アパレルのネットショップ開業の手順|費用の目安や成功のポイントも解説

category :  EC売上UP

update :  2021/12/20(月)

staff :  石澤ちゃん

コロナ禍でネット通販の需要が高まるなか、アパレルのネットショップ開業を検討している人もいるのではないでしょうか。実店舗を伴わないネットショップであっても、開業にはさまざまな準備が必要です。この記事では、アパレルでネットショップを開業する手順や費用の目安、成功させるためのポイントについて詳しく解説します。

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アパレルをネットショップで開業するメリット

まずは実際にアパレルをネットショップで開業するメリットとしてどのようなものがあるのか、3つのポイントに絞って解説します。


実店舗に比べてコストを抑えられる

アパレルの事業展開は、実店舗を構えるのも選択肢のひとつです。しかし、実店舗は開店のための初期費用が高くなるのはもちろん、賃料や光熱費をはじめとした建物の維持費なども負担です。ネットショップならばサイトの規模や立ち上げの手法にもよりますが、ネットショップ作成サービスなどを活用することで、費用面では有利に開業できます。

時間や場所に左右されずに運営できる

実店舗で商品を販売できるのは基本的にその店舗がある場所だけですが、ネットショップではエリアを絞ることなく、国内のどこに住んでいる人でも顧客になり得ます。実店舗を開店する場合は時間にも限りがあるでしょう。一方で、ネットショップなら営業時間の制約を受けません。24時間いつでも全国規模で顧客にアプローチできるメリットがあります。

顧客データを入手しやすい

実店舗では現金払いで商品を購入してくれた人がどこの誰だか分からないことも珍しくなく、必ずしも顧客の個人情報を得られるわけではありません。ネットショップでは一般的に商品を購入する際、住所や氏名などを登録します。得られた顧客データを蓄積・分析することでより効率的なアプローチにつなげるなど、マーケティング施策に役立てられます。

アパレルECの需要は高まっている

2021年7月30日に経済産業省は「電子商取引に関する市場調査」の結果を公表しました。2020年の「衣類・服装雑貨等」の項目をみると、EC市場規模は2兆2,203億円、前年比16.25%の成長率です。
EC化率も19.44%で、前年の13.87%に比べて約5%も上がっています。以上の結果から考えて、アパレルのネット通販は需要が高まっていることが分かるでしょう。
さまざまツールが導入されて業務の効率化が進むとともに、コロナ禍も相まって市場規模が拡大したと考えられています。

※参考:電子商取引に関する市場調査 | 経済産業省

アパレルのネットショップを開業するための手順

ここからは具体的にアパレルのネットショップを開業する手順を解説していきます。順を追って確認していきましょう。

1.ショップの販売形態を決める

ネットショップといっても複数の販売形態があります。以下で解説する3つの販売形態のメリット・デメリットを把握したうえで選ぶことが大切です。


モール出店型

ショップの販売形態としてAmazonや楽天市場などのように、複数のショップが集まっているECモールへ出店する方法があります。大型ショッピングモールや百貨店などに実店舗を出店するように、ECモール自体が持つ集客力を味方にできるメリットがあります。サポート体制が整っている点や出店のしやすさ、ECモールの知名度や信頼度もメリットですが、出店するための費用が割高な場合が少なくありません。
個別のショップ名を覚えてもらいにくいところもデメリットになるでしょう。

ASP型

ASP(Application Service Provider)は、ネットワークを通じて業務に必要なアプリケーションを提供するサービスです。ECサイトに関してはカート機能や決済、配送に関連する基本的な機能を備えています。
モールに出店するのに比べると初期費用が安いうえに月額費用が無料のところもあり、少ないリスクで出店が可能です。システムの保守やバージョンアップは提供会社が行うため手がかからず、それでいて顧客情報は残せるメリットがあります。ただし個別のカスタマイズはできない点がデメリットです。

自作ネットショップ

自作ネットショップはサーバーを借り、ECサイトを自分で作成する出店方法です。一からすべて自分で構築する方法のほか、ECサイトの構築ができるソフトウエアをパッケージで購入したり、無料のオープンソースを活用したりしながらサイトを構築する方法があります。自作のネットショップでは自社のニーズに合わせたサイトを作れるメリットがありますが、ECサイトの構築や集客、セキュリティ対策などは自社で行わなければなりません。成果が現れるまでに時間もかかります。

2.ショップコンセプトを決める

ショップのコンセプトは「誰に」「何を販売するのか」「どのような価値を提供するのか」などが明文化されたものです。ショップコンセプトをしっかり決めておくことで、顧客に対して具体的にどのようなショップなのかを示せます。合わせてショップの名前も決めましょう。ショップ名は店舗の顔です。覚えてもらいやすいようなシンプルなものがいいのはもちろん、ショップのコンセプトを表すような独自カラーを出せると顧客の記憶にも残りやすいでしょう。

3.取り扱う商品を準備する

ネットショップの形を整えるとともに、実際に販売する商品の準備も進めましょう。商品を仕入れる場合、仕入れ先は複数考えられます。
例えば「展示会や問屋街」などに出向いてメーカーと直接取引する方法や、個人でも1点から仕入れができる「ネットの仕入れサイト」などです。ほかに「海外」からインターネットや輸入代理店を利用して仕入れるケースも増えています。もちろん自分でオリジナル商品を作って販売するパターンもあります。

