Amazonの出店料や出店の手順|出店を成功させるためのポイントを解説

category :  EC売上UP

update :  2023/04/18(火)

staff :  nakahara

Amazonは世界最大級のECモールで、利用するユーザー数も他のECモールと比べると桁違いに多いため、売上を伸ばすには最適な場所です。

商品のページ制作や商品発送のシステムなどのサービスも充実しているため、比較的簡単に運営ができるといわれていますが、出店料金が気になる、出店するまでのやり方が分からないという人も少なくありません。

Amazonの出店プラン、出店料金、出店する方法などを分かりやすく紹介します。

Amazonの特徴

Amazonの特徴

Amazonは世界最大級のECモールで、本、ファッション、家電、食品など豊富な品揃えを誇っています。出店することで、さまざまな商品を販売することができるのが魅力です。さらに国内だけでなく、海外Amazonにも出店できるため、世界を相手に物販したい方にも最適です。

Amazon出店のプラン

Amazonに出店する際は、2通りのプランがあります。

 

大口プラン

小口プラン

1ヶ月の販売個数

50点以上

49点以下

使える機能

・・FBA

・オリジナル商品の出品

・一括出品ツールの利用

・注文管理レポートの利用

・出品者独自の配送料金とお届け日時指定の設定

・FBA

大口出品プランは販売する商品の点数に関係なく、毎月一定の費用がかかります。一方、小口出品プランは、商品1点につき100円を成約料としてAmazonに支払う必要があります。

どんな人にどのプランが向いているかまとめました。

大口プランが向いている人

  • 月に50点以上の商品を販売する予定がある法人や個人
  • ECビジネスに本格参入し、売上を出していく予定の法人や個人

小口プランが向いている人

  • ECビジネス初心者
  • 何を売るか明確に決まっていない個人

毎月50点以上の商品を販売する予定がある方、ECビジネスに本格的に取り組む方は、大口出品プランでの登録がおすすめです。

Amazon出店料

大口出品は基本成約料ではなく、月間登録料というシステムになっていて、月額4,900円(税抜)かかります。つまり、1か月間に50点以上商品が売れる確証がある場合、大口で登録した方がお得になる計算です。しかも、大口出品プランには、マーケティングに使える、さまざまな特典が付いてきます。

小口出品は、1点売れるごとに、基本成約料として100円(税抜)かかります。最初は小口出品で登録した人でも、Amazonでの販売に慣れてくると、ある程度在庫を増やして大口として販売することを検討してください。

販売手数料は商品ジャンルに応じて8-15%かかり、販売手数料はいずれも必要となります。

費用

大口出品(月50個以上)

小口出品(月49点以下)

月間登録料

4,900円

0円

基本成約料

1商品につき100円

販売手数料

商品ジャンルに応じて、8-15%

商品ジャンルに応じて、8-15%

大口の方が費用は割安ですが、販売手数料は売れた分だけ必要となるため、負担が大きいと感じることもあります。販売手数料はカテゴリーごとに異なるため、正確に把握したうえで、出品しましょう。販売手数料は、配送料やギフト包装料を含んだ「商品の総額」に8〜15%を掛け算して求めます。

カテゴリー別の販売手数料の一例

  • 本:15%
  • DVD:15%
  • ビデオ:15%
  • カメラ:8%
  • 文房具:15%

Amazonで使える決済手段

Amazonで使える決済手段は以下通りです。

【Amazonで利用できる決済手段】

● クレジットカード

  • コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い
  • 代金引換
  • 分割払い
  • Amazonギフト券
  • Amazonポイント
  • あと払い(ペイディ)
  • PayPay払い
  • 携帯決済
  • プリペイドカード
  • Amazon Pay

 

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Amazonに出店する手順

Amazonに出店する手順

Amazonに出店する前に、販売したい商品が禁止された商品でないことを確認してください。禁止されている商品としてエアゾール塗料、エアソフト/BBガン、ペイントボールガン、暗号通貨、拳銃の安全性証明書、大麻、タバコやタバコ関連商品(電子タバコを含む)、ナイフ(キッチンナイフ、カトラリー、一般的な多目的キャンピングナイフを除く)、武器などがあります。

Amazonに出店する流れは以下の通りです。出店審査から開店まで、全てオンライン上で完結します。Amazonの出店はとてもシンプルで、4ステップで完了します。

【Amazonに出店する手順】

  1. 出店審査に必要な書類を揃える
  2. Amazonアカウントに登録する
  3. Amazonの審査
  4. 出品したい商品を登録する

流れに沿って情報を入力していくことで、問題なく、出店までこぎつけることでしょう。

1.出店審査に必要な書類を揃える

まずは、Amazonの出店審査に必要な書類をそろえます。

【審査時に必要な情報】

  • 有効期限内の身分証明書(パスポートや免許証)
  • 過去180 日以内に発行された利用明細書
  • 銀行口座番号や銀行コード
  • 請求可能なクレジットカード

