記事LPのことを何も知らない私が、プロモーション専門のスタッフにノウハウを聞いてみた

category :  EC売上UP

update :  2018/07/30(月)

staff :  とだとだ

ライティング業務を命じられた戸田は、 さっそく記事を書けと命じられてんやわんやな状態。

ただ、記事を書けといわれてもただ書くのは大変。 情報を集めて、裏をとって、それをまとめ直すのって…

ぶっちゃけめんどい!

どうにかいい方法がないかなと考えた結果、

もともと詳しい人に自分がわからないことを質問し、その回答を記事にしちゃえば、自分で調べる手間も省けるし楽だ!

社内にはWebコンサルタントもいるし、デザイナーも、コーダーも、広告運用を行うプロモーションスタッフも、さまざまなプロフェッショナルがたくさんいるし!!

と言う結論に。

ということで、まず最初は…

目下やらないといけない「記事LP」について!

そして今回相談する相手は……

増井貴大

主にECの販促のコンサルティングを行っている。 弊社で運営しているECサイトの販売プランや商品選定なども考えており、Web販促に関して専門で行っているスタッフ。 色々な記事の発注をすごくする人

まずはこのWebコンサルタントの増井という男に記事LPというのがなんなのかを聞いていくことに!

相談にいってみた

戸田

増井さん、さっき記事LP書いてってお願いしてきたじゃないですか。

増井

戸田くんそういうことやる部署としてがんばってるって聞いたんだけど、問題あった?

戸田

いや問題はないんです。問題はないんですが、そもそも記事LPってなんですか?

増井

記事LPわからないの?

戸田

はい、わからないです。 たぶん増井さんが思ってるほどわかってないんです。まっすぐにわからないです!

増井

力強くできないアピールされても……。 この前作ってもらったやつが記事LPだよ。しかもそれからも数本作ってるでしょ?

戸田

この前は増井さんにこうやって作ってという指示があったから出来たんです。 だから記事LPのことわかってないです!

僕だけの力で、作れるようにならないといけないんだ!

増井

そんな帰ってきたドラえもんみたいな言い方しなくても……。

戸田

増井さんが1番僕に記事LPの依頼が多いし、1番詳しいから責任とって教えてください。

増井

教えてもらう側なのに圧が強い……。

そもそも記事LPとは

増井

記事LPっていうのは「記事っぽいLP」のこと。

よくニュースサイトを見てると、個人のブログみたいな感じで始まってたり、 そのニュースサイトのデザインとまったく同じデザインで、商品の感想やこういう人に向いてるよという説明をして、最後に気になる人はこちらをタップ!みたいなものが載ってるページがあったりするでしょ?

そういうのを「記事LP」っていいます。

戸田

あー「日刊SPA!」とか「女子SPA!」とかで見るやつだ!

増井

SPA!ばっか……。 他にベタなところだと「SmartNews」や「グノシー」「Facebook」なんかにもよく出てるね。

戸田

普通のLPじゃなく、記事を挟む理由はなんかあるんですか?

増井

読者は記事を読みたいから、そこにいきなり広告だと離脱が多くなる。 だから、あえて記事を挟み、そこで購入意欲を引き上げて、LPに橋渡しをするのが目的かな。

戸田

あざとい! でもSPA!の記事は「sponsored」って載っているのに読むとほしくなる。 LPだと敬遠しちゃうときも多いけど。なんか記事の1つの感覚で読んじゃうことが多い!

増井

そうなのよ。個人の感想ブログや、読み物になってたりするから普通のLPと比べて商売っ気が薄いのは大きな特徴。 だから、記事自体にはカートがついてなくて、記事からLPに飛ばすのが多いパターン。

戸田

他に大きな特徴はあるんですか?

増井

訴求力が強い商材の方が作りやすいのはあるかな。

訴求力が強い商材の方が記事LPを作りやすい理由

戸田

訴求が強いものが作りやすいってどういうことですか?

増井

強い言い回し、たとえば「私は肌がきれいになりました!」みたいなことをしても、 GoogleやYahoo!の審査と比べて広告の審査が通りやすい媒体が多いのね。

だからちょっと強い言い回しで商品の効果を載せても審査が通りやすい。 もちろん広告をどこに出すかという部分での調整にはなるんだけどね。

戸田

なるほど。

増井

けっこう「こんなこと言ってもいいの!?」というような広告見るよ。

戸田

たしかに、調べてみると「私はこれを飲んだから痩せました!」って書いてある広告が出てきました。

増井

ああいう「痩せました!」みたいな広告ってGoogleとかYahoo!で出そうとすると、基本的に審査が通らないからね。 しっかりと訴求したいときは効果があると思う。

戸田

たしかに個人のブログみたいなので「痩せました!」の方が買う!

