社長と呑談【第1回】
美味しい肴とお酒を愉しみながら、ざっくばらんに対談するコンテンツです。
\入社6か月未満のキャリア入社メンバー5名/
・ナス エンプラ所属、2023年5月入社
・りょう フィールドセールス所属、2023年4月入社
・イジー AdSIST dev、マネージャー、2023年10月入社
・みや フィールドセールス所属、上級セールス職、2023年4月入社
・みき コーポレート所属、2023年7月入社
今泉:2023年に入社した、キャリア採用メンバーを招待しました。入社から数か月経つし、率直な感想を聞きたいなと。せっかくなので、聞きたいことがあれば質問もしてください。
代表取締役
今泉
IMAIZUMI
株式会社これから、代表取締役。”地球環境を改善したい”という想いから大学院でエコロジー工学を専攻し、卒業後は経営を学ぶためにITベンチャーへ就職した後、現在12期目となる株式会社これからを立ち上げる。ECの制作からスタートし、ECコンサル・KIDS事業・AdSISTと、日本の生産性に着目した事業を展開し、世界に向けて舵を取る。
対談直前に社長が捌いてくれました。本日はお造りでいただきます。
地元愛知のお米を使用した、前代未聞の日本酒。
・MELLOW 純米大吟醸(写真左)
・DEEPLY 純米大吟醸(写真右)
<お酒の詳細はこちら>
社長からのキャリア採用メンバーへの質問
#Shacho Asks Team_01 「入社した今、どんな景色が見えてる?どんなことを思う?」
今泉:入社して、それぞれ3ヵ月から半年程度が経ってるけど、今どんなことを感じてるか率直に教えてほしい。
りょう:入社して思ったのは、すごく営業が強い会社だなと。入社から間もなくて、ECに関する知識が豊富とはいえない新卒の子もどんどん受注している姿を見ると、営業力や提案力の強さを感じるし刺激になります。
自分は営業経験が豊富じゃないので、営業としての姿勢を勉強させてもらいながら、主体的に動こうと思います。
ナス:僕は魚が好きで、入社したときに「水産関係の事業がしたいです!」と社長とお話をさせてもらいました。だから、いつか社長の参謀的ポジションで水産系のビジネスをしてみたいなと思っていて。
そのためには、今の場所で数字を上げなきゃいけない。だから、まずは「チョク採」を、会社の収益の柱になるようなプロダクトに育てたいです。
イジー:AdSISTのエンジニアチームは外国人率100%ですが、みんなフレンドリーで優しくて、友達や家族のような関係性です。エンジニアの中には日本語が話せないメンバーもいるし、よく連携をする営業チームのメンバーは英語が話せないので、語学の壁はあります。だけどビジョンを共有しているからこそコミュニケーションが取れるし、アイデアを出し合って、理想のプロダクトを形にしていくプロセスがとても楽しいです。
これからも良いプロダクトを作って、チームも成長させて、世界中のECショップのオーナーが「AdSIST」を、採用担当者が「チョク採」を使うような未来に近付けていきたいです。
みや:自分の考えを持っていたり、自分で何とかしようと思うマインドを持っている子が、1年目や2年目の新卒社員にすごく多いですよね。周りに流されたり、「先輩がこうしてるから真似よう」というマインドじゃなくて、積極的で主体的。かと言って我が強いわけではなくて、「同席させてください!」や「話し方はこれでいいですか?フィードバックをください」と先輩に声掛けもできる。たぶん、これは会社の風土が関係していると思うんですが、成長する上ですごくいい環境だなと。
僕も、社会人の先輩として伝えられるビジネスマナーや仕事に対する考え方は、惜しみなく伝えたいなと思います。
みき:私はキャリア採用を担当をしてるんですけど、キャリア採用って、スキルはもちろん社風との相性も見極めなければならなくて。
どれだけ相手の価値観や人柄を引き出すことができて、ミスマッチ無く採用できるかが問われる役割です。だからこそ、今はいろんなサークルの方と積極的に交流して、これからにはどんな人がいるのかを知った上で、皆の共通項を掴んで採用に臨もうとしています。「どヘンタイ集団」なんて言ってるけど、みんなプロフェッショナル軍団じゃん!みたいな、いい意味でのギャップもありましたから。
今泉:意外とまじめでいいヤツが多いよね。みきちゃんは、今後の目標とかある?
