2年で100社面接を落ち続けた彼が、やりたい仕事をやれた理由とは

category :  これからblog

update :  2021/10/20(水)

staff :  とだとだ

2015年4月にこれからの新卒1期生として入社し、現在は社内唯一のライターとして活躍するとだとだ。
就職活動ではこれからを含め100社以上の不採用通知が届くが、社長の一声で入社を決めたという変わった入社経歴を持つ。
社内の大半の期待を大きく裏切り、1年目から営業として新卒で1番の成果をあげスピード昇格を果たす。その後ライターへ異動し、2020年にはこれから初となるECに関する書籍の執筆を行うなど、独自の立場を築き活躍している彼に、就職活動やこれからについて伺いました。

とだとだ

TodaToda

 

2015年4月入社。制作部所属Webライター。
株式会社これからの新卒1期生として入社。
学生時代からフリーライターとして活躍する中、正社員になりたいという理由で株式会社これからに入社。
趣味はお酒と読書。
最近読んだおすすめの本は自身が大学時代に従事していた藤沢周著『世阿弥最後の花』

フリーライターのきっかけは、Twitterでした

最初に就活を意識したのは2011年、大学2年の春でした。
父親が教師という少しお堅いところで育ってきたので、大人はちゃんと働き、スーツを着て満員電車に揺られる日々以外の選択肢を考えたことがなかったです。
大学2年になるとそろそろインターンをしないとなと考えるようになるんですが、どうにもやる気もしない。そんな時Twitterで、出版業界の社長が「誰かをフリーライターにしてやろうか」というツイートを見つけ、インターン感覚で応募したのがすべての始まりです。
これが、今会社でライターをやっている原点ですね。

アニメやゲーム関連の仕事から始まり、アイドルのライブレポを書いたりと、色々なことをやらせてもらいました。
給与は社会人として生活できるくらいはもらえていましたが、就活時期には、朝スーツで事務所に行って原稿を書き、お昼に説明会に行って、夜終電まで事務所で仕事。 家に帰って履歴書を書いて残りの原稿を書くという日々を送っていました。
学生と思えないくらい、社会人っぽい生活ですよね!

人生で1番辛い2年間、1次面接を落とされ続ける日々

そんな就活生活ですが、最初は出版業界を第1志望にしながら大手企業を目指していました。
志望動機を考えるのも得意だったこともあり、周りは落ちているような会社を含め履歴書はほぼ通っていましたね。
ただ問題は1度も1次面接すら通らないこと!

採用どころか1次面接すら通らないまま就活が進み、気づいたら留年するかを決めないといけない時期になってしまい、新卒カードをなくすわけにいかないと留年が決まりました。

2年目の就活は、大学の就活センターの方と相談しながら戦略を練ったんですが、全滅。
この間がとにかく人生で1番キツい体験ですね。
2年間、100社以上から1度も1次面接も通らない。
履歴書が通らないなら、紙面では俺の魅力は伝わらない!って言い訳もできるけど、面接なのでそういう言い訳もできず。自分で考えても人にアドバイスもらってもダメだから八方ふさがり。
不採用通知って「お祈り」と呼ばれますが、ちょっとした田舎の神社の神様よりは絶対祈られた2年間です。

で、これからの新卒募集にも応募するんですが、もちろん採用見送り。
ただ、2年就活している中でもこれからは1番好きな説明会だったんですよ。
そこで、落ちたけど再度入れてくれ!!ってメールを送ったら社員が反対する中、社長だけが「入れてみよう」と言ってくださって、入社にこぎ着けました。
だからドラフトでいえば最下位、むしろ育成枠での入社ですよね。

ドラフト最下位で入社をするも1年目から活躍

会社で最初に面をくらったのは、内定式で知った社員人数と新卒の人数。
20人くらいの会社なのに5人が新卒なんですよ。しかも新卒1期生。

しかも同期メンバーは、
ギャル、有名企業を蹴ってきたキラキラ系男子、原付で旅行中に内定式に立ち寄った男子、元漫画家アシスタントと、2年で100社落ちた僕という5人!
絶対すぐ半分は辞めるなって思いました。
ただ6年後の今も4人は活躍していて、辞めた1人も2年は働いているので優秀ですよね。
内定式から半年後、4月の入社式では新卒代表のあいさつをやることにしました。
内定式では「最下位での入社だ」「全員反対したんだ」とかディスられたんですが、
入社式では僕を面接で落とした役員から「お前を入れて良かったってはじめて思った」と褒められました。これは今も覚えています。

