【単品リピート通販市場シェアNo,1】サブスクストアの魅力に迫る

category :  パートナー企業コンテンツ

update :  2022/02/18(金)

staff :  石澤ちゃん

今回はテモナ株式会社の中田氏をゲストに迎え、単品通販・定期通販カートシステムでシェアNo.1のサブスクストアの魅力やツールの提供に関わるスタッフの思いにもフォーカスし、サブスクストアの隠れた魅力を拡げていきます!

CMS機能・API連携の充実がサブスクストアの魅力

石澤実績や事例などの参考情報はサービスページなどで容易に目にすることができますが、サブスクストアを開発している側だからこそわかる、CMSを検討している方に知っていただきたい、サブスクストアの魅力はなんですか。

 

中田さん

二つありまして、

一つ目は、意外と知られていないかもしれませんが、前身のたまごリピートの運営経験を経てCMSの機能が充実していることです。

例えば、

  • 商品一覧ページ
  • 商品詳細ページ
  • ショッピングカート
  • お気に入りページ
  • マイページ
  • 問い合わせフォーム・・・等

 

LPやECサイトのトップページ以外は全てサブスクストアの機能で作れます。

 

たまごリピートの場合は、ショッピングカート機能のみを提供していましたので、上記のようなページは自分達で用意する必要がありました。もしくは、ワードプレスなどの外部CMSを利用して上記のようなページを作り、そこからカートに遷移させて頂くといった使い方をしてもらう必要がありました。

 

しかし、サブスクストアでは、トップページのコンテンツファイルだけご用意頂き、FTP上にそのファイルをあげてもらえれば読み込んで表示させます。そして、トップページ以降は弊社のシステムで作られますので、作業工数の削減はもちろんのこと、費用的にも支出を抑えることができます。そのため、様々なページを生成する機能については強くお勧めしたいと考えております。

 

二つ目は、CMSという面からは少し逸れますが、APIについてもサブスクストアの強みだと考えております。

 

サブスクストア単体では実現できないことがあっても、外部の優れたサービスやツールとAPIで繋ぐことによって、お客様が求められる運用方法や理想の状態を実現させております。

 

石澤:昔のたまごリピートに比べて、機能面で補えるポイントが増えたということでしょうか。

 

中田さん:はい、標準で備わっている機能はもちろんですが、APIを初めとするカートの拡張性といった面でも、たまごリピートよりも取れる選択肢が大幅に増えております(カスタマイズできるプランもあります)。

 

石澤貴社のお客様が感じる、最近の大きな悩みはなんでしょうか。

 

中田さん:最近では、「転売」という課題がお客様にとって大きなリスクとして目立ってきております。

事業者様が様々な形で対処しても、それをさらに超える新しい手口で転売を行ってきており、最近ではこれが個人ではなく組織化してきております。

 

他の支援会社様からも相談を受けるほど悪質化していまして、弊社としても頭を抱えておりました…。そこで、こういった不正を検知するサービスを使えるよう複数社と連携をしまして、お客様が困らないように準備しています。難しい処理を行う物なので正直安いものではないのですが、将来起き得るリスクに対して見れば安く思えるのではないかと感じております。

 

話が少し脱線しますが、こういったサービスとの取り組みは、大変有難いことにお客様からの発言に因って始まることが多くあります。課題が発生してからご相談されることももちろんあるのですが、多くの場合は何かが起きる前に先んじて課題やニーズを予測して教えて下さります。

 

それを受けて弊社でも調査を進めると、確かにリスクやニーズがあることが分かり、早めに対策をとることができます。こういったことも、これまで弊社が長年カートを提供してきて、長く付き合いのあるお客様が多くいらっしゃるので、その恩恵を受けているなと強く感じています。

 

長く通販事業をやられている企業様は、売上関係なく業界のことに詳しいですし、何よりECに関する情報に対して驚くほど敏感です。常に、色んなところにアンテナをはっていらっしゃるので、私も日々驚かされてしまいます。

 

また、たまごリピートとサブスクストアを合わせると弊社のお客様は1,000社様以上いらっしゃいまして、その中で業界全体で見ても単品リピート通販という領域において大きな成功をおさめられた企業様が数多くいらっしゃいます。このようなお客様から日々ご指摘含めてアドバイスを頂き、ビジネスにおいて常に協議出来る環境にいることは、他のカート会社様にはない弊社だけの大きな強みだと感じております。

 

ECへの豊富な「ナレッジ」と「実績」がサブスクストアへの決め手

nakata

石澤数多くある CMS の中で、サブスクストアを選ばれるお客様の決め手は​​​​どういったものが多いのでしょうか。

 

中田さん

最近感じるのは、機能面等に因るスペックでの比較ではなく、導入後の活用イメージを具体的に持てたことで、弊社との取引を決めたという企業様が増えている印象があります。

 

