Amazon広告とは|種類・出し方・費用など広告運用について徹底解説!

category :  EC売上UP

update :  2023/03/17(金)

staff :  nakahara

監修者

株式会社これからの取締役。 2004年、IT系上場企業に新卒入社。ECサイトのコンサルティング営業に従事。 その後、株式会社これからに創業メンバーとして参画し、取締役就任。 小規模ショップから東証1部上場企業まで、500社以上のECサイト戦略について支援。 自社ECサイト支援で業界トップクラスの実績を誇る。 年間100回以上のECセミナー登壇や大規模展示会での講演多数。 書籍「図解即戦力 EC担当者の実務と知識がこれ1冊でしっかりわかる教科書」(技術評論社)の執筆も手がける。

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Amazonには多くの商品が出品されています。その中でユーザーの目に留まるために有効なのがAmazon広告です。出品・販売を検討している人や、すでに出品中の人は、同時にAmazon広告の利用を検討している人も多いのではないでしょうか。

ここでは、Amazon広告の種類や特徴を踏まえて、実際に出稿する際の費用感や出稿方法についても紹介します。

Amazon広告とは

Amazon広告とは、大手オンラインショッピングサイトであるAmazonが提供している広告表示サービスのことです。Amazonが持つ膨大なデータを利用してターゲティングを可能としている点が大きな強みで、検索広告やディスプレイ広告、動画広告などさまざまな種類があります。

ほかの広告媒体と比べて簡単な手法で広告出稿の手続きができ、少額からでも始められることが特徴です。Amazonには商品購入を検討しているユーザーが多く来訪するため、購入する意欲が高いユーザーに効果的にアプローチすることができる手法となっています。

Amazon広告の種類

Amazon広告には、以下のような7つの種類があります。

  • スポンサープロダクト広告
  • スポンサーブランド広告
  • スポンサーディスプレイ広告
  • AmazonDSP
  • 動画広告
  • 音声広告
  • カスタム広告ソリューション

それぞれ詳しく解説します。

スポンサープロダクト広告

スポンサープロダクト広告は、Amazonを商品検索した際に表示される結果画面や、商品を詳細に説明するページで掲載される広告です。出稿した広告は同じジャンルの商品を探しているユーザーの目に止まるため、最も購入が期待できます。クリックごとの課金のため、費用が比較的かからないことも特徴です。

スポンサーブランド広告

スポンサーブランド広告とは、ブランドのロゴ、見出しにいくつかの商品が同時に表示される広告です。検索結果の上部やサイドの広告枠、検索結果内などに表示されます。課金方式はクリック課金型で、キーワードを設定してターゲティングします。ブランドや自社商品をアピールするのに効果的な手法です。

スポンサーディスプレイ広告

スポンサーディスプレイ広告は、サイト内のトップ・商品詳細・商品検索結果ページのほか、Amazonサイト以外のサービスであるTwitchやそのほかのWebサイト、アプリに配信される広告です。さまざまな媒体に幅広く配信できるため、Amazonサイト以外のターゲットにもリーチできる手法として利用できます。

AmazonDSP

DSPとは、オンライン広告の購入を自動化する技術のことで、広告枠の買い付けやターゲティングなどを一元管理できます。Amazon DSPでは、この技術とAmazonの膨大な顧客データを活用して、より効果的に自社のターゲットユーザーに広告を配信できるようになります。

また、検索広告やディスプレイ広告だけでなく、ビデオ広告や音声広告も配信できるため、多様な広告キャンペーンに対応できることも特徴です。

動画広告

動画広告の種類は2種類です。「ストリーミングTV広告」と、「オンライン動画広告」があります。ストリーミングTV広告は、Prime VideoやFire TV、Twichなどの動画サービスに配信される広告です。オンライン動画広告は、対象範囲が幅広く、Amazon内外を問わずにさまざまなサービスに配信されます。

音声広告

音声広告は、EchoやFire TVなどのAlexa対応デバイスやAmazon Musicの無料サービス枠に配信されます。音声配信サービスは近年急成長しており、今後多くのユーザーに利用されることが予想されています。

