飽き性な私が見つけた、“何にでもなれる”場所で。いつも前向きにメンバーを率いる新卒3年目のインストラクター
活躍ぶりが評価され、現在はインストラクターとしてインターン生の育成にも携わるりんりん。もともとポジティブなりんりんですが、インストラクター就任以降はより一層“後ろを向かない”姿勢を大事にしており、常に笑顔を絶やさず、相談しやすい上司であろうと心掛けています。
人の心に寄り添う繊細さと、パワフルで新しい挑戦を厭わないベンチャー精神を兼ね備えた、しなやかな強さを持つりんりんの内面に迫ります。
りんりん
RINRIN
2021年新卒入社。インサイドセールス所属、インストラクター。「どヘンタイ」募集のキャッチコピーに表れている社風に惹かれ入社。大阪支社のフィールドセールスとして、アポイント獲得から提案、ECサイトのディレクションを経験して幅広い業務知識を習得。アポイント獲得の部分で成果を上げ、2022年1月から東京本社のインサイドセールスへ異動。2023年1月からはインストラクターに昇格して、メンバーの育成に携わりつつ、展示会の企画・運営業務にも挑戦中。目指すは“オールラウンダー”。
キャリアの選択肢が多様なところに惹かれ、オールラウンダーを志して入社
大学卒業後の2021年4月、これからに入社しました。
就職活動の軸は、ズバリ「人」。アルバイト経験などを通して、自分のやりたいことに取り組むことができる環境であっても、人間関係がうまくいかなければ長く続けられないと思っていたからです。
これからとの出会いは、ベンチャー企業に特化した就職サイト。「どヘンタイ募集」というキャッチコピーが目に留まって、個性的で面白い人がたくさんいそうだと魅力を感じました。また、IT業界やEC関連の仕事にも、もともと興味があって。父親が婦人靴の販売業をしていて、ECサイトも運営していたのですが、やり方がわからず困っている姿を見ていたので、ECの知識を身に付けることができれば父親の仕事を手伝えるかもしれないと思ったのです。
これからのことを調べていくうちに、営業で入社したからといってずっと営業をするわけではなく、ジョブチェンジの制度があるなど、さまざまなキャリアの選択肢がある環境だと知りました。そして、一つのことに突き進むスペシャリストの方もいれば、営業や制作やマーケティングなどのポジションを渡り歩いているオールラウンダーの方もいました。私は飽き性で、いろいろなことに興味を持つ性格なので、ここならオールラウンダーとして多様な挑戦ができそうだと感じたのです。
実際、面接で「オールラウンダーになりたいです」と伝えたときも、私の考えを理解してくれました。また、お酒を飲むことが好きな私は、面接官の方と“支社近くの美味しい居酒屋情報”の雑談で盛り上がって。面接官と就活生というより、ひとりの人対人で話しているように感じられて、人柄をじっくり見てくれる会社だと感じました。
入社後も、ギャップはまったくありません。いい意味で「どヘンタイ募集」という印象のままの会社でした。ただ、個性的でありながらも、周りとの連携やチームワークをすごく大事にしている方たちばかりです。
「こうしてみたい」の提案が歓迎される、創意工夫ができる環境
入社後は1か月間の研修を経て、大阪支社のフィールドセールスに配属されました。お客様に電話をしてアポイントを取得し、提案を行って受注できた場合はECサイトのディレクションや納品まで、一気通貫で担当するという業務でした。
このポジションは、これからの新入社員の“登竜門”のようなもの。一連の仕事の流れを覚えるために、新卒入社の社員のほとんどがこの業務からスタートします。ただ、私は同期の中でも初受注のタイミングが遅い方でした。焦る気持ちもある中で心掛けていたのは、できる人の真似をすること。先輩や、自分より先に受注した同期のサイト設計やディレクションの進め方、話し方などを観察して、いいなと思ったところを自分にも取り入れるようにしたのです。こうした甲斐あって、無事に受注や納品ができました。
仕事にも慣れてきた1年目の12月に、転機が訪れます。大阪の支社長から「東京のインサイドセールスに異動してみない?」と提案をされたのです。私は、アポイント獲得からディレクションまでを一貫して行う営業活動の中でも、お客様と「はじめまして」の接点を持つアポイント獲得の領域でもっとも成果が出ていて、自分でも「得意だ」と実感していたので、立ち上げ間もないインサイドセールスのポジションにハマるのではないかと声を掛けてくださったのです。こうして、異動が決まりました。
インサイドセールスは、お問い合わせをくださった方や資料をダウンロードされた方、これからが開催したセミナーの参加者の方に対して連絡を行い、商談を創出してフィールドセールスにパスを渡す部署です。1人あたり月100件のアポイントを獲得しようというKPIがあったので、最初はとにかくがむしゃらにお客様にアプローチを続けていました。
