リスティング広告代理店の選び方|運用代行の費用相場や依頼するメリットを解説

category :  EC売上UP

update :  2024/06/14(金)

staff :  nakahara

リスティング広告運用の代理店選びにおいて、いくつかポイントを押さえていないと、期待した広告効果が得られない可能性があります。

そこで本記事では、リスティング広告代理店に安心して依頼するためのポイントを解説します。リスティング広告代理店に依頼するメリットやリスティング広告代理店を選ぶ際のポイント、リスティング広告代理店に依頼する際にかかる費用などを紹介するので、ぜひ参考にしてください。

リスティング広告代理店にどこまで運用代行を依頼できる?

リスティング広告代理店とは、文字通りリスティング広告*を広告主に代わって運用をしてくれる業者を指します。リスティング広告を運用したいと考えているものの、社内で広告に対するノウハウやリソースが不足している場合に、リスティング広告代理店へ依頼するケースが多いです。

リスティング広告代理店に依頼できる業務内容は多岐にわたり、一般的に以下の内容を依頼できます。

  • 広告アカウントの開設および初期設定
  • キーワードの追加入稿
  •  広告文の検証
  • 入札戦略の見直し
  • 月次レポート・MTG

代理店や契約内容によって依頼できるサービスが異なるため、事前に依頼したい業務範囲を対応してもらえるか確認しましょう。

*リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索した際に表示されるWeb広告のこと。

リスティング広告を代理店に依頼するメリット

様々なことを依頼できるリスティング広告ですが、実際に依頼した場合の以下のメリットが受けられます。

  • 専門的な知識を持ったプロが運用してくれる
  • 自社のリソースを他業務に充てられる
  • リスティング広告以外の選択肢も提案してくれる

専門的な知識を持ったプロが運用してくれる

Web広告を専門的に取り扱っているプロが運用してくれる点が、大きなメリットの一つです。社内にWeb広告に関する専門的な知識がない広告主にとっては、広告代理店はとても心強い存在です。

実際に、広告の知識がない状態で運用してしまうと、広告費に対して効果があまり出なかったなどの状態になってしまう可能性も少なくありません。ノウハウがない場合は、無理に自社で運用するよりも広告代理店に依頼する方が、広告費の費用対効果を高められるでしょう。

自社のリソースを他業務に充てられる

社内に広告運用に充てられるリソースが不足している場合にも、広告代理店の活用が効果的です。広告代理店に依頼した場合、広告運用にかかわる大部分の業務を依頼できます。そのため、広告運用分のリソースを他業務に充てられるメリットがあります。

単純に人手が足りていない場合はもちろん、事業のよりコアな部分に注力することで事業の拡大や競争力をあげることができます。

「リソースが足りない」「もっとコア業務に注力したい」と考えている広告主は、広告代理店への依頼を検討をおすすめします。

リスティング広告以外の選択肢も提案してくれる

リスティング広告だけでなく、広告代理店の中にはリスティング広告以外のWeb広告を取り扱っている業者もあります。様々なWeb広告について熟知しているプロだからこそ、リスティング広告に限らず目的や事業の特性に適した広告媒体の提案をしてくれる代理店も少なくありません。

リスティング広告以外の広告にも興味がある場合は、代理店がどのような広告媒体のサービスを展開しているか確認しておきましょう。Web広告はたくさんの媒体があるため、目的にマッチした広告戦略を提案してくれる点は広告代理店を利用する大きなメリットです。

リスティング広告の代理店の種類

リスティング広告の運用代行サービスを取り扱う業者は主に以下の種類があります。

代理店の種類

広告代理店

Webマーケティング支援会社

Web制作会社

フリーランス

特徴

  • 様々な広告媒体に関する広告サービスを展開している業者
  • 実際の運用は下請けが対応していることも少なくない
  • 広告以外のマーケティング支援(SEO、SNSなど)も行っている業者
  • Webサイト制作サービスを中心に取り扱っている業者
  • 企業ではなく、個人で広告運用業務を請け負っている

メリット

  • 広告に対するノウハウが豊富
  • 広告以外にもSNSやWebコンテンツマーケティングの支援も受けられる
  • LPやバナーの制作を依頼しやすい
  • 制作と広告を一社で完結できるため管理がしやすい
  • 格安で依頼できる
  • 実績やノウハウが豊富なフリーランスもいる

デメリット

  • 広告主→代理店→下請け間でコミュニケーションのミスマッチが起こる可能性がある
  • リスティング広告に対する知見が浅い場合がある。
  • LPやバナーの制作を対応していない場合も
  • 広告運用のノウハウが少ない場合がある
  • 経験やノウハウが少ない場合が多い
  • 納期遅れやコミュニケーションに問題がある可能性も

依頼が向いている会社

  • 専門家に一括で委託し、効果を出したい会社
  • 広告以外のWebコンテンツも構築していきたい会社
  • LPやバナーの制作まで一括で依頼したい会社
  • 少しでも格安で依頼したい会社