仕事が始まってから面を食らったのは、研修の薄さ。
今は違いますが、2日間マナー研修をして、3日目午前中にテレアポの研修。
それで午後からテレアポをさせられたんですね。特に業界知識とかもないまま。
皆が嫌がるテレアポですが、「知らない人にいきなり電話をかけているんだから失礼なことしてるのはこちらなので、怒られるのは当然」と思い、何を言われても平気などころか、椅子に座っておしゃべりするだけで仕事になるなんてなんていい仕事だろう!くらいに思って仕事をしていました。
そんなメンタリティーだったので、初日からアポが取れ、月間アポ獲得数も常にトップ争い。入社3か月目には1人で営業も行くようになるなど結果も出てきました。

そもそも新卒1年目は「辞めなければ成功」、「自分の給料分稼げば大成功」という目標で働いていましたね。
ただ、結果が出ると今度は営業数字に責任を持たされるようになるんです。
当時、キャパオーバーすることが頻繁に起こり、とにかく辛かったです。
上司と飲んでいる際にそのことを相談しながら、号泣したのを覚えてます。
何度も葛藤を重ねながら、4年目からはライターへと異動することになりました。

「できること」が「やりたいこと」に繋がっていく

社内にライターってポジションはないフワフワした状態でのスタート。
当面はコーポレートサイトのコンテンツを増やしていくという形で仕事が始まりました。そこから1日3本何かしら記事を作ることまでこなせるようになっていきました。

現在は、コンテンツの更新や、販促に関する文章やメルマガ、採用ブログを一任されたり、少しずつですが業務を広げています。

ライター職に異動してから最も手ごたえのある仕事はこれから初の書籍の執筆です。
最初、書籍は社員数人で作る予定で僕は端役だったのですが、余裕があった僕のパートがどんどんと増えていきました。
最終的には、「このページはこれを書くべき」「このページは通販のこういう要素を説明するページにすべき」など内容を提案し、それをまとめて本にするところまでできるようになっていたんです。
ライター就任後、1日3本通販に関する様々なことを調べて記事にしてきたおかげで、ある程度は自分の中で体系化できるようになったのだと思います。
ここまで書くと、文章に自信がある人のように思われるかもしれませんが、人並みにはできるけれど実は得意でもないし好きでもないんです。
ただ僕は自分ができることをやり続けたことで、
当初第一志望で望んでいた出版業界に繋がるような仕事ができるようになりました。

得意なことを極めれば、才能になる

うちの会社は「どヘンタイ募集」というキャッチコピーで採用をしています。
でも、世の中にすっごく変わっている変な人なんてほとんどいないから、普通でも全然大丈夫だよということはお伝えしたいですね。

僕の場合は、ライターになったから得られた経験を、運よく会社側が会社でどう使えばいいかを示してくれて、それを武器に働けています。
つまり、1つ1つの過去の経験を会社にコミットさせることで、2年間就活がうまくいかない僕でも働けています。

おそらくこれを読んでいる方も、これは自分で向いているか向いていかわからないけど、人よりは少しは努力をしてきたという何かがあると思います。
その要素を上手く掬いあげ、各会社にどう反映させればいいかというのを示すことができれば、オリジナリティの高い変わった個性を武器に働くことができると思います。
どヘンタイな要素は誰にでもあると思いますので、普通だなと思う方であっても、人より少しは得意なことを会社にどう生かせるかを見つけられれば、これからはもちろん、他の会社でも採用も仕事もうまくいくと思います。

まぁ1次面接すら通ったことがない人が何を言っても説得力はうっすいですけどね!

\著者後談/

自分の独白を自分でまとめたこのページ。
当初書き上げたのは就活への恨みつらみを中心にこの5倍くらいの文字量でした。
削った内容はまた次の機会に。 とだとだ

\とだとださんへひとこと/

◼ライターとして新卒採用を盛り上げてくれてどうもありがとう!
ひげ面もしわくちゃのシャツも、もはやとだの持ち味。
引き続き個性全開のコンテンツ楽しみにしてます!(コーポレートより)

◼ほぼテレワークなので社内では存在感が薄くとだくんてどんな人?
ってイメージがついています。。。
ただ文章力があり記事、LP構成を任せたら
社内で右に出る者はいないくらい能力をもっています!

しかしながら身だしなみ、机周りが非常に汚い。。
職人肌だからとまとめるとそれまでですが、
外見の心を持てばとだくんの魅力はさらに向上します!(制作サークルより)

◼なぜ彼を採用したかというと、、
内定承諾書をうちが受け取ったあとに、他社と間違えて面接の連絡をしてきたんですよ。
内定承諾しているのに、他社にまだ面接してるのも問題ですが、
それをうちに間違えて電話するなんて。ほんとアホですよね。
それを知った社内から「絶対採用しないで」と言われたんですが、
こんなぶっ飛んだ人はいないから、ゴリゴリに鍛えれば形になるかもしれないとみんなの意見を押し切って採用しました。
でも実際には、1期生で一番早く受注し、一番良い成績を残してくれたので、
上から下まで一式買ってあげ、最後に回転寿司をご馳走しました。
そしたら吐きました。
彼のエピソードはそれくらいですかね。(社長より)