フィールドセールスとコンサルタント。正反対の同期2人が選んだ、自身の特性を生かせる場所

category :  COREKARAの日常 , 社員インタビュー

update :  2023/12/21(木)

staff :  endo

同期として新卒入社し、現在4年目のあおともりお。入社当初は、肩を並べてテレアポを頑張っていた二人ですが、現在は別部署でキャリアを歩んでいます

あおは入社以来フィールドセールス一筋で、インストラクターに昇格。一方のもりおは、総合コンサルサークルに異動し、コンサルタントとして活躍中です。

得意分野も、お客様との向き合い方も、趣味などへのスタンスも真反対。ただ、それぞれの特性を生かした部署で成果を上げていることは共通している、同期2人の対談をお届けします。

あお

AO

 

2020年4月入社。フィールドセールス所属、インストラクター。 ”どヘンタイ募集”のキャッチコピーと、スーツを着る必要が無く自分らしく働ける環境に惹かれて、2020年新卒入社。入社後はフィールドセールス一筋。2023年にインストラクターへ昇格後は、メンバーのマネジメントも担う。お客様の商品の開発秘話を聞くことが好きで、将来はD2C事業に携わりたいという思いも芽生えている。

もりお

MORIO

 

2020年4月入社。総合コンサルサークル所属、コンサルタント。大学時代は酵母菌の研究をしていた理系学生だったが、研究に疲弊した先輩の姿を見て大学院進学ではなく就職の道を選び、2020年新卒入社。フィールドセールスを経験後、総合コンサルサークルに異動。自身の性格に合うコンサル職に大きなやりがいを感じている。紅茶マニアで、大手お菓子メーカーの経営層に「紅茶味のお菓子の開発」を直談判したことも。

お互いの印象は、「何事にも動じない」「知識面では群を抜いている」



二人は入社4年目で同期ですね。これからに入社したのはどうして?

あお:僕は、業界問わず、従業員300人以下の企業ばかりを受けていました。これからに決めたのは、面接でのインパクトが一番強くて、選考過程もすごくスピーディーだったから。面接を通じて営業という職務や自身が活躍できるイメージを持てたことや、服装も自由で、自分らしく働けることも大きかったです。
※現在はビジネスカジュアル

もりお:僕は理学部で酵母菌の研究をしていて、大学院に進学するつもりでした。だけど、進学した研究室の先輩がみんな楽しそうじゃなくて、とにかく研究が辛そうで。自分はそうなりたくなりたいから、就職しようと。時代の流れ的にもIT一本かなと思って、IT業界のベンチャー企業に絞って就職活動をしました。当時のこれからの選考は、面接から内定が出るまで1週間というスピード感。「よし、これで実験に打ち込める!」と思って入社を決めました(笑)あと、僕も「服装自由」は条件の一つでした。



これからの新卒社員は、テレアポ業務からスタートする慣例がありますが、お二人もそうでしたか?

あお:僕ら、入社が2020年の4月なんですけど、当時はコロナ禍の始まりで混乱の真っ只中だったんです。だから、6月頃までは在宅勤務でテレアポのためのリストの精査を行っていて、6月の終わり頃からようやくテレアポを始めました。テレアポの経験は無かったですけど、対面で話すことに比べると個人的には気楽だったので、ぐいぐい電話を掛けていました。

もりお:僕は、テレアポがめちゃくちゃ苦手でした(笑)苦手すぎて、当時の上司から「ロボットみたいだな」と言われるほど、話し方は棒読み。うまくなりたいという気持ちはあったので、苦手なりにいろいろ工夫していましたが、なかなかでしたね。



ここまでのお話を聞くと、あおさんはテレアポでいち早く実績を残したのでは…?と思うのですが。

あお:そう思うかもしれませんが、実は同期の中でも受注したのが最後で、1年目の3月でした(笑)

もりお:僕の初受注は1年目の1月で、ビリから二番目です(笑)

同期が次々に受注していくと、焦る気持ちもあったのでは?

