芸能キャリアを磨きたい10万人の会員とEC事業者のWin-Winな関係を実現!ジェミーが提供する「アンバサダーマーケティング」に迫る
今回は、ジェミー株式会社 の西方氏をゲストに迎え、ジェミーが提供する「アンバサダーマーケティング」についてお話を聞いてきました!
SNSの活用が発達も、運用は手探り状態
石澤:近年、SNSの活用が進んでいますが、それによって新たに生じた課題や事業者様からよく頂くお悩みなどはありますか。
西方さん:EC事業者はSNSの発達を機に、ひたすら広告を打つ時代から「UGCをたくさん集める」ことが重要になりました。
しかし、UGCを集めるにしても、
- 「どうやってUGCを集めるのか」
- 「どういうUGCが望ましく、自社とマッチしているのか」
- 「集めたUGCをどう活用したらいいのか」
という課題があり、この点について相談を多く受けるようになりました。
また、SNSは、Instagram・Facebook・Twitter・TikTokなどさまざまな媒体があります。 これら特長の異なる多数の媒体を全部運用しようとすると、手が回り切らずやっつけになってしまう課題もあります。
「何となく手探りでやっているけど、目標の設定も効果もどうやって測定したらいいのかわからないので、何をやっているのかが分かっていない。」という状態の事業者様が多くいらっしゃいます。
以上のことから、SNSの媒体がどんどん増えて、ブランドをアピールする手段が増加しました。しかし、多くの事業者様はSNSの活用に手探り状態であるのが現状です。
事業者側と参加者側のWin-Winな関係が実現できる
石澤:貴社のサービスである「アンバサダーマーケティング」がどのようなサービスか教えてください。
西方さん:「芸能人の卵」や、芸能キャリアの向上に対して熱量の高い弊社の会員たちが、アンバサダーに採用されることを目指して、数百人規模で事業者様の商品やサービスのマーケティングに参加します。
事業者様は、参加者たちのアウトプットを「熱量・PR力・ライフスタイル」の親和性等、様々な角度で審査をして、今後最も自社に貢献してくれるアンバサダーを発掘するサービスです。
数百人が一斉に取り組むため、選考の過程でバズが発生します。
弊社は”narrow”という会員数10万人超、日本最大のオーデション情報サイトを抱えています。芸能人になりたい方版のリクナビみたいな感じで、芸能事務所2,400社以上のアカウントがあります。
対象が幅広いオーディション案件を豊富に取り扱っていることから、芸能界デビューを目指して日々自己研鑽をしている若年層だけでなく、30代、40代で芸能関係ではない職業に従事しながら芸能キャリアも磨いているような方々も多く登録していることも特長です。
”narrow”で、商品・サービスのアンバサダーやイメージモデルを募集するオーデションを実施すると、モデルを目指す芸能人の卵や、芸能キャリアの向上に対して熱量の高い弊社の会員たちが大量に参加します。
アンバサダー発掘企画では、オーディションの選考過程に、約1か月の「SNS投稿審査」を設けています。
書類選考を通過した100名以上が、商品・サービス・ブランドに関連した情報、レビュー等をSNSに投稿して、PR力を競います。
PR力だけでなく、日頃のSNSの投稿から見て取れる応募者のキャラクターやライフスタイルが、ブランドイメージとマッチしているかどうかも選考のポイントとなります。
この企画を通じて、事業者側とオーディション参加者側には以下のようなメリットが生まれます。
- ・自社の商品、サービスを一気に広められる
- ・短期間で大量のリアルなUGCを得られる
- ・自社に貢献してくれるアンバサダーを発掘し、モデル起用、マーケティング協力等継続的に起用できる
【事業者側】
- ・メディア露出のチャンスを得られる
- ・オーディションを通じて、SNSで新たなファンを増やすことができる
- ・履歴書に書けるキャリアが増え、芸能活動のステップアップになる
- ・類似案件のオファー獲得につながる
- ・narrowを通して芸能事務所からスカウトされるチャンスもある
【オーディション参加者】
このように、両者の目的が合致し、Win-Winの関係が築けるサービスです。
アンバサダーマーケティングの4つの強み
石澤:貴社のサービスである「アンバサダーマーケティング」についてですが、EC事業者様が商品の認知拡大のために、貴社サービスを導入する利点を教えてください。 また、相性の良い商材や相性の悪い商材があれば教えてください。
短期間で大量のUGCを創出できる
西方さん:事業者様の利点でいうとまずは「短期(1ヶ月)で大量のUGCを創出することができること」です。
1ヶ月で500投稿を自分でやろうと思ったら死ぬほど大変ですよね?
