「行動量」にこだわり、入社前から9か月間のインターンを経験。野球、モデルの次は仕事に熱中

category :  COREKARAの日常 , 社員インタビュー

update :  2024/06/17(月)

staff :  endo

2023年に新卒入社したカイ。学生時代はモデルとして活躍し、パリコレにも出演したカイですが、就職の道を選び、実力主義で自由度の高い社風に惹かれてこれからに入社を決めます。

カイは内定獲得後、自ら志望して、大学4年生の6月から翌年2月まで9か月間のインターンを経験しました。手を挙げたのは、自身の過去の経験を踏まえて「成功するためには行動量が重要だ」と実感していたから。インターンとしていち早く環境に慣れ、業務経験を積んだことで、新卒入社後のテレアポにおいては誰よりも早く目標を達成しました。

現在はフィールドセールスとして成長中のカイが、インターンを経験してよかったこと入社1年目の手応え自身の行動の信念を語ります。

カイ

kai

 

2023年4月入社。フィールドセールス所属。学生時代はモデルとしてパリコレに出演するなど、異例の経歴の持ち主。内定者時代に9か月間のインターンを経験し、インサイドセールスでテレアポに奮闘。その経験を生かして、新入社員のテレアポ研修では一番に目標を達成し、2023年7月からは東京本社でフィールドセールスを務めている。スマートな見た目とは裏腹に、常に一直線に物事に向かう熱い気持ちの持ち主。

高校までは野球、大学時代はモデル。常に何かに一直線で全力投球な性格



学生時代から、「これをやる」と決めたら一直線という感じで、常に何かに熱中していました。高校までは、ずっと野球漬け。勉強を一切してこなかったので、先生から紹介されるままに地方の短大に進学しました。ただ、「モデルに挑戦してみたい」という思いがあったため、モデルに挑戦するなら上京するしかないと思っていて。通っていた短大には、成績上位の3名が東京の大学に編入できる制度があったため、1~2年生のときは必死に勉強して枠を掴み取り、東京の大学に編入を果たしました。

モデルに挑戦してみたかったのは、洋服が好きだったから。幼稚園の頃から洋服に興味を持っていて、小学生のときにはもう「着たい洋服を自分で選ぶ」こだわりがありました。また、コンプレックスだった細身の体形も、洋服の表現に生かせると捉えられるようになってからは、自分の個性だと認められるようになったんです。周りからセンスや着こなしを褒めてもらうことも多かったので、実際にプロとして通用するものなのかどうかを試してみたい気持ちがありました。



東京の大学に編入後、事務所はスムーズに決まったものの、オーディションに合格しなければ仕事はいただけないため、1年くらいはまったく仕事がありませんでした。待ってるだけではチャンスが掴めないからこそ、あらゆるブランドのお問い合わせフォームやメールアドレス宛に営業メールを送ったり、モデルのキャスティングを手掛けている人を調べてDMを送ったりと、とにかく自分を売り込む日々。行動を続けていたところ、オーディションに声を掛けていただいてショーへの出演が叶い、その実績をきっかけにトントン拍子に仕事が決まっていきました。本当にモデル一色で、サークル活動や大学生らしい遊びとは無縁の日々でした。

モデル活動の中で印象的だったのは、ある日本のブランドのモデルとして、パリコレに出演できたことです。本来ならパリに行ってショーに出演する予定だったところが、コロナ禍の影響で映像での出演になったことは残念でしたが、多くの海外のファッション関係者が見守る会場に、自分が出演した映像が流れたことはすごくうれしかったですし、モデルを始めたときからの「一流のショーに出演する」という目標を達成することができました。

