サイト内の課題を発掘しコンバージョン改善ができる! 1,300社以上が導入しているヒートマップツール“ミエルカヒートマップ”
今回は株式会社Faber Companyの岡本氏をゲストに迎え、コンバージョンを最大化させるヒートマップツールの 「ミエルカヒートマップ」についてインタビューをしました!
株式会社Faber Company
ミエルカ事業部ヒートマップグループグループ長サービスアドバイザー岡本洋佑 氏
コンテンツマーケティングプラットフォーム「MIERUCA」の営業、カスタマーサクセスを経験。2021年3月ヒートマップツール「ミエルカヒートマップ」のプロダクトオーナーに就任し、2022年10月からIMCグループのグループ長として全社的なマーケティング施策に取り組む。
導入前によくいただく3つのお悩み
ー-まず、お客様がミエルカヒートマップの導入を検討されるきっかけとして、どういった課題があって導入されることが多いのか、よくいただくお悩みについてお聞かせください。
良くいただくお悩みは以下の通りです。
- 定量データだけではなく、定性データでも分析がしたい
- 自分たちの伝えたいことと、お客様が知りたいこととのミスマッチを解消したい
- リテラシーが関わらないコミュニケーションを取りたい
それぞれ説明いたします。
定量データだけではなく、定性データでも分析がしたい
ぺージの良し悪しを判断する際に、「定量(数字)データだけだと具体的な打ち手が思いつきづらい」というという声をよく聞きます。なぜなら、「このページは直帰率90%です」と言われたときに、ページに入ってすぐ直帰しているのか、最後まで読んで直帰したのかでそのページの良し悪しの判断が異なるからです。良し悪しをしっかりと判断するために、具体的に「ページのどこを読んで、どこまで行って、どこを押したのか」という定性(具体的な動きのデータ)データを一緒に分析したいというお声をたくさんいただきます。
自分たちの伝えたいことと、お客様が知りたいこととのミスマッチを解消したい
LPで制作側が主張したいことと、お客様が知りたいこととのミスマッチが起きていることがあります。
以前パーソナルジムのLPの改善をしているマーケティング担当の方とお話しました。その時にLP内で強調していたことが「私たちの強みはジムの清潔感とトレーナーの質です。」という点でした。ところが、ヒートマップを見てみると、二つの強みはほとんど読み飛ばされていました。実際はLP内の「料金」のところに注目が集まっていたのです。つまり、お客様は「月額いくらなのか」という、自分のお財布事情に対して適切かどうかぐらいしか気にしていなかったということです。以上の結果から、お客様が知りたいことや自分たちが伝えたいことにはミスマッチが起きることがあり、そのミスマッチをなくしていきたい。という声をいただいております。
リテラシーが関わらないコミュニケーションを取りたい
ミエルカヒートマップは事業会社様を始めとして、WEB制作会社様、広告代理店様まで幅広くご活用いただいております。クライアント様へ説明する際に定量データだけだとご納得いただけないケースを解決するためです。
たとえばレポートの数字だけを見て「なるほど、現状が理解できました。次は〇〇すべきですね」と改善アイデアを思いつく人もいれば「いや。数字だけ見せられても具体的に何をすべきかわからないよ」という方まで幅広くいます。そのため、「WEBリテラシーが高い低いにかかわらず、ご納得いただけるようにコミュニケーションを取りたい。」というところに課題感をもっていらっしゃいます。
サイト内の課題を見える化しコンバージョンが改善できる
画像出典:ミエルカヒートマップ
ー-ミエルカヒートマップサービス内容についてお聞かせください。
ミエルカヒートマップは、3つのヒートマップ(熟読・離脱・クリック)でページ内の課題を見える化でき、LPの最適化とポップアップの表示でコンバージョンを最大化させることができます。具体的には以下の機能があります。
- アテンションヒートマップ:ページのどこがよく読まれているかわかる
- スクロールヒートマップ:ページのどこでユーザーが離脱したかわかる
- クリックヒートマップ:ページのどこがクリックされたかわかる
- 競合広告分析機能:競合の検索広告の出稿内容がわかる
- ポップアップ表示機能:ノーコードで任意の画像をポップアップ表示できる
この機能を通して、サイト内の課題発掘&改善、コンバージョン改善を行うことができます。 ミエルカヒートマップはLPだけでなく、記事コンテンツの分析にも活用することができます。
ー-ミエルカとミエルカヒートマップをセットで使う方は多いですか。
非常に多いです。ミエルカ(SEOツール)を活用することで検索からの流入を最大化できますが、そこが終わりではなく流入してくれたユーザーをセミナー参加や資料請求、お問い合わせに繋げる仕組みが必要です。
そこでミエルカヒートマップを使うと「ユーザーは特にどこに注目しているのか」「来てくれた人が何に興味をもっているのか」という分析と問題点の洗い出しができます。「流入を増やす⇔ユーザーを転換させる」というサイクルをミエルカとミエルカヒートマップで交互に回していくことができます。
ミエルカヒートマップ4つのメリット
ー-競合他社様と比べた際に、「ミエルカヒートマップ」のメリットはどういった点だとお考えでしょうか。
メリットは以下の通りです。
- ドメインが無制限のプランが比較的安くから使える
- 自動キャプチャ機能が特徴的
- Cookieレス
- セキュリティ
それぞれ説明いたします。
「ドメインが無制限」のプランが比較的安くから使えること
