アパレル業界の課題を一掃する! サイズレコメンドツール unisize

category :  パートナー企業コンテンツ

update :  2023/06/28(水)

staff :  石澤ちゃん

今回は、株式会社メイキップの佐々木氏をゲストに迎え、サイズレコメンドツール「unisize」 についてインタビューをしました!

佐々木 隼人 氏

株式会社メイキップ
営業部
営業兼VSOP
佐々木 隼人 氏

新卒でキャラクターライセンスを扱うコンテンツビジネスに従事。その後大手ヘッドハンティング会社、EC構築ベンダーにて人事責任者を経て2018年4月に株式会社メイキップへ参画。 ファッションEC展開企業様への、サイズレコメンドサービス「unisize」を中心に、VSOPとして対外的なコミュニケーションとセールス、採用全般を担当。

アパレル業界が持つ3つの課題

アパレル業界が持つ3つの課題

ーーunisizeの導入を検討される事業者様からよく頂くお悩みなどはありますか。

大きく分けて3つあります。特に①と②はアパレル業界では最も顕著な課題です。

  1. サイズに関するお問い合わせが多い
  2. サイズが合わず返品交換が多い
  3. 商品の提案をパーソナライズ化したい

サイズに関するお問い合わせが多い

商品の購入前に、「どのサイズが自分に合うのかわからない、、、」というお問い合わせをよくいただくことが多いそうです。 お客様からのお問い合わせは面白いもので、「私は普段ユニクロのMサイズを着用しているのですが、どのサイズが適切ですか?」というものもあります(笑)。 ECサイト上での購入では、実際に自分の体型に合っているかどうかを判断するのが難しいため、結果的にサイズに関するお問い合わせが多いのです。

サイズが合わず返品交換が多い

商品の購入後に、「サイズが合わなかったため、返品交換したい」というお問い合わせも多いです。アパレル業界では、「サイズが合わない」「思っていたイメージとの相違」という理由による返品交換が最も頻繁に発生するケースです。

パーソナライズ化された情報を提供したい

最近のトレンドとして、「パーソナライズ化された情報を提供したい」というニーズが広がっています。事業者の皆様は、お客様の行動履歴や属性データに基づいて、個別に適した情報を提供することで、購買体験を向上させたいと考えています。 このため、私たちが最近よく受けるお問い合わせの中には、お客様の体型データや属性データ、行動履歴などを活用して、パーソナライズ化された情報を提供する方法についてのものもあります。私たちの独自のデータは主に体型に関するものであり、それをお客様ユーザビリティーの向上のために使いたいという要望も頻繁に寄せられます。

サイズ選びの失敗を防ぎF2転換率が向上

サイズ選びの失敗を防ぎF2転換率が向上

画像出典:unisize

ーーunisizeのサービス内容について教えてください。

unisizeは、お客様の体型に合ったサイズを推奨するサイズレコメンドエンジンです。

お客様の身長や体重だけでなく、肩幅など体の部位の特徴や普段着ているブランドのサイズなどの情報に基づいて、適切なサイズを提案し、購入前のサイズ選びをサポートします。

サイズ選びに悩むお客様は非常に多く存在します。ECサイトで初めて商品を購入する際には、実際にサイズが合うか不安に感じるものですよね。unisizeは事前にお客様に合ったサイズを提案することで、サイズ選びの失敗を予防します。これにより、満足度の高い買い物が実現し、顧客のロイヤリティ向上につながります。

unisizeの導入は非常にシンプルです。お使いのカートシステムの管理画面にタグを設置するだけで利用できます。商品データの連携が必要ですが、クローラーを使用してWebサイト上からデータを取得するため、手間をかけずに利用することができます。

unisize3つの強み

unisize3つの強み

ーー競合他社様と比べた際に、unisizeの強みはどういった点だとお考えでしょうか。

大きく分けて3つあります。

  • 精度が高い
  • 利用ユーザーの細かな分析と伴走支援ができる
  • 徹底したパーソナライズ提案でコンバージョン率が上がる

精度が高い

サイズ提案の精度には自信を持っています。その理由は、4万以上のブランドに関連付けられたブランドボディデータベースと、月間200万人を超えるお客様のデータを活用しているため、推奨アルゴリズムの精度が日々向上し続けているからです。