結果を出して自分に自信を付けてきたタイプだからこそ、成果主義を掲げる企業へ



就職活動を迎えた時期は、ちょうどモデルの仕事も一番多かったタイミング。モデルを続けるという選択肢もあったかもしれません。ただ、もともとモデルを始めたのも、「お金を稼ぎたい」や「有名になりたい」という思いからではなく、自分の洋服の着こなしがプロのモデルとして通用するのかを知りたかったから。両親から「モデルを続けるなら応援するけれど、新卒として就活ができるのも人生で一度きりだよ」と言われたこともあり、就職活動をすることにしました。

もともと自分は、「これだ」と思うことに熱中して結果を出すことで、自分に自信を付けてきたタイプ。だからこそ、成果主義を打ち出している企業を選んで受けていました。そんな中で見つけたこれからは、「どヘンタイ募集」を掲げたインパクトのある会社。髪色やファッションが個性的な人が採用ページでたくさん紹介されていて、その自由な雰囲気に惹かれましたし、編入やモデルなど、やりたいことに自由に挑戦してきた自分に合いそうだと思いました。それに、モデルの経験は、アルバイトの経験やサークルをまとめた経験、資格などに比べると、就職活動では評価されづらいものですが、この会社なら面白がってくれるかもしれないと思ったんです。次のステージでは、この環境で、自分がどこまで結果を出せるのかを試してみたいと思って入社を決めました。



無事に内定を獲得して、大学4年生の6月からは、これからでインターンを始めました。インターンの一番の目的は、とにかく量を多くこなすこと。今までを振り返ると、僕は結果を出すために量で補ってきた部分が大きかったので、少しでも早くスタートを切って、行動量にこだわりたいなと。最終面接のときに、「どうすれば新人賞を獲れますか?」と社長に質問をすると「量が大事だね」という返答があって、「自分の考えはきっと間違っていない」と思ったこともあり、インターンに手を挙げました。

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先輩に電話の録音を聞いてフィードバックを受けるなど、手厚いサポートも受けて成長

インターンは、4年生の6月から翌年の2月までの9か月間、週3日ほど行っていました。業務内容は、インサイドセールスの部署でのテレアポ。以前セミナーに参加していただいたお客様や問い合わせをくださったお客様に架電をして、課題をヒアリングしたり、サービスの説明をしたりして、アポを獲得できたらフィールドセールスにパスをするというものでした。

電話がそれほど苦手ではなかったこともあって、アポはわりとスムーズに取れました。とにかくたくさん電話を掛けて量でカバーしたり、一度断られたお客様にももう一度アプローチしてみたり。お客様によっては「少し業務が落ち着いた今なら検討できる」という方もいるなど、状況が変われば前向きにお話を聞いてくださるケースもあったので、可能性がある以上アプローチを続けることは有効だと感じました。



また、電話の録音を先輩に聞いてもらって、フィードバックをしていただくこともありました。上手く話せなかった部分についてどうすべきだったかを相談したり、「こうしたことも聞けるといいね」や「ここでは、こういった返しをすればいいよ」といったアドバイスをいただいたことで、どんどんテレアポの精度を高めていくことができたように思います。また、アポが取れるようになったら、次は自分が取ったアポが実際に契約に繋がるかという観点で「受注率」も追うように。先輩の商談に同席して、「インサイドセールスとして、アポを取る段階でここが確認できていれば、商談をよりスムーズに進めることができた」といった気付きを得て、次の架電に生かすようにしました。

今の業務にも生きている、身に付けた知識や物怖じせずお客様と会話するスキル



インターンを終え、4月からは新入社員としての日々がスタートしました。これからの新入社員は、全員テレアポを経験するのですが、僕はインターン時代の経験があったからこそ、同期で一番最初に目標を達成することができました。自分としては「インターンをしていたから負けたくない」という気持ちもありましたし、インターン時代からお世話になっていた先輩から「絶対一番を取らなきゃいけないな」と発破を掛けていただいて。その先輩は、僕がそういった激励を受けて燃えるタイプだとわかった上であえて言葉を掛けてくれたようですが、無事に結果を出すことができてホッとしました

