10章 売れないネットショップがするべき売り上げアップ対策 集客編

category :  EC売上UP

update :  2018/05/28(月)

staff :  なべちゃん

ネットショップの売り上げを上げたい。その時に最も効果がある対策方法はやはり集客対策です。
ただひとえに集客の対策といっても、ネットの世界では多くのやり方が存在します。

そこでどういうやり方があるのか、その手法とやり方を解説いたします。
特に立ち上げたばかりのサイトはGoogleの検索結果で表示されないことが多いので、サイト立ち上げ時は広告を打たなければ全く人が集まらないということもあります。

では広告を効果的に打つには、使い方をどのように考えていけばよいのでしょうか。

リスティング広告について

ネットの集客対策で最も即効性のある方法といえばリスティング広告です。
ネットの世界で広告を出すというと真っ先にとられる手法がこのリスティング広告になります。

これはGoogleなどの検索エンジンなどに広告費を払い、検索結果の目がつきやすい場所に、サイトを表示させるという手法になります。

『作ったサイトがGoogleの検索結果で表示されない』
『せっかくサイトを立ち上げたのにアクセス数が取れない』

などという経験は皆さん一度はあると思います。
リスティング広告であれば、正しい方法で運用を行えば検索順位の1位を取ることも可能になります。

ではリスティング広告とはどういうものかというと、

リスティング広告

画像のような検索結果の最上位に表示される広告のことを差します。

これは設定したキーワードに応じ自社サイトの広告文とリンクを表示させられます。
そのためターゲットとする検索ワードに応じ、広告のテキストを作り変え、様々な需要に対する訴求力のある広告を打てます。

リスティング広告についてもっと知りたい人はこちら↓

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しかしリスティング広告はサイトをクリックされた段階で費用が発生してしまい、必ずしも売り上げが保証されるものではありません。
リスティング広告を打つのであれば、サイトがある程度完成している状態になってから広告を打ちましょう。

どんな顧客をターゲットとするのか、何を一番売りたいのかを決めていないと、サイトに来た人も「このサイトで何を買ったらいいのか」と迷ってしまい、商品が売れずに広告費だけ支払うことになります。

検索数が多いキーワードは広告の出稿に高いお金が必要になり、検索数が少ないキーワードは広告の出稿にあまりお金がかからないことが多いです。
そのため検索エンジンでの検索回数が多いビッグワードと、ニッチな需要を取り込めるスモールワードのバランスを考えることが大切です。

アフィリエイトについて

アフィリエイトとは簡単にいうと、アフィリエイターと呼ばれる人にネット上で商品を宣伝してもらうことです。

アフィリエイトのいいところはリスティング広告と違い、商品が売れた時点を費用発生とすることができます。
そのため広告費の無駄打ちが無く費用対効果が高くなります。

また商品を多角的に宣伝をしてくれるため、ユーザーの商品への理解を深めるのにも役立ちます。

ただしアフィリエイターたちがサイトを作って上位表示されないと、売り上げが発生しません。
アフィリエイターにやる気を出してもらうために、支払う報酬を高く設定する必要がありますし、時間がかかるので即効性はありません。

逆に売り上げが発生するまでは時間的な余裕があるので、サイトがある程度できた段階でアフィリエイト広告を出稿し、アフィリエイターに商品を訴求。そしてアフィリエイターがサイトを立ち上げている期間に自社サイトも完成させていきましょう。

また、いかに力のあるアフィリエイターを呼び込むかで、売り上げが大きく変わってきます。
顧客対策だけではなく、アフィリエイターへの商品の説明資料作成などが必要です。
そこに注力すれば魅力的なサイトをアフィリエイターが作りやすくなり、勝手に宣伝してくれるのです。

アフィリエイトについてもっと知りたい人はこちら↓

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広告の採算をあわせるには

リスティング広告やアフィリエイトなど、費用をかける広告プローモーションは集客には大変効果があります。

しかし毎回の売り上げ全てに広告費がかかっていたら黒字化は難しくなります。
1度広告で呼び込んだ顧客は、そのまま2回目3回目の来訪には広告経由でない部分での対策が必要になります。

もっともわかりやすいのは、定期購入につなげることです。
定期購入であれば、1度の広告費で毎月の継続的な購入が見込まれます。

これは美容商材や健康食品のお店では一般的なやり方です。

最近では食品関係のお店では頒布会という名前で、自分たちのお店の商品を毎月配送するサービスが人気です。

また、アパレルであれば、7万円のブランド服のレンタルを毎月1万円で定期購入として行い、半年以上レンタルし続けた場合そのままプレゼントされるというようなサービスもあります。

ただ、なかなかそういった定期購入につなげられないショップもたくさんあります。
そういったショップは広告経由でないと買ってもらえないのかというとそういうわけではありません。

そういう方こそ、サイトのファンができるような魅力的なショップ作りが大切です。
最初は広告経由できたユーザーが、サイトを思わずお気に入りに入れたくなるショップ作りができれば、広告費をかけずとも売り上げを立てやすくなります。

そのためただ商品を売っているだけではなく、ためになる情報や、ショップのコンセプトにあった面白い内容、商品の知識を更に深めてくれる説明など、アクセスして楽しいと感じてもらえるサイトを作ることができれば、ユーザーもブックマークをしてくれるはずです。

広告でただ売り上げを出すのではなく、そういった情報配信をセットで展開していくことで広告費を抑えつつ、売り上げを伸ばすことができます。

広告はあくまでも初回来訪を呼び込むためのツールであり、きっかけです。安定した売り上げを確保するにはリピーター対策もセットでサイトを作っていきましょう。

この記事は広報担当 ゆりーかが書きました

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