みき:会社を大きくしたいです。でも、そのために自分がどんなプロセスを経て、どんなKPIの達成を目指していくべきか、どんな貢献ができるかはまだ具体的に見つけられてなくて。ただ、毎日がすごく楽しいし、土日も週明けの仕事のことを考えたらわくわくしちゃって、「どうやって提案すれば、やりたいことを実現できるだろう?」って考えてる時間が楽しいです。
今泉:それって、一番の褒め言葉だよ。みんなが楽しく働いてくれることが、俺の一番の幸せだから。
#Shacho Asks Team_02 社長から、キャリア採用のメンバーに期待することは?
今泉:リーダーになって、うちの会社を引っ張っていってほしいよね。リーダーが増えたら、もっとメンバーも増やすことができるでしょう。そして新しいことに挑戦できるし、会社が成長して、その分社会貢献もできる。みんなが日本経済の成長を背負ってると思うよ。
みや:とても視野の広い話ですね…!入社後すぐに役職に就かせてもらえたのも、「キャリア採用者に引っ張っていってほしい」という期待からですか?
今泉:そう。新卒採用とキャリア採用では、スタートラインが違うからね。キャリア採用で入社したメンバーは、社会人経験があるから、経験を元に最初からある程度仕事ができる。それに、新卒社員に足りないビジネスマナーも兼ね備えてる。たとえばメールの書き方一つとっても、新卒社員の文面を見て「それはよくない」と思うシーンがあったら、みんなからアドバイスをしてあげてほしくて。そうした役割も期待してる。
社長に聞いてみたいこと
#Ask for Shacho_01 どんな基準で採用していますか?
りょう:新卒採用とキャリア採用で、採用の軸は変わりますか?
今泉:ほぼ一緒だね。査定基準の中に『これまでに、どんなキャリアを積んできたか』が入るだけかな。あと、スペックがすごく高いけどこれからの社風にはあまり合わない人と、スペックは高くないけど社風に合う人がいれば、即決で後者を選ぶね。
りょう:それはどうしてですか?
今泉:スペックが高くても、社風にマッチしなければうまくワークしないから。逆に言えば、今はスペックが劣っていても、楽しく働いているうちにぐんと力が付いて、前者を超えられると思うから。人間の能力なんて誤差のようなものだから、自分に合う環境で楽しく働けることが一番だと思う。
りょう:ちなみに、今後はどんな人材が欲しいですか?
今泉:仕事を楽しめる人。もちろん経営者としては、楽しく仕事ができる社員を増やす環境づくりをしたい。「人生の7割は仕事」ってよく言われるけど、それはつまり、仕事を楽しむことさえできたら人生が楽しく豊かになるってことだから。
みき:仕事を楽しむために心掛けてることはありますか?
今泉:まず成果を出すこと。俺が言う「仕事の楽しさ」は、結果が出たり成功を収めたりして、初めて得られるものだと思ってる。結果が出ると、どんどん仕事って楽しくなるからね。
みき:一つ、驚いたことがあって。キャリア採用の面接で希望年収を聞く場面があるんですけど、ある面接が終わった後に、面接官の方が「希望年収があの金額では、うちの成長スピードと合わない。もっと高く言ってほしかった」とこぼしていたんです。私も候補者なら、向上心はあっても、「最初は、控えめに言っておいた方が採用率が上がるのかな」と思っちゃう。でも、この会社は「希望年収=その人の目標の高さ」と捉えて、まっすぐ受け止めてくれる会社なんだなと感じました。
#Ask for Shacho_02 会社や社長を辞めたいと思ったことはありますか?
みき:2012年に会社を設立してますけど、もう辞めたいと思ったことはありますか?
今泉:一度も無い。一瞬も無い。
みき:それは、どうしてですか?
今泉:今まで生きてきて、自分が決めたことを一度も諦めたことが無いからかな。
みき:それは親御さんの教育や生い立ちの影響ですか?
今泉:遺伝かな。教育ではなく、生まれ持ったものというか。ちょうどこの前、EC業界の社長や上場企業の役員10人くらいで、お互いの人生について話したんだけど、ある共通点があったの。何だと思う?最近、イーロン・マスクも同じこと言ってたんだけど。
みや:諦めない?
みき:死にかけた経験がある?
ナス:貧困環境で育った?
今泉:正解は、若い頃に苦労をしたこと。みんな、子どもの頃に金銭面での苦労だったり、身内の不幸だったりを経験してた。やっぱり、大変な思いや苦労をした経験があるヤツは強いと思ったよ。
#Ask for Shacho_03 社長が決断して良かったことはありますか?
