【文章を書くのが苦手な方必見!】新卒が書いた文章を、真剣に直しをいれてみることにしました。後編

後輩の文章をどのように直していくのが良いかを提案するのであれば、実際に直しをいれて、どれくらい差がでるのかを比較してみよう。 ということで、後輩が書いた文章と同テーマ、同構成で文章を書いてみることに。 まず後輩の文章をコピペし、そこに細かく色々な項目を追記し、言い回しを整えて文章を新たに作り直しました。 文章構成を整えていく、具体的にしていくというのを意識して書き直すと、内容はこれくらい変わります。 まずは、元の文章をご覧ください。 [blogcard url=”https://corekara.co.jp/contents/sales-up/contents-sales-up-knowledge-21/”]
そしてここからが、書き直しをした文章
改めまして株式会社これから戸田です。
ここからは仕切りなおして、ECサイト運営についての解説をしていきます。
現状ECサイトを運営しているも、なかなか売り上げが伸びないという方に向けて、 月商50万円を目指していくのに必要な基本的な内容を解説いたします。
ECサイトの売り上げを構築するポイント
ECサイトを構成するのに大切なポイントは大きく分けて2つあります。 1つ目は提供する商品やサービス 2つ目はサイトデザイン
この2つがとても大切です。
当たり前だろと思うかもしれませんが、この2つの要素をそれぞれ細かく分析をしていくことがECサイトで売り上げを出す近道となります。
まずは「提供する商品やサービス」に関して、見直していきましょう。
提供する商品やサービス
これは文字通り、販売する商品や、そこで同時に提供するサービスです。 そもそもここがどうやっても販売が出来ない内容であれば、売り上げを立てることは難しいです。 この商品やサービスで見ていきたい内容は2つあります。
商材のニーズ
1つ目は「商材のニーズ」です。 あなたの販売している商品は、本当にネット通販で売れるものなのかどうかを改めて見直しましょう。 もし、あなたの商材がECサイトで誰も欲しいと思わない商材であれば、当然誰からも購入されません。
従来はPCサイトを軸に検索順位の評価をしていました。 その中で、スマホの対策までしていないと順位が下がるけど、サイトの評価はあくまでPCというスタンス。 あくまで軸となるのはPCサイトになります。
例えばコンビニで販売しているような日用品の場合、それだけではECサイトでの購入は考えないでしょう。 また、知名度のないハンドメイド雑貨なども購入に繋げるのが難しい商材です。
ECサイトで販売するには、商材に対してあなたのお店で買わなければならない「付加価値」が必要です。
そして、その付加価値を軸にニーズの掘り起こしをしていく必要があります。
先に挙げた日用品であれば、必ず指定の日に毎月配送してくれる。 これは、普通の日用品であっても便利な付加価値となります。
また、ハンドメイド雑貨であれば、既製品よりより顧客の要望に沿った商品を提供する。 例えば、細かな名入れができることや、サイズの指定を細かく対応できること。 こういった内容に対応していくことができるというのは、顧客のニーズに合わせた内容となります。
他店と似たサービスであっても、別の角度からサービスを見直し、顧客のニーズの掘り起こしたサービスの提供をすることが大切です。
価格帯の確認
商品についてもう1つ大切なのは「価格帯」です。 仮に私が“これから”という商品を1000円で売っていたとしましょう。 この“これから”という商品を、A社は800円・B社は750円で販売しているとしたら、大抵の方はB社あるいはA社で購入するでしょう。
他店が同一の商品、似た商品をいくらで販売しているのか、というのは分析をしていきましょう。 この価格が安いというのも、ある意味では付加価値と言えます。 あなたのお店が価格競争で強みを出していくのであれば、他店と比べて単純に価格が安いかを見直す必要があります。
もし、価格競争以外を打ち出していくのであれば、その価格の部分を含めてサービス全体での価値で他店よりも「お得感」を演出できているかを見直す必要があります。
商品だけではなく、提供するサービスの付加価値を含めたトータル的なサービスで見たときに、他店と比べどれだけアドバンテージがあるかというのを分析する意味でも、他店との価格帯に関しては明確にしている必要があるでしょう。
皆さん、上記2つはいかでしたか。 もし、自分の提供するサービスが他店と比べ、明確な強みがないのであればここを改善していく必要があります。 また、強みを含めてみたときに、割高であれば、価格の調整を行う必要がでてきます。
