全産業(物販系)のEC化率が8.08%に対し、3.31%とまだまだ低い状態です。食品業界のEC化がなかなか進まない課題はなんでしょうか。今回は、食品EC業界に興味を持っている方向けに、食品ECサイトの市場規模を解説しつつ課題点にも触れていきたいと思います。

食品ECとは

ECとは「Electronic Commerce」の略で、日本語では「電子商取引」と訳され、オンライン上で商品やサービスを売買することを言います。 食品ECとは、オンライン上で生鮮食品や加工品、食材、飲料品、酒類などを販売し消費者へ配送するビジネスモデルです。

日本の食品EC市場規模とEC化率について

矢野経済研究所調べ

日本の食品EC市場規模は、2021年度矢野経済研究所の国内食品通販市場調査によると小売金額ベースで前年度比13.1%増の4兆3057億円となり、4兆円を突破しました。食品市場規模の成長理由は以下があげられます。

  • ・コロナ禍における外出自粛
  • ・外食を控えた内食化の広がり
  • ・巣ごもり需要

このような変化が食品ECの市場規模拡大につながりました。 具体的には、第1回目の緊急事態宣言が発出された2020年4~6月は巣ごもり需要が大きくなり、長期保存が可能な米や飲料、乾麺、レトルト食品、インスタント食品、シリアルなどのまとめ買いが目立ちました。そして、自粛期間の長期化で、在宅時間を充実させたいというニーズが高まり、普段よりおいしい、高品質な食品のお取り寄せ需要が高まりました。このような食品市場の活性化から、新規参入企業が増加してきており、今後も食品EC市場の拡大が予想されます。

食品EC化率

一方で、食品業界のEC化率は3.31%です。市場規模やEC化率は年々増加傾向ですが、全産業(物販系)のEC化率が8.08%であることから、食品業界のEC化は他分野と比べてまだまだ低いことがわかります。後述しますが、EC化率が伸びにくい理由としては以下があげられます。

  • ・スーパーやコンビニの利便性に勝てない
  • ・商品が届くまで時間がかかることや配送料金がかかる
  • ・実際に手に取り確認して鮮度がいいものを購入したい

上記の課題があることから、食品業界のEC化が進みづらいと考えられます。

参考:経済産業省 令和2年電子商取引に関する市場調査

参考:経済産業省 令和元年電子商取引に関する市場調査

食品ECサイトの課題

食品ECサイトの課題は主に以下があげられます。

  • ・商品が届くまで時間がかかることや配送料金がかかる
  • ・実際に手に取り確認して鮮度がいいものを購入したい

上記の課題はスーパーやコンビニ(実店舗)の利便性にかなわない点だといえます。 実店舗の場合、休憩時間や帰宅時に寄ってすぐに商品を購入することができます。実際に商品を手にとり鮮度の確認をすることができますし、配送時間や配送料は必要ありません。それから、食品の場合、鮮度を確認したいニーズがあるため、実際に商品の状態が確認できる実店舗の方がユーザーにとって利便性が高いと言えます。食品ECサイトの場合、商品を直接見ることができないことや配送料がかかる、最短でも2時間は配送までに時間を有することは不便だと感じるため、食品ECの課題点となるでしょう。

食品ECサイトを成功させるには

食品ECの課題はありますが、成功に近づくにはどうしたらよいのでしょうか。 食品ECサイトの成功ポイントをご紹介します。

  • ・物流の整備が整っていて、配送時間が短く鮮度の高い商品を届けられること
  • ・定期購入対応するなどリピーター対策ができていること
  • ・ECサイトへの集客対策をしていること
  • ・ECサイトに信頼感や知名度があること

食品ECは実店舗にかなわない点がありますが、ECサイトにしかできないこともあります。 重たくて持ち帰るのが大変な商品を配送してもらえることや、習慣的に購入する商品を定期購入にし実店舗に行かずに商品を手に入れることができます。もちろん「今すぐほしい」には実店舗と違い対応することはできませんが、物流の整備が整っていればその日中に配送することができますし鮮度も高いです。ECサイトへの集客対策や信頼、知名度は食品ECに限らずどのEC分野でも成功するには必須のポイントです。ECサイトにしかできない強みをいかしユーザーに付加価値を与えることができれば売上もついてくるでしょう。

食品ECサイトの売上高ランキング

コロナ禍による追い風により食品EC業界の規模は拡大傾向にあります。 食品業界の状況をさらに知るためにも、食品EC業界の中で大きな売上を出している企業をランキング形式でお伝えします。

順位 会社名 売上高
(百万円)
増減率
(%)
決算月 本社 主力商品 主力媒体
1位 アマゾン(日本事業) 60,000円 12月 東京 総合 ネット
2位 オイシックス・ラ・大地(Oisix) 49,860円 39.0% 3月 東京 総合 ネット
3位 イトーヨーカ堂 35,734円 ▲10.0% 2月 東京 食品・日用品
(amazon payの場合)
ネットスーパー
4位 楽天グループ 30,000円 3月 東京 総合 ネット
5位 ベルーナ 26,614円 42.9% 3月 埼玉 総合 カタログ・新聞

1位は「アマゾンフレッシュ」を展開するアマゾンで売り上げは600億円(日琉ウェブ推定)。 2位はオイシックス・ラ・大地が展開する食品EC「Oisix」です。定期購入会員を順調に伸ばして前期比39%増(約140億円増)の498億円となりました。総合通販のベルーナは、21年3月期におけるワインや日本酒、弁当、おせちなどの合計売上高が266億1400万円となり上位にランクインしました。

参考:日本流産業新聞 日琉ウェブ

食品ECサイトの成功事例

弊社の食品ECサイトの成功事例をご紹介いたします。是非ご覧ください。

食品EC成功事例①

楽天オブザイヤーに受賞経験もある京都の有名抹茶スイーツ店:伊藤久右衛門様にインタビュー


食品EC成功事例②

100年企業で20年通販運営を行う老舗ワイン卸会社に学ぶ!通販の売上を長期的に伸ばし続ける施策とは?

まとめ

今回は、食品ECサイトの市場規模について解説しました! 食品ECサイトは実店舗と比べて利便性に欠ける点がありますが、ユーザーが買いやすくなるように徹底してECサイトを整えることで、売上も拡大してくことができるでしょう。これまでのEC全体の市場規模やEC化率の成長から、引き続き食品EC業界も拡大してくことが予想されます。 本記事を通して食品ECサイトを始めるきっかけになりますと幸いです。

\ ネットショップの支援実績2,800 件以上! / (※2022年4月現在当社調べ)
ネットショップの売上UPを支援するどヘンタイ集団「株式会社これから」

SNSでシェアする