企業と顧客のより良い関係を実現!|モバイルアプリプラットフォーム「MGRe(メグリ)」に迫る

category :  パートナー企業コンテンツ

update :  2022/08/19(金)

staff :  石澤ちゃん

今回は メグリ株式会社の田代氏をゲストに迎え、モバイルアプリプラットフォーム 「MGRe(メグリ)」についてインタビューをしました!

田代健太郎 氏

メグリ株式会社
代表取締役
田代健太郎 氏

新卒でSIERに入社し、R&D部門に従事。2003年株式会社メンバーズ入社。大企業のWebサイト構築にエンジニア、プロジェクトマネージャーとして従事。2007年メグリ株式会社を創業。企業のWebサイトやアプリの受託開発実績を重ね、2020年 SaaS型アプリマーケティングプラットフォーム「MGRe (メグリ)」のサービス提供を開始。

アプリマーケティングを通して「企業と顧客のより良い関係を支える」

メグリTOP

画像出典:MGRe

ーーMGReとはどのようなサービスなのでしょうか。

MGRe(メグリ)は、モバイルアプリの開発から運用、マーケティング活動までサポートするモバイルアプリプラットフォームです。「企業と顧客のより良い関係を支える」というミッションと「すべてのデータをよろこびの体験に」というビジョンのもと企業のアプリマーケティングを支援しています。具体的には以下ができます。

  1. アプリの導入
  2. アプリの運用
  3. 効果的な施策の実行

わかりやすく使い勝手の良い標準UI(ユーザーインターフェース)をベースに、 お客様の目的に合わせて、最適なデザイン・機能を持ったアプリを簡単に作成することが可能です

アプリ運用では、例えば「プッシュ通知、ニュース、クーポンの配信」など、管理画面上から簡単に配信することができます。また、blogやTwitter・YouTube・Instagramの記事等を自動で収集し、店舗のblogやTwitterを店舗発信のコンテンツとして取り込むことができるため、アプリ運用の効率化ができお客様と向き合う時間を確保することができます。

効果的な施策の実行も可能です。具体的には、「プッシュ通知、ニュース、クーポンの配信」などの機能は、お客様の性別、お住まい、よく行く店舗など、顧客属性に応じて配信することが可能です。そのため、お客様に合わせた効果的な販促施策が実行可能となっています。その他、新規ユーザー数、アクティブユーザー数、スクリーンビュー(PV)数などが確認できるダッシュボード機能も備わっているので、アプリ利用の状況を確認することができます。

MGReではアプリ上で取得した様々なデータをもとにクライアント様のアプリマーケティングを支援しています。

「MUJI passport」の成功体験からアプリ制作の要望が急増

「MUJI passport」の成功体験からアプリ制作の要望が急増

ーーMGRe(メグリ)の開発経緯は?

MGRe(メグリ)を開発し提供を開始したのは2020年6月です。

弊社は創業当初(2007年)主にサイト制作を行っていました。 スマホのアプリの開発に携わり始めたのは、2010年です。国内でiPhone3GSの一番初期の端末が出た時代に、ANAのアプリ立ち上げのプロジェクトに参画したのが一番初めのきっかけです。その後、2013年に良品計画さんの「MUJI passport」の開発に携わりました。リリース後、順調にダウンロード数を伸ばし、現在では5929万※ダウンロードにまで成長しているスマホアプリです。(2021年8月末現在)

「MUJI passport」は、アプリ提供開始から莫大なダウンロード数と驚異的なアクティブ率を誇る存在感から、「『MUJI passport』の成功体験を自分たちも同じように体験したい」「『MUJI passport』みたいなアプリを作ってほしい」という依頼が増えました。そのため、我々がアプリをプラットフォーム化した「MGRe(メグリ)」を開発し提供するきっかけとなりました。

数字で見る良品計画

1番の課題は「ECサイトの売上」

ーー「MGRe」の導入を検討される事業者様からよく頂くお悩みなどはありますか。

良くいただくお悩みは大きく分けて3つございます。

  1. ECサイトの売上
  2. 店舗の売上
  3. ブランディング

なかでも一番多いのは「ECサイトの売上」です。

コロナ禍になってから、実店舗でのビジネスが環境的に難しくなり、ビジネスの比重をECサイトに置くようになりました。そのため、「どうやってECの売上を上げるか」という課題を抱えるお客様が増えました。そこで、「アプリ」をECサイトの売り上げ拡大の手段としてご導入いただくケースが増加しました。

