新卒3年目で福岡支社長に。若手のうちからマネジメント職に就きたかった自分にぴったりの環境

category :  COREKARAの日常 , 社員インタビュー

update :  2023/12/18(月)

staff :  endo

2021年に新卒入社したしょっぴー。まだ3年目ながら、フィールドセールスとして社内最速で売上1億円に到達。そして2024年1月からは福岡支社長に就任するなど、次々と輝かしい実績を残しています。

実績とは裏腹に、“ガツガツ”といった言葉は似合わない、一見スマートで涼やかなしょっぴー。しかし、実際は熱いハートの持ち主。大学時代のインターンで挫折したこと、高学歴でエリートな同年代を追い越したいという思い、マネジメント職への憧れ、そして圧倒的な努力量が彼の土台にあります。

ターニングポイントとなった経験を振り返りながら、しょっぴーがこれまでとこれからを語ります。

しょっぴー

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2021年4月入社。フィールドセールス所属、インストラクター。大学時代から営業会社でインターン経験を積み、学生ながら支社の立ち上げや組織のマネジメントにも携わる。若手のうちから、成果次第でマネジメント職に就くチャンスを掴めるベンチャー企業を志望し、2021年にこれからに新卒入社。フィールドセールスとして活躍し、入社2年6か月で売上1億円を達成する最速記録を樹立。2023年1月からはインストラクターに昇格、2024年1月からは福岡支社長に就任と、スピーディーかつ着実にキャリアアップを重ねている。

“そつなくこなせるタイプ”のはずが、インターンで挫折。努力量で挽回



大学時代は、サークルに遊びに旅行にアルバイトにと、学生生活を満喫していました。学園祭実行委員のサークルでは、広報局の局長に就任。アーティストさんへのオファーやステージの設営、待機部屋やケータリングの手配、地域から協賛を集める活動などを担当していました。

ゼミのOBが経営している、通信サービスの営業会社でインターンをしないかと誘われて、大学2年生からはビジネスの経験も積むことに。学校終わりの平日17~21時や土日に、週2~3日働きました。

自分は、何でもそつなくこなせるタイプ。だからこそ、仕事もそれなりにできるだろうと思っていました。しかし蓋を開けると、1ヵ月目のアポ獲得件数はたった1件。周りの学生インターンと比べても低い数字で、すごく悔しかったです。電話口で断られ続けて心も折れそうでしたが、「このまま投げ出して社会人になったら、また同じところで躓く。だったら今やるしかない」と諦めずに、奮起しました。

できる人の真似をするのはもちろんですが、成果を出す一番の近道は行動量を増やすこと。出勤日数を週5日に増やしたり、終業後は先輩にロールプレイングのフィードバックをお願いしたりしました。その努力が実って、3か月目には新人賞を受賞し、1年後にはアポイント獲得からクロージングまでをすべて任せていただくように。新しい支店の立ち上げ、メンバーの教育や営業の仕組みづくりにも関わらせてもらえるようになりました。

これからに入社を決めたのは、面接で唯一“辛口コメント”をくれたから



インターンをする中で、営業のプレーヤーが一人で達成できる件数や金額には限界があると実感しました。一方で、メンバーを育成して、力を付けたメンバーを集めたチームを組成できれば、僕ひとりが寝る暇を惜しまず頑張るより、何倍もの件数や金額を受注することが可能だなと。また、インターン時代にチームをマネジメントする経験を積んで、自分が1日5件アポを獲得するよりも、チームメンバーが1件獲得できたときに、すごくうれしさや仕事のやりがいを感じることに気付いて。だからこそ、成果をあげたら早くマネジメント職に就くチャンスを貰えるような、仕事の成果に応じて正当に評価をしてくれる企業で働きたいと思っていたんです。

就職活動をしていた当時はコロナ禍真っただ中で、EC業界の盛り上がりを感じていたので、EC関連の事業に興味を持つように。EC領域なら、「お客様の売上が1000万円から5000万円に上がった」といった定量的な数値で、自分がどれだけ貢献できたかも測りやすく、いいなと思いました。



インターン経験の甲斐あって、就職活動は順調に進みました。「君、すごいね」とお褒めの言葉をいただくことも多かったんです。そんな中、これからの最終面接でお会いした今泉社長からは、「君、意外と普通だね」と一言。唯一の辛口コメントだったからこそ、印象に残ったし、素直にうれしかったんです。正直、面接の度に褒められて、天狗になってしまいそうな自分もいたし、入社前から期待値が上がりすぎることに怖さもあったので。今に甘んじずに働けそうな環境に魅力を感じて、これからへの入社を決めました。

大学4年生の7月からは、大手IT企業の新規事業推進室でインターンをすることに。卒業までの間、ベンチャー企業でインターンをしようと思っていたのですが、叔父から「大企業で働く経験を積んでおいて損は無いよ」と言われたので、挑戦してみようと思ったのです。特別枠で採用していただいて、その企業の内定者と一緒に仕事をしました。内定者は、高学歴で、意識が高くて優秀な、今までに関わったことの無いタイプの人たちばかり。考え方、発想の仕方、1つのタスクを効率的に終わらすための思考など、すべてが新鮮でした。彼らの姿を目の当たりにして、「同じ土俵で戦っても、絶対に勝てない。やっぱり自分には、1年目からとにかく数をこなせて、経験を積むことができるベンチャーが合っている。ベンチャーで修行して、3年後には彼らに負けないビジネスパーソンになっていたい」と思いました。



