結果に繋がるデザインを追求する、広告クリエイティブ担当の役割とは
自分たちのクリエイティブひとつで数字を大きく左右し、そこに絶対的な正解や規則性が無いからこそ、日々チーム内や広告運用担当者とアイデアを出し合いながら、結果に繋がるクリエイティブを模索しています。
現在、“絶賛新メンバー募集中”だという広告クリエイティブ担当の魅力や仕事の醍醐味、これからの魅力について、二人に話を伺いました。
カペちゃん
CAPE chan
2022年入社。単品コンサルサークル所属、広告クリエイティブ担当。前職ではアパレルメーカーに勤務しEC サイトの運営者として自社の商品の魅力をサイトや SNS を通して発信していた。前職業務を通じてWeb広告の魅了とEC領域で挑戦していきたいという想いで、これから社にジョイン。現在は女性向け商材を中心にクリエイティブ作成で活躍するほか、得意の英語を活かして外資系企業を担当する等マルチな活躍を見せる。
かほ
KAHO
2021年新卒入社。単品コンサルサークル所属、広告クリエイティブ担当。学生時代にインターンシップで入社し、広告運用業務を経験。新卒入社後はインサイドセールスにて営業経験を積み、2023年6月より広告運用(単品コンサル)へ配属。若手ならではの柔軟な発想とアイディアで運用担当者のサポーターとして活躍する。
お客様の成果に結び付くよう、最適なクリエイティブを模索する
ー二人のお仕事内容は?
カペちゃん:私とかほは、単品コンサルに所属しています。広告クリエイティブ担当者としてお客様とのミーティングに参加して、お客様がどんな広告を作ってほしいと思っているのか要望を伺って方向性を決めたり、広告バナーはもちろんInstagramやTikTok用の動画広告のクリエイティブを作ったり、広告運用担当者のアシスタント業務をしたりしています。
配信された広告の数字を見て分析したり、トレンドを掴んで広告運用担当者と今後のクリエイティブ戦略を考えたりもします。担当はアパレルや美容系などが多いです。
かほ:業務内容はカペちゃんと同じです。私は美容系のお客様がメインです。
ー仕事の難しさと面白さはどんなところにある?
カペちゃん:数字が伸び悩んでいた案件があったとき、方向性を変えたりトレンドを取り入れたりしたのが当たって、ぐんと数字が伸びるとうれしいです。アイデアは、SNSや他社の広告、事例などを見て参考にしたり、サプリで使ったクリエイティブを美容系にも活用するなど横展開をしたりしながら、いろいろな案を試しています。
かほ:自分が考えて作ったクリエイティブが当たると、うれしいよね。難しいのは、「こう表現したい」ということがあるのに、法律やお客様の会社のレギュレーションの関係でその表現ができないことや、「ここまでしか言えない」みたいな制限があること。どんどん言い換えをしていって、レギュレーションの範囲内で最大限に伝わる言い回しを考えるのはなかなか大変です。
カペちゃん:数字を一番よく見ていて、お客様ともやり取りをしている広告運用担当者さんと一緒に考えたり。あとは週1回のチームミーティングで、チームメンバーに相談したり。
かほ:最適なクリエイティブを作るために、みんなで一緒に考える文化があるよね。
カペちゃん:どんなターゲット向けの広告かによっても、適したクリエイティブは変わるし。
かほ:ターゲットに合わせて、色合いを変えてみたり。
カペちゃん:動画広告の場合は、場面を切り替えるタイミングも変えていて。ターゲットの年齢層が高めならゆっくりにして、ターゲットが10代の場合は切り替え早めでポップな感じにまとめたり。
かほ:若者向けだと、切り替えの回数自体を多くしたり。
カペちゃん:当社ならではだと思うのは、実際に商品を撮影するところから関われること。お客様から画像をいただいてデザインするのではなく、自分たちで撮影した写真を活用してクリエイティブを作るんです。
かほ:理想のクリエイティブに合わせた写真を撮影できるし、自由度が高いよね。
カペちゃん:お客様側で撮影した公式の画像だと、整いすぎていて堅い印象になることもあるから、私たちが撮影することで、あえてインフルエンサーさんが撮ったような親しみやすさのある写真に仕上げたりもしています。
根付いてきた、「チームで考え、協力して成果を出す」文化
ーこれからに入社したきっかけは?
カペちゃん:私はキャリア採用で入社しました。もともとはアパレルメーカーでECサイトの運営をしていましたが、広告を打たない会社だったので、広告についても学んでEC業界の知識をもっと身に付けたいと思うようになって転職を決めました。これからを選んだのは、「どヘンタイ採用」を掲げるくらい、社員の個性が強い会社だったから。私自身もハーフだから、大手のお堅い会社よりは風変わりな会社の方が合ってそうだと思ったんです。面接のときも「これを話さなきゃ」って構えずに、自然体で2時間くらい楽しくおしゃべりをさせていただいて、いいなって。
かほ:私は新卒入社です。これからの役員の川村さんが大学のサークルの大先輩で、サークルの集まりで知り合ったんです。そこで会社のことを教えてもらって「面白そうですね」と言ったら、社員さんと話す機会をくださってそのままインターンに。大学では食品関係の研究をしていたので、まったく違う業界でしたが、クリエイティブの画像や文言を変えてA/Bテストをしながら検証をしていく過程は、研究とも似てるなと思って面白さを感じました。社員の皆さんもすごく優しくて、インターン生の私にもたくさん話しかけてくれたので、居心地の良さを感じてそのまま入社を決めたんです。
ー入社後のイメージは?
