全国に4店舗を構える中古オフィス家具屋が、”これから”でECサイトのリニューアルを決めた理由とは

category :  お客様インタビュー

update :  2022/08/25(木)

staff :  kozue

東京に2店舗、大阪、名古屋に店舗を展開する中古オフィス家具店「FULL道具屋 無限堂」様。今回は、無限堂大阪店の馬場社長(写真右)にインタビューし、弊社に対する率直な印象やECサイトをリニューアルした理由などをお伺いしました。

名央産業株式会社様

■所在地 :愛知県名古屋市中村区竹橋町25-8
■代表者 :代表取締役 山口 安彦
■ECサイト:FULL道具屋 無限堂(これから社制作)
https://www.r-mugendou.shop/

 

これからさんはインパクトの強い面白い会社だなと思って選びました

 

--ECサイトはいつ頃から始められましたか。

馬場さん:もともとは10年前に立ち上げました。実店舗でオフィス家具はずっと販売していたのですが、「今後はネットが需要になる!」と思ったのがECサイトを立ち上げたきっかけです。

そこから色々調べ、”futureshop2”というカートシステムを使い自社でECサイトを立ち上げました。社内の方針として、外注はあまり使わないという方針なので、ECサイトの立ち上げから、新たなページの作成やSEO対策などもすべて自社で行ってきました。

--ECサイトの立ち上げで大変だった点はありますか?

馬場さん:もともと20年前から自社のHPは作っていたので、システムに関してのハードルまで高くはなかったです。どちらかといえば運営面が大変でした。特に中古家具は1点ものなので店舗での販売との在庫の連携は大変でした。

今はツールを使って、店舗とECサイトの在庫を連携して管理してるんですが、それでもたまに店舗とECサイトの2重で購入が発生してしまうこともあって、苦労したポイントです。

--今回弊社でECサイトのリニューアルをした経緯を教えてください。

馬場さん:いくつかあるんですが、在庫連携のツールを導入するにあたりfutureshop2から同じフューチャーショップさんが提供しているコマースクリエイターというシステムに引っ越さなければいけなくなったのがきっかけです。

自分たちで引っ越しをしようと思ったのですが、システムが難しくて。あと、これまで10年自分たちで運営してきて外部の力をいれたらどうなるのか興味があったので外注も視野に入れ始めました。そこでフューチャーショップさんに相談したところ、これからさんともう1社別の会社を紹介してもらい、これからさんでリニューアルをすることになりました。

--弊社を選ばれた理由はなんだったのでしょうか?

馬場さん:インパクトが強くて面白い会社だなと思いました。もう1社別の会社のHPはすっきりして綺麗なHPだったのですが、これからさんのHPは個性的で面白いなと。

提案を受ける前からこれからさんには好印象を持っており、最終的にはこれからさんにお願いすることにしました。

ECサイトはプロにお任せしてよかった

--営業担当の印象はどうでしたか。

馬場さん:営業の北嶋さんは、ECサイトに関してとても自信がある方だなと感じました。
例えばどういうデザインを作っていこうかという打ち合わせで、「こういうデザインにしたいんですけど」とデザイン案の希望を出すと「いや、そういうデザインよりこういうデザインの方が成果に繋がりやすいです」と言って結構突っぱねてくれたんです。

もちろん、こちらの意見も採用するものはしますが、違うと思ったものはちゃんと否定してくれるのでむしろ「プロがそこまで言うんだったら」と思えてやりやすかったです。
ほかの会社だと、わりとこちらの意見に流されてしまうってこともあるので。なので、芯がしっかりあっていいなと思いました。


--実際それで出来上がったデザインはいかがでしたか。

馬場さん:とてもかっこよく仕上げてくださり、やっぱりプロだなって感じました。お任せしてよかったです! 特に機能面でも以前よりもかなり使いやすくなり、プルダウンのメガメニューや絞り込み検索もできるようになったので、とてもありがたいですね。

会長に継続は力だよと言われると、やるしかない!

--サイトをリニューアルしてからの売上の推移はいかがですか。

馬場さん:立ち上げた当初は少し苦労しました。競合他社の商品が安いうえに送料無料で家具の販売をしているのに対して、弊社は中古で送料もかかっていたので。
ただ、安い組み立て式のものを買った人が後悔して、「新品は高いけど、物の良い中古なら買ってみよう」と買ってもらうことが増え、そこからは口コミで売上が伸びていきました。


--お取引はtoBとtoCではどちらが多いですか。

馬場さん:toBです。コロナ禍で個人の方が椅子を購入することが増えて売上は伸びましたが、まだまだtoBの方が大きいです。中古のオフィス家具のECサイトは、意外と競合が少なく、商品力もあるため、そういう部分で売上は伸びていきました。

--広告運用などはされていますか。

馬場さん:Googleのショッピング広告は出したこともあり、反響もよかったです。ただ、広告はどちらかというと買取の案内で出すので、今は出していないです。


--販促でやられている施策を教えて下さい。

馬場さん:コラムの更新ですね。もともとページのボリュームがあるので、毎回文章の長さや入れ込むキーワードを選定し、SEOを意識したコラムを書くようにしています。
以前は「SEOにひっかかるように」ということだけを意識して投稿していましたが、今はちゃんと”読み物”として中身のある情報を提供することを意識して更新しています。

--コラムはなかなか継続するのが難しいのですが、何かコツなどありますか。

馬場さん:会長が15年間毎日ブログの更新をしていて。その会長に「継続は力だよ」と言われていて、実際それを見てるのでやらなきゃなっていうのはあります。

実店舗とあわせ、もっと沢山の人に知ってもらいたい

--今後の目標を教えてください。

馬場さん:いろいろな方向性を検討中ですが、楽天やAmazonといったモール系への販売店舗を増やしていくことなども検討してます。自社のECサイトだけでなく、楽天市場での買い物を楽天カードで行うような楽天経済圏を利用している人に、購入してもらいたいとも考えています。
あとはECサイトだけじゃなく店舗もありますので、ECサイトとあわせて売上を伸ばせていけたらと思っていますね。

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