子どもの検索力を鍛える方法

子どもの検索力を鍛える方法

スマートフォンやタブレットが普及し、お子様がインターネットに触れる機会も 急激に増えました。 使い方を間違えてしまうとキケンに巻き込まれる可能性も多いインターネットですが 上手く付き合っていけば、とても便利なものです。

今回は『検索』する力に焦点を当ててお話していきたいと思います! 実際にこれからKIDSでも取り入れている方法で、検索力がとても上がった方法だったりします。 是非この記事を参考に、お子様とやってみて下さい!

目次

検索力とは
検索力を鍛える前に
検索力を鍛える方法
まとめ


検索力とは

ここでいう検索とは、インターネット上で目的とするウェブページや情報などを検索することを指しています。 また【検索力】とは自分が欲しい情報・ページにありつけるためにどのキーワードを組み合わせて検索するか 考える力を指します。

このスキルは情報過多だからこそ必要になってくるスキルです。 多くの情報から欲しい情報を見つけ出すためには自分で調べて『取捨選択』そして 『考える力』が大事といわれています。

検索力は大きくなればなるほど必要になってきます。 それではなぜ、これからKIDSでは『検索力』を鍛えているのでしょうか?

それは検索することで自分が『やりたい』と思っているイメージを実現させるためのヒントをを自力で探すためです。 また自分の知らない可能性を知るためにもよくネット検索を活用しています。

検索力を鍛える前に

インターネットで検索するためには文字を打つ必要があります。 タブレットやスマートフォンであればフリックでの入力が可能ですが、パソコンで検索する場合は キーボードでの入力が必要になってきます。

これからKIDSでレッスンを行って気づいたことはローマ字打ちが苦手なお子様が多いことです。 ローマ字で入力することに慣れておらず、抵抗感を感じているようです。 なぜ慣れていないのか?それはローマ字を使う機会がほとんどないからです。 スマートフォンの普及によりフリック入力や音声入力が進化し、キーボードで打つ需要が減っている傾向にあります。 ただ、大人になり仕事をする上でキーボードでローマ字入力を必要とするタイミングはきっとくるでしょう。 吸収力の早い子どものうちにローマ字打ちができるようになることをお勧めします。

ただ、黙々とローマ字を覚えるのは単純でかつつまらない印象を持ちやすいです。 そのためこれからKIDSではウォーミングアップとしてタイピングゲームで遊ぶ時があります。 ローマ字を遊びながら覚えることでローマ字を使う抵抗感なく学べると考えています。

これからKIDSで使わせていただいているツールが【寿司打】というタイピングゲームです。
寿司打を始める:>http://typing.sakura.ne.jp/sushida/

このゲームは無料で始められ、お子様でもわかりやすいシンプルな構造になっています。 また、回転寿司のように流れてくる寿司にはそのイラストの単語やローマ字が書かれています。 そのローマ字を打ち込むことでポイントを獲得する遊びながらタイピングを覚えられる 練習ゲームです。

このゲームの良さはレベルとモードを選べる点です。

選べるレベル

レベルによって流れてくる単語の長さが違います。

【お手軽3,000円コース】
文字数:2~7文字
制限時間:60秒

【おすすめ5,000円コース】
文字数:5~10文字
制限時間90秒

【高級10,000円コース】
文字数:9~14文字以上
制限時間:120秒

このように文字数と時間でレベルがわかれています。 お子様とやるのであればまずは3,000円コースから始めることをお勧めします。 そして、高得点が取れるようになったら5,000円、10,000円と挑戦してみてください。 また難しい単語はポイントが高いため、うまく打てたときたくさんポイントが 出来、達成感も得られやすいのではないでしょうか。

選べるモード

モードも4つの中からえらべます。
一度でも打ち間違えてしまうとゲームオーバーになる【一本勝負】やお皿が流れてしまうとゲームオーバーに なる【速度必須】がありますが、おすすめは【練習】です。
【練習】モードは寿司が流れてくるスピードがゆっくりでお子様でも取り組めるような速さになっています。 はじめは、ローマ字を探すので手一杯になってしまうと思いますが、同じ単語が流れたときや よく出てくるローマ字をおぼえたり、 そんな成功体験が成長につながっていきます。

これからKIDSのレッスンではメンターと対決して、競っています。 寿司打のいいところは、レベルやモードを変えられる点で、生徒は3,000円コース、メンターは5,000円コースと レベルを変え、お子様にレベルを合わせることができます。

「2,000えんだった!あと少し!頑張ろう!」など点数を競い、より高得点を目指すよう何度も挑戦している生徒さんもいます。

検索力を鍛える方法

これからKIDSでは【画像検索ゲーム】を行い、検索力を高めています。 さて、画像検索ゲームとはどのようなゲームなのでしょう。

画像検索ゲーム

お題となる画像を見せ、回答者はインターネットで検索を行いお題と同じ画像を早く見つけるゲームです。 画像を見つけて終わりではなく【どの写真?】【名前は?】とその画像についての名称や場所を見つけることを ゴールとしています。

はじめは画像検索は使わないで、探してもらっていましたが低学年のお子様だと文字が読めず挫折してしまうこともあったので 今は画像検索ありで、プラスαで画像の名称や場所を聞くようになりました。

もしやる際は、ぜひ「どこのキャラクター?」「どこにあるの?」とミッションを1つあげてみてください。

検索をすることで問題解決能力が養えると考えています。 たとえば犬のキャラクターを調べたいとき、『犬』と検索すると、きっとリアルな犬ばかりヒットしてしまいます。 でも、調べたいものはキャラクターなのでどうすればキャラクターが出てくるか考えます。 そして検索キーワードに『キャラクター』を追加し、調べると上手くヒットします。

このように検索は結果が目に見えてわかるので、検索に失敗したとき判断しやすくどうしたらいいのか ほかの策を考えやすいのも検索の良さです。 お目当てのものが出てこなかった!→キーワードを変えたらいいのかな と、遊びながら自然と考えられるようになります。

また大人が教えなくても、「漢字の方がヒットしやすい」「単語が長いとヒットしない」など やっていくうちに、検索で引っかかりやすいキーワードの作り方も学んでいきます。 『自分』でヒットしやすい方法を編み出すこと。それがとても重要です。

実際生徒さんは何度も検索ワードを考え、どう検索をすればいいのか必死に考えています。 上手くいかないときは、ほかの方法を瞬時に考え、切り替えることができるようになりました。

お題になる画像

お題になる画像は簡単に見つかっても、逆に難しく全然検索に引っかからなくてもよくないので お題を探すのは難しかったりします。

そこでオススメなのが、ご当地キャラクターです。 たくさんの特徴があり、特徴を組み合わせることで検索でヒットできるようになるからです。 また「何県のキャラクター?」と聞きやすいのもおすすめのポイントです。 ぜひご当地キャラクターをお題に画像検索ゲームにチャレンジしてみてください!

ネットの制限を

検索力がアップすると、デメリットもあります。
それは何でも調べられるようになってしまうことです。 子どもに有害なことも知らず知らずのうちに見ている可能性もあります。 そのためにもフィルタリング・閲覧制限をかける必要も出てくるかと思います。 お子様と話しながら、気持ちよくインターネットが使えるよう対策すること、お勧めします。

まとめ

検索力を伸ばす方法はいかがだったでしょうか? 夢中になって遊べるシンプルなゲームですのでもしよかったら 試してみてください! 親子でタイピングや画像検索を対決するのもとてもいいです。 意外と子どもの方が強かったりします。親子で遊べる1つの遊びとして取り入れてみて下さい。