この2つが明確にクリアできている方は、次はもう1つの大切な点である、サイトデザインについてです。
サイトのデザイン
サイトのデザインにおいて大切な点は全部で3つあります。 こちらひとつずつ解決策を見ていきましょう。
ファーストビューに必要な情報があるかどうか
サイトデザインで大切な点の1つ目は、ファーストビューに必要な情報があるかどうかです。 ECサイトには3秒ルールというのがあります。 これは、サイトにアクセスをし、3秒で離脱をするかどうかを判断するというルールになります。 この顧客は3秒の間に「何を販売している店か」「どんな雰囲気の店か」「決済手段は何が使えるか」「送料はいくらか」などを判断しています。
この3秒の間に、感覚的に自分の求めているサイトかどうかの判断をします。
そのため、まずこのファーストビューを3秒の間に、顧客に購入を促すためのポジティブな情報を明示できるデザインにすることが大切になります。
あなたのお店は「何を販売している店か」「どんな雰囲気の店か」「決済手段は何が使えるか」「送料はいくらか」こういった内容は掲載されていますでしょうか。 もしないのであれば、掲載をする必要があります。 その他だと、「お問い合わせフォームや電話番号」「特売商品の情報」「会員ログインフォーム」を置くことが多いです。 あまりに情報量が多いと、かえってごちゃごちゃしてしまい、使いにくくなってしまうため、自分のお店に必要な情報の取捨選択を行い、使いやすくかつ、見やすいデザインを心がけましょう。
商品写真はきれいかどうか
商品写真の綺麗さは、ECサイトの差が出る大きなポイントになります。 当たり前ですが、きれいな写真のほうが買いたいと思うものです。 できれば一眼レフなど、少しいいカメラで撮影をしてもらいたいのですが、最近はスマホで撮ってもかなり綺麗に撮れるので、物撮りであればスマホでも十分に対応できることも多くあります。 その中でカメラよりこだわる点が2点あります。 1点目はライティングです。 どんな写真であっても暗い中の撮影であれば、いい写真にはなりません。 最低限のライティングを意識して、撮影環境を整えていきましょう。
2点目は使用感のイメージが想像できる撮影です。 こちらは商材によってはきますが、アパレルであれば、着衣の写真。 食品であれば、盛り付けのされている写真。 などがそういった写真になります。
余談ですが、アパレルであれば、モデルの体型が載っていると尚のこといいでしょう。
商品の情報がデバイス上の視覚情報しかないECサイトにおいて、ただ単に物撮りをしているだけだと、どうしてもイメージがわきません。 そのため、なるべく使っているイメージが想像できるような、写真を撮ることを心がけましょう。
目を引くキャッチコピーがあるか
ECサイトのデザインにおいて大切な最後の点は「キャッチコピー」です。 ECサイトを初めて訪れた方に、どういった商品を見て欲しい、購入をして欲しいというのは、ある程度こちらから案内をする必要があります。 例えば競合他社に負けない商品、会社の強みが最もわかるような商品、特売商品。 こういった顧客にとって有益な情報をしっかりとアピールする必要があります。
まとめ
今回解説した5つのポイントは最低限抑えておくべき内容です。 また、これをすべて行えばすぐに売り上げが上がるというものでもありません。 あくまでECサイトの売り上げを自然と上げていくには、時間がかかります。 ECサイトはあくまで1つの店舗です。実店舗と同様に何もしなくて売り上げがあがるものではありません。 商品やサービスの見直しが必要であり、お店の見せ方もこだわる必要があります。
よく、アパレルの実店舗で誰々が接客をしたら売り上げが上がった話や店頭POPを作り変えたら売り上げが上がったという話がありますが、ECサイトも同じ作業が必要です。
特に接客に当たる領域の作業が見えにくいからこそ、実店舗運営よりも気をかけていく必要があります。
戸田の総評
どうでしょうか。 最初の本田の書いたものと比べ、わかりやすく具体的になっているように感じませんでしょうか。 もちろん僕のほうが、本田よりもECサイトについて詳しいため、細かなことは書けるのはありますが、文章内での構成を意識して書くようにすると、中身が必然的に深くなってきます。
もし、文章を書くのが苦手という人は、いきなり書こうとするのではなく、一度頭の中で文章の構成から考えてみるとかけるのではないでしょうか。
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