あお:幸いにも、ネガティブになったり、物事を深く考えすぎて思い悩む性格ではないので、大丈夫でした。周りが受注したとしても、「他人は他人」というマインドだったので。マイペースなんですよね。とにかく目の前の仕事をコツコツこなしていくんだと。

もりお:端から見てても、あおは“どんなに強い雨風に打たれても、倒れない木”という感じでした(笑)入社以来、今もずっとそうですね。肝が据わりすぎてるんです。

あおもりおは、地頭がいいヤツという印象でした。仕事の覚えは早いし、自分から進んで業界のことについて熱心に勉強するし、知識面では同期の中でも群を抜いていましたね。

「向いてる/向いてない」を見極めて。自分に合った部署やポジションで活躍中



もりおさんが、総合コンサルサークルへ異動したのはいつ、どんなきっかけからですか?

もりお:フィールドセールスとして2件受注ができて、それぞれの納品が終わった、1年目の3月に異動しました。当時は、総合コンサルサークルの人手が足りていなくて。今のコーチのまっすーさんが、「社内にいい人はいないかな」と探していたそうなんです。そのときに、フィールドセールスで上司だったデラさんが「もりおがいいんじゃないか」と思ってくれたようで。実は、デラさんと営業同行をする度に「コンサルに行きたいです」と希望を伝えていたので、異動が決まったときはうれしかったです。

なぜコンサルに行きたかったのですか?

もりお:まず、“コンサルタント”っていう横文字がそもそもカッコいいじゃないですか(笑)。それに、当時の僕はコンサルのことを“数字を見る仕事”だと思っていたのですが、大学で実験をしていたこともあって、「数字を見る仕事なんて、自分にとっての天職じゃん!」と。実際に異動してみると、コンサルの仕事内容は想像以上に幅広かったわけですが。


あおさんは、これまでフィールドセールス一筋ですが、他の部署に行きたいと思ったことは?

あお:ありました。インサイドセールスか、AdSISTのCSチームに行きたいなと。僕は、1社1社のお客様に深く関わって成果にコミットするよりも、多くのお客様がそのときどきに抱いている困りごとに対して、タイムリーに解決策を提示していくような関わり方が、性格的にも向いていると思っていたからです。こうした考えなので、1社のお客様の数字に長期的にコミットする、コンサルタントの仕事は僕には想像できないんですよね。



2023年7月に、フィールドセールスのインストラクターに昇格するときには、どんな心境でしたか?

あお:他の同期より、半年ほど遅れてのインストラクター就任だったので、やっと来たかと。チームの数字に責任を負う立場にはなりましたが、インストラクターになって大きく変わったことはありません。それは、自己管理ができる優秀なメンバーが揃っているから。ECの機能面などについて質問されることはあるものの、基本的にはこちらから何も言わなくてもしっかり成果を出してくれるメンバーばかりなので、ECの機能面など、自分の方が詳しいことは教えつつ、基本的にはメンバーにとって働きやすい環境を整える役割を果たせたらと思っています


もりおさんが、総合コンサルサークルに異動して変化したことは?

もりお:お客様の数字にコミットする分、調べることや準備することが多いので、さらに忙しくなりました。あとは、タスク管理の方法なども総合コンサルサークルに異動してから身につけたので、仕事に対する心構えや取り組み方は変わりましたね。新しく覚えることもたくさんあったけれど、学生時代に研究で数字をみて分析していたので、Googleアナリティクスの管理画面を初めて見たときから、「どの数字を見るべきか」「どの数字を改善すれば、成果が上がるか」が直感的にわかったことは良かったです。

あおさんから見て、総合コンサルサークルのイメージは?

あお:お客様の数字に向き合いつつ、実作業も自分でしたり、社内調整もしているので、一番仕事量が多くタフなイメージです。本当に仕事好きな人が集まっている組織、ってイメージかな。

もりお:その通りだね。それが苦にならない人たちの集まりというか。“どヘンタイ”が集まっているこれからの中でも、総合コンサルサークルは選りすぐりの変人が集まってる印象があります(笑)ある人は広告施策、ある人はメールマガジン施策に詳しいように、みんなどこか尖っていて、こだわりもある。そんな個性派の集まりだけど、チームワークもいいんですよ。

あお&もりおと働きたいあなた!

趣味の楽しみ方も正反対。“渋谷駅の広告を見て何を思うか”も違う



今の仕事のやりがいは?