かほ:真剣に数字を追いつつ、真面目に仕事をしつつも堅くなりすぎない、ラフな雰囲気があります。
カペちゃん:自由だけど、「チームで実績を伸ばそう」という意識が強いなと感じる。2022年の10月に、クリエイティブチームができたことで、よりチームで仕事をする一体感が生まれたかも。以前は、広告運用担当者がクリエイティブも含めて一人で自分の案件に対応していたけれど、それでは効率が悪いからクリエイティブに集中するチームを作ったんです。
「それぞれに担当案件は持っているけれど、アイデアを出し合って支え合おう」という体制と考え方に変わってから、より良いチームになったと感じます。「効率悪いから、こうしてみるのはどうですか?」って提案をすると、すぐに「やってみよう!」となるのも、うちのいいところだなって。
かほ:ミーティングも活発になったし、協力して情報共有し合おうって文化ができてるよね。
あと、これからは社歴や年齢がまったく関係無い、フラットな環境だなと感じます。入社1年目や2年目の社員もチームミーティングで意見を言いやすいし、自分たちの意見が通ることもある。クリエイティブ作成についても、「こうしなさい」といった細かい指示は一切無くて、どんな考えや意図でそのクリエイティブにしたのかを説明したら、皆さん受け入れて理解してくれます。インターン時代から、コミュニケーションにおける壁はまったく感じたことがありません。
ー「自由に働く」という姿勢は、社員一人ひとりに自主性が無いと成り立たないように思いますが、その辺りはどう思う?
かほ:採用で「どヘンタイ募集」って打ち出してるから、そもそも来る人のクセが強いのもあるんだろうけど、会社の文化としても新しいメンバーには「一回自分で調べて取り組んでみて」と声を掛けることが多いから、そうしたコミュニケーションからも自主性が育まれてるのかも。
カペちゃん:1から全部は説明しないよね。それより、「まずは1回やってみて」って言うことが多い。ベンチャー企業あるあるかもしれないけど。
「楽しそうだね」と、学生時代の友人やかつての同僚から言われる
ー働きやすさはどう?
カペちゃん:働き方や仕事の進め方も、基本的には個人個人に委ねられます。用事がある日は早く帰ってもいいし、「今日どうしても対応ができないので、明日の朝イチで対応します」と事前に伝えれば、周りも理解してくれるし、他の人が助けてくれることもある。事情や状況を共有して、理解し合って助け合おうみたいな風土があります。
あと、ありがたいのは出社とテレワークの切り替えがしやすいこと。普段は対面の方がコミュニケーションを取りやすいから出社してるけど、突発的な体調不良で「仕事はできるけど通勤が辛い」ってときにはすぐにテレワークに切り替えられるから。その辺りは融通が利きやすいと感じます。
かほ:年齢の割にビジュアルが若くて、行動力やエネルギーに溢れた人がすごく多いなって感じます。みんな「会社用」の自分を取り繕う必要が無くて、自然体で働いてるから、そうなのかも。
カペちゃん:去年、会社の10周年記念で船上パーティーをしたときの写真をInstagramに載せたら、前の会社の同僚から「どんな会社に入ったの?めっちゃ楽しそう!」って連絡が来た。みんなで浴衣着て、ごはん食べたりビンゴしたり、これまでのことや今後のことみたいな真面目な話も聞いたり、楽しかったよね。
かほ:年始の最初の出社日は、みんなで神社にお参りに行ってそのまま飲みに行ったり、思い思いに過ごすし。でも翌日からは、みんな昨日とは別人みたいに普通に仕事をしてて。仕事にも遊びにも全力だよね。
カペちゃん:社員同士も仲が良いし。
かほ:私は飲み仲間もだいたい会社の人だし、休みの日も会社の人と遊んでる。
カペちゃん:二人で占いや岩盤浴にも行ったね。
かほ:今年は盆踊り祭りにも行ったし。
ーどんな人と一緒に働きたい?
カペちゃん:自分が持ってる知識やスキルを生かしつつ、これからが蓄積してきたノウハウも取り入れてクリエイティブ制作に臨める人。私たちはデザインの勉強をしてこの仕事に就いたわけじゃないから、体系的にデザインを勉強してきた方の意見も聞きたい。けれど、広告はスマートじゃないごりっとしたデザインや変わったクリエイティブの方が当たるときもあるからこそ、綺麗めも個性派も手掛けられる方だといいなって思います。「デザイン経験は無いけれど、クリエイティブに挑戦したい!」というチャレンジ精神旺盛な方も、もちろん歓迎です。
かほ:デザインを学んできた方に入ってもらえたら、「もっと綺麗に整えたいんですけど、どうしたらいいですか?」とか「色味を変えたいんですけど…」なんて質問や相談もできるもんね。でも、確かにデザイン経験は無くてもいいと思います。私も未経験で今の仕事に就いたし。
ただ、一緒に仕事をする広告運用担当者によってもバナーの好みは変わるし、商材によって適したデザインも違うからこそ、どんなアイデアや提案も一度受け取って吸収して、場面に応じたクリエイティブを制作できる柔軟な人が向いてると思います。
カペちゃん:今これからに入ったら、きっと楽しいと思います。組織も一体感が増して、より良くなっているから。それに、扱う商材が今後さらに増えると思うので、いろんな商材のクリエイティブ制作にも携わることができると思います。
かほ:クリエイティブチームも、もっと大きくしていきたいもんね。メンバーが増えるほど、アイデアの幅も広がるし。
カペちゃん:1つひとつの案件に、もっと時間を割くことができるようにもなるしね。
かほ:扱っている商材は、今は女性向け商材が多いけど、男性メンバーも歓迎です。人に頼まれたことをやり遂げたり、相手の期待に応えることにやりがいを感じられたりする方なら、性別や年代問わず向いていると思います。
※2023年10月の情報です。
この記事は 倉本 祐美加 が書きました
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