リスティング広告の運用代行を依頼する際は、業者ごとの特徴を理解したうえで業者の選択をしましょう。どの広告代理店にしたらよいか不安な方は、まず広告代理店に依頼をするのがおすすめです。

リスティング広告代理店を選ぶ際のポイントは5つ

リスティング広告代理店を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしましょう。

  • 実績と経験は十分か
  • サービスの範囲は適正か
  • 予算に合った費用か
  • 密なコミュニケーションを取れるか
  • 適切な運用体制があるか
  • 広告費に不釣り合いな代理店を選ばない

実績と経験は十分か

代理店に依頼するには、しっかりとノウハウがある業者にお願いしたいものです。代理店のホームページで十分な実績や経験が掲載されているか確認すると良いでしょう。

特に、自社の同業種や似たサービスの広告の経験があると、運用を任せる上での安心材料になります。専門的なノウハウを持っている業者かどうか見極めるためにも、実績や経験は必ず確認しておきましょう。

サービスの範囲は適正か

サービスの範囲が自社の依頼したい業務範囲をマッチしているかは重要な観点です。

具体的にリスティング広告運用においては、少なくとも以下のサービスを請け負ってくれる業者を選定すると良いでしょう。

  • キーワード除外
  • クエリ追加
  • 広告文の検証
  • 単価調整(日予算・クリック単価)
  • 入札戦略の見直し
  • 月次レポート・MTG

ほかにも広告アカウントの開示、移行(譲渡)が可能かという観点でも確認しておく必要があります。自社から代理店、代理店から他代理店など広告の運用者を移す場合に、アカウントの開示・移行(譲渡)ができるかどうかは重要なポイントです。必ず確認しておきましょう。

予算に合った費用か

当然のことですが、予算の観点でもチェックする必要があります。

チェックする観点は以下の通りです。

  • 自社の広告予算にマッチしているか
  • 費用が相場から著しい乖離がないか
  • 広告費の支払い方法(後払い、月額制など)

業者や業態によって代行費用は異なりますが、費用の相場は広告費の20%程度です。また月額制の場合は、運用手数料月5万円で代行している業者もあります。

手数料の最低ラインを設定している業者もあるので、依頼の際はよく契約内容を確認しましょう。

密なコミュニケーションを取れるか

代理店に運用代行してくれるとはいえ、業者に丸投げしてしまうのはおすすめできません。効果的に広告運用するには、広告主と代理店が二人三脚で進めていく必要があります。

具体的には以下の観点をチェックしましょう。

  • 定期的な報告会があるかどうか
  • レポートの頻度や内容はどのようなものか
  • 広告戦略の共有があるかどうか

コミュニケーションを怠り、代理店に運用を任せきりにしてしまうと、広告主と代理店間での認識のズレが発生・拡大してしまいかねません。認識のすり合わせや方向修正、進捗管理のためにも密なコミュニケーションが取れる代理店を選びましょう。

さらに、ノウハウを蓄積させるためにも運用戦略や広告効果の測定・分析結果は共有してもらえる代理店を選択するのがおすすめです。

適切な運用体制があるか

代理店の中には、適正な運用体制が取られていない業者も存在する点に注意が必要です。運用担当者一人当たりの案件数が多く、代行業務が滞ってしまうケースも考えられます。また、1件にかけられる時間も少なくなってしまうため、質の面でも不安になるでしょう。

目安としては、運用担当者一人当たりの案件数は10件以下に抑えられている業者を選ぶのが無難です。運用中の思わぬトラブルを避けるためにも、担当者ごとの対応案件数をあらかじめ確認しておきましょう。

広告費に不釣り合いな代理店を選ばない

代理店選びにおいては代理店のネームバリューや規模の大きさよりも、自社の広告費の規模感にあっているかどうかが重要です。実際、ネームバリューや規模の大きい代理店では広告費規模の大きい案件を中心に請け負っています。そのため、広告費の少ない案件は請け負ってもらえない、好まれない傾向があります。

潤沢な広告費をかけられない場合は、規模が小さくても担当者がしっかりと運用全般を対応してくれる業者を選ぶと良いでしょう。

「自社の広告費ではどこまで対応してくれるのか」を事前に担当者に相談・確認をしておくと安心です。

yamada

一般的な広告代理店は広告費が多ければ多いほど、対応を良くしてくれる、と認識しておきましょう。

リスティング広告を代理店に依頼する際にかかる3つの費用

リスティング広告の運用を代理店に依頼する際、特に気になるのが費用面でしょう。

発生する費用は、主に以下の3つです。

  • 広告費
  • 運用代行手数料
  • 初期構築費用 

広告費

広告費とは、広告を掲載する際に必要なお金で、代理店に依頼せず自社で運用した場合にもかかる費用です。広告費用は、業種や事業規模によって大きく異なります。

リスティング広告の広告費の仕組みは、以下の通りです。

  1. 入札金額を決める(入札金額が高い広告が上位表示)
  2. 一日あたりの広告費上限を設定する
  3. ユーザーが広告をクリックすると広告費用が発生する
  4. 一日あたりの広告費上限に達すると広告が表示されなくなる
  5. 月間で広告をクリックされた回数に応じて月額広告費用が決定する