店舗に関しては、「アプリを活用して店舗の販促をさらに強化し、売上を上げていきたい」という課題があります。

ブランディングについては、「アプリを活用して、お客様とのコミュニケーションを深め、エンゲージメントを高めていきたい。」というマーケティングとブランディングのどっちにもかかるような課題があります。

「ストレスのないコミュニケーションをとること」が売上UPのポイント

「ストレスのないコミュニケーションをとること」が売上UPのポイント

ーー導入前抱える課題は、「ECの売上・店舗の売上・ブランディング」が課題の事業者様が多いと伺いました。「MGRe」を導入することによって、どういった活用の仕方をすればこの課題を解決できますか。

お客様と企業の接点はいろいろあります。様々な接点の中で「お客様の行動に合わせてできるだけストレスのない機能やコミュニケーションをどうとれるか。」というのが重要です。

例えば、リテールのアプリインストールのタイミングは、店舗であることが多いと思います。ご購入時に、「アプリをお持ちですか。」と聞いて、「アプリがあればポイントがたまったりクーポンが配信されたりしますよ。」と案内します。その際に、起こりうるストレスは以下の通りです。

  • 商品購入時、店舗で会員登録時の細かい情報をたくさんいれないといけない。
  • 会員登録したけど、メールが届かない。

このような場合、お客様の手間も増えますし、登録するユーザーもハードルが上がります。上記を踏まえて、ストレスなくお客様とコミュニケーションを取るには以下を行います。

  • その場で個人情報を入力しなくても、インストールするだけで仮登録完了。
  • 仮会員の状態でポイントが溜められて、会員登録は自宅に帰ってから等いつでもできる。

「MGRe」にはインストール時の仮会員という機能があります。このような機能があることで、上記のようなシーンでも、ストレスなくアプリを活用することができます。

その他は、アプリ内でEC販売を兼ねている場合、「ECへの自動ログイン機能」を機能させることができます。これはアプリに1回ログインしたら2回目以降は自動でログインできる機能です。例えば、プッシュ通知が来た時に、通知の内容が商品に関するコンテンツだったとします。それをタップするとアプリ内で商品詳細ぺージへそのままスムーズに遷移し、ログインは継続しているので、そのままカートインして購入ができます。そのため、一連のプロセスにストレスを感じさせません。ログイン時に発生するIDやパスワード入力の手間が省け、アプリ活用時のストレスを改善することが可能になります。アプリ活用時にストレスを感じさせないことで、アプリのアクティブユーザーが増加し、アプリの活用が活発になります。そのため、ECや店舗の売上拡大に繋がります。お客様にストレスを感じさせない操作を実現できる点はMGReならではの利点です。

店舗でお買い物をして、ECでお買い物をしてその方がどういう方なのかデータを通じて分かってきているのであれば、その方にあわせたコミュニケーションを行いましょう。例えば、プッシュ通知は、同じようなものを配信するのではなく、一人一人に合わせたコンテンツを配信していきます。当然プッシュ通知をオフにされるかたもいらっしゃいます。そのため、プッシュ通知だけではなくポップアップやアプリ内のバナー等、いろいろな部分をパーソナライズしてコミュニケーションを取っていくというのが上手くいくポイントです。

アプリの継続率UPの秘訣は「データの活用」

ーーアプリのダウンロード数を増やすことだけでなく、継続的に使い続けていただける秘訣はなんですか。

「一人一人に合わせたコミュニケーションをとっていく」ことがアプリを継続的に使い続けていただける秘訣です。

一人一人に合わせたコミュニケーションを取るには「データ」が必要です。アプリ上で取得したデータから「どういった方々にたいしてどういう施策を行うべきなのか」ということが管理画面上で見ることができます。

