ECサイトの不正注文を見抜き被害を減らす「O-PLUX」

category :  パートナー企業コンテンツ

update :  2023/11/17(金)

staff :  石澤ちゃん

リード文:今回は、かっこ株式会社の細川氏をゲストに迎え、不正検知システムの「O-PLUX」 についてインタビューをしました!また、本記事では「O-PLUX」の簡易版「不正チェッカー」についてもご紹介しております!

細川 氏

株式会社かっこ
O-PLUX事業部
アシスタントマネージャー
細川大旗 氏

IT・Web業界での営業経験を経てかっこ株式会社に入社。 現在は不正注文検知サービス「O-PLUX」のセールス&マーケティング部門にてセールス戦略立案や、新規加盟店開拓に従事。 クライアントの規模や商材に関わらず多数のECサイトで不正注文削減の実績を上げ不正削減・撲滅に取り組んでいる。

クレジットカードの不正利用や不正転売が主な課題

クレジットカードの不正利用や不正転売が主な課題

ー「O-PLUX」の導入を検討されるお客様はどういったお悩みをお持ちでしょうか。

主に2つあります。

①クレジットカードの不正利用
国内でも年々クレジットカードの不正利用被害額が過去最高額を更新しています。 そのため、不正利用防止ツールを用いた不正対策への呼びかけが強化されており、 そのご相談をいただくことが多いです。

yamada

日本の住所はいろんな書き方があるため、同じユーザーとして見られないように情報を若干変えて不正利用がされることが多いそうです。

ー不正利用を防ぐツールは、EC事業者であれば当たり前に導入していますか。

昨年度末にアンケートを取った結果、不正利用対策には6~7割の企業が何らかの対策をしているというデータがあります。 10億円未満の企業様でも同様の結果が出ており、不正対策への関心が高まっていると考えられます。

②不正な転売行為のお悩み
健康食品やコスメ系では、よく見られるのが、インスタ広告でよく見られる「初回の注文に限り500円」というキャンペーンです。 このような販売方法を採用する企業では、一人一個の制限を設けても、転売者は複数のアカウントを作成し、サンプル品だけを大量に購入します。 そして、これらはすべて転売され、リピート購入がほとんどありません。こういった被害を未然に防ぐ方法についてのご相談が多く寄せられます。

yamada

不正転売の手口として、不動産サイトで空室の住所が出ているのですが、そこの住所に商品を配送させて商品を持っていくという手口もあるそうです。

ー不正注文で多いのは化粧品や健康食品などのリピート商材が中心でしょうか。

はい。

もちろん、クレジットカードの不正利用の被害では業界問わず狙われています。これまでは単純に、一つ売れたら大きな売上になる、パソコンや家電品などを中心によく狙われておりましたが、最近ではフリマサイトの普及も背景にあり、転売がしやすいアパレルやコスメ、健康食品なども被害が拡大しています。

ECサイトの不正注文を見抜く“O-PLUX”

ECサイトの不正注文を見抜く“O-PLUX”

画像出典:O-PLUX

ーO-PLUXのサービス内容を教えていただけますか。

O-PLUXは不正注文検知サービスです。 ご連携いただく注文情報の中には、「名前、住所、電話番号、メールアドレス」など、様々な情報が含まれており、怪しい情報がないかどうかをO-PLUXで確認することができます。

実際の使い方の流れは、ツール上で審査を実施し、怪しいかどうかの判定結果を出します。 判定後、「なぜ怪しいのか」という判定理由も記載されており、その内容をもとに出荷するかどうかを事業者様に決定していただけます。 その他に、連携方法によっては審査でNGと判定された注文を、その場で却下することも可能です。

「既に不正が定期的に発生している」、「高精度の不正対策を実施したい」という企業様におすすめです。

yamada

O-PLUXの簡易版「不正チェッカー」という安価なツールもございます。 月額4,000円から使用可能で、リーズナブルに不正検知を実施することが可能です。 個人事業主様を含めるとご導入いただいている企業様は多いです。 「不正対策をしたいが、あまり費用がかけられない」という方におすすめです。

3プランの違い

3プランの違い

画像出典:O-PLUX

ーO-PLUXには「スタンダード」と「プレミアム」の2つのプランがあります。それらの違いは何ですか?