以前よりも、業界における法律や広告の有り方に関する変化のスピードが増してきたことで、自分達が今実現したい事に対して機能面で比較するのではなく、直近で成功実績を持たれている他社様を参考に、どれだけ自分達の未来の為になる提案してくれるのか、という情緒的な価値に興味を持っていらっしゃるように思います。

 

当然、弊社はツールベンダーである以上、他社様よりも機能優位性を担保するということは最優先に考え力を入れています。

 

しかし、昨今では前述したような業界の変化によって、単品リピート通販における販売の選択肢が少なくなってきたことで、各カート会社の機能が近しくなりつつあります。

 

そして仮に、今の時点で弊社が独自の機能を持っていたとしても、来月には他社様も同じ機能を開発されていたり、そのうち追いつかれてしまうことも起こり得ます。つまり、機能面だけで差別化しようとするのには限界があるなと感じております。

 

そのような中で、最近では情緒的な面で二つの価値を感じて頂き、それがそのまま導入の決め手となっているように感じています。

 

一つ目は、弊社が保有するデータに対する価値です。我々は10年以上カートシステムを提供しているのもあって、お客様の数が業界でNo,1です。

 

それに比例して、消費者の購買データも一番多く保有しており、お客様をご支援する上で失敗や成功の経験も多くございます。

 

つまり、他社のカート会社様には無い、通販企業様がこれまでに取り組まれてきたノウハウや消費者の購買データを活用した提案に価値を感じて頂き、導入に至っております。

 

また、最近では化粧品や健康食品だけに留まらず

 

  • クリーニング
  • オンラインサロン
  • 学習塾・・・等

といった、いわゆる一般的なEC以外の「サブスクを実現したい」という相談が増えています。そういったビジネスをサブスクストアで実現されているお客様が増えており、成功する為のノウハウを多く保有しているということがサブスクストアを導入する決め手になっております。

 

二つ目は、組織の体制やパートナー企業が豊富であることだと考えています。

 

サービスを提供し初めて10年以上経っているので、社内にナレッジされた情報がとにかくたくさんあります。

例えば、お客様からいただいた相談や質問、要望、そしてそれに対する弊社の回答が膨大に貯まっています。

 

その為、例えば新入社員の子がいきなりお客様の対応をしても、当然いきなりは答えられないのですが、少しお客様からお時間を頂いた上で過去の情報を調べたり先輩社員に聞けばすぐに何らかの提案ができます。

 

解決すべき課題のパターン化とその解決方法を過去の経験から豊富に持っていることが、サブスクストアの導入に至る二つ目の理由かと思います。

 

 また、少し補足すると、我々だけでは解決できない内容の相談も当然あります。そういった時は、これまでに長くお付き合いさせてもらっている「信頼のおけるパートナー企業様」が弊社には豊富にいるので、このことで客様は安心してサブスクストアの導入を決めて頂けているのかなとも思います。

サブスクストアの導入後にいただく反響とは

sabusukustore

 

石澤サブスクストア導入後のお客様から、どういった反響をいただくことが多いでしょうか。

 

中田さん:弊社は色んな支援会社様と取引や付き合いがあるので、お客様の悩みに対してご協力してもらえる先が多くあります。

また、各社とのコミュニケーションを大事にしているので、それぞれの強みや特徴をある程度把握しています。

なので、お客様の様々なご相談に対して適切なご紹介ができるというところで、後から感謝されることが多いかと思います。

 

「お客様と同じ目線に立つ事」を意識してEC事業のサポートをしている

 

石澤:お客様のECサイトの成長を支える立場として、日々どんな思いを持って取り組んでいますか。

 

中田さん:我々は支援会社ですので、お客様の事業が成長できないと、長く取引が継続しないというのを痛感しております。

 

その為ツールの導入をゴールとは考えておらず、導入後に長く継続するビジネスを実現する為に、どんな支援ができるかと考えることを重要視しています。そういった意味で、まずは「お客様と同じ目線に立つこと」を意識としては大事に考えています。

 

そして、「お客様と同じ目線に立つ」にはまずは「お客様を知ること」が重要だと思います。

 

また、 我々はツールの提供者ですので、いわゆるご支援する側です。お客様はそれを使う側なので、ある種同じ立場ではないですし目線も違うと思います。

 

ただ、お互いが同じ目線に立たないと議論はうまくできないし、お客様の悩みや苦しみが深くわからないと思います。その為、カスタマイズが可能なプランをご契約されているお客様には、専属のPMを担当としてつけておりまして、お客様の声をダイレクトに把握できるようにしています。

 

お客様との距離を近くするというのは我々が重要だと考えているポイントであり、事業を運営する上で一番大事だと想っていることです。

 

