第2部2章 ECでWEB広告を利用するメリット・デメリット

category :  EC売上UP

update :  2018/04/11(水)

staff :  corekara

WEB広告となるもの、世の中には数多くあります。その中からどれをいつどのくらいでやるか・・・など見極めて、優先順位をつけて実施していきたいところです。
そのためには媒体特性やメリット・デメリットをきちんと把握して、自社の事業規模・サービス内容・ターゲットなどと照らし合わせることが必要ではないでしょうか。

WEB広告の特徴

WEB広告は新聞やTVなどのマス広告と比べて、アクション(=購入)を促しやすい側面があります。
なぜならWEB上にいる人は「○○について知りたい」「○○が欲しい」といった、目的意識がある場合がほとんどです。
そのため購入に近い層にアプローチすることが可能です。

マス広告はまだ商品を認知していない人や欲しいと思っていない人など、潜在的な層をターゲットにするに傾向にあります。

よってマスよりWEBの方が『知る』『欲しい』の段階を過ぎているユーザーに対して広告を打つことができるため、早く購入に至りやすいと言えます。

購入までの流れ

WEB広告で『刈り取り』という表現がよく頻出しますが、これは顕在層へ効率的なアプローチができるということ。

逆に不特定多数のユーザー(潜在層)へのアプローチはWEBでも可能ですが、マス広告の方が情報が届く人数や層が多くメディアとして信頼性や影響力が強いためより有効だと考えられます。

インタラクティブであること。それは広告の進捗や結果をタイムリーかつ詳細に取得でき、広告に反映させることができます。そのためPDCAが回しやすくなります

また時間と場所を選ばない点も大きな特徴です。

ユーザーはネット環境にある場所からいつでもサイトに訪れることができ、商品・サービスの詳細な情報を簡単に取得できます。
さらに、その場で資料請求や商品購入までスムーズに進めることもできます。アクション喚起をして、申込・購入などにつなげやすい仕組みと特徴があります。

WEB広告のメリットデメリット

以上を踏まえ、WEB広告のメリットデメリットを大きく分別してみます。

・顕在層への効率的なアプローチ。
・配信媒体やターゲティングなど細かい設定が可能。
・効果測定がしやすく費用対効果の可視化が容易。
・アクション喚起から行動促進(申込・購入)までつなげやすい。
・将来的に媒体の拡張性(アップデート・規模感など)がある。

・ブランディングや幅広い層へのリーチには要検討。
・コスト的に取り組みすい反面、競合が多くノウハウが求められる。
・ターゲット層でネットになじみがない世代には要検討。
・日進月歩につきトレンドや技術のキャッチアップが必要。
・WEB広告が約束どおり実際に配信されているのか確かめようがない。

WEBを補強する「メディアミックス」や相乗効果が期待できるO2O(オンライン トゥー オフライン)などECサイトだけではなく、店舗も繁盛させる取り組みもはじまっています。
まさに、WEB広告を自社の状況と合わせてどう生かすか?が問われているのです。

次回はWEB広告の用語について。これだけ知っていれば大丈夫!WEB広告用語・略語11選です。お楽しみに。

山田次郎

この記事はコンサルティングチーム 山田が書きました

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