月10万以下で運用する場合もあれば、企業によっては月1000万円以上の広告費をリスティング広告に掛ける企業もあります。目的や予算に合わせて広告費を設定しましょう。

運用代行手数料

運用代行手数料は、運用を代行してもらうために代理店に支払う手数料のことです。

一般的に、手数料は広告費によって変動し、広告費の20%程度の費用が相場となります。仮に月50万円の広告費をかけている場合、月10万円の運用代行手数料がかかるイメージです。

ただし、広告費が少ない場合、最低代行手数料が設定されている場合もあるため注意が必要です。また、手数料は代理店によって変動するのはもちろん、どこまでの業務を依頼するのかによっても代行手数料は変動します。依頼する業務内容と合わせて確認しておきましょう。

初期構築費用

広告を出稿するためには、広告アカウントを作成する必要があります。そのため、初期には広告アカウントの開設・初期設定などの業務が発生します。

このように、広告出稿までの初期構築を代理店に依頼する際には、初期構築費用を代理店へ支払うことがあります。実際、多くの代理店では運用と合わせて初期設定も請け負ってくれるところが多いです。広告運用開始初期には、これらの手間賃を支払う必要があります。

初期構築費用の相場は、3~10万円です。ただし、初期構築費用は運用までセットで契約することで、割引や無料にしてくれたりする代理店も少なくありません。少しでも初期費用を抑えたい場合は、初期費用を割引してくれる代理店を探すのがおすすめです。

リスティング広告の代理店を探す前にやっておくこと

リスティング広告の代理店探しで失敗しないためには、あらかじめ以下のことを準備しておきましょう。

  • 広告の目的やゴールを明確にする
  • 代理店選びで重視したいことを明確にする
  • 広告にかけられる予算を決めておく
  • ランディングページがすでに用意してあるか

広告の目的やゴールを明確にする

もっとも初めに行うべきことは、広告の目的とゴールを明確にすることです。目的やゴールによって、最適な広告戦略や適切な広告費が異なります。代理店に正しく広告の目的とゴールを伝えることで、より最適な広告戦略の提案が期待できます。

また、ゴールは具体的な数値評価できるものであることが望ましいです。例えば、1件の成約にかかる広告費、いわゆる成約単価を10万円以下にしたいなどの具体的な数値目標を設定すると良いでしょう。

目的やゴールをしっかりと深堀し数値目標に落とし込むことが、代理店と共に最適な広告戦略を練るための第一歩です。

代理店選びで重視したいことを明確にする

代理店選びで重視したいこと、求めることを明確にしておくことで、一貫性をもって代理店探しができるようになります。代理店によって、得意としているところや依頼できる業務範囲にも違いがあります。

そのため一貫した判断軸がなければ、代理店選びに時間を浪費してしまったり、求める判断軸がぶれたりしかねません。

具体的な判断軸は以下のとおりです。

  • どのようなノウハウを求めるか
  • 対応範囲は求めているものとマッチしているか
  • いつまでに対応してくれるか

実際には代理店を見極めることが困難な場合は、あらかじめSLA(Service Level Agreement)や業務基準の言質を取っておくとよいでしょう。

広告にかけられる予算を決めておく

代理店を探す前に広告にかけられる予算を必ず明確にしておきましょう。予算が明確でない場合、予算に見合った代理店を探すのは困難です。

また、予算が明確でないと代理店の言いなりで必要でないサポートやオプションを組んでしまい、費用がかさんでしまいかねません。

具体的には、以下の内容については少なくとも金額を明確にしておきましょう。

  • 1か月に掛けられる広告費がいくらか
  • 月額運用手数料はいくらに抑えたいか
  • 初期投資はいくらかけられるか

前述した相場をもとに予算計画を立てておくことがおすすめです。

ランディングページがすでに用意してあるか

LP(ランディングページ)がない場合は、LP制作も併せて代理店に依頼すると良いでしょう。

代理店の中にはLP制作は自社でやっておらず、下請けに外注している業者もあります。とはいえ、一概に下請けに出しているからと問題視する必要はありません。しかし、中間コストにより代行手数料が高くなったり、伝言ゲームのコミュニケーションになり認識の齟齬が発生したりするリスクがあります。

LP制作を自社で請け負っている代理店や、LP制作の実績も豊富な代理店を選ぶと安心です。

 

yamada

広告の出稿には、LPが必須です。広告の成果に直結するからです。必ず制作しましょう。

まとめ

今回は、リスティング広告代理店の選び方について解説しました。

リスティング広告は、購買意欲の高いユーザーの検索画面に直接広告を掲載できるため、広告効果の高い手法です。一方、競争率も高く、専門性やノウハウがないと期待した広告効果を出せない可能性もあります。そのため、自社に広告運用のノウハウがない、リソースが足りないという広告主にとって、広告代理店は心強い存在です。

広告代理店にもたくさんの種類や業者が存在します。今回紹介した広告代理店の選び方を参考に、信頼できる広告戦略パートナーを見つけてみてください。

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