私たちは、各ブランドのボディデータベースを精度高く推測しています。例えば、「このブランドのMサイズはこのような体型に適している」といった具体的な推測を行っています。このようなデータが4万ブランド分あるため、精度の高いサイズ提案が可能となっています。

さらに、unisizeは月間200万人を超える方々にご利用いただいているため、それらのお客様データも収集されています。このデータに基づいて、サイズ提案のアルゴリズムを継続的にカスタマイズしています。その結果、高い精度でのサイズ提案が実現しています。

利用ユーザーの細かな分析と伴走支援ができる

unisizeではunisize DXという機能と併用することができます。 主な機能は以下の通りです。

  1. ユーザー属性レポート
    性別、年齢、体型、BMI、好んで着るブランド、ユーザーの購買傾向などの属性情報を集計したレポート
  2. 体型ギャップレポート
    ECサイトのユーザーと商品の購入者の体型の違いをアイテムごとにレポート化
  3. 販売効率分析
    商品の販売効率を、購買率の推移に基づいて9つのランクに分類して評価するレポート

参考:unisize DX

これにより、ユーザーの属性や体型を集計し、販売効率の分析や効果測定を行うことができます。データの存在により、結果や改善点を視覚化することが可能となり、売上改善や在庫最適化が実現できます。

ただし、ツールを導入しただけでは売上が必ずしも向上するわけではありません。システムは全体の3割、運用は7割の重要性があります。したがって、運用面を十分に考慮し実施することが重要です。弊社ではデータに基づいてunisize導入後のお客様に運用支援を行っております。

徹底したパーソナライズ提案でコンバージョン率が上がる

unisizeはパーソナライズ化されたサイズレコメンドを行うことができますので、お客様ごとに最適なサイズを提案することが可能です。その結果、コンバージョン率を向上させることができます。なぜなら、お客様は「自分に合うサイズかどうか」を知りたいと思っているからです。

通常、サイズの確認方法としては、自分の身長に近いモデルが着用している写真を参考にすることが一般的です。写真を見たときに、「自分と身長が近いな」と感じることもあるでしょう。しかし、体重までは記載されていなかったりするため、実際に購入の意思決定をする際には「本当に自分に合うのかどうか」が気になるものです。そのため、同じ体型や身長の方が着用している写真を見ても、なかなか購入の意思決定に至らないことがあります。

一方、unisizeでは個々のお客様に対して本当にパーソナライズ化されたサイズ提案を行うことができます。そのため、コンバージョン率を上げることができています。

サイズ問題の解決で事業者も顧客もWin-Winに

サイズ問題の解決で事業者も顧客もWin-Winに

ーーunisizeを導入されているお客様の改善事例を教えてください。

サイズの問い合わせが減り生産性がUP

「問い合わせが減り、カスタマーサポートの負担が軽減された」という事例があります。 日々の業務で商品登録や販売促進を行っている中で、問い合わせ対応に多くの時間がかかってしまいます。先述した通り、アパレルECにおいて最も頻繁な問い合わせはサイズ関連のものです。したがって、サイズに関する問い合わせが減れば、問い合わせ対応の負担も軽減されます。節約された時間を他の業務に充てることができるため、生産性が向上します。さらに、サイズの問い合わせが減ったことで、返品率が低下したというお声もいただいております。

CVRと満足度が上がる良い連鎖が生まれた

unisizeの精度向上に伴い、CVRや満足度の向上が報告されています。

最近は、オンラインチャットを通じたリアルタイム接客を実施する企業が増えています。その際、スタッフがunisizeを利用してサイズ測定を行い、結果をキャプチャしてチャットでお客様に提供するケースが増えています。

問い合わせ時にお客様がunisizeを知らなかった場合、スタッフが「次回の購入時にはunisizeを試してみてください」と案内することで、unisizeの登録ユーザーが増加し、身体データが蓄積されていきます。データの蓄積に伴い、アルゴリズムの精度が向上し、それによってより正確なサイズレコメンドができCVRが高まり、満足度も向上するという良い連鎖が生まれています。