利用明細書として認められる書類として、クレジットカードの利用明細書、インターネットバンキング取引明細書、預金通帳の取引明細書があります。いずれか1つを用意してください。法人の場合は法人番号(13桁)が分かる書類を準備します。

2.Amazonアカウントに登録する

Amazonに出品するには、「出品用Amazonアカウント」を登録します。通常のアカウントとは異なります。アカウント登録時に、上記で用意した情報をアップロードして登録すると、審査が開始されます。

3.Amazonの審査

Amazonの出品審査は、楽天市場やYahoo!のように厳しいものではありません。出品アカウントの登録手続きで書類を提出してから3営業日程度で審査が完了します。

4.出品したい商品を登録する

出品審査に通過すると、出品したい商品を登録できるようになります。出品者プロフィールの設定を忘れずに行ってください。

 

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Amazon出店に成功するコツ

Amazon出店に成功するコツ

Amazonの出店は簡単ですが、売れるお店にするにはどうすればよいでしょう。Amazon出店を成功させるコツをみていきましょう。

【Amazon出店に成功するコツ】

  • カートボックスを獲得する
  • スポンサープロダクト広告を利用する
  • フルフィルメント(FBA)を利用する

楽天市場やYahoo!では、ECモール上に出品者ごとにお店を出す「出店」形式で商品を販売するのですが、Amazon出店では、出品者ごとに商品を登録することができません。

Amazonでは1商品につき1商品ページの構成となり、同一商品を出品する場合は既存の商品ページに複数の出品者が在庫を付けて「相乗り出品」することになります。

カートボックスを獲得する

同一商品を出品する場合、カートボックスを取得します。カートボックスとは、Amazonで商品を購入する際にクリックする「カートに入れる」ボタンを含むエリアのことです。

Amazonで商品ページの目立つ位置に表示されるのは1人の出品者だけなので、目立つ位置に自分の出品者名を載せることを「カートボックスを獲得する」と表現します。カートボックスを獲得するには、以下の4つの方法があります。

  • 出品形態を「大口出品」に設定する
  • ポイントを付与する
  • リードタイムを短縮する
  • FBAを利用し、店舗のパフォーマンスを上げる

4つの方法のいずれかを実施することで、カートボックスを獲得できます。複数組み合わせて実施することも効果的です。

スポンサープロダクト広告を利用する

スポンサープロダクト広告はAmazonの検索結果と商品詳細ページに表示される広告です。Amazonで売上を伸ばしたい場合、スポンサープロダクト広告を出すことを検討してみましょう。クリックごとに課金されるため、広告が表示されるだけであれば費用はかかりません。

スポンサープロダクト広告を出稿するには以下の条件を満たしている必要があります。

  • 大口出品
  • 商品が新品
  • カートボックスの獲得

スポンサープロダクト広告を通じて商品の認知度が高まると、別の機会に購入してもらえる可能性もあります。売上アップを狙いたい場合は、スポンサープロダクト広告を配信してみましょう。

フルフィルメント(FBA)を利用する

成功の3つ目のコツは、フルフィルメント(FBA)を利用することです。FBAとは、注文を受けた商品の梱包や発送、決済などをAmazonが運用代行するサービスのことです。

注文数が増えると発送手続きを負担に感じる方も増えてきます。そこで、自社商品をAmazon専用倉庫に送ることで、商品の保管から注文処理、配送、返品に関するカスタマーサービスまでをAmazonが全て代行してくれるサービスがFBAです。

物流関連の手続きを代行してもらうことで、販売や営業活動に注力できるようで、FBAを利用している販売事業者の75.5%が、「FBAを利用した後、売上が向上した」と回答しています。

FBAを利用するには、別途手数料がかかります。手数料として、在庫保管手数料、長期在庫保管手数料、配送代行手数料、購入者返品手数料などがあります。

まとめ

Amazonの出品方法は大口出品プランと小口出品プランの2種類があり、本格的に売上を上げたい方は、大口出品プランを選択しましょう。AmazonはECモールのため、ECサイトを構築する必要がなく、簡単に出店できますが、出品者ごとにお店を構える形式でないため、注意が必要です。

検索上位に表示されると売れやすくなります。売れるポイントを押え、Amazonで世界を相手にビジネスを展開してみませんか。

 

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