コレカラとの出会いは鬼の営業電話!?それでも任せたいと思った理由とは?株式会社ディンプル様
コレカラお客様インタビュー第8回目は、、、 幅広い年代のビジネスマンから愛されているバッグブランドのステファノマーノ。その正規輸入総代理店を務める株式会社ディンプル様にブランド立ち上げの秘話から今後のビジョンまでを伺いました。
自社のネクタイを締めるときに使いたいバッグを
まずは御社について教えてください。
元々ネクタイの製作・販売している会社で、少し高級路線のネクタイを販売しています。そのネクタイをするときに一緒に使えるもの、例えばソックスやベルトなども一緒に販売していて、その中にビジネスバッグもあります。
今はステファノマーノっていうバッグのブランドをメインにやらせていただいております。 十数年前ってかっこいいビジネスバッグって殆ど無かったんですよね。この時期はナイロンバッグがたくさん出始めたころだったんですけど、弊社の代表はそういうバッグはちょっと違うなって。もっと「自分が使いたいバッグを作りたい」ということから始まったのがステファノマーノです。
元々はネクタイ屋さんだったんですね。 ステファノマーノはどのようにして立ち上げられたんですか?
スタートは14~15年前ですね。イタリア駐在の人にいい工場を探してもらって。 でもすぐにいい工場が見つかるわけもなくて、ああでもないこうでもないってやりながら、最終的にハンドル部分とか縫製が一番よかったのが今の工場で。
そこは元々Tod’sさんやHUNTING WORLDさんのOEMを作っていたんですよ。 やっぱりHUNTING WORLDさんのバッグってハンドル、持ち手の部分が手になじんですごくいいんですよね。そういう彼らのストロングポイントを生かしながら、本当にかっこいいバッグ・持ちたいバッグを作りたいということで、今の工場に決めました。
ブランド名の由来はありますか?
はい。ステファノマーノのデザイナーがステファノさんという方で、マーノ(mano)は手という意味なんです。造語ですが「ステファノさんの手仕事」というような意味があります。
デザインはすべてステファノさんが?
基本的にはそうですね。 ステファノさんにお任せの場合もあれば、こちらから要望を出してそれに沿ってデザインしてもらうこともあります。 ブランドをスタートさせた当初はイタリアっぽ過ぎるデザインが多くて。日本市場で売れる仕様で作ってもらうように打ち合わせを重ねましたね。
イタリアっぽ過ぎるとは?
イタリアって結構大味なんですよ。ファスナーとかもいらないし、かっこよければっていうのが優先な感じ。 使いやすさを重視するという概念があんまりないんです。
日本人ってやっぱり敏感だし繊細だから。ポケットはいっぱい欲しいし、マチやファスナーも必須でショルダーストラップも欲しいしっていう。 作り手からしたらかっこよくないんですけどね。
ではそういう指示を出してデザインしてもらうんですか?
今はもうこういうのが無いといけない!っていうのが伝わっているんで大丈夫です。でも最初の方は日本市場で売れるポイントを理解してもらうのに時間が掛かりました。
特にそういった部分で苦労した商品などありますか?
たくさんあるんですけど、その中でも双方にとって作ってよかったとなったのはやっぱり「Art.107」ですね。
Art.107は定番の型で、ステファノマーノの顔を作りたくて制作したものです。 顔になる商品というのは10年以上売れ続けるものだから、そうなれるようにかなりの時間を費やして開発に取り掛かりましたね。
コレカラとの出会いは鬼の営業電話!?
コレカラを知ったきっかけは?
営業のお電話ですね。待木さんの鬼の営業電話(笑)
鬼ではなかった、、ですよね、、、?(笑)
すごいゴリゴリの営業が(笑) 当時お願いしていた会社とあまりうまくいっていなくて。今後どうしようかというのを社内で話していたところだったんです。
とりあえず電話がかかってきたところの話は全部聞こうというスタンスで、その1人に待木さんがいらっしゃって。 すぐに来社いただいて話を伺ったんですが、かなり厳しめのお言葉をいただいて(笑)「これじゃあ売れませんね。」「お金の無駄ですね。」って。(笑)
もうちょっとマイルドでしたけどね!(笑)
いや、だいたいこのままでしたよ~(笑)
他社のお話も聞いていたんですけど、みんな当たり障りのないことしか言わないっていうか。結局知りたいことは「どうしたら売上げが伸びるか」だけなんです。 待木さんにはかなり厳しいことも言われたんですけど、そこまで言ってくれるんだったらしっかりやってくれるんじゃないかなと思って、コレカラさんにお任せすることにしました。
いかに簡潔に自分たちが欲しいものを言ってくれるか・やってくれるか。それしかなかったですね。
そもそも売れない理由が何なのかがわからなかった
弊社にご依頼いただく前の課題点や改善したい点はどういうものがありましたか?
あの頃はまず課題点が何なのかがわからない状態でした。 以前お願いしていた会社の施策や話は結局何がダメで売れていないのか・どうしたら売れるようになるのかが全くわからなくて。知りたいのは「何をしたらいいのか」なんですけどね。
でもコレカラさんはまず段階ごとのゴールを設定して、そこに向けて何をすればいいかっていう指示を明確にくださるので、目標に向かって真っすぐ進めている気がします。
例えば「もっと高級感を持たせられるように商品写真を変えましょう」とか。弊社が思う世界観「いいものを売れるサイトにしたい」それに向けてのイメージ付けっていうのはかなり変えてもらったと感じています。
あとは一緒にお取組みさせていただいて、データの収集方法や商品の見せ方などがわかってくるようになりましたね。中のことがわかるようになってサイトのクオリティーも上がってきていると思います。
ディンプルコレクションというセレクトショップに
最後に今後のビジョンを教えてください。
今は売上げの大半がステファノマーノなんですね。でもそれ以外にも良い商品をたくさん販売しているので、今後はステファノマーノの稼働率を50%、残りの50%を他の商品で占められるようにしたいです。 卸しの方でも商品を検索してもらえるようになって、「ディンプルっていろいろやってるんだな」って認知してもらえるようになったらいいですよね。
いまはその土台作りのフェーズです。将来的にはステファノマーノの割合を50%と言わず30%ぐらいまでにして「ディンプルコレクション」というセレクトショップのようなサイトにできたらと思っています。
営業担当待木よりコメント
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