【事業規模別】ECサイトの作り方|主な構築方法と作成手順も解説

category :  自社EC売上UP

update :  2021/05/21(金)

staff :  ishizawa


ECサイトを作成したいと考えていても、作成方法がわからずにためらっている人も多いでしょう。ECサイトを構築する場合は、事業規模にあわせた作成方法を選ぶのがポイントです。この記事では、事業規模にマッチしたECサイトの作成方法と、各方法のメリット・デメリットについて詳しく解説します。

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ECサイトの作り方は大きく分けて4つ

ECサイトの作り方は大きく4つに分かれます。「無料ASP」、「有料ASP」、「パッケージ・クラウドEC」、「フルスクラッチ」です。 この中でもフルスクラッチは専門性・コストが高く、ある程度の知識がなければ構築が難しいです。 初めてECサイトを作る場合には不向きなため、この記事では残りの3つの方法について解説します。

【個人EC事業の場合】無料ASPで構築する

個人でEC事業を行う場合には、「無料ASP」が向いています。

ASPとは「Application Service Provider」を略したもので、インターネット経由でアプリを提供してくれる業者のことです。 ECサイトを作るにはデザインも重要ですが、カート機能や決済などのアプリが欠かせません。
ECサイトを一から構築する場合、アプリの開発が必要になります。しかし、ASPではこれらのアプリが標準装備されているため自社で新たにカート機能などのアプリを開発する必要がありません。 ECサイトやアプリ開発の知識がない、開発・維持にかけられる予算が少ない個人なら、無料で利用できるASPが適しています。

無料ASPのメリット

無料ASPのメリットは何といっても、無料で利用を開始できることです。

追加オプションなどを利用する場合は有料になるケースもありますが、基本的な機能のみであれば初期費用や維持費用をほとんどかけずに、ECサイトが作成できます。 利用方法も簡単で、SNSを活用できるぐらいの基礎的な知識さえあればECサイトの作成・運営が可能です。

無料ASPのデメリット

無料ASPでは、商品が購入された際に決済手数料が発生します。
商品価格によっても手数料が異なりますが、3~5%程度かかるのが一般的です。購入されるたび、手数料が発生するため利益が少なくなります。

また、ドメイン管理できないのもデメリットです。
例えば、将来的に事業拡大をする場合には、有料ASPに移行する、ECシステムを刷新するケースもあるでしょう。 この際、無料ASPで利用していたドメインは使えないため、新しくドメインを取得しなければならず、顧客が離れるリスクがあります。

無料ASPを使ったECサイトの作り方

無料ASPを使えば、比較的簡単にECサイトを構築できます。ここでは、無料ASPを使ったECサイトの作り方を解説します。

1.無料ASPに登録する

はじめに、無料ASPに登録します。自社の商材や事業規模、手数料などを比較しながら比較検討しましょう。
利用したいサービスが決まったらメールアドレスとパスワードを登録し、必要事項を入力します。

2.テンプレートを選ぶ

無料ASPではテンプレートが用意されています。

自社の商材やイメージにある背景、デザイン、レイアウトなどを選びましょう。
さまざまなテンプレートが用意されているため、自社にあったものを選びやすくなっています。

3.商品を登録する

販売したい商品を無料ASPに登録しましょう。

品名や写真、価格、詳細な説明文などを登録します。 登録情報は売上を左右する重要なポイントのため、写真を複数枚掲載したり、商品のイメージが湧きやすい説明文を記載したりしましょう。

無料ASPでECサイトを作る時の注意点

無料ASPではドメイン、つまりサイトのURLを決める際に、サブドメインと独自ドメインから選べます。
ただし、独自ドメインはオプション費用がかかります。集客面で大きな差はないため、コストを削減したい場合はサブドメインで構いません。

テンプレートを選ぶ際に、特にこだわりがないのならシンプルなデザインにするのもポイントです。
派手さや華やかさよりも、ユーザーにとって使いやすく機能性の高いテンプレートのほうが、購買意欲の向上が見込めます。
また、ECサイトが完成したら運用前にテスト注文を行い、問題なく注文できるか確認しておきましょう。

【新規でEC事業を始める法人の場合】有料ASPで構築する

個人ではなく法人として新規でEC事業を始めるのなら、有料ASPが向いています。有料ASPは、無料ASPよりも自由度が高くカスタマイズ性に優れていることが特徴です。特定の業種に特化したASPもあるため、業務形態や扱っている商材などにあわせたECサイトを構築しやすく、法人にも向いています。

有料ASPのメリット

EC事業を行うには、Webマーケティングに関するある程度のノウハウが必要になります。ノウハウがあまりない状態で、初めからECサイトの導入・維持などにコストをかけすぎてしまうのはリスクが高いです。

その点、有料ASPは有料ではありますが比較的低コストで利用でき、自由度も高いことがメリットです。まずは有料ASPを使ってEC事業を軌道にのせ、Webマーケティングの知識を深めていくこともできます。

また、有料ASPには特定の業種、例えば海外向けやレンタル事業、BtoBなどに特化したサービスもあります。個別のカスタマイズに対応しているASPもあり、自社にあわせてカスタマイズしておけば、将来的に事業拡大することになってもECシステムを変更する必要がありません。

有料ASPのデメリット

有料ASPでは、トップページや商品ページなどは自由にカスタマイズできるため、自社のイメージ通りのページが作れます。
しかし、カートイン画面などのカート周りについてはカスタマイズ不可のサービスが多いため、オリジナリティが出しにくいです。

