ネットショップ集客に迷ったらこれを見ろ!無料でできる集客方法5選

category :  EC売上UP

update :  2021/07/20(火)

staff :  yamada

どんな人でも簡単にネットショップを始められるようになった世の中だからこそ、「何をすればいいのかわからない」「集客をするべきなのかはわかるがその方法がわからない」などの話をよく耳にします。

今回はそんな人でも簡単に始められる集客方法を紹介していきます。

本記事を読むことで自分にあった集客方法はなにか、どの集客方法ではじめるべきかが明確になります。

なぜ集客をする必要があるか

どんなに完成されたショップでもお客さんがいなければ売上を上げることはできません。

Amazonや楽天市場のようなモール型のネットショップの場合、元々月間利用者が数千万人単位で存在するため、何もしなくてもお客さんが集まってきます。しかし、自社ネットショップの場合、集客に力を入れなければお客さんは来てくれませんが、工夫次第で、お金をかけることなく集客をすることも十分可能です。

ネットショップの集客方法は大きく分けて2つになります。

  • 無料でできる施策
  • 有料でできる施策

本記事では無料と有料の施策に分けて紹介していきます。

無料でできる施策

集客を増やすための無料でできる施策は以下になります。

  • SNSを運用する
  • SEO対策をする
  • ブログを活用する
  • 口コミを活用する

SNSを運用する

SNSと一言で言ってもFacebook、Instagram、Twitter、YouTube、TikTokなど様々な媒体があります。

SNSは自社ブランドの情報発信を手軽にできるだけでなく、消費者とのコミュニケーションがとれるなど会社と消費者との接点の一つとして重要な要素になっています。

今回は現在多くのネットショップで買い物をする人が利用しているFacebook、Instagram、Twitter、TikTokの4つの活用方法を紹介します。

Facebook

Facebookは日本で2,600万人以上が利用しているSNSです。

Facebookは本名で登録する必要があり、他のSNSに比べてビジネス利用をしているユーザーが多いのが特徴です。

そのため、「ワンピースを着てみた!」のようなフランクな投稿よりも「〇〇から輸入した生地を使用した夏向けのワンピース」のようなブランディングにつながるような投稿を行うことが重要になります。

また、他のSNSに比べPC経由での検索が多く、Facebook上で商品やコンテンツの案内を行い、詳細はネットショップに誘導して読んでもらうことでネットショップのアクセスにつなげることができます。

参照元:CNET JApan フェイスブック ジャパン長谷川代表が語る「退任の真意」–独占ロングインタビュー

https://japan.cnet.com/article/35139021/

Instagram

Instagramは日本で3,300万人以上が利用しているSNSです。

Instagramは他のSNSに比べてネットショップとの相性がいいのが特徴です。

画像や動画投稿に特化したSNSのため、アパレルや雑貨、食品等の「インスタ映え」しやすい商材との相性がよく、現在では「タグる」という「Instagramのハッシュタグで調べる」という単語ができるほど利用されています。また、Google検索と並ぶほど気になるものを調べるときに使われています。

Instagram内でも様々な機能がありストーリーズや投稿だけでなく「ハッシュタグ」「ショッピング機能」「ユーザに合わせた発見機能」などを活用する必要はありますがネットショップをする上で切り離せないSNSの一つです。

参照元:FACEBOOK Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3,300万を突破https://about.fb.com/ja/news/2019/06/japan_maaupdate-2/

Twitter

Twitterは日本で4,500万人以上が利用しているSNSです。

他のSNSに比べ拡散性が高いためバズることが多いのが特徴です。また、文字数制限が140文字と少ないため、少ない文字数とインパクトのある画像でSALEや販促キャンペーンをリアルタイムで行うことができます。

手短にコミュニケーションを取れるため、よりユーザーに親近感を抱かせることができるSNSです。

参照元:Twitter Japan

https://twitter.com/TwitterJP/status/923671036758958080

 TikTok

TikTokは日本で950万人以上が利用している近年流行のSNSです。

2017年に全世界に配信され現在ではよく利用されているSNS(Instagram、Facebook、Twitter)と並ぶSNSの一つになります。

TikTokとは15秒から1分ほどの短い動画を作成・投稿できる動画媒体のSNSであり、ほかのSNSとは違う形での配信になるため認知を獲得するのに有効です。

今後はTikTokを活用した広告配信が開始されるなど、ネットショップ等のビジネス目的の使用も増えると考えられており、注目のSNSです。

参照元:MarkeZine TikTokが広告配信プラットフォームをリニューアル!日本法人副社長に聞く、広告主企業の活用価値

https://markezine.jp/article/detail/30264

それぞれのSNSに特徴があるため自分の商材や雰囲気に合った運用ができるSNSを選択する必要があります。無料でできることが多く、ネットショップのアクセス数を増やすうえで効果的なSNSですが、少ない投稿数や手を抜いた運用だと効果がないため、根気よく運用することを心がけましょう。