あお:人と話すことが好きなんですが、フィールドセールスはいろんな業界のお客様と出会えるので楽しいし、自分に合っているなと。1社のお客様に対して提案を行う期間は平均2~3ヵ月ですし、さまざまなお客様との商談が並行しているので、常に刺激的で、飽きることがありません。

もりお:コンサルは、フィールドセールスと違って、1社1社のお客様と向き合う時間が長くて、関わりもより深いと感じます。プロジェクトは最低1年間からですし。僕は職人肌のタイプで、物事を深めていくことが好きな性格なので、コンサルティングの仕事が向いていると感じます。

あお:もりおと僕に限らず、コンサルタントとフィールドセールスは、性格が正反対のように思います。でも、職種が違っても、「お客様の売り上げを上げる」っていうゴールは一緒かな。フィールドセールスは、売上を上げるためのスタートラインにお客様を立たせてあげられたという意味で、受注の瞬間に大きなやりがいを感じるんだけど、コンサルタントだとどう?

もりお:実際にお客様の売り上げが上がったときはが、一番やりがいを感じるよね。自分が提案した施策が当たったときとか。でも、「次はもっと売上を上げたい」って気持ちになるかな。



キャリアビジョンは?

あお:フィールドセールスをしている中で、商品が開発された背景や、どんな競合分析の結果からその商品が生まれたのかといった物語を聞くことが好きだと気付いて。自分も、市場調査をして、何らかの商品をリリースする経験をしてみたいなという気持ちが高まって、いずれはD2C事業に携わりたいと思うようになりました。これからの社内にも、D2C事業部があって美容液などを売っているので、そこなら自分の興味のある仕事ができるかなと思っています。

もりお:僕は、コンサルタントを極めていきたいですね。目指すのは、利益を出せるコンサルタント。たとえば、「この商品の販促を強化したい」とお客様にリクエストされたとして、瞬時に「競合はあれとあれで、値段はこれくらい」といった情報や、「こうすれば無駄が省けるのでは」といったアイデアがパッと浮かぶような。そのためにも、日頃からアンテナを張って、いろんな情報をキャッチすることを心掛けています。
たとえば、渋谷駅で広告を見かけたら、「なんでこの商品は、ここに広告を出してるんだろう」って考えますね。

あお:えっ、視点が違う。俺は、渋谷駅で広告を見たら、「あれ、いくらなんだろう?」って思うもん。

もりお:フィールドセールスとコンサルの違いがこんなところにも(笑)



考え方や性格も違うんですね。

もりお:たとえば趣味だと、僕は極めるのが好きで、紅茶マニアなんです。

あお:僕はウィンタースポーツは長く続いてるけど、基本は多趣味で、浅く広くですね。

もりお:極めるって観点では、もう一つの趣味がカラオケで。週1は絶対行って、3時間みっちり練習してます。

あお:すごいな。カラオケは、二次会で盛り上がるためのものって思ってるもん。

もりお:この前、あおとロックバンドのライブに行ったんですけど、そのときもボーカルの発声に注目してて。「どうやったら、この声が出るんだろう」「このフェイクの技術はどうやったら身に付くんだろう」って目線で見てました。

あお:マジで?俺はその場の雰囲気を楽しんでノッてるだけだったよ。そんな観点でライブを見てたんだ(笑)こんなところまで違いがあるのも、面白いですよね。




最後に、お二人がこれからで働き続ける理由は?

あお:僕は、明確にやりたいことがあったわけではないし、「この会社でこれを成し遂げたい」みたいな強い意志を持って入社したタイプではなかった。だからこそ、今の場所で目の前のことを頑張る、ということを積み重ねてきた感じです。ただ、組織の風通しの良さは入社前に想像した通りですし、フィールドセールスのコーチの翼さんはいつも「次はこういった案件をやっていこう」「この提案をしてみたら?」って、新しい挑戦のチャンスをくれる、とても恵まれた環境だと思っていて。そうした環境に身を置いてきたからこそ、D2Cのような、興味を持てる分野を見つけられたのかなと思います。

もりお:僕は、独立して、自分ひとりで仕事をしたいという気持ちが無いわけでもないんです。それでも、これからで働き続けるのは、総合コンサルサークルの上司の、まっすーさんやぴっぴさんのことがすごく好きだから。面倒見が良くて、少年のような心を持ってて、素直で忖度しないところがいいなって。「冒険したい!」ってまっすーさんが舵を取って、メンバーがそれぞれの専門性を発揮し合う様は、ワンピースの麦わら海賊団のようだなって思うほど、いい組織だと思います。

あお&もりおと働きたいあなた!

Kuramoto

この記事は 倉本 祐美加 が書きました

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