データを活用すると、例えば以下のようなことがわかります。

例)「先月、新規ダウンロードが多かった。しかし、今月データをみると先月インストールした方がほとんど起動していないことがわかった。」

この場合、「アプリのインストールはしたが、その後のアプリを継続的に利用する何かが足りていない。」ということが分かります。であれば、「既存ユーザーに対してアクティブ率を上げる施策を行ってから、新規で登録してもらうための施策を打つべき。」ということがデータからわかります。

データから対策すべきポイントがわかるので、状況に合わせた適切な施策を行うことができ、アプリの継続的な利用に繋げることができます。

プラットフォームの柔軟性の高さから大手企業が続々導入

プラットフォームの柔軟性の高さから大手企業が続々導入

画像出典:MGRe

ーーMGReは大手企業からの導入が多いイメージです。大手企業から選ばれる理由は?

MGReはSaaSでありつつも、企業のニーズに合わせてプログラミングを書いて対応できる柔軟さがあります。

大企業はECに関してもCRMに関してもオリジナルの物を作ることが多いです。 しっかりとカスタマイズされているものをアプリと繋ごうとする時に、どうしても個社ごとにいろいろな開発をする必要がでてきます。

MGReはSaasで提供しているため、全社共通で使っている部分と、テナントと言われる個社ごとにプログラムを書くことができる領域があります。そのため、それぞれの企業のニーズに合わせてプログラミングを書いて対応することが可能です。共通部分に関しては、OSMの対応やセキュリティへの対応が全社共通でアップデートができるようになっています。このように柔軟性がある点が選ばれている理由だと思います。

ーーMGReを導入されているお客様の改善事例を教えてください。

MGReへのリニューアル前は、アプリがひどくて店舗でダウンロードのおすすめができず、ほとんど新規ユーザーの獲得ができていなかったという課題をお持ちのクライアント様がいらっしゃいました。MGReにリニューアルをしてから、新規ユーザーがどんどんとれるようになり、新規ユーザー経由のEC売上が目を疑うくらいの伸び率がでた事例がございます。

その他、多い事例は、店舗の方々がおすすめしやすくなると、使っていただける方が増えて、アプリ内UXが良いのでそのままアプリの中でご購入いただき売上があがる。という事例が結構多いです。

あとは、メディア別のEC売上を見たときに、アプリ経由でもEC売上が一番多いという企業様も何社かいらっしゃいます。

MGRe(メグリ)の導入事例をさらに見る>

企業と顧客のより良い関係を支える料金システム

企業と顧客のより良い関係を支える料金システム

画像出典:MGRe

––MGReの料金システムは従量課金制になっていると思いますが、そのモデルにした理由はなんでしょうか。

我々は、「アプリをリリースしてダウンロードしてもらって終わり。」ではなく、その後の運用をサポートし、企業と顧客のより良い関係を支えることを目的にしているからです。

MGReのプランは、3つに分かれており、従量課金制となっています。 アプリのダウンロード数ではなく、月間のアクティブユーザー数に応じた料金システムです。

アプリはダウンロードが分かりやすく数字として外にでてきますが、これまでの経験からダウンロードをしてもアプリを使わないユーザーさんがたくさんいらっしゃることを知っています。使われないアプリにお金を支払っていただくことはナンセンスです。アプリのダウンロードだけでなく、アプリが継続的に利用されることで店舗やECの売上改善・ブランディングに繋がり企業の事業成長に繋がっていきますし、継続利用されるからこそ、企業とお客様の繋がりが深まります。

以上のことから、企業とお客様の繋がり(エンゲージメント)こそが重要だと考えているため、今の料金システムとなっています。

より良い顧客体験の提供を可能にするMGRe(メグリ)

より良い顧客体験の提供を可能にするMGRe(メグリ)

ーー最後に「MGRe」の導入を検討している事業者様にメッセージをお願いいたします。

MGReは「企業と顧客のより良い関係を支える」というミッションと「すべてのデータをよろこびの体験に」というビジョンのもと、アプリ上で取得したデータを活用した1 to 1マーケティングの実現を支援するアプリマーケティングプラットフォームです。

「MGRe」を通じて、企業様がその先のお客様に提供する顧客体験をより良くしてほしいと思っています。顧客体験の向上をお考えの企業様がいらっしゃいましたら、是非お声がけをいただけますと幸いです。

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