4.商品ページ・デザインを構築する

商品がそろってきたら写真撮影を行い、商品ページを作っていきましょう。ネットショップでは実際に手に取って見たり試着したりできないため、写真で商品が魅力的に見えるかどうかが売り上げに影響します。
実際にモデルが着用した画像にモデルの身長や商品詳細を記載するなど、着用したときのイメージが湧くようにすることが大切です。素材の質感などが分かる写真を加えるのもいいでしょう。商品ページのデザインはショップのコンセプトや商品のイメージにマッチしたものにすることがポイントです。

5.決済方法を決める

購入したい商品があっても、利用したい決済方法がなければ顧客は購入を思いとどまってしまうこともあり得ます。販売機会を逃さないために、決済方法を複数用意するのも成功させるポイントです。
決済方法は商品価格や想定するターゲット層を考慮して決める必要があります。例えば高価格の商品を扱うのなら、クレジットカード決済は不可欠です。ほかにもID決済や銀行振込、後払いなど多数の決済方法がありますが、決済代行サービスを利用するとスムーズに対応できます。

6.集客を行う

サイトの構築や商品の準備が整えば、集客にも力を入れていきましょう。SNSならば初心者でも気軽に始められます。商品の紹介やアピールだけではなく、親しみを持ってもらえるような投稿も交えて単調にならないようにするのがコツです。SNSの種類によってユーザー層が異なるため、各SNSに合ったアプローチをする必要もあります。
軌道に乗るまではある程度時間がかかることを想定し、インターネットの検索結果で自社が上位に表示されるようSEO対策も行いながら、長期的視点で施策を実行しましょう。

アパレルのネットショップを開業する際にかかる費用の目安

アパレルのネットショップ開業にかかる費用は、立ち上げ方法によって初期費用や月額費用が異なるため幅があります。パソコンやプリンター、商品を撮影するためのカメラなどの機材、画像編集ソフトなど、ネットショップの運営に必要なアイテムを含めた目安は30~50万円程度です。費用をあまりかけずにネットショップを立ち上げたいならば、モール型やASP型がおすすめです。
ネットショップ作成サービスでは0円で開業できるサービスも増え、費用を抑えて開業できます。


アパレルのネットショップを成功させるためのポイント

アパレルのネットショップを成功に導くためには、それ相応の対応もしなければなりません。以下の3点を参考にしてください。

リピーターを獲得する仕組みを構築する

ネットショップを安定して運営していくためには、リピーターを増やすことも必須です。ブログやSNS、メルマガなどを駆使してショップの近況や新商品のアピール、有益な情報を発信するなど、顧客との接触機会を増やしつつ、ファンを増やせる施策を実行しましょう。次回の購入に使えるクーポンを発行するのもリピーター獲得に役立ちます。
顧客からの問い合わせには速やか、かつ細やかに対応し、顧客満足度の向上を狙うこともリピーター獲得につながります。

現状把握を徹底し改善を繰り返す

運営を始めたら実際にどのくらいアクセス数があったのか、購入に至ったかどうか(購入率)を確認し、現状を把握する必要があります。ほかにも1人当たりどのくらい購入してくれたかという客単価や、どこを経由して訪問してくれたのかなど、数字と向き合う意識を高めることも大事です。現状把握ができたら売り上げアップのための課題を抽出し、改善策を考えて実行しましょう。例えばアクセス数が伸びないなら、広告やSNSの運用に力を入れるなどの改善策があります。

ネットショップのコンサルサービスを活用する

ネットショップを開業したいと思っても、何をどうすればいいのか分からない、開業はしたものの売上が伸びないなどの悩みを抱えることも珍しくありません。
さまざまな課題に取り組みながら、ネットショップを安定して運営していくためにはノウハウが必要です。自社がノウハウを持っていないなら、専門のコンサルサービスを利用することで負担を減らせます。
コンサル会社を選ぶときは、サイトの制作から広告の出稿、物流に至るまで幅広く対応しているところがおすすめです。

アパレルのネットショップを開業する際の注意点

アパレルのネットショップを開業する際は法律にかかわる面や、セキュリティ管理に気をつける必要があります。

法律への理解

ネットショップの運営では、取り扱う商品によって許可が必要な場合があります。例えば中古品を扱うショップは「古物商取引許可」が必要です。許可が必要な中古品の品目は13種類あり、アパレルなら古着や着物などが該当します。買う人が直接商品を手に取って確認できないネットショップでは、消費者保護の観点から「特定商取引法」に基づく表記も必須です。
加えて「家庭用品品質表示法」によって衣服に使われている繊維の組成を表記することも求められています。

セキュリティ管理

安心して買い物してもらうためには、セキュリティ管理が欠かせません。ネットショップは実店舗でショップを構えるのに比べて開業しやすいメリットがある一方で、セキュリティのリスクは増えます。情報漏洩などが発生するとブランドイメージの低下にもつながるため、パスワードの管理を徹底するのはもちろん、サイトのSSL化やVPNの利用も検討しましょう。

まとめ

アパレルのネットショップ開業は、実店舗を持つよりも時間や場所に縛られず、コストも抑えられます。需要も高まっていますが、なかなか自社でサイトの構築から運営まで行うのは大変なこともあるでしょう。

「株式会社これから」では、ネットショップの売上を伸ばすためのコンサルティングを行っています。独自ドメイン専門のECサイト制作から集客、リピート対策まで一気通貫でサポートしているため、ネットショップの運営で悩みや疑問があればぜひ相談してください。

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