「スタンダード」プランでは、月に審査する件数が5,000件までであれば、月額の基本料金のみでご利用頂くことができるプランです。なお、その月の審査件数に応じて基本料金も変動する為、月間3万円~ご利用頂くことが可能です。

「プレミアム」プランは月額100,000円~ご利用頂くことが可能です。 7,500件以上の審査件数であればスタンダードプランよりもプレミアムの方が安いです。 また、「プレミアム」プランでは、「スタンダード」と比較して検知ルールのカスタマイズに高い自由度があります。「スタンダード」プランでは、既存の検知ルールの範囲内で調整が可能です。

プレミアムプランの上位版「プレミアムプラス」というプランも用意されています。 このプランには、クレジットカードの不正利用によるチャージバックの補償が含まれています。

O-PLUXが選ばれる5つの理由

O-PLUXが選ばれる5つの理由

ーお客様がO-PLUXを選ぶ理由を教えてください。

1つ目は「実績」です。
O-PLUXは、11万以上のウェブサイトでのサービス提供実績があり、国内でNo.1の評価を受けています。この実績は大きな評価ポイントの1つです。

2つ目は、国内でNo.1の導入実績から、加盟店様のブラックリスト情報を横断的に共有できる点に高い評価をいただいています。

3つ目は、「検知精度が高い」点です。
検知項目は複数ありますが、一部をご紹介します。 「名寄せ」、「外部データベース連携」、「共有ネガティブデータベース(ブラックリスト)」が含まれます。

名寄せは、手口のところで説明した通り、若干の表記の違いを同じ住所とみなし、正規化処理を行った上で審査に活用できる点が重要です。 正規化処理の方法は、特許取得している技術を使用しており、弊社の強みの1つです。目視では難しいですが、O-PLUXを使用することで、簡単に不正を検知できます。

外部データベース連携は、不動産会社の空き室情報など外部データベースとのデータ連携を指します。その他、でたらめな電話番号や住所情報での注文を確認するなど、細かい点まで確認できます。

4つ目は、AIを活用している点です。
AIが学習したものに専任のコンサルタントがついて検知ルールをアップデートしているので、より安心してご活用いただけるかと思います。

5つ目は、豊富な連携方法が用意されている点です。
具体的には、4つの連携方法が用意されており、事業者のご要望に合わせて選択できます。

もちろん、複数のECカートに標準的なAPI実装があるので、その場合は簡単にAPIの連携が利用可能ですが、カート会社によってはそれが難しい場合、代替の方法として「タグ埋め込み」や「CSVでの連携」なども選択できます。そのため、システムとの連携やタグの埋め込みが難しい場合も対応できます。

ちなみに、不正チェッカーをご利用いただいている企業様の多くはCSV連携を利用されています。

ーCSV連携が一番手軽な方法ですか?

弊社サービスが標準実装されているECカートではAPI連携といった回答にはなりますが、そうでない場合や多少開発が必要になる場合は、CSV連携が一番手軽な方法です。

CSV連携は、指定のコマンドに合わせる必要があるツールが一般的ですが、O-PLUXはお客様のCSV形式に合わせて弊社が変換ツールを提供するので、非常に簡単にご利用いただけます。

不正利用がほぼゼロに!という声が多数

ーO-PLUXを導入されているお客様の改善事例を教えてください。

不正利用額600万円からほぼゼロに

ON&DO

画像出典:ON&DO

【O-PLUX】
社名:株式会社MTG
商材:化粧品
ECサイト:https://www.on-and-do.jp/shop
事例ページ:年間600万円のチャージバック被害が、ほぼゼロに。

株式会社MTG様は、年間約600万円ものクレジットカード不正利用に直面していました。そのため、O-PLUXを導入し、クレジットカード不正利用をほぼゼロに抑え、大きな費用対効果を上げることができました。

また、以前は3人のスタッフが2時間もの時間を目視チェックに費やしていましたが、O-PLUXを導入したことでその作業はほぼ不要になり、作業時間が大幅に削減され、本来の売上を上げる作業に専念できるようになりました。

CSV連携で簡単に導入できた

KEYUCA

画像出典:KEYUCA

【O-PLUX】
社名:河淳株式会社
商材:生活雑貨・アパレル ECサイト:https://www.keyuca.com/
事例ページ:チャージバックがきっかけで不正対策の必要性を認識、トライアルで「O-PLUX」の効果を実感して即導入。