目標値が高いので大変でしたが、配属5か月目で初めてKPIを達成。その要因の一つは、フォローアップ活動に力を入れたことでした。以前は、一度電話して繋がらなければそのままというケースが多かったのですが、その中にもこれからに興味を持ってくれるお客様がいるかもしれないと思い、時間帯を変えて電話をしてみたり、メールで継続して連絡を入れてみたりしたのです。こうした活動を続けた結果、お客様との関係構築も進んで、ぐんと数字が伸びました。
私は、自分で考えて「こうすればいいのでは?」と思うことを試してみることが好きです。これからには、そういった工夫を自由にできる環境があります。もちろん、試してみて良かったことはチームメンバーに共有しています。このフォローアップ活動もチーム内に浸透した結果、チームで良い成果を挙げられるようになりました。
常に笑顔でポジティブな、尊敬される上司でありたい
2023年1月からは、インサイドセールスのインストラクターに昇格しました。
私が異動した当時は3名だったインサイドセールスの組織も、今では全国で20名規模に拡大しています。その中で、インストラクターの一人である私の役割は、プレイングマネージャーとして自身のKPIを追いつつ、5名のインターン生の育成をしながら彼らのKPI達成をサポートすることです。
インストラクターになって、これまで以上に心掛けるようになったのは、ポジティブであること。インサイドセールスは、アポイントが取れないことが続くとどうしても「しんどい」と思ってしまいがちなように、モチベーションに左右される部分が大きいものです。ただ、私がそのような様子ではメンバーにも伝染してしまうので、メンバーの前ではネガティブな発言はしないこと、落ち込んでいる姿を見せないことを心掛けています。
また、なかなかアポイントが取れなくて落ち込んでいるメンバーを見かけたら、必ず声を掛けたり、定期的に1on1の面談をして相談に乗ったりしています。メンバーの気持ちに寄り添いたいと思っているので、悩んでいるメンバーに対しては「一緒に電話を掛けよう!」と声を掛けて、隣で業務に取り組むことも。そうした姿勢の積み重ねでしか、信頼関係は築けないと思うからです。気軽に相談してもらえる上司でいられるよう、常に機嫌良く、笑顔でいることを意識しています。
メンバーからはよく「どうやってモチベーションを維持していますか?」と質問されます。私は今までの積み重ねとして、できる人の真似をする姿勢が染み付いているからこそ、スランプに陥ったときは外部のインサイドセールスの交流会に行ったり、本を読んだり、SNSなどで発信されているインサイドセールスの先輩方のノウハウに目を通したりしています。さまざまな情報の中から、「こうしたらうまくいくのでは」というエッセンスを取り入れることで、“成果を出す自分”のイメージが湧くようになるからです。
目の前のことにがむしゃらな姿勢が、チャンスを連れてくる
とてもうれしかったのは、別部署に異動が決まったメンバーに、「りんりんさんのメンバーでよかった」と言ってもらえたこと。もちろん、日々の中で相談してもらえたときも「信頼してくれているのかな」と感じられてうれしいですし、アドバイスしたことをメンバーがすぐ実行に移してくれて、成果に繋がったときにはメンバーと一緒に喜んでいます。
上司にも恵まれています。私の上司であるインサイドセールスのコーチは、フィールドセールスや広告運用、マーケティングや支社の立ち上げまで幅広く経験している、まさにオールラウンダー。枠にとらわれずに、さまざまな経験をしてきた姿勢を尊敬しています。私から相談する前に、いつも察して声を掛けてくれたりランチに誘ってくれたりしますし、私の性格を踏まえて「こうしてみたらどう?」と、選択肢の一つとして提案するようにアドバイスをくれます。また、好奇心旺盛で常にチャレンジをしたい私の性格を知った上で、新しい挑戦の機会も与えてくれるのです。
目標は入社前から変わらず、何でもできるオールラウンダーになることです。今年からインサイドセールスの業務に加えて、新しく展示会の企画や運営も任されています。両面で成果を出して、いずれはインサイドセールスやマーケティングの領域でコーチに昇格したいです。
今でこそ、次々とやりたいことが湧いてくる私ですが、学生時代から「絶対にこの仕事をしたい」といった思いを持っていたわけではありません。これからに入社して、目の前の仕事に一生懸命取り組んできた結果、自分に向いていることや、やりたいことがどんどん見つかってきたのです。
だからこそ、将来の夢は無くてもいいから、とにかくポジティブに目の前の仕事に向き合って、やり遂げられる方に入社してもらいたいと思います。新しい挑戦に、不安や壁は付き物。成功や失敗など目先の結果にとらわれず、チャレンジを続ける姿勢が大切だからです。そうした姿勢を持つ方であれば、きっとこれからでやりたいことが見つけられますし、周りにもその頑張りを評価されて、次々と面白い仕事を任せてもらえると思います。
※2023年11月の情報です。
この記事は 倉本 祐美加 が書きました
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