弊社の企画するアンバサダーマーケティングでは、100人による1ヶ月で500投稿というのが可能なので、短期で大量のUGCを創出することができます。
UGCはリアルさを求められます。
その点、投稿者はプロのような発信をする方もいれば、素人感のある投稿をする方もいるので、よりリアルに近い投稿を大量に創出することができます。
対応チャネルが幅広い
石澤:Instagram以外のチャネルでもPR可能ですか?
西方さん:はい。基本Instagramを主軸に展開をしていますが、Instagramだけでなく、YouTube・Twitter・TikTok、ライブ配信など多チャネルでの展開も可能です。
弊社の参加者は、多数のチャネルを持って活動している方が多いので、Instagram以外に得意なチャネルがある方が多く、アンバサダーに選ばれるためにInstagram以外での取り組みも積極的に行われます。
事業者様がどのチャネルを重視したいかをお打ち合わせでヒアリングし、エントリー条件、起用者の選定、投稿課題や選考基準をご提案させていただきます。
最も優秀な人材を継続的に自社のPRやマーケティングに起用できる
西方さん:1ヶ月間行われるSNS選考を通じて、事業者様と共通の情熱を持った方を自社のアンバサダーとして発掘していただき、その後継続的に自社のPRやマーケティングを強化していくことができます。
具体的には、
- ・アンバサダーをモデルとして、広告やイベント等で起用する
- ・アンバサダーが商品/サービスを継続使用し、継続PRをする
- ・アンバサダーが事業者様のSNS運用アドバイスし、新商品の開発、マーケティングに協力する
アンバサダーは、事業者様と一般カスタマーが、新たな、深い関係を築くための繋ぎの役割、橋渡し的なポジションで大きな影響をもたらします。アフィリエイター契約を結ぶ場合もあります。
女性・ユニセックス向け商材はもちろん、男性向け、自治体まで企画次第で幅広く対応できる
石澤:取り扱われている商材は幅広いですか。
西方さん:そうですね。基本どんな商品でも対応可能ですが、特に相性が良いのは、20-40代女性向けまたはユニセックスで使えるものです。
ただ、男性向け、例えばメンズコスメのジャンルでも、実は購買者内訳をみると女性が多いことが意外とあったり、男性にリーチするために男性フォロワーが多い女性を起用することが効果的であったりするので、十分ご提案可能です。
あと実は地方自治体の案件の実績も多くて、「モノ」や「サービス」でなくても企画次第で対応可能です。
現状、ちょっと難しいことがあるのは、50代60代以上に特化した商材です。
商材によるのですが、この年齢層では適任者がまだまだ少ないのと、SNSがアプローチ先としてはミスマッチであることも要因として多いです。
この場合は規模を縮小した企画やキャスティング寄りのご提案に代替させていただいています。
売上だけでなくサービスの活性化にも貢献
石澤:「アンバサダーマーケティング」の導入を通じて、バズらせることができたEC事業者様の事例を教えてください。
西方さん:代表的な事例として、有名芸能人をイメージモデルに起用して展開している「PGブラ」というナイトブラをご紹介いたします。
私が実際に商品を使っていた経緯からご提案に至った事業者様です。
有名芸能人がイメージモデルで、プロのモデル、フォロワーの多いインフルエンサー、グラビアタレントさん等を起用してインフルエンサーマーケティングを実施済みの状態で、アンバサダーを懸けたオーデションを開催しました。 オーディションでは、100名以上のアンバサダー候補者がSNS投稿による課題審査に参加しまして、この課題審査期間中に、地方からの注文が突然増えたそうです。
より一般人に近い、まあまあ有象無象と見える層が、熱量高くリアルな着用レビューの投稿を大量に行ったことで、「限られた層が使用するもの」から、新たなリーチ、カスタマーの拡大につながったのだと思います。
100名によるSNS投稿課題審査実施中、1枚約6,000円のナイトブラがわずか4時間で6,500枚完売し、1ヶ月後追加販売を実施するも2日で10,000枚が完売するという現象が起きました。実施期間中に売上の面でも多大な貢献ができました。
同ブランドのバストケアサロンに「ナイトブラを試着してから買いたい」という、これまでなかった問い合わせが発生し、サロンでの試着サービス活性化につながりました。
新たなカスタマーと新たな接点を生み出すことができ、事業者様の発展に関われたと思っています。