イジー:社長が「ベストディシジョン」だと思うことは何ですか?
今泉:決断しまくってるからなー。最近だと、イジーを採用したことだね。
全員:おー!
今泉:イジーはかっこいいし、笑顔がいいよね。そして何より、エンジニアとして優秀なのはもちろん、AdSISTのサービスの将来を考えられるビジネス的な視点も備わってる。今までうちにいない人材だったし、まさに「こんなメンバーを採用したかった!」と思えた人。
イジー:「これまでイジーが経験してきた広告関係の仕事の経験を生かすことができて、マネジメントにも携われて、スタートアップで働きたいあなたにぴったりな会社があるよ」とリクルーターに勧められて、これからを知りました。面接で今泉社長と会ったとき、お話がすごく楽しくて。とてもパッションのある人だと感じたし、社長の「会社を大きくしたい」という夢を一緒に叶えたいと思って入社したので、とてもうれしいです。
#Ask for Shacho_04 もし今、「これから社の社員」になったら何をする?
みや:僕は今26歳なんですけど、社長がもし僕のように「26歳でこれから社にキャリア入社した社員」なら、どんな野望を抱きますか?
今泉:所属してる組織の中で、一番を獲ることしか考えない。
みや:なるほど。
今泉:今もそうだよ。たくさん会社があって、素晴らしい社長さんもたくさんいるけど、どこにも誰にも負けたくない。
みや:日本全国の企業がライバルですか?
今泉:ううん、世界。イーロン・マスクやスティーブ・ジョブズや孫正義が目標で、彼らの様になりたい。
#Ask for Shacho_05 釣りと仕事の共通項とは?
ナス:社長は、よく釣りに行かれてると思うんですけど、釣りと仕事が直結してると感じる部分ってありますか?
今泉:正解が無いところ。正解にたどり着くためのプロセスが好きだから。
ナス:へえ。
今泉:釣りも仕事も、毎日変化があるでしょう。波も、水の温度も、風向きや風の強さも毎日違う。決まった方程式が通用しない中で、試行錯誤して正解を求めるのが好きなんだと思う。そこで正解を導き出して魚を釣ることができて、こうやってみんなに振る舞って「美味しい」って言ってもらうのが好き。
ナス:釣りをされてる最中に、ビジネスのアイデアがひらめくこともあるんですか?
今泉:めっちゃある。釣りしてる最中より、朝起きて釣り場に向かう運転中にひらめくかな。その瞬間に車を停めて、メモを取って、役員たちに「これだ!」って送るよ。朝5時とかに(笑)。経営者は、24時間365日仕事のこと考えてるからね。
みき:「魚を振る舞って喜んでもらえるのがうれしい」っておっしゃってたり、社員に業績給を支給してくださったり、今泉社長ってすごくギブしてくれますよね?
今泉:その方が、純粋にうれしいし楽しいじゃん。本当は、こういった会も毎日開きたいくらいだよ。
みや:周りに喜んでもらうために何かをするっていう気持ちもありつつ、純粋に自分が心から「やりたい」と思うことをされてる印象です。
今泉:やらぬ後悔より、やった後悔だから。やりたいことをやらないままだとストレスが溜まるし、セーブして生きちゃうと、死ぬとき後悔すると思うからね。
みんなの感想
りょう:記事にできない壮絶な過去のお話も含めて(笑)、社長の生い立ちやこれまでの経験、考えをたくさん聞けて、本当に勉強になりました。
イジー:すごくいい時間でした。おいしいご飯を用意していただいて、おもてなしの心をすごく感じました。ご飯はとてもおいしかったです。
みや:いい話をたくさん聞くことができました。何より一番は、酒とつまみがうまかったです!
ナス:社長、同期と交流をしながら社長の最高の手料理をいただき大変幸せな時間でした。
みき:お腹も心も満足で、「明日からも頑張ろう!」、「会社を大きくしたい!」ってめちゃくちゃ思いました!素敵な機会をありがとうございました。
今泉:そう言ってもらえると、料理した甲斐があるし、めちゃくちゃうれしいね。このメンバーで、一緒に働いたりご飯食べたりしてることって、奇跡だと思うの。全然違う場所で育って、ここに来るまでいろんな選択肢があったのに自分で選択してここに来たわけでしょう。その偶然が重なって、今ここに一緒にいるんだから。それだけで縁があるから、こうした繋がりを大事にしたいと思うよね。
※2023年9月のインタビュー時の情報です。
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