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自らリスクを取ってチャンスを掴んだことで、目標数字を達成



入社1年目は、周りが50件しか電話を掛けていなかったら自分は100件掛けるなど、とにかく「数」にこだわりました。受注した案件も、制作ディレクターの方に渡すのではなく自分で最後まで担当したり。とにかくよく働き、密度が濃く、「やり切った」と思えた1年目でした。

リスクを取って、結果を出す経験も積みました。2年目以降のフィールドセールスは、インサイドセールスチームからアポイントをもらって商談に臨むのですが、「このままでは理想の受注件数が達成できない」と危機感を感じ、インサイドセールスチームのリーダーに「1件アポをください。もし受注できなければ、これから1年間アポは要りません」と直訴したのです。快諾していただいたので、「絶対に受注するので、任せてください」と宣言しました。

そうは言ったものの、その案件は難易度が高く、お客様には何度も断られました。しかし、粘り強く提案した結果、なんとか受注できて。それまでは、ついつい「自分で頑張ればいい」と個人で完結してしまいがちでしたが、自分に足りないところは周りの人を巻き込み、助けを借りることが大切だと気付くことができました。

この後も、たくさんのアポイントをパスしていただき、たくさんの方に支えられて、入社2年6か月で、社内最速で受注金額1億円を達成できました。達成できたのは、「毎月1000万円ずつ受注しよう」と決めて、常に現状の数字と目標とのギャップ、そのために何をすべきかを考えることを癖づけて、動くことができたから。インターン時代に、KPI管理の手法や、数字を元にボトルネックを発見して改善に生かす考え方を、徹底的に身に付けておいてよかったと実感しました。



「仕事の成果に対する報酬は、仕事で欲しい」自分にぴったりの会社



フィールドセールスとしての評価は受注件数や受注金額で決まるものの、僕は「お客様の売上を伸ばすことに貢献したという、成功体験を得たい」思いが強いので、成果が出るまでは個人的にフォローアップを行うこともあります。フィールドセールスのやりがいは、お客様が気付いていない課題に気付いた上で提案ができたら、大きな反響が返ってくるところ。売上が上がると嬉しいのはもちろん、お客様から「提案してくれてよかった」と喜びの声を聞けるのも、フィールドセールスの醍醐味だと思います。

入社前の自分が求めていた通り、これからは「仕事の成果に応じて、正当に評価してくれる企業」だと感じます。成果が認められて、2023年1月からはフィールドセールスのインストラクターになり、4名のメンバーを率いる立場になりました。また、個人やチームで達成した数字やインストラクターとしての活動を認めていただいて、2024年1月からは福岡支社の支社長になります。「仕事の成果に対する報酬は、仕事で欲しい」と思うタイプの僕にとって、これ以上ないうれしい報酬です。

実は、目標数字を達成した後に自分からお願いして、社長と1対1の面談の場をセッティングしていただいたんです。そこで、「早くマネジメント側に行きたい」と、自分の希望を直談判して。こうしたプレゼンも実って、福岡支社長に選んでいただいたようです。これからは、そうした場を快く用意してくれる風通しの良い会社です。また、フィールドセールス以外のさまざまな部署や職種のメンバーとも普段から連携していますが、「この仕事をしっかりとやり切りたい」というときに手厚くサポートをしてくれる、信頼できるメンバーが揃っています。



起業願望などはありませんが、組織作りや仕組み作りにはすごく興味があります。これまでの3年間は、マネジメント職に就くためにまずは自分がプレーヤーとして結果を出す期間。次に、成果が認められてインストラクターを任せていただいた期間でした。そして今後は、20名ほどのメンバーが所属する福岡支社の支社長になることで、マネジメントの範囲や規模が広がります。

福岡支社の支社長に抜擢いただいたことはとてもうれしい一方で、不安もあります。けれど、前向きに、まずは目の前のことや自分にできることを1個ずつクリアしていきたいなと。そして、福岡支社のメンバー一人ひとりが、自分の目標やキャリアビジョンに向けて成長できるようにサポートをしていきたいです。次の世代を育てて、自分のポジションの後継者を見つけつつ、どんどん新しい世代が活躍していくことができるような仕組みを作っていきたいです。福岡支社のメンバー全員が、幸せになれる仕組みや環境を作ることが、僕の役割だと思っているので。

最後に、学生さんにアドバイスを。学生時代をめいっぱい楽しむ中で、1個でいいので「これはやりきった」と言える成功体験を作ってください。1個でも成功体験があれば、自分に自信が持てますから。それに、働く中で壁にぶつかったとしても、「自分なら大丈夫」という気持ちが、自分を奮い立たせてくれたり、支えてくれたりして、また前を向いて進み続けられる原動力になるからです。

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この記事は 倉本 祐美加 が書きました

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