カスタム広告ソリューション

Amazonのサポートを受けて、オーダーメイドのキャンペーンを作成できるサービスです。カスタム広告ソリューションを実施した例としては「オンボックス広告」があります。オンボックス広告では、ブランドに合わせて特別な配送用のボックスをデザインし、大きな話題を集めて認知を獲得しました。

そのほかにも、Amazonのブランディングやマーケティング、エンジニア、デザインチームなどが協力して、ブランドに合わせたキャンペーンを開発します。

 

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Amazon広告の費用

広告運用において大切なことは、かかった費用に対して効果を示す費用対効果です。

ここではAmazon広告の料金の仕組みと費用相場について解説します。

Amazon広告の料金の仕組み

Amazon広告の料金形態は、広告がクリックされた時に課金されるクリック課金型を採用しています。かかる費用は「クリック単価×クリック数」であり、狙いたいキーワードとユーザーのクリック数によって料金が計算されます。

また、Amazon広告には最低出稿料金は設定されておらず、広告主が自由に1日の予算やクリック単価の上限を設定できます。

Amazon広告の費用相場

Amazon広告はクリック課金型となるため、かかる費用はそれぞれの予算に応じて異なります。個人差はありますが、おおよその費用相場は以下のとおりです。

種類

費用相場

スポンサープロダクト広告        

1クリックあたり5~10円

1日あたり1,000円~

スポンサーブランド広告          

1クリックあたり5~10円

1日あたり1,000円~

スポンサーディスプレイ広告      

1クリックあたり5~10円

1日あたり1,000円~

AmazonDSP広

1クリックあたり5~10円

1日あたり1,000円~

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Amazon広告の始め方・出し方

Amazon広告の始め方・出し方の主な流れは以下のとおりです。

  • Amazonへの出店・出品
  • 広告を作成
  • 予算の設定・広告配信

それぞれ詳しく解説していきます。

⓵Amazonへの出店・出品

まずは、出品アカウントの登録が必要です。登録申請を行い、Amazonへの出店・出品手続きを進めましょう。ただし、スポンサー広告を利用する条件として、一定の条件を満たした大口出品で登録しなければなりません。

⓶広告を作成

出店・出品準備が整ったら、セラーセントラル(出品者が利用できる設定画面のこと)に移動します。セラーセントラルの「広告」タブから出稿したい広告の種類を選択し、詳細を設定していきます。

この際、利用する広告によって作成方法が異なるため注意が必要です。また、スポンサーブランド広告・スポンサーディスプレイ広告を出稿する際には、別途Amazonブランド登録が必要なため併せて行いましょう。

設定する際のポイントとしては、広告を出稿する予定の商品について、詳細ページに詳しく内容を記載することなどが挙げられます。

⓷予算の設定・広告配信

最後に、広告費の予算を設定し、広告を配信します。利用する広告の種類によって予算の設定方法が異なるため、それぞれ設定方法をよく確認してください。

 

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Amazon広告利用時の注意点

Amazon広告利用時の注意点は以下のとおりです。

  • 利用する広告によって出稿時の条件が異なります。例えば、スポンサー広告の出稿をするためには、大口出品で登録しなければできません。
  • Amazonでは広告を出せない商品もあります。具体的には、アダルト商品、中古品及びに再生品、銃刀類、タバコ類、そのほかにも危険物や医薬品、そして医療機器なども該当します。
  • 広告を出している商品が品切れを起こしている状態だと、大きな機会損失になります。在庫切れはSEOの観点からも良くないため、状況は常に把握しておく必要があります。

まとめ

Amazon広告には、スポンサープロダクト広告をはじめ、スポンサーブランド広告や動画広告、音声広告などさまざまな種類があります。それぞれ出稿できる場所や広告の特性に違いがあり、自社の商品に併せて適切な広告を選ぶことが重要です。

Amazonを利用する顧客に対してダイレクトにアプローチができるAmazon広告は、うまく利用すれば販促を大きく促進することができます。広告出稿の際は、本記事で費用や出稿方法を確認して行ってください。

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