SEO対策をする

SEOとはGoogleやYahoo!などの検索エンジン最適化のことで、SEO対策とは検索結果の上位にサイトを表示させるための対策のことです。

SEO対策は無料で行うことができますが、中長期的な目線で集客力を高める施策であり、対策をしたからといって必ず効果が出るとは限りません。

SEO対策は専門的な知識が必要になってしまう部分も多いため、今回は簡単にできる施策やってはいけない施策を紹介します。

ネットショップに関連性の高いキーワードを使用する

商品詳細ページのキーワードを設定してみましょう。

例えばワインを販売しているネットショップだと

「ワイン」→「ワイン 通販」→「ギフト用ワイン 通販」→「ギフト用高級ワイン 通販」とキーワード内でも、大まかなキーワードと詳細なキーワードに分けることができます。「ワイン」のように大まかなキーワードと比べて「ギフト用高級ワイン 通販」だと検索ボリュームは減りますが、検索結果が少なるためその分競合が減り、さらに商品を本当に探しているお客様にとってサイトが見つけやすくなというメリットがあります。

商品詳細ページのキーワードを設定する際は、自分のネットショップにあったキーワードを使用しましょう。

やってはいけないSEO対策

SEO対策において気をつけなければならないのがスパム行為です。

Googleは頻繁に検索エンジンをチェックしているため、スパム行為をしているウェブサイトをみつけてペナルティを与えます。場合によってはウェブサイトが使えなくなっていまします。

代表的な例でいうと「被リンク」です。被リンクとは、他のWEBサイトから自分のサイトへリンクを張ってもらうことをいいます。被リンクは、良質かつ自然なリンクであることが重要であり、闇雲にリンクを貼ってもらうと、悪意がなくともウェブサイトにペナルティを受けてしまうこともあるため気をつけましょう。

ブログを活用する

ネットショップは主に、商品ページ・会社概要・問い合わせで構成されています。

これらのページに掲載できる内容は限られているため、幅広いユーザーの検索に対応するためには専門のコンテンツを作る必要があります。

そのための有効な手段がブログになります。

  • 新着商品の情報
  • セールの情報
  • その業界の流行や話題について

上記のようなユーザーが興味を持ちそうな話題について書くことが重要です。

ブログを書く際は効果の高いであろうキーワード設定をすることも重要です。

口コミを活用する

POWE REVIEWSの発表した「The Growing Power of Revies」によると、97%のユーザーが購入する前にレビューを参考にし、89%のユーザーが購入を決定するのにレビューを不可欠な要素として考えています。

口コミは企業から発信される情報とは違い「ユーザーが自発的に投稿したもの」のため信頼されやすい情報です。

具体的な施策としてはSNSを活用した口コミになります。

日本でのユーザーが4,500万人以上いるTwitterrや、3,300万人が利用するInstagramなど個人のつながりで構成されるSNSに載ることによりユーザーがその口コミで認知するだけでなく、購入意欲を掻き立てられる可能性が高まります。

口コミを書くメリットがないと書いてもらえないため、「ポイントの付与」「クーポンの配布」などの施策を考え、実施する手間がかかってしまいますが、その分集客への効果も見込めます。

ユーザーからの生の意見になり、ネガティブな意見を書かれてしまう可能性もあるため注意は必要になります。

有料でできる施策

WEB広告を配信する

大手広告代理店電通が発表した「2019年 日本の広告費」によると、WEB広告は2019年にテレビの広告費を抜き最も大きな広告媒体になっています。「早ければ1日で広告が配信できる」「配信するターゲットを絞って出稿できる」「費用対効果が確認しやすい」というメリットがあります。

しかし、デメリットもあります。

WEB広告は細かな設定をできる分、設定に失敗すると広告が効果の低いターゲットに配信されることもあるため、専門的な知識が必要になります。

主要広告

・リスティング広告

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!といった検索エンジンの検索結果に表示される広告のことで検索したキーワードと連動して検索結果の有料広告枠にネットショップを表示することができます。

SEO対策と効果としては似ていますが、リスティング広告はSEO対策として即効性があります。

・ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは、ネットユーザーが特定のブログやニュースサイトを見ているときに、表示される画像広告のことです。

テキストだけでなく画像を表示させながら商品イメージを的確に伝えることができ、比較的安価で始めることができます。

・SNS広告

SNS広告とは、FacebookやTwitterなどのSNSに掲載する広告のことです。

さまざまな投稿の中に広告を同化させることができるので、広告を見てもらいやすいというメリットがあります。

各SNS媒体によってユーザーが違うため、自社の商品にあったターゲットの多い媒体を特定することがポイントです。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

本記事では集客方法を無料・有料の施策に分けて紹介しました。

最初に紹介した無料でできる施策は即効性はなくとも、継続し続ければ確実に効果を発揮するので早い段階から地道に取り組んでおきましょう。

一方有料の施策はいつ始めるか迷う方もいると思いますが、一つ言えるのは初動から動き出すことで競合と差をつけることができます。

ネットショップは集客で苦戦するからこそ、早いうちから「予算がないから」と有料施策を敬遠することなく、自分にあった集客方法にチャレンジしてみましょう。

また、WEB広告を始めてみたいけど知識がないから始めるのが不安という方は、自動集客ツール「AdSIST」がおすすめです。

それぞれの施策とあわせてAdSISTの導入も検討してみましょう。

 

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