EC物流とは?特徴やよくある課題、業務の改善方法なども解説

category :  EC売上UP

update :  2021/12/27(月)

staff :  石澤ちゃん

自社のECサイトをスムーズに運営するためには、物流業務の効率化に取り組む必要があります。しかし、EC物流の業務の改善をどのように行えばいいのかわからないと、悩む担当者もいらっしゃるでしょう。この記事では、EC物流の特徴や仕組み、課題などを詳しく解説します。また、課題を改善するポイントも解説しているため、ぜひ参考にしてください。

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EC物流とは?

EC物流とは、電子商取引(EC)で売買される商品の保管・梱包・発送などの、工程を総称する言葉です。取り扱われる商品だけでなく、商品に付随する情報管理もEC物流に含まれるのが一般的です。スマートフォンの普及が後押しとなってEC市場は急速に成長しており、EC物流でも変化についていくために効率化が求められています。


近年のEC物流事情

ECサイトで購入した商品は、指定したコンビニや電子ロッカーで受け取れるなど、商品の受け取り方は従来よりも多様化しています。2020年の経済産業省の調査によると、EC市場(BtoC)の規模は2013年が約11.2兆円に対し、2020年は19.3兆円となっており拡大傾向にあることがわかります。EC市場の規模の拡大は今後も続き、物流はECサイトの売上アップに不可欠な要素となるでしょう。

※参考:経済産業省|電子商取引に関する市場調査の結果を取りまとめました

EC物流の特徴

EC物流の業務を改善するには、まずEC物流の特徴を把握しておくことが大切です。以下では、EC物流の特徴を解説します。

商品数は少ないが配送先が多い

EC物流は、BtoBよりもBtoC向けの商品を扱うケースが多く、注文1件あたりの商品数は少ないものの配送先の件数が多いため、商品の出荷や配送などの業務に手間がかかりやすくなります。また、注文数が増えるほど物流作業に負荷がかかるため、送り先や商品の種類を間違えるなどの人的なミスが増えるリスクがあります。

ギフトラッピングの使用

ECサイトでは直接贈り物を届けられない遠方に住む相手に、プレゼントを気軽に送付できることから、ギフト向けの商品を取り扱うケースも多くあります。顧客がギフト向けの包装を希望する場合は、プレゼント対応が求められます。具体的には、ラッピングやメッセージカードの添付などへの対応が必要です。

会員ランクにあわせた個別対応

ECサイトでは、顧客の会員ランクの高さや購入頻度の多さで個別に対応しなければなりません。たとえば、会員ランクの高い顧客向けに、限定商品の販売やポイントの大幅な還元など、差別化したサービスで顧客満足度を高める必要があります。また、商品の出荷時に、ランクにあった商品情報やキャンペーンなどのチラシを同封するのも有効です。

ブランディングを意識した梱包資材の利用

EC物流ではブランディングのために、ECサイトのロゴを入れた段ボールや梱包資材を使用しています。梱包資材にロゴが入っていれば顧客や顧客の家族の目に留まりやすいため、ECサイトの存在を知ってもらえます。また、自社独自の梱包資材を利用すれば、他社との差別化につなげることも可能です。

商品の受け取り方法の細かな指定

EC物流では、コンビニや電子ロッカーなどの多様な受け取り方への対応が求められています。また、商品を受け取る場所だけでなく、配達時間の指定も行えるサービスにも対応しています。具体的なサービスは、顧客が商品の配送状況を把握できるものや、玄関先や宅配ボックスへの置き配の指定ができるものなどです。

送料無料を重視

ニールセンデジタル株式会社が2017年に実施した調査によると、回答者の72%が一定額以上の購入で送料が無料になるかどうかが、ECサイトの選定ポイントになっていると回答しました。調査結果からもわかるとおり、顧客は送料が無料かどうかを重視しているため、EC物流は購入金額を条件にした送料無料に対応しなければなりません。

※参考:ニールセンデジタル株式会社|インターネットユーザーの83%がオンラインで商品を購入~ニールセン 消費者のオンラインショッピングの利用動向レポートを発売~

EC物流の流れ

EC物流の仕組みを以下の流れで簡単に解説します。

  • 1.入荷・検品
  • 2.保管作業
  • 3.ピッキング
  • 4.梱包・出荷
  • 5.返品対応

商品の入荷後、倉庫で入庫・検品作業が行われ、指定の棚で保管されます。受注後は、出庫伝票に従って商品を棚から取り出すピッキング作業が行われ、商品の梱包後に出荷手続きに入ります。顧客から商品が返品された際は、返品理由に応じて顧客対応や商品の再販売への対応が必要です。