また、ECだけでなく実店舗も展開する事業者様に共通して言えることなのですが、 100名規模で大量のUGCが創出されることで、自社商品の陳列ポジションを上げる交渉がしやすくなることや、店頭スタッフが、投稿されたてほやほやのアツいUGCを利用して使用方法やコーディネートの提案ができるので、カスタマーの意思決定の後押しに大いに役立つこともメリットとして挙げられます。販売数向上に非常に有効というお声をいただいています。
弊社では老舗の卸問屋様とのリレーションもあるため、販路を探している事業者様、拡大したい事業者様に対しては、卸問屋様に「アンバサダーマーケティングを実施した注目すべき商品」として提案し、全国展開をしている小売店での取り扱いまでサポートしています。
サービスの質の良さに好評をいただいている
石澤:「アンバサダーマーケティング」を導入されたお客様から、サービスについてどういったお声(反応)をいただくことが多いでしょうか。
西方さん:100名規模で一斉に行われる課題投稿審査は、SNS上で公開されていて誰でも見ることができます。
そのため、指標を追っているマーケティング、販促、商品企画系の部門の方はもちろん、人事、管理系の部門の方などからも、
「自社の商品を綺麗にかつ熱意を持って投稿してくれるのが嬉しくて、仕事に愛着が湧きました」といった声が届き、社員全体のモチベーションが上がったと感謝いただくことが多いです。
また、企画をスタートする時に、「アンバサダー1名の採用で」とご依頼いただいていても、最終面接をすると1名起用の予定が3名以上になっているなど、9割型のクライアント様から「良い方が多くて選べない!AさんもBさんもCさんも起用したいのでアンバサダー増やします!」と言っていただけます。
その他にも、「自社で同じような投稿を増やすために色々挑戦しましたが、大変苦労しました。しかし、そんな大変な事を短期間で実施し、しかも良い方々を採用させてくれてありがとうございました!」いった声をいただいております。
弊社の企画にて、事業者様にやっていただくことは、アンバサダー候補者を面接していただきアンバサダーを選んでいただく以外はほとんどございません。
継続的に「バズる」新サービスの提供開始
石澤:差し支えなければ、今後「アンバサダーマーケティング」のサービス面でアップデートされる点があれば教えてください。
西方さん:選んでいただいたアンバサダーを年間を通して運用し、常に質の高い投稿を多く創出し続け、事業者様の広告マーケティングに有効なコンテンツ等も納品し続けるプランを開始し始めたところです。
今までは単発で「バズらせて、アンバサダー決めて終了」という企画でした。
しかし、事業者様が「アンバサダー活用がうまくできない」「投稿が急に増えなくなった」「アンバサダーマーケティング実施期間の状態をキープしたい」というお悩み、ご要望が出てきたので、その課題を解決するべく、バズらせ、優秀なアンバサダーを発掘・起用後の、PR向けコンテンツの納品も含めた運用を全て承る、「事業者様の手間なく継続的にバズらせ続けるサービス」を展開するに至りました。
商品/サービスが継続的にバズり続けることで、新たなカスタマーと新たな接点を創出し、事業者様の発展に貢献して参ります。
そして、事業者様と共通の情熱を持った優秀なアンバサダーが、事業者様の商品/サービスと一般カスタマーが、新たな深い関係を築くための、重要な繋ぎの働きにて高いパフォーマンスを発揮するようサポートいたします。
弊社は、時代とニーズに沿ってフレキシブルに、より良いサービスを展開していきますのでよろしくお願いします。
アンバサダーマーケティングを通じて優秀なアンバサダーと出会える
石澤:最後に、貴社サービスの導入を検討している事業者様に一言メッセージをお願いいたします。
西方さん:「芸能人の卵」や、芸能キャリアの向上に対して熱量の高い会員が10万人以上集まるnarrowだからこそ、一般的なごく短期単発のインフルエンサーマーケティングとは違った質と感動的な熱量をお返しできます。
アンバサダー発掘企画を通して、事業者様の商品やサービスに共感して中長期で任務にコミットできる優秀な人材と出会っていただくことができます。
夢のために動いていて、キャリアアップに意欲のあるnarrowの会員たちに、是非、事業者様のアンバサダーとして活動できるチャンスを頂ければと思います。
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