ミエルカヒートマップは、ヒートマップツール業界の中で後発のリリースでした。 それまでのヒートマップツールといえば、「1契約で1サイト」使えることが一般的でした。ヒートマップツールを活用した改善は売上にダイレクトに繋がるため、ヒートマップツールを使って成果がでたら次の事業や新たなオウンドメディアが立ち上がるサイクルが生まれます。しかし、新たなオウンドメディアを立ち上げるとなると、また1個ヒートマップツールを新規契約する必要があります。私たちは、「1契約で1サイト」がお客様のためにならないと考え、1契約かつ登録したURLからのみのPV課金で許す限り何ドメインでも登録できる価格設定にしました。ミエルカヒートマップはヒートマップツール業界の中では後発ですが、上記の点を大きな差別化ポイントとしています。
自動キャプチャ機能が特徴的
ミエルカヒートマップに登録したURLのキャプチャを毎日自動で取得・保存する機能があり、 以下のようなメリットを持っています。
- ページデザインや内容の変更前後のデータが自動的に保存されるので正しい効果検証ができる
- 毎日自動で保存されるので人的管理による保存のし忘れリスクが削減できる
自動キャプチャ機能を備えていないツールは、ボタンの位置やファーストビューのデザインを変えたときに、ツール画面に表示されているページの状態は最新である一方で、ボタンのクリック位置だけ古い場所。なにもない場所がクリックされているような見え方をしている時があります。ミエルカヒートマップは自動キャプチャ機能があるので常に正しい比較をすることができます。
Cookieレス
昨今、Cookieによる情報取得規制が進んでおり、Cookieの取り扱いにはとても気を使うようになりましたし、3rd party Cookieの廃止の動きもでてきています。取り扱いに気を使うことが多いためCookieレスでもきちんと分析できるような仕様になっております
セキュリティ
ツールのログインに二段階認証が設定できます。リモートワークが増えた中、「二段階認証が設定できないツールは使ってはいけない。」と、決められている企業様も多く、セキュリティを気にされる企業様に評価をいただいております。
LP運用の初心者はサポートがつくファーストプラン以上がおすすめ
ー-ミエルカヒートマップのプランごとの違いはなんでしょうか。
プランごとの機能差は大きく付けておらず、月に計測できるPV数と自動キャプチャ(ページの状態を自動で保存できる枚数)や利用可能アカウント数で差を付けています。その他はサポートに違いがありまして、お客様からも高評価をいただいている点でございます。
ミエルカヒートマップのプランでは、ファーストプラン以上のプランに全てサポートがつきます。 ファーストプランは月に一回の定例MTGでその場で疑問点を解消することができます。(エキスパートプランも同様です)スーパープランは専任のカスタマーサクセスがつき、お題となるURLを弊社のコンサルタントが事前に分析したうえで改善案をお出しするというサポート内容です。
LP運用に慣れている方の場合、「ヒートマップのデータだけあればOK」というパターンもあるので、低価格帯のプランをおすすめしております。しかし、今後サイト改善の基礎を学ぶことに力を入れていきたい方の場合、サポートがつくファーストプラン以上のプランをご提案しております。実際に「改善案をもとに施策を実行したら改善しました。」「社内の分析改善の基盤が構築できました。」など、お客様から高評価をいただいております。
お客様のニーズをしっかり理解することが大切
ー-「ミエルカヒートマップ」を効果的に活用する秘訣があればお聞かせください。
- 事業者側が言いたいことと、訪問ユーザーの知りたいことのミスマッチをなくすこと
- ファーストビューでお客様に良い印象または悪い印象を与えているのかを分析すること
- お客様に読まれている部分の周辺にCTAを置くこと
トンマナを意識しすぎて背景とボタンのデザインがほぼ同化しているLPを見ることが増えてきました。 ページをスクロールしていくと、ボタンの存在に全く気が付けないものもあります。読まれているのに押されていないということはボタンとして認識されていないと考えられます。
ページ内で訪問ユーザーに熟読されている部分の周辺に次に繋がる要素を配置することも大切です。例えばホワイトペーパーをダウンロードできるしかけがあったり電話できるようになっていたり。文脈に適したCTAを設置することをオススメします。
ヒートマップの活用でお申込みが以前の1.7倍/1.83倍に
ー-「ミエルカヒートマップ」を導入されているお客様の改善事例をお聞かせください。
CTAの文言を変更後、1.7倍にまで申込が増えた事例をご紹介します。
CTAボタンの設置する位置の変更後、お申込みが1.83倍になった事例をご紹介します。
本格的にサイト改善をしたい方におすすめ
ー-最後に、「ミエルカヒートマップ」のサービス導入を検討している事業者様にメッセージをお願いいたします。
ヒートマップツールを過去に使っていた方やこれから始めたい方、どちらにも抜群に使いやすいサービスだと自負しております。サポート付きのプランがありますので、ヒートマップツールに慣れていない方は安心して始められますし、成果がでるところまでしっかりサポートいたします。今後、サイト改善に本腰をいれていきたい方や社内でサイト改善ができる人材を育成していきたいという方向けにもおすすめです。ご検討の際には是非お声がけいただけると幸いです!
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