EC物流によくある課題

EC物流では、いくつか問題視されている課題があります。どのような課題を抱えているのか、以下で解説します。


在庫管理が複雑化しやすい

EC物流では、さまざまな種類の商品を取り扱っているため、在庫管理も細かく行わなければならず複雑化しやすい課題があります。商品ごとに適切な管理ができなければ、在庫切れなどの問題が発生し、商品を待つ顧客に迷惑をかけてしまいます。在庫切れで顧客が注文をキャンセルすれば、売上にも影響を及ぼしかねません。


繁忙期の負担が大きい

EC物流の繁忙期にあたるのは、クリスマスやバレンタイン、お歳暮、お中元などの注文が増加しやすい時期です。EC物流の繁忙期は通常業務に加えて、ラッピングやのしをつける作業が増えるため、業務負担が大きくなることでスタッフが疲弊してしまう恐れがあります。ただし、繁忙期を効率よく対応できれば、売上アップが見込めます。


発送まで時間がかかる

上述したEC物流の流れでも解説したとおり、EC物流では入荷から出荷・返品まで、さまざまな作業に対応しなければなりません。業務の遂行だけでなく、顧客からクレームを受けないために丁寧な対応も求められます。注文数が増加するにつれて作業量が増えるため、発送までに時間がかかりやすくなります。


物流コストが増えている

注文数の増加は売上アップにもつながりますが、在庫の保管料や商品の配送料などの物流コストの増加も、EC物流の課題の一つです。実際に、大手の配送業者では、ガソリン代の高騰やドライバーの不足などを理由に、配送料金を値上げしています。EC物流では、物流コストも考慮しながら運営を行う必要があります。

EC物流を改善するために意識すべきこと

EC物流の課題を解決するためには、どのような点を意識しなければならないのか、以下で詳しく解説します。

現状の課題を正確に把握する

EC物流の課題を解決するためには、どのような課題があるのか把握する必要があります。まずは、自社のEC物流で問題になっている課題の洗い出しを行います。具体的には、顧客から受けたクレームの内容や、現場スタッフが抱えている悩み・不安など、現状の課題を把握するために必要とされる情報・データをすべて集めましょう。

収集した情報やデータから現状の課題を洗い出し、優先順位を決めて優先度の高い課題の解決策を検討していきます。

物流代行サービス・システムの活用

EC物流の課題の解決には、物流業務の代行サービスやシステムの活用を検討しましょう。EC物流に活用できるシステムには、在庫管理システムや倉庫管理システムなどが挙げられます。
システムの活用によって、余剰在庫や在庫切れによる機会損失も未然に防げます。また、物流代行サービスに業務をアウトソーシングすれば、EC物流に割いていたリソースを、マーケティングや新商品の開発などのコア業務にあてることも可能です。
物流代行サービスを利用する場合は、以下で解説する物流アウトソーシングサービスの選び方を参考にしましょう。

物流アウトソーシングサービスの選び方

物流アウトソーシングサービスを選ぶ際のポイントは、幅広いサービスを展開しているかどうかが重要です。ただし、対応範囲はサービスによって異なります。
たとえば、商品の入出庫や在庫管理などの業務を代行するサービスもあれば、基本業務に加えて顧客対応や受注業務、コンサルティングなどまで対応してくれるサービスもあります。
他にも、サポート体制が充実しているか、委託費用は予算内で収まるのか、EC物流の実績は豊富かどうかも比較検討したうえで、自社にあったサービスを選びましょう。

EC物流をアウトソーシングするなら「これロジ」で

自社のEC物流のアウトソーシング先を検討しているなら、株式会社これからの「これロジ」をご利用ください。「これロジ」とは、日立物流のシェアリング倉庫を特別価格で利用できるプランのことです。 「これロジ」を利用すれば、EC事業の拡大や繁忙期で取り扱う商品が増えた際の拡張にも対応できます。また、自動化されたオペレーションで管理されているため、人的なミスも減らせるメリットもあります。

まとめ

EC市場の規模の拡大につれ、EC物流での業務負担も大きくなっています。ECサイトをスムーズに運営するためには、物流業務にも力を入れなければなりません。在庫管理システムなどの導入や、「これロジ」などの物流代行サービスを利用して自社の課題を解決しましょう。

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