新卒6年目×新卒3年目対談。若手“マネジメント職”が内に秘める情熱

category :  COREKARAの日常 , 社員インタビュー

update :  2023/11/16(木)

staff :  endo

広告運用を軸に、単品通販のお客様の売上UPを支援する単品コンサルサークル。コーチを務めるのは新卒6年目のそーちゃんで、今年からインストラクターに昇格したのは新卒3年目のたしろです。

ともに若手ながら、重要なポジションを担う二人。“マネジメント”といった堅い言葉が似合わない、フラットな組織の中で、メンバーの自主性を尊重しながら組織を率いています。

組織への愛着や仕事への情熱を心の内に秘めつつ、一歩ずつより良い組織作りに向かって挑んでいる、彼らの思いに迫ります。

そーちゃん

SO chan

 

2018年新卒入社。単品コンサルサークル所属、コーチ。新卒5期以内のスタートアップに絞って就職活動をしていたところ、「どヘンタイ募集」の求人が目に留まり、これからに新卒入社。入社後は、立ち上げ間もない広告運用チーム(現・単品コンサルサークル)の一員となり、3年目からは実質「コーチ職」として組織を率いるなど、早くから組織やサービスの整備に貢献してきた。

たしろ

TASHIRO

 

2021年新卒入社。単品コンサルサークル所属、インストラクター。EC業態に興味を持ち、2021年に新卒入社。単品コンサルサークル配属後は、周りが認めるほど熱心に仕事に打ち込み、アカウントプランナーとして実績を重ねる。2023年からは、インストラクターに昇格。3名のメンバーを率いつつ、組織の改善を主導する立場に。月間売上ランキングでは常々TOP3入りするなど、活躍が目覚ましいホープ。

単品通販のお客様を支援するチームの、若きコーチとインストラクター



二人とも新卒入社ですが、これからに入社した理由は?

そーちゃん:新卒採用を開始して5期以内、50人以下の社員数のスタートアップに絞って就活をしていました。それは、いろんな社会人の方の話を聞いて、自分には大企業よりもスタートアップの方が合っていると思ったから。それに、会社が大きくなったときに良いポジションに就くことができそう、というしたたかな狙いもありました(笑)。
スタートアップの中でも興味のあったWeb系企業を探していたものの、表に出ている情報だけを見ても、正直それぞれの会社の違いがわからなくて。そんなときに、「どヘンタイ募集」という目立つキャッチコピーを見て、目を惹かれたんです。説明会や面接でオフィスに行くと、切磋琢磨しつつ和気藹々とした雰囲気があって、働くイメージが湧いたので決めました。

たしろ:僕はEC関連の事業をしている会社を探す中で、これからに出会いました。というのも、実店舗でものを買うのが好きだったので就活では百貨店を受けていたものの、全部落ちてしまって。それなら「打倒・百貨店!」を目指せる業態がいいなと思って(笑)。それに、僕が実店舗で買い物をするのが好きだった理由は「買い物体験自体を楽しめるから」で、今後ECでもそういったことが実現できそうだと思ったからです。これからは、「どヘンタイ募集」のキャッチコピーからイメージできる通りの会社で、面接官の方との話が面白くて、入社を決めました。今でもそのイメージは変わりませんし、「この中だと自分は大人だな」と思えるくらい、個性的な人がたくさんいます(笑)。



入社してからはどんな仕事を?

そーちゃん:部署名は、「広告運用チーム」、「アドコンサルチーム」、「単品コンサルサークル」と変わったものの、入社以来ずっとWeb広告運用の部署に所属しています。仕事内容は、Web広告を活用して単品通販のお客様の売上を上げること。広告運用以外に、Webコンサルティング全般も手掛けています。

1年目からWeb広告運用を?

そーちゃん:そうです。ただ、僕が入社した1年目は、これからが広告運用サービスを提供し始めて2年目くらいのタイミングだったので、ほぼ立ち上げ期に入った形になります。

たしろさんのキャリアは?

たしろ:そーちゃんさんと同じ部署で、僕もずっと広告運用に携わっています。そーちゃんさんには、入社以来お世話になっていて、仕事もめちゃくちゃ教わりました。




お互いの最初の印象は?

