SEO対策に欠かせないスマホ最適化!検索順位をあげるポイントとは

category :  EC売上UP

update :  2018/08/03(金)

staff :  とだとだ

Googleは今後、PCサイトではなく、スマホサイトのページを評価基準にする施策を行うことを発表しました。 これに伴い、従来のモバイルフレンドリーではなく、よりスマホを意識したサイト作りを行っていく必要があります。 今回はスマホでのSEO対策の今を解説いたします。

モバイルフレンドリーとは?

数年前までWebサイトはPC用とガラケー用に分けては作られていましたが、 今のように、スマホ専用のデザインを作るという考えは一般的ではありませんでした。 それゆえ、スマホの画面ではPC用の画面が表示され、文字が小さく、大変使いにくいサイトが多くありました。

しかし、ご存知のように、いまや生活に欠かせなくなったスマホ。 これによりPCと同一の画面が表示をされる状況はユーザーにとって不便ということで、 2015年にGoogleが改善に大きく動き出したのが、モバイルフレンドリーというアルゴリズムです。

これはスマホでも見やすいようにWebサイト(いわゆるモバイルフレンドリー対応サイト)を作成すると、検索順位に好影響を与えるというものです。

それではあなたのWebサイトがこモバイルフレンドリーかどうかを調べてみましょう

調べ方は簡単 [blogcard url=”https://search.google.com/test/mobile-friendly?hl=ja”] こちらのサイトに調べたいURLに入れるだけです。 もしモバイルフレンドリーであれば 違うのであれば、 と表示されます。

モバイルファーストインデックスとは

2018年3月27日にGoogleウェブマスター向け公式ブログで、モバイルファーストインデックスを実施していくことが発表されました。

これはスマホのWebサイトを軸に検索順位を決めますというルールになります。

従来はPCサイトを軸に検索順位の評価をしていました。 その中で、スマホの対策までしていないと順位が下がるけど、サイトの評価はあくまでPCというスタンス。 あくまで軸となるのはPCサイトになります。

しかし、今回のモバイルファーストインデックスは、スマホのサイトを軸に検索順位を決めるというルールになります。

それにより、従来のモバイルフレンドリーと比べ、より一層スマホサイトの出来栄えが大切になります。

その背景にあるのは、ユーザーへの利便性です。 2015年時と比べても、スマホを日常的に使う人の数は増えています。 日常的にスマホが使われることが一般的になり、PCサイトと比べスマホサイトを優先するほうが、ユーザーへの利便性が高まるという判断のもと、 モバイルファーストインデックスという新たな取り組みが行われることになりました。 そのため、今後、PCサイトはもちろんのこと、今まで以上にスマホで見やすいサイトを作成する必要性は疑う余地がありません。

モバイルファーストインデックスにおける注意点

モバイルファーストインデックスになるにあたって、何点かの注意が必要になります。

最大の注意点は、そもそもモバイルフレンドリーになっていないサイトは、ますます検索順位が下がる点です。 早急にスマホの対応をする必要があります。

反対にすでにレスポンシブ対応をしているという方々は大きな注意点は特にありません。 このまま、スマホでの見え方を意識したサイト作りをしていきましょう。

ただ、レスポンシブサイトはデザインに制限が生まれます。 そのせいで、掲載内容の情報量が薄くなってしまう危険性があります。

情報量が大切なECサイトの運営においてこれは致命的です。 そのため、デバイスごとでのUIを意識し、PCサイトとスマホサイトを別々で作っているというEC事業者も多くいます。 そのような事業者の方は、すべてのページがスマホ対応になっているか確認しましょう。

よくページの一部がPC版しかないWebサイトがあります。 もし、そのページが集客力の強いページであった場合、集客力が落ちる可能性があります。 すべてのページをスマホ対応させることを意識しましょう。

スピード改善

PCではスピードを考慮することは比較的少なかったのですが、スマホではかなり意識する必要があります。 なぜならPCに比べて圧倒的にスマホの回線は細くてスピードが遅いからです。

Amazonで0.1秒の読み込み時間の遅れが、1%の売上減少をもたらすといった有名な話があります。

そのため、あまりに重たいサイトを作るよりは、スマホでスムーズに閲覧のできるレベルのサイト作りを意識していく必要があります。

UI改善

先述の通り、スマホでは画面が小さいため、ボタン1つでも大きく場所を取られます。 このボタンはコンバージョン率やリピート率などにも大きな影響を与えることは言うまでもありません。

ここでは詳細は述べませんが、デザイン周りの改善がSEOに大きな影響を与えますので、しっかり検討することが必要になります。

まとめ

このようにモバイルフレンドリーを実施するには、しっかり各々のサイト戦略をしっかり練ってから、サイトリニューアルに踏み切る必要がありそうです。 大変な作業ではありますが、ユーザーファーストを心がけて、迅速に対応していきたいところです。

toda

この記事はとだとだが書きました

SNSでシェアする