第3部4章 【5分でわかる!】リターゲティング広告
こんにちは。 これからのプロモーションチームの新屋です。
最近、PCやスマホでネットサーフィンをしていると、同じ広告をよく見かけることはありませんか? しかもその広告が、春だしこれからランニングを始めようと購入検討していた「ランニングシューズ」だったり、やっぱりこのご時世、英語が使えないとね!と「興味本位で見た英会話教室」だったり。 なに!?誰かに自分のPCの中を見られてる!? なにそれ怖い!! と気持ち悪い思いをしたことはありませんか。
実は、そういう広告があるんです!!
GoogleAdwordsではリマーケティング広告、Yahoo!プロモーション広告ではリターゲティング広告と呼ばれています。 呼び名が紛らわしいのでここではリターゲティング広告と統一してご紹介していきます。
リターゲティング広告ってどんな広告?
リターゲティング広告は、簡単に言うとWebサイトに訪問したユーザーに対して、目印(Cookie)を付けて追いかけて再度アプローチする広告手法です。
実は、サイトに訪問したユーザーの約9割はコンバージョンせずにサイトから離脱しています。 今の時代、商品やサービスを購入する前にネットで比較検討を行うことは当たり前。 比較検討をしているユーザーは、あなたの商品やサービスを購入する確率が高いユーザーです。
獲得見込みの高いユーザーに対してリターゲティング広告をうまく活用できれば、コンバージョン率は上がる可能性があります。
リターゲティング広告の配信先って?
まず、GoogleAdwords広告、Yahoo!プロモーション広告の配信先が異なります。←ココ重要。 Yahoo!に関しては、Yahoo!が提供しているサービス(Yahoo!ニュース、天気、ヤフオクなど)や、食べログなどYahoo!と提携しているサイトに配信されます。 GoogleAdWordsも同じように、Googleが提供しているサービス(GmailやYoutubeなど)や、livedoorなどこちらもGoogleと提携しているサイト、GoogleAdsenseを使用しているサイト、スマホアプリ内の広告が主な配信先になります。
重複している配信先もありますが、この2つの媒体で広告の大部分をカバーできます!
リターゲティング広告を始めるには?
リターゲティング広告を始めるにあたって必要なものが「2つ」あります。 それは「タグ」と「リスト」です。
タグ
リターゲティング広告を始めるには、サイトに訪れた人に目印を付ける必要があります。 タグを設置していないと、もちろんユーザーに目印を付けられません。
タグを設置することで、タグを埋め込んだページにユーザーが訪問したときに、Cookieという目印をユーザーに貼ることができます。 そのCookieによってユーザーを追いかけることができます。
リスト
広告の配信対象になるユーザーのリスト(ターゲットリスト)を作成する必要があります。 訪問者全員であったり、リーセンシー(特定のWeb広告と特定ユーザーとの接触の間隔(日数))別でリストを作ることも可能です。
リターゲティング広告の活用方法
正直に言いますと、闇雲に訪問したユーザーを追いかけ回しても予算を消費してしまうだけでうまく行きません。 やはりこちらも戦略が必要になります。 例えば期間ごとにリストを細かくわける、ユーザーの興味・関心でリストを細かくわける、などいろいろあります。 また、しつこく広告を表示しているとイメージが損なわれることもあるのでフリークエンシーキャップの設定(広告の表示頻度の調整)も必要です。
まとめ
リターゲティング広告は、自然検索はもちろんリスティング広告などによって集められた見込み客にアプローチできるコストパフォーマンスが高い広告です。 サイトに訪問して購入に至らなかった9割のユーザーが、もったいないと思った方はぜひ挑戦してみてください! あとひと押すればコンバージョンにつながるユーザーがたくさん存在するかもしれませんよ!
次回は【5分でわかる】インフィード広告です!お楽しみに!
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