unisize利用者のコンバージョン率が高く評判も良い

ーーunisizeを導入後お客様からどういったお声(評価)をいただいておりますか。

主に以下のお声をいただいております。

  • unisize利用者のコンバージョン率が非常に高い
  • unisizeの導入をお客様に喜んでいただいている

unisize利用者のコンバージョン率が非常に高い

unisize利用者のコンバージョン率が非常に高いというお声をいただいております。 unisizeでは、「利用率」というKPIをレポート上で定義しています。利用率は、購入された商品の中でunisizeを利用してサイズレコメンドを受けて購入に至った割合を表す指標です。実際に購入された商品の中で、平均25〜30%がunisizeを利用していると実績がでております。一部では50%を超える高い利用率が報告されています。これにより、unisize利用者のコンバージョン率が多いことが明らかになります。

unisizeの導入をお客様に喜んでいただいている

お客様から直接お喜びの声をいただいています。 unisize導入後、クライアント様がお客様にunisizeに関するアンケートを実施しているケースがあります。アンケート結果から、約7〜8割の方が「導入してくれてありがとう、とても良いサービスです」といったお喜びの声をいただいています。中には「待ってました!」や「~というサイトでいつも使ってて、いつかこのサイトにも導入されないかと思っていたので、担当者さんの選択が素晴らしいです!」といったコメントもあり、クライアント様から共有されています。

利用率を上げるには“継続的な告知”と“店頭での活用”

サイズ問題の解決で事業者も顧客もWin-Winに

ーーunisizeを利用したお客様のコンバージョン率が高くて50%とのことで、unisizeを入れた方が売上が上がるのではと思いました。さらにunisizeの利用率を上げるためにはどうしたらよいでしょうか。

継続的に告知し続ける

徹底的な告知が重要です。実際にはどのツールでも同様ですが、知らなければ使われず、知っていても使い方が分からなければ結局は使われないということが起こります。知られていないことを前提として、unisizeの存在を継続的に告知することが重要です。

たまに、ポイント配布などの施策も見受けられますが、費用がかかってしまうため慎重に検討することが必要です。過去の事例として「unisizeを使って購入してくれたら1,000ポイントプレゼント」というキャンペーンを実施したクライアント様のケースもありましたが、実際にunisizeの利用者数は急増しました。

ECサイトには日々新しいユーザーが流入してくる中で、常にunisizeの存在を伝え続けなければ認知されません。たとえば、メルマガを送る際にはヘッダーやフッターにunisizeの情報を必ず入れる、ECサイトのレフトナビに「unisizeあります」と表示するなどがおすすめです。さらに、「unisizeとは?」というランディングページを作成して宣伝する方法もあります。この方法は多くのクライアント様が実施しています。

unisizeを導入しリリースしてから2〜3ヶ月は、メルマガやランディングページ、SNSなどで「unisizeはこういったことができます!」と継続的に発信することでユーザー様の認知率があがり、結果的に利用率を上げることができます。

店頭接客に使用する

店頭接客にunisizeを活用することで、利用率を上げるケースもあります。

実店舗での購入履歴もunisizeに取り込むことが可能です。これにより、ECサイトで購入したことがない場合でも店頭での購入商品がunisize上に表示され、過去の購入商品と今後の購入商品とを比較することができます。

実店舗の購入履歴を取り込むためには、会員IDの連携が必要です。ただし、実店舗側のデータはunisizeでは自動的に取得できないため、クライアント様から実店舗の購入履歴を提供していただく必要があります。この実装が可能になれば、利用範囲が大幅に広がります。

例えば、ECサイトで購入したことがない顧客でも「店頭で過去に購入した商品と比較できます」と店頭接客時に伝えることもできます。また、接客時にunisizeをスマートフォンで提示し、「こんなサービスがありますよ」と顧客に接客するクライアント様もいます。店頭接客でunisizeを活用することで、顧客のロイヤリティが高まりクロスセルも促進されます。

返品率を改善しコンバージョン率をあげるならunisize

返品率を改善しコンバージョン率をあげるならunisize

ーー最後に、unisizeの導入を検討している事業者様にメッセージをお願いいたします。

unisizeを導入いただくことで、お買い物体験を向上させることができます。 unisizeは、お客様のニーズに合わせたサイズ推奨はもちろんのこと、お客様の体型データや利用状況をパーソナルデータとして活用することができます。 そのため、unisizeの機能やデータを活用してお客様の満足度を向上させ、返品率を減らす効果やコンバージョン率の向上が期待できます。ぜひ、ご検討いただけますと幸いです。

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