そーちゃん:覇気が無さそうに見えて、「やる気あるのかな?」って心配だったのが本音です(笑)。でも、実際は感情が表に出づらいタイプだっただけで、かなり内に秘めてるものがありました。

たしろ:仕事ができる先輩。なので、昔から真似ばかりしています。たとえば社内のメンバーと接するときも、相手の都合や性格やテンションに合わせたコミュニケーションを取っていて。見習うべきことが多いし、自分のツボは見せたくないなと思う相手です(笑)。

そーちゃん:よく話すけど、お互いにツボは捉えられたくないというか、弱みは見せたくないって思ってる感じはあるよね(笑)。たしろは、とにかく量をたくさんこなして、力を付けていました。しかも、ただ単に量をこなすだけではなくて、周りの動きを見ながら戦略的に量をこなしてたんです。だから、伸びたんだろうなと思います。

組織として成果を出すべく、改善活動にも奮闘



お二人は、いつコーチやインストラクターのポジションに?

そーちゃん:当時は「コーチ」という役職が無かったんですけど、入社3年目からコーチのような役回りを任せてもらうようになりました。

たしろ:僕は今年からインストラクターになりました。

コーチの役割は?

そーちゃん:組織として大きな売上を上げて、利益を出すこと。そのためにはもちろん、支援しているお客様の売上アップに貢献して、お客様の満足度を上げることが必要です。単品コンサルサークルのメンバーは現在11人ですが、それぞれがお客様を支援する中で属人的になってしまう部分もあるからこそ、サービスレベルの担保をしたり、案件の相談に乗ったり、一緒にフロントに立ってお客様に提案したりもしています。まとめると、単品コンサルサークルの売上を上げ、メンバーのお給料を上げて皆に幸せになってもらうために、できることを幅広く手掛ける役回りです。

たしろさんは、インストラクターとしてどんなことを?

たしろ:3人のメンバーを率いる立場になりました。プレイングマネージャーのようなポジションなので、チーム全体の数字の進捗を見つつ、メンバーのフォローをしながら、今まで通り自分に課せられた数字の達成も求められます。

どのような流れでインストラクターに?

たしろ自分から「インストラクターになりたいです」と言いました。ずっとプレーヤーで居続けるより、次のステップに上がりたいなと。あとは、インストラクターに就任すると、昇給するからです(笑)。ただ、想像以上に大変でした。



どんなところが大変?

たしろ自分が先頭に立って、改善のために動き続けなければならないところです。メンバーからは、いろんな相談をされたり、要望が挙がったりします。たとえば人が足りない場合には、「社内異動や採用で新しいメンバーを連れて来ることはできないか」と社内に掛け合ったり、「これをすれば、もっと数字が伸びるのでは?」と提案されたアイデアを取り入れたり。こうした業務と並行して、プレイヤーとしての数字目標を達成していくことは、なかなか大変です。ただ、「自分ならできるはず!」と思って頑張ってます。

そーちゃん:フラットな組織なので、メンバーから直接アイデアや要望を聞くこともあります。けれど、各メンバーの性格や志向のような細かい部分は、たしろともう1名のインストラクターの方がよく把握してるので、基本的には彼らに任せています。

そーちゃんさんとたしろさんの間で、よくコミュニケーションも取る?

そーちゃん:そうですね。一緒に担当してるお客様がいるので、よく提案のための作戦会議もしています。コーチとインストラクターとしての定例会議は設けていませんが、話しておきたいトピックが生まれたときに、お互い少し手が空いてそうなタイミングを見計らって声を掛けます。ただ、話したいことは事前にチャットで共有しているので、話はすぐまとまりますね。

たしろ:話すトピックは、基本的に「売上をもっと伸ばすために組織をどうしていくべきか」というもの。

そーちゃん:新しい人を採用しなきゃとか、新規案件の獲得をどうするかとか、案件の選択と集中をしなければならないね、とかね。

そーちゃん&たしろと働きたいあなた!