増井

そういうのって女の人が「痩せました!」って書いてるブログみたいにしてるけど、実際書いているのはおじさんの可能性もあるからね!

戸田

そういうことか……。現に僕がそういうの書いてるわけだ……。 かわいい女の子の写真も僕が選らんだ写真だったし!

自分で見てるときはあのかわいい子が使ってるから買おうって思ったのに、そもそも書いていないのか……。

増井

そういうのが載ってるとやっぱ買っちゃうんです。

何を書けばいいのか

戸田

そもそもどんなことを書けばいいんですか?

増井

まずは記事LPは広告とLPの繋ぎにあるものっていうのをしっかりと理解するべき。

戸田

繋ぎ?

増井

そう。さっきも言ったけどあくまで記事なので、買わせよう買わせようという宣伝色が強すぎるものは敬遠されちゃう。 読者は広告を見に来ているわけではないわけ。

だから読者に興味を持ってもらえるようにするというのは念頭においておいたほうがいいかな。 それで興味を持った人をLPに誘導する。橋渡しの役目を果たすのが大切。

戸田

たしかに、他の記事LPみると「テレビでみた痩せるアイテム!何をやっても痩せなかった私が使ったら本当にやせてびっくり!」みたいな内容になってる! これを読むと自分もできるかもってなって買いたくなる!

増井

そう、それが大切。 読者に共感をしてもらえるような内容っていうのを意識して、その商品の必要性を高めていくのが大切。

戸田

たしかにECサイトの営業で「お客様の声」とか「レビュー」をいれて、お客様に買ったあとのイメージがしやすくなるようにしたほうがいいですよと提案してるけど同じようなことですね。

増井

そういうこと。そういった意味じゃお客様の声っていうのはあったほうがいいですね。 あとは権威付けやが大切です。科学的根拠であったり、「なぜこの商品が効果があるのか」というのを説明するのが必要だね。

戸田

そこは普通のLPと同じなんですね。

増井

主観だけじゃなかなか説得力が弱いからね。そこを上げてあげる内容は必要かな。

戸田

なるほど。

増井

なのでLPだけだと説明が弱くなってしまうポイントを、共感させるようなかたちで訴求するのがいいかな。 「自分の感想」「お客様の声」「科学的根拠」「LPへの誘導」これらの要素が入っていることが多いかな。

戸田

たしかに僕のところに表示されるやつもそういう内容のものが多いです!

増井

あくまで1例で、他にまったく違うパターンもたくさんあるから、そこは作って何が反応いいか調べてく必要があるね。

戸田

結局は作った後が大切なんですね。

増井

そういうことです。 むしろ普通のLPよりただ作るだけなら簡単な分、分析や改善に関してはやることが多い。

もちろん、文章だけじゃなくて、使ってるバナーの画像や、最初に表示されるアイキャッチ画像もこだわらないといけないしね。

戸田

わかりました。やっぱプロに聞くとネットでいちいち調べるより楽でいいですね。調べるより簡単で助かりました。

増井

調べろよ。これくらい。

戸田

ちなみにですが、増井さん。この記事にLPに飛ぶようなバナーつけたら、これって立派な記事LPですよね?

増井

そうだね。

戸田

これを記事LPにするので、広告担当に使ってくださいって言っといてくださいよ!

増井

それくらい自分でしろよ!

記事LP制作や広告運用にお困りの方

株式会社これからでは、ECサイトやLPの制作のようなクリエイティブやライティングの部分から、広告運用の代行、ECサイトのコンサルティング業務などを行っております。

ECサイトの売り上げを作るには、ただECサイトがあればいいというものではなく、様々な施策を立て分析していくことが必須。

弊社は制作、集客、コンサルの各分野にそれぞれスペシャリストを用意しております。 ECサイトに必要なノウハウを一気通貫で改善いたします。 もし現在のサイト運営に限界を感じていましたら、まずは弊社に気軽にお問い合わせをいただけたらと思います。

お問い合わせはこちら

ちなみにこの記事LPを記事LPとして利用しお問い合わせを増やすのであれば、僕ならまずアイキャッチ画像を変更します! 夜この自分の画像をみると、気持ちの悪さに落ち込む……。

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toda

この記事はとだとだが書きました

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