ネットショップの購入者宛のお礼状例文|リピーター獲得に効果的な書き方のコツ

ネットショップで購入してくれた顧客には、できるだけお礼状を送付するのが望ましいです。お礼状には、ショップの印象アップや競合との差別化などの効果があります。
本記事では、お礼状の書き方を例文つきで解説。併せて書き方のコツも紹介しているので、本記事を読むだけで簡単にお礼状が書けるようになります。
ネットショップで購入してくれた顧客にお礼状を送るメリット
ネットショップで購入してくれた顧客にお礼状を送るメリットは、以下の3つです。
- ショップへの印象がアップする
- 競合との差別化ができる
- リピーター獲得につながる
お礼状の送付は多少手間がかかります。しかし得られるメリットが大きいため、積極的に導入するのがおすすめです。
ショップへの印象がアップする
お礼状を送付することで、顧客に「丁寧な対応をしてくれるショップだ」という印象を与えられる可能性があります。
ネットショップは、実店舗のように直接販売者と購入者が顔を合わせることは基本的にありません。そのため、顧客の中には「きちんと対応してくれるショップだろうか?」と不安を覚える人もいるでしょう。
商品発送時にお礼状を同封すれば、「良いショップだな」と感じてもらえる可能性が高まります。ショップへの印象がアップすれば良い口コミを書いてもらえ、新たな顧客の獲得などにつながるでしょう。
競合との差別化ができる
お礼状の送付は、競合との差別化を図る施策として効果的です。
ネットショップ業界では同じようなジャンルが多く存在しており、生き残るためには周りと差別化を図る必要があります。
「差別化は商品自体に付加価値をつけなければならない」とお考えの方もいるでしょう。しかし差別化は、ショップの対応やアフターフォローでも図れます。
お礼状は手間がかかるため、すべてのショップが行っているわけではありません。周りがやっていない施策を実施すれば、立派な差別化になります。
お礼状は少しの手間で差別化できる方法なので、ぜひ取り入れてみてください。
リピーター獲得につながる
顧客に「またこのショップを利用したい」と思ってもらえれば、リピーターの獲得につながります。
企業経営には、売上の2割はリピーターによるものであるという「2対8の法則」が存在します。新規顧客の獲得コストはリピーターに比べると10倍以上と言われていることから、1人でも多くのリピーターを増やすのが重要です。
お礼状で丁寧なショップであるという印象を与え、「また利用したい」と思ってもらえれば、リピーターとなる確率もアップするでしょう。
【例文あり】ネットショップの購入者に向けたお礼状の書き方
ネットショップの購入者に向けたお礼状の書き方に、正解はありません。しかしある程度は型が決まっているため、テンプレートを使用することで効率良く送付できます。
今回は手紙とメール、それぞれの書き方の例文を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
手紙
手紙は印刷コストが発生するため、より丁寧さを感じられる点が魅力です。また手間はかかりますが、手書きにすると大きな差別化につながります。
手紙でお礼状を送付する場合は、以下の例文を参考にしてみてください。
〇〇様 この度は当店の商品をお買い求めくださり、誠にありがとうございます。 弊社の商品を目にとめてくださいましたこと、心から嬉しく感謝申し上げます。 今後も〇〇様にお気に召していただけるような商品作りに尽力してまいりますので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 ショップ名(担当者) |
メール
メールは印紙代などが不要なため、手紙よりも少ないコストで送付できる点がメリットです。
メールでお礼状を送付する場合は、件名の入力を忘れないようにしましょう。件名だけでお礼状だとわかるようにするのがポイントです。
メールでお礼状を送付する場合は、以下の例文を参考にしてみてください。
件名:【ネットショップ名】商品のご購入ありがとうございました |
〇〇様 この度は△△(ショップ名)をご利用いただき、誠にありがとうございます。 下記の通りご注文を承りましたので、内容をご確認くださいませ。 発送完了後にお知らせのメールをお送りいたしますので、しばらくお待ちいただけますと幸いです。 【注文内容の詳細】 注文内容についてご不明な点がありましたら、以下のメールアドレス、またはお電話にてご連絡ください。 それでは商品のご到着まで今しばらくお待ちくださいませ。 ショップ名(担当者) |
ネットショップで購入された際のお礼状を書くコツ
ネットショップで購入された際のお礼状を書くコツは、以下の5つです。
- 簡潔に記載する
- 文体を統一する
- スマートフォンでも見やすいように記載する
- 件名で内容が分かるようにする
- 商品にお礼状を貼り付けないようにする
コツを押さえて、顧客に好印象を与えるようなお礼状を作成してみてください。
簡潔に記載する
感謝の気持ちを目一杯伝えたいところですが、だらだらと冗長的に書かないように注意しましょう。文章にまとまりのないお礼状だと、顧客が読むのをためらってしまう可能性があるからです。
手紙の場合は用紙1枚、メールはスクロール1回程度に収めるのが無難です。【例文あり】ネットショップの購入者に向けたお礼状の書き方の例文を参考に、簡潔にわかりやすい文章を心がけてみてください。
文体を統一する
お礼状の前に購入時や発送時にメールなどを送っている場合は、文体を揃えるのがポイントです。メールによって文体がバラバラだと、顧客が違和感を抱く可能性があります。
あらかじめフォーマットを作成しておき、送る段階ごとに調整するのがおすすめです。ただし送り間違いのないよう、必ず送付前に内容をチェックしましょう。
スマートフォンでも見やすいように記載する
メールの場合はスマートフォンで見やすいように、段落の位置などを工夫するのがポイントです。
スマートフォンはパソコンよりも画面が小さいので、意識して段落を変えたり読点を入れたりしないと読みにくくなってしまいます。
スマートフォンでお礼状を作成するのがベストですが、パソコンを使う際は送信前に見え方を確認すると良いでしょう。
件名で内容が分かるようにする
お礼状をメールで送付する際は、件名を見ただけで内容が分かるようにするのが大切です。ショップ名やお礼の言葉のみだと、迷惑メールと判断される可能性があります。
以下のOK例とNG例を参考に、件名を考えてみてください。
【OK例】
件名:【△△(ショップ名)】商品購入のお礼
件名:【△△(ショップ名)】この度はご購入ありがとうございました
【NG例】
件名:△△(ショップ名)
件名:この度はご購入ありがとうございました
なお件名は長すぎると全て表示されないため、簡潔に記載しましょう。
商品にお礼状を貼り付けないようにする
発送時にお礼状を同封する際は、商品に手紙を直接貼り付けるのは避けたほうが良いです。万が一商品を傷つけてしまった場合、トラブルに発展するリスクがあります。
開封時に目に留まるよう、商品の上に乗せて梱包するのがおすすめです。また封筒に入れる場合は、表に「〇〇様」や「商品購入のお礼」などと一筆書いておくと良いでしょう。
まとめ
ネットショップで商品を購入してくれた顧客には、お礼状を送付するのがベストです。お礼状はショップの印象アップや競合との差別化が図れるため、自社の売上増加につながります。
本記事で紹介した例文や書き方のコツを参考に、顧客の心を掴むお礼状を作成してみましょう。
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