まずはお客様への向き合い方や姿勢によって信頼を得て、その上で深い悩みも含めて相談してもらえるような関係性を築き、そして最後にその期待に応えるという関わり方を大事に考えています。

 

「経験」と「データ」に注目することが大切

nakata

石澤:これから定期通販を始めようと考えている方に対して何かアドバイスはありますか。

 

中田さん:正直に申し上げますと、数年前より今のタイミングで定期通販を始めるというのは、かなり難しくなっていると思います。

 

  • 広告単価の高騰
  • 競合商品の増加
  • 情報を入手しやすい時代で模倣されやすい
  • 転売も増えている・・・等

 

色んな面で難しくなっていると思います。

 

ただ、その一方で言えることは、このような難しい環境下でも成功された事業者様が実際にいます。弊社だけでも1,000社以上の多くのお客様がいらっしゃいますが、こういった通販会社様の経験を徹底的に学ぶということを絶対にやってほしいです。

もしくは弊社のようにデータを持っている会社へ最初に相談するということは絶対条件だと思っています。

 

今の時代はちょっとした情報であればネットで調べたらすぐに出てきます。

 

例えば、

  • 平均のCPO
  • 平均のCPA
  • 平均の継続率
  • 平均の継続回数・・・等

 

こういったものは調べれば割と簡単に出てきますが、それはあくまで参考値であって事実ではありません。なので、正しい情報を知っている会社に相談をすべきだと思います。なんなら商品開発の段階から相談しても良いと思います。

 

もちろん相談する内容によっては費用が発生したり、自分達では対応できず他の企業を紹介されるなどといった可能性もあります。

 

ですがちゃんとした会社であれば、お客様の要望やご予算に合わせた適切な企業を必ず紹介してくれますし、ある程度の情報を出すことを惜しまないと思います。

 

そういった情報を持った企業をうまく頼りつつ、もし本当に信頼できそうであればすぐにでも契約をしてその企業と一緒に事業の立ち上げを進めていくということが、今後は益々重要になってくると思います。

 

また、「LTVに関するデータを持っている企業を頼る」というのはすごくお勧めです。LTVに関するデータとなると、対象となる企業はある程度制限されてしまいますが、昨今のように広告費の高騰が著しく様々な面で変化が激しいことを考慮すれば、そういった情報を基に事業を計画しておかないと途中で破綻するリスクが高い為、立ち上げ時には重要視して欲しいポイントの1つと考えています。

 

弊社に限らず、事業企画の段階でそういった企業にご相談されることを強くお勧めいたします。

 

「原点回帰」が今後の展望

 

石澤:サブスクストアで今後新たに開発される機能など、サブスクストアとしての今後の展望はありますか。

 

中田さん:既存のお客様が困らず、さらに成長できるような機能改善・開発を優先的に行う予定です。

 

それ自体は当然ですが、その他で何をやっていくのかというと、

 

  • 商材関係なく、サブスクリプションビジネスを実現させる準備を進めたい
  • 美容や健康食品の領域においては、オンラインだけでなくオフラインで使える機能をより充実させたい

 

と考えております。

 

まず、サブスクリプションという面では、最近様々な企業様とのお取り組みを開始しております。

 

直近でプレスリリースを出したカメラブ様との取り組みなどはその際たる例でして、サブスクリプションというビジネスモデル自体は世の中にだいぶ浸透しており、法人に限らず個人でも多くの方が知って下さっておりますが、SaaS以外での成功事例というと実はまだ少ないのが現状です。

 

弊社としましては、そのような中でSaaSに限らず成功するサブスクの企業様をもっと排出したい、お客様ともっと深く付き合い成功までのお手伝いをしたいと考えております。

 

そしてECに関しては、この1年でWebでの新規獲得が本当に難しくなりました。

 

広告費の高騰や法改正に因る広告表現の制限に大きく影響を受けた為です。とはいえ、広告費の単価が上がっても商品のことを認知してもらう為にはWebに広告を出す必要がある為、これまでとは違った部分で利益を出さなければなりません。

 

私はこの手段を「オフライン」だと考えており、通信販売という事業的には「原点回帰」を迎えることになるのかなと思っております。

 

ファッションの流行やブームが何年かの周期で回るように、ECというビジネスにおいてもそれを迎えているように思います。 

 

数年前にオフラインで成功した企業様が徐々にオフラインでの獲得が難しくなり、その後徐々にオンラインに転換して更に成長されたように、近年オンラインで急激に成長をされた企業様が、ここから徐々にオフラインでの獲得を増やされるのではないかと考えております。

 

なので、弊社は早めに「ラジオ」や「新聞」等、オフラインで受注する場合にオペレーター様にとって利便性のある機能の開発も進めたいと思っております。

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