これからの魅力は、成果を上げるための手段や働きやすさの自由度が高いところ



コーチやインストラクターの立場として意識していることは?

そーちゃん任せることです。世の中には圧を掛けて組織を管理する人もいるけれど、それって手間が掛かるし、めんどくさいじゃないですか(笑)。僕は楽したいから、メンバーには、もっともっと勝手に動いてほしいんですよね。だからこそ、僕が指示をしなきゃメンバーが動けない組織ではいけないと思っているので、「ゴールだけは共通認識を持って、手段は自由に」ってことを心掛けています。

たしろ:僕は、メンバーのいいところを伸ばしていきたい気持ちがあります。性格的に苦手なこととか、この作業は苦手だってこと、誰にでもあるじゃないですか。そういったことは、なるべく僕がカバーして、メンバーには苦手を潰すことより得意を伸ばすことに時間を遣ってほしいなと。

そーちゃん:一人ひとりパーツが違うテトリスみたいなものだから、お互いの凸凹を埋め合わせていけたらいいよね。



二人とも、かなり若いうちから責任の大きなポジションを任されていますが、そこについてはどう思う?

そーちゃんどこまでいっても、「井の中の蛙」だと思ってます。これからは、何千人もの社員がいる大企業というわけではないし、頑張りしだいで早くに昇格できるチャンスのある会社だからこそ。

たしろ:僕も、「昇格が早い」と思ったことは無くて。どこまでいっても井の中の蛙だと思ってます。

ただ、二人が入社した当時に比べると社員数も増えたり、会社の変化を感じると思いますが、その点はどう思う?

たしろ:僕が入社したときは社員数100人くらいで、今では200人くらいになったので、オフィスが狭くなってきたなと感じます(笑)。ただ、人が増えた分、さらに個性が豊かになりました。あと、会社が成長するにつれて、確かにルールは増えてますが、納得できるルールばかりなので働きづらさは感じません。

そーちゃん:僕が入社したときは社員数が50人くらいだったので、変化はかなり感じます。ただ、入社する前から好きだった会社の雰囲気は、ほとんど変わらないんですよね。だからこそ6年目の今も、ポジティブに楽しく働くことができているなと。あと、「こうやって会社は大きくなるんだ…!」と実感できる過程に立ち会えていて、すごく面白いです。

改めて、これからの魅力は?

たしろ:いろんなタイプの人がいるから刺激を受けやすいし、さまざまな価値観に出会えてすごく楽しいです。働き方などに関して細かく「こうしなさい」と言われずに自由度を与えてくれるところが、自分に合っていると感じます。

そーちゃん:“いい人”でも、“優しい人”でもなく、“いいヤツ”って表現がぴったり当てはまるような人が多くて。年齢やバックグラウンドや上司部下関係無くそうした人に出会えるので、とても楽しいです。たしろも言ってるように、自由度が高いところは魅力だと思います。シンプルに言えば、「成果を上げられるなら、手段は任せるよ」というスタンスで、それが性に合っています。



今後の目標は?

たしろ:CMOになりたいです。

そーちゃん:昨日、お客さんの会社のCMOの方と飲んで、その人がかっこよかったから、影響受けてるでしょ(笑)?

たしろ:それもあります(笑)。でも、マーケティングの責任者として、イチからマーケティングの戦略を考えたり、その実現のために必要な組織体制を決められるポジションって、かっこいいなと。だから、CMOを目指したいです!

そーちゃん:あえてこの言葉を使いますが、僕はこの会社をうまく「利用させて」もらいながら、ビジネスマンとして成長できたと思うので、お世話になった上司や経営層に恩返しがしたいです。
あとは、早めにリタイアして人生を送ることができるように、基盤を整えたいなと。実は大学生のとき、「とりあえず、人生の前半戦は稼ぐことと、稼ぎ方を覚えることに費やそう!」と思って就職した経緯があるので。
ただ、いざ働いてみたら、仕事が面白くて。だから、しばらくは働き続けると思います(笑)。

そーちゃん&たしろと働きたいあなた!

Kuramoto

この記事は 倉本 祐美加 が書きました

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