また、事業の成長や変化にあわせてカスタマイズできないASPもあります。そのようなサービスを選んでしまうと、事業規模が拡大したときにECシステムを変更しなければならず、顧客離れが起こる可能性があるため注意しましょう。ECシステム変更はコストも手間もかかるため、企業側の負担も大きくなります。

有料ASPを使ったECサイトの作り方

有料ASPでは、どのようにECサイトを構築するのでしょうか。以下では、有料ASPを使ったECサイトの作り方を解説します。

1.ASP業者を比較検討して決定する

どのASP業者を利用するか、しっかりと比較検討しましょう。
比較ポイントとしては、料金や機能性、カスタマイズの自由度などはもちろんのこと、アフターサービスなどもしっかりとチェックします。その中で、自社にあった業者を選定しましょう。

2.デザインを決める

無料ASPでは提供されているテンプレートからしか選べませんでしたが、有料ASPではテンプレート以外にも利用可能です。
例えば、HTMLやCSSを使ってデザインできるため、自社のイメージにあったデザインにできます。

3.商品の登録をする

無料ASPを利用するサイト同様に、販売したい商品を登録していきましょう。
無料ASPでは1点ずつ商品登録を行う必要がありましたが、有料ASPでは商品を一括登録できる、CSVファイルアップロード機能が搭載されているケースも多いです。

有料ASPでECサイトを作る時の注意点

有料ASP業者を選ぶ際には、料金やシステム連携だけでなく、カートイン後の画面についても比較しましょう。カートイン画面はカスタマイズ不可というケースが多いため、デザインや使いやすさ、機能性などを確認しておく必要があります。

使いにくいとユーザーが購入にまで至らない可能性があるため注意しましょう。自社のEC事業に特化している有料ASPを選ぶこともポイントです。ついついデザインにオリジナリティを求めてしまいがちですが、大切なことはユーザーにとって使いやすいかどうかです。

無理にオリジナルのデザインにせず、使い勝手がよければテンプレートでもよいでしょう。また、ECサイトを作成したら運用前にテスト注文をして、問題なく注文できるかどうかの確認も忘れずに行います。

【年商が1億円以上の法人の場合】パッケージやクラウドECで構築する

年商が1億円を超えている法人の場合には、APSではなくパッケージやクラウドECを利用してECサイトを構築するのが向いています。パッケージとは、ECサイトの構築には必要不可欠な決済機能や在庫管理機能など、ユーザーからはみえない「バックエンド作業」に必要な機能を搭載しているECサイト構築ソフトです。

一方クラウドECとは、ソフトをインストールして利用する形ではなく、クラウドサービスを経由して提供されているEC構築システムのことを指します。

パッケージ・クラウドECのメリット

パッケージ・クラウドECは、ECサイトの構築に必要な機能が一通りそろっています。そのため、自社の業務形態や商材などにあわせてオリジナリティのあるECサイトを作成できます。また、クラウドECの場合には最新データや修正データなどが自動でアップデートされるため、管理の手間もあまりかかりません。

ASPよりもさらにカスタマイズ性が高く、自社のイメージにあう独自性の高いECサイトを構築できるのは大きなメリットでしょう。ECサイトを一から構築するフルスクラッチと同等の自由度がありながら、導入・維持コストが安く抑えられます。また、構築の難易度も低いため、ECサイトの構築期間が短くなります。

パッケージ・クラウドECのデメリット

フルスクラッチよりは導入のコストが抑えられるとはいえ、導入するだけで数百万円程度かかるケースも珍しくありません。導入コストだけでなく、さらに維持費も必要になるためASPよりも多くの費用が必要になります。
また、パッケージの場合は自動アップデートされないため、時間が経てばシステムが古くなってしまいます。

パッケージ・クラウドECを使ったECサイトの作り方

ここでは、パッケージ・クラウドECを利用してECサイトを構築する際の流れについて解説します。

1.パッケージ・クラウドECを選定する

パッケージ・クラウドECを提供している業者はさまざまです。
有料ASPを選定するときと同様に、価格や機能性、アフターフォローなどについてしっかりと把握し、数社を比較検討しながら自社にあった業者を選びましょう。

2.ベンダー(製造元)に自社要望を伝えカスタマイズしてもらう

パッケージやクラウドECの場合には、あらかじめ自社の要望を伝えて、ベンダーにECシステムをカスタマイズしてもらうのが一般的です。 しっかりとニーズを伝えて、適切なカスタマイズをしてもらってから導入しましょう。

3.導入したソフトウェアでECサイトを作成していく

ベンダーにカスタマイズしてもらったパッケージやクラウドECを活用して、ECサイトの構築を進めていきます。
パッケージやクラウドECの場合でも、ECサイト完成後には注文テストを行って問題がないか確認しておきましょう。

パッケージ・クラウドECでECサイトを作る時の注意点

パッケージやクラウドECは、自社にあったECシステムを開発するため基本的に導入まで早くても3か月程度、長い場合には1年以上かかります。すぐに導入できるわけではないため注意しましょう。
カスタマイズせずに、外部連携や画面開発を省けば短期での作成も可能ですが、将来的に連携できるかどうかはしっかりと確認しておく必要があります。

まとめ

ECサイトを構築する方法は4つに分けられます。事業規模によって適した方法は異なるため、自社の状況にあった方法を選びましょう。

「株式会社これから」では、独自ドメイン専門のECサイトに関する制作から集客、リピート対策まで、ワンストップでサポートできます。
無料相談を受け付けていますので、ECサイトの構築をお考えならご相談ください。


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