BASEの手数料計算｜ベースの販売・決済手数料や料金がいくらかを解説

BASE(ベース・ベイス）のプランは2通りあり、決済手数料・サービス利用料は契約するプランによって異なります。

最適なプラン選び、機能面を考慮すればBASEの手数料は他サービスと比較して決して高くはありません。

どのプランが自社にとって経済的か、手数料の合計はいくらか、手数料の計算方法などを解説します。

さらに、BASE以外のショッピングカートとのも手数料を比較しました。

BASEの手数料自体が高いのか安いのかも参考にしていただきながら、効率的なネットショップの運営に活かしてください。

手数料がいくらになるのかは、手数料の仕組みと計算式を理解すれば難しくありません。

BASEの出店プラン一覧

BASEの出店プランは２通りです。

スタンダードプランなら商品が売れるまで無料です。BASEでかかる費用は、注文が1件発生したときの手数料（マージン）のみ。

グロースプランは月額料金が発生しますが、その代わりに決済手数料がスタンダードプランより安く、サービス手数料も発生しません。

手数料含めてどっちがお得なのか？結論から言うと、月商17万円以上あるショップはグロースプランがお得です。

※すべて税込み表記

スタンダードプランの「サービス利用料」とは言い換えると「マージン」です。月額料金が無料なのでその分を補うために、手数料の項目が多く設定されています。

ちなみにグロースプランは年間契約にすると、さらにお得になります。

グロースプランを契約するなら年間一括払いがオススメです。

約2か月分が無料になる計算です。手数料の内容や金額も大事ですが、そもそも月額料金視点も大事です。

BASEのプラン別の手数料一覧

BASEのプラン別の手数料一覧です。

ネットショップの開設費用・月額料金が無料は無料ですが、商品が売れたときに以下の手数料が発生します。

※金額は税込

決済方法と手数料一覧

BASEで利用できる決済方法（BASEかんたん決済）によって、決済手数料は変わりません。

契約のプランごとに決められた決済手数料が発生いたします。

BASEが提供する「BASEかんたん決済」はネットショップで利用されている決済手段がほぼ揃っており、決済手数料は一律につき個別で計算する必要がないため、便利とも言えます。

なお、BASEが提供している決済方法以外（BASEを通さない決済方法）は利用できません。

※当社2022年4月実績

BASEの手数料とその他費用のシミュレーション

BASEの手数料を下記を前提条件にて試算しました。月商別のシミュレーションとしてご参照ください。

手数料は注文1件ごとの売上に対して発生します。

• 売上：5,500円／件
• 送料：550円／件
• 売上合計：6,050円／件

なお、金額は全て税込です。

※注文件数は月商を注文単価で割り出して算出。表記の便宜上、整数にしています。

17万円以上は、グロースプランがお得につき、30万円からグロースプランのみです。

スタンダードプランで30万円の月商の場合、手数料合計は21,900円です。

はじめはスタンダードプランで、リスクを減らして無料でショップ運営をはじめて、月商の規模が大きくなったらグロースプランを利用しましょう。

スタンダードプランで月商10万円の場合、月額料金・手数料合計の割合が7.4%に対して、グロースプラン30万円であれば4.9%まで下がります。

グロースプランは売上が大きくなれば手数料が安いです。

なお、BASEのプランにおいて、機能の差は何一つありません。

他サービスでは、「プランが違えば機能も異なる」というのが一般的なのですが、BASEでは通常プランから機能が全て利用できます。

BASEとその他ECカートとの手数料比較

BASEの手数料は、他カートと比べて決して高いわけではありません。

競合サービスであるSTORESやカラーミーショップと下記の条件で比較しました。

手数料は注文1件ごとに発生します。

• 売上：5,500円／件
• 送料：550円／件
• 売上合計：6,050円／件

BASEとSTORESの手数料・料金の比較は以下の表の通りです。

※カラーミーショップの試算の補足。GMOイプシロンで契約時の料金と法人契約を前提に、全ての注文をクレジットカード決済し、クレジットカード決済手数料を5%で計算。別途消費税も加算。

各社の手数料を比較すると、BASEはスタンダードプランが最も高く、グロースプランが最も安いです。

月額料金を加算すると、全体の費用は高くなりますが、売上金額が多いほどBASEがお得になるのは間違いありません。

BASEの手数料についてよくある質問

BASEの手数料についての質問と答えをまとめました。

BASEの手数料には消費税も含まれる？

決済・サービス利用料の手数料には、商品の消費税も含まれています。

グロースプランは月商17万円を超える場合にお得か？

グロースプランは月商17万以上でお得です。

手数料以外にかかる費用は？

BASEが提供している有料サービス・アプリを使用する場合のみ別途費用がかかります。

有料サービス例

有料のデザインテンプレート：5,000円～15,000円
有料アプリ：月額500円～980円

これらのサービスは任意なので特に使用する必要はありません。

プランの変更はいつでも可能？

まとめ

BASEの手数料は注文一件ごとに発生して、手数料の金額は契約するプランによって変動します。

手数料の計算方法は、一件当たりの売上金額に対して、それぞれの手数料を掛け算するだけです。

月商が17万円以上ある場合はグロースプランがお得です。

そもそも、月商が数万円程度の場合は他サービスも検討しましょう。手数料だけを比較すれば他に安いサービスがあります。

例えば、とにかく手数料が安いサービスを使いたい人は STORES、ネットショップの実績やサポートなどを重要視したい人はGMOグループのカラーミーショップがオススメです。

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