豊富なコンサルティング実績から導き出す、売り上げ&認知度アップにつながるアプローチとは?

category :  お客様インタビュー , コンサル事例

update :  2023/03/24(金)

staff :  とだとだ

今回インタビューさせていただいたのは、2021年12月に自社ECサイト「Solvita -ソルヴィータ-」をオープンいたしましたギフトや生活用品の専門商社アピデ様。
COREKARAではサイトの制作、広告運用、コンサルティングを担当しました。実施した施策や反響、今後の課題などを伺っています。(右から:山田様、吉本様、COREKARA 田原、竹原様、尾崎様)


アピデ株式会社

■所在地:大阪市中央区森ノ宮中央 1-9-7
■販売責任者名:山田 祐一
■ECサイト :Solvita-ソルヴィータ-(これから制作)
https://www.solvita.net/

サイトの立ち上げから集客、リピーター対策まで、ECの運営に必要な要素を網羅しているのがCOREKARの魅力

——本日は宜しくお願い致します。まず、ECサイト立ち上げの経緯を教えて下さい。

吉本さん:自社のECサイトは、弊社の新規事業の一環として始めました。大きく3つの目的があり、1つ目はBtoC事業を作ること。
2つ目が、ECサイトを運営する弊社のお客様への提案力を高めること。
3つ目がECサイトで得た経験や情報をきっかけに事業の幅を広げることです。

——COREKARAにECサイトの制作を依頼したきっかけはなんだったのでしょうか?

山田さん:自社ECサイトの立ち上げを決めてから、情報収集として書籍を買ったのですが、その中で一番分かりやすいと感じたのがCOREKARAさんが書かれた本だったのが最初のきっかけでした。
その中で、色々な会社と比較をするとECサイトの制作、広告運用、コンサルティング、このすべてに対応できる点が良いなと思った理由です。
サイトの制作だけではなく、販促まで一貫して行なってもらえるということに安心感がありました。

課題を即座に分析。自社の強みを生かしたECサイトに

——当初、アピデ様の担当は別のスタッフでしたが、途中から田原に変更となりました。田原の第一印象はどうでしたか?

山田さん:ズバズバものを言ってくれる人やな”というのが第一印象ですね。田原さんは消費者目線で提案してくださるので、すごく好感がもてました。

田原:ありがとうございます!

山田さん:当時の担当者と決めていたサイトの方向性でスタートしたのですが、オープンして2か月ほどたったころ弊社内でもこのままの方向性で行くか悩んでいました。
そこに田原さんに、「ちょっとこれは違う」と、ズバッと言われ方向転換されたんです。これまで進めていたことと別のことを行なうってなかなかできないことだと思うのですが、ご提案いただいた内容も説得力のあるもので、全く不安がありませんでした。なにより、ものすごく親身になって考えてくれる姿勢がうれしかったですね。

——新たな施策は、どのような内容だったのでしょうか?

田原:生活雑貨ならなんでも幅広く取り扱うセレクトショップから、キッチン用品に振り切ったサイトに路線変更しました。
というのも、アピデ様はもともとギフトカタログも発刊する商社なため、取り扱う商品数が多く、その分コンセプトがあいまいだと感じていました。
「たくさん商品がある」だけでは、もっと数を展開するモールや量販店に勝つことはできません。自社ECサイト「Solvita」で買う意味がなくなってしまいます。
まずはアイテムを絞り、コンセプトを固めようというご提案をさせていただきました。
アピデ様の場合は、広告を全商品に配信した際に、キッチン系のカテゴリーの当たりが飛び抜けて良かったという実績があったのも、絞り込みの要因にあります。

データだけに頼らない、オンリーワンの提案

——具体的にはどのようなことを行なわれたのですか?

山田さん:まずTOPページに掲載する商品をキッチン用品に絞りました。メニューも特集企画も、すべてキッチンに寄せています。キッチンカテゴリは特に優先して改修しました。
サイトでは3,500前後の商品を掲載しているのですが、弊社で取り扱っている商品数からするとほんの一部なんです。カテゴリーの割り振りは大変でしたが、その都度相談しながら進めていきました。

竹原さん:ほかにも、こちらの考えたSNSの投稿内容を相談、提案をいただきながらブラッシュアップし、ハッシュタグによるオーガニック検索対策も行なってもらいました。SNSのフォロワー数が200人弱から6,230人にまで増えたほか、CV数や売り上げが増加し、効果を感じています。SNSの更新頻度や商品を紹介する際の効果的な切り口などもアドバイスしてくださり、本当にありがたいです。

山田さん:こちらの質問に対し、電話で返答してくれたのも助かりました。メールで返答することもできるのに、電話してくださる。知りたいことや、やりたいことをすぐに教えてもらえるのはうれしいですね。

——アピデ様へのご提案で意識したのはどんなことでしたか?

田原:1年後、5年後、10年後どのようなサイトとして運営していきたいか。今後の方針を踏まえて、施策をアレンジして出すことです。
すべてが定量データに基づくご提案だけだと、どうしても凝り固まってしまいます。もちろんデータは大事ですが、数字だけでは見ることのできない未来に向かって、人間の頭で新しい施策を検討することが肝だと考えています。

山崎さん:コンサルティングも広告運用の窓口も両方やってくれているコンサルタルトの小嶋さんが、実に細かく動いてくださるので助かっています。
実際、かけている広告費は同じでも、売上が伸びるなど広告の費用対効果も良くなりCOREKARAさんと組んで良かったなと実感しています。

5年後10年後にSolvita=キッチンの専門通販とするために

——サイトのオープンから約1年半経ちましたが、今後の課題や展望を教えていただけますか?

吉本さん:5年後に売上高10億円達成。そのために、特にCVR改善に力を入れていきたいです。

田原:客単価も課題だと感じています。客単価が現状維持ですと、どれだけCVRを改善してもCV数ばかり増えて、売上としては思ったよりいかない…といった事態に陥ります。
キッチン用品にさらに全集中し、取扱い商品を「ちょっと高価で質のいいもの」に変えていく、セット商品を充実させ単価を上げる、といった施策が必要です。
また、これは今すぐは難しいかもしれませんが、いずれ「Solvita=キッチンの専門通販」と誰もが即答できるぐらいに認知度を上げることも目標ですね。

--最後に、COREKARAに希望することを教えて下さい。

山崎さん:COREKARAさんには常に我々を冷静な視点で見て、より良い方向へ導いていただきたいです。弊社に合った施策を引き続きご提案くださることを期待しています。

編集後記:
長所も短所もはっきりと見いだせるのは、お客様を深く理解しているからこそ。それを明確に伝え実践できるのは、確かな信頼があってこそ。そしてその部分が、魅力的なサイトをつくるにはデータ以上に必要不可欠なのだということを、今回の取材から感じさせられました。
「キッチン専門通販といえばSolvita!」と、多くの人が認識する日もそう遠くはないかもしれませんね。

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