河淳株式会社様も不正利用をほぼゼロに抑えることができました。 また、目視チェックの工数削減も先の事例と同様に実現しています。

その他でご好評いただいたのは、CSVを使用した簡単な導入が可能である点です。他社の不正検知ツールはAPIの連携しかサポートしていないところが多いですが、当社はCSVの連携にも対応しているため、簡単に導入できます。

さらに、トライアルができた点も、高い評価をいただきました。 トライアルが可能な理由はCSVを使用しているからです。APIの連携しかサポートしていない不正検知システムの場合、開発が必要でトライアル導入が難しいですが、CSVを使うことで簡単にトライアルが実施できます。
トライアルを通じて効果を実感いただいた後に導入でき、ご好評いただきました。

300件の不正注文を止めることに成功

株式会社ハーブ健康本舗

画像出典:株式会社ハーブ健康本舗

【O-PLUX】
社名:株式会社ハーブ健康本舗
商材:健康食品
ECサイト:https://www.sukkiri-life.com/
事例ページ:単品リピート通販の初回限定品での不正対策で商品の持つ本来のポテンシャルが明確に。

株式会社ハーブ健康本舗様は、「リピート購入が行われておらず」、「LTVが大幅に低下している」という状況から不正注文を発見し、O-PLUXを導入しました。

当時は、不正注文が発生する中で目視チェックに時間をかけていましたが、導入後はO-PLUXで300件分の不正注文を自動的に検知できました。

不正対策を通じて、その商品の潜在的な価値(CVR・LTVなど)が明らかになったため、適切な投資判断が可能になり、LTVを維持できるようになりました。

低コストで不正被害を減らすことができた

ーO-PLUXの簡易版「不正チェッカー」は低コストで不正対策が可能だそうですが、実際にどのような効果が得られていますか?

激安お菓子の通販卸問屋 いいお菓子ドットショップ

画像出典:激安お菓子の通販卸問屋 いいお菓子ドットショップ

【不正チェッカー】
社名:株式会社菓子卸センター 坂下商店
商材:食品(お菓子)
ECサイト:https://www.e-okashi.shop/
事例ページ:「巣ごもり需要」でEC急増にはじめてのチャージバック。

株式会社菓子卸センター 坂下商店様は、半年間で6件、合計約10万円分のチャージバックに直面し、当社にご相談いただきました。

不正利用の金額が半年で約10万円とそこまで大きな金額ではなかったため、「不正検知ツールを導入しても、かえってコストがかかるのではないか。」という懸念がありました。

しかし、不正チェッカーは最低でも4,000円からご利用いただけるため、費用の低さが決定的な要因となり、導入されました。

導入後、クレジットカード会社からの調査依頼はゼロに

株式会社ナオセル

画像出典:株式会社ナオセル

【不正チェッカー】
社名:株式会社ナオセル
ECサイト:https://naoseru.com/ja/
事例ページ:3Dセキュアを導入するもクレジットカード不正はやまず、「不正チェッカー」と併用での対策へ移行。

株式会社ナオセル様は、スマートフォン向けのCtoCサイトを運営している企業です。

クレジットカードの不正利用の被害に数回合い、クレジットカード会社から決済の調査依頼が頻繁に寄せられるようになりました。そこで、不正検知システムの導入を検討し、不正チェッカーを導入しました。

様々な不正対策ツールを検討しましたが、どれも高額であることや、実際に導入しないと効果が不明瞭であることを考慮し、リーズナブルな不正チェッカーをご提案したところ、費用に対して高い評価をいただき、ご契約いただきました。

不正チェッカーの導入後、クレジットカード会社からの調査依頼が一切なくなり、安心してサービスを運営できるようになりました。

不正利用を未然に防ぐ対策を!

不正利用を未然に防ぐ対策を!

ー最後に、O-PLUXと不正チェッカーの導入を検討している事業者の皆様へメッセージをお願いいたします。

クレジットカードの不正利用や不正な転売行為は年々増加していますので、被害を未然に防ぐために対策を検討していただくことをおすすめいたします。

まずは目視での確認からでも十分ですので、何らかの対策を実施してみてはいかがでしょうか。その対策の一環で、「O-PLUX」や「不正チェッカー」もご検討いただけますと幸いです。
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