今あらためて思うのは、「インターンを経験して、早めにスタートダッシュを切れてよかった」ということ。早く仕事に慣れることができることはもちろんですが、インサイドセールスはもちろん、営業など幅広い部署の方と関わることができたので、環境面の不安が無いまま入社を迎えることができて、仕事に集中できたからです。また、インターンは少人数だったこともあって、インサイドセールスの先輩方はマンツーマンに近い形で丁寧に指導をしてくださったり、相談に乗ってくださったりしたので、とても贅沢だったと感じます。



1年目の7月からは、フィールドセールスに配属されて営業活動を担当しています。フィールドセールスは、インサイドセールスが取ってくれたアポを引き継いで商談に臨む役割ですが、新人は経験のためにも自分でアポの取得から行います。業務範囲は増えるものの、インターン時代にテレアポの経験を積んだので、スムーズに取り組むことができています。アポを取るための電話と実際の商談で話す内容は異なるものの、「お客様のニーズを引き出す」といった基礎的な部分は共通しているからこそ、フィールドセールスになって商談に臨んだときに、うまく話せず苦労するといったこともありませんでした。

自分で責任を持って商談まで担当し、お客様にご契約を締結していただけるような提案をすることは難易度が高いですし、考えなければならないことも増えますが、楽しく取り組むことができています。一方で、現時点では、フィールドセールスで結果を出すのは想像以上に難しいと実感しているのも事実です。数字面の目標を達成するためにも、たくさんの商談に臨んでトライ&エラーを繰り返しながら、パターンを見つけたり、提案の勘所を身に付けたりして、お客様に響く提案ができるようになりたいです。

去年までは学生だった自分が、企業の役に立てている喜びも

社会人1年目を終えて、まだまだ課題はあるものの、テレアポも商談も数を重ねれば重ねるほど、経験とスキルが身に付くと実感していますし、できることの幅が少しずつ広がってステップアップできていると感じます。自分の提案に対して、お客様から「それ、すごくいいですね!」と喜んでいただけたときは、やはりうれしくて。企業の担当者の方に「いい提案だね」と褒めていただける機会は、学生時代にはなかなか味わえないので、社会人ならではのやりがいを実感しています。



モデル活動でたくさんのブランドに触れる中で、各ブランドのSNSの活用方法や販売戦略も学んできたので、その知見を元に「あのブランドは、こうして売上を伸ばそうとしていましたよ」といった事例を共有すると、アパレル系のお客様はとても喜んでくれます。また、お客様が僕の知り合いのデザイナーさんと繋がりがあったために、共通の話題で盛り上がり、いい雰囲気の中で商談ができたり、受注に繋げられたりしたことも。自分だからこそ持っている経験や知見を生かして、お客様の役に立てたときには特に大きなやりがいを感じます

僕自身も成長中の身ですが、社会人の先輩として学生の皆さんにアドバイスを送るなら、「何でもいいから、学生時代に一生懸命打ち込んだ経験を持っておくといい」ということでしょうか。何かに熱中して結果を出した経験があれば、「こういう風にやれば結果が出せる」というパターンが掴めて、仕事にも生かせますし、自分に自信も付くからです。これからは個性的な人が多くて、みんなが自分のブレない芯をしっかり持っているからこそ、互いの個性を受け入れ合える、とても居心地のいい環境です。肝が据わっていて、失敗を恐れず挑戦し続けられるタイプの人なら、若手のうちから活躍できると思います。



まだ明確な将来の夢は描けていませんが、今は「一流の営業マン」になることを目標としています。やるからにはプロフェッショナルになりたいですし、自分は「一流」や「一番」に憧れる、負けず嫌いな性格なので。営業成績で一番を目指すことはもちろん、ご契約いただいたお客様のECの売上をどれだけ伸ばせるかにもこだわって、お客様の成果に貢献できる営業マンになりたいです。



※2024年6月の情報です。

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この記事は 倉本 祐美加 が書きました

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