ランディングページとは|LPを制作するメリット・デメリットと参考例を解説

category :  EC売上UP

update :  2023/04/12(水)

staff :  nakahara

ホームページを運営していれば、ランディングページという言葉を聞いたことがある言葉かもしれません。

Webサイトを通じて売上アップや見込み客の収集に効果的な役割を果たすのがランディングページです。

ここではランディングページを作成するメリットとデメリットを説明し、参考例も紹介しています。これからホームページやECサイトを制作する方はランディングページの意味を理解し、効率的に集客できるようにしましょう。

ランディングページとは

ランディングページとは

ランディングページ(Landing Page)とは、検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページのことを指します。広告をクリックして着地する(land)ページという意味で、略してLP(エルピー)とも呼ばれます。

ホームページのなかで訪問者が最初にアクセス(着地)したページのことを指すので、トップページに最初にアクセスしたり、検索エンジンなどを通して「会社案内」ページにダイレクトにアクセスしたりと、人によって異なるページがランディングページとなります。

例えば、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンからのアクセスや、FacebookやTwitterなどSNSからのアクセスがこれにあたります。

Webマーケティングにおけるランディングページ(LP)との違い

Webマーケティングにおいても同じくランディングページという用語があります。

こちらは検索エンジンやSNS上の広告をクリックすると表示される縦長レイアウトのページのことを指します。広告を経由してページにアクセスしてきた訪問者を、注文やお問い合わせなど次のアクションに誘導することを狙いとしたつくりになっています。

一般的にランディングページというとこちらの意味を指します。

ランディングページ(LP)の特徴

Webマーケティングにおけるランディングページは、売上アップに直結する重要な役割を果たしています。

アピールしたい商品・サービスの訴求からコンバージョン(問い合わせや注文など次のアクション)までを完結させる狙いで作られており、以下のような特徴があります。

【ランディングページの特徴】

  • レイアウトが縦長
  • 広告の数が少ない
  • デザインが無制限

ランディングページは営業トークを1枚のページに凝縮したようなWebデザインになっています。あらゆる角度から商品・サービスの価値や必要性を訴求するため、情報量が多く縦長のページになります。

そして訪問者が注文などのアクションまで他のページへ脱線しないように広告やリンクの数が少なくなっています。広告の数と同様の理由でサイドメニューなどの設置も不要のため、デザインの制限なく自由な作り方ができます。

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ランディングページ(LP)を設置するメリット

ランディングページ(LP)を設置するメリット

ランディングページを設置することで、様々なメリットがあります。ここでは4つのメリットを紹介します。

【ランディングページ(LP)を設置するメリット】

  • 訪問者への訴求力が高い
  • イメージダウンを避けながら強くセールスができる
  • 流入元によって複数パターンを用意できる
  • ユーザーの離脱が少ない

以下で各項目について説明します。

訪問者への訴求力が高い

1つ目のメリットは、ユーザーへの訴求力が高いことです。

ランディングページがない場合、訪問者は公式ホームページのなかを自分の好きなように遷移して情報収集をすることになります。すると企業の意図通りに魅力を訴求することが困難になり、コンバージョンに結びつけることも非常に難しくなります。

しかし専用のランディングページを設置すれば、企業の意図通りに魅力を紹介することができるため、訪問者も商品についての理解が深まります。それにより訪問者の購買意欲を促進してコンバージョンに結び付けることが可能になります。

イメージダウンを避けながら強くセールスができる

2つ目のメリットは、イメージダウンを避けながら強くセールスができることです。

コンバージョン率を上げるためにホームページ全体でセールスアピールをすると、会社側の売りたい、買って欲しい気持ちが全面に出てしまい、ブランドイメージを崩しかねません。
反対にブランドイメージを忠実に守りながらの訴求ではコンバージョン率が上がりません。

そこで役に立つのがランディングページです。公式ホームページではブランドイメージ重視の訴求を貫きつつ、ランディングページではセールスに振り切った訴求をします。

ランディングページは広告などから遷移した特定のユーザーだけが目にするページなので、強いセールスページにしたとしてもイメージダウンの影響を少なくすることができます。

流入元によって複数パターンを用意できる

3つ目のメリットは、流入元によって複数パターンを用意できることです。

ランディングページはどこからアクセスするかによって何パターンも設置できます。
例えば、出産準備に関するサイトへ出す広告には「妊娠中のプレママへ!」のキャッチコピーを使い、育児に関するサイトへ出す広告には「子育て中のママへ!」のキャッチコピーにするなど、ランディングページの使い分けができます。

公式サイト全体を特定のユーザーの傾向に合わせて最適化するよりも、流入元ごとのユーザーの傾向に合わせてランディングページ全体の訴求内容を最適化するほうがコンバージョン率を大幅にアップできます。

ユーザーの離脱が少ない

4つ目のメリットは、ユーザーの離脱が少ないことです。

ランディングページは商品・サービスの訴求からコンバージョンまで誘導することを目的として制作しています。

そのため、他ページへ飛んでしまうボタンやリンクがありません。これにより訪問者が途中で離脱することなく最後のコンバージョンまで読み進めやすくなっています。

詳しくはランディングページの作り方で解説していますので、効果的なLPの作成方法に興味がある方はご覧ください。

 

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ランディングページ(LP)を設置するデメリット

ランディングページ(LP)を設置するデメリット

次に、ランディングページを設置するデメリットを3つ紹介します。

【ランディングページ(LP)を設置するデメリット】

  • 制作コストがかかる
  • 効果を測定して改善を繰り返す必要がある
  • SEO対策がしにくい

それぞれの説明は以下の通りです。

制作コストがかかる

1つ目のデメリットは、制作コストがかかることです。

ランディングページは、コンバージョンに結び付けるための様々な要素を凝縮しなければなりません。本当に効果の出るランディングページを作るためには制作コストがかかります。

ランディングページの作成費用の相場は、1ページあたり20万~60万円が最も多い価格帯となっています。しかし実際は10~300万円以上まで幅があります。これは「誰に依頼するか」「ランディングページのボリュームはどれくらいか」「どれだけのクオリティを求めるか」によって、必要な費用が大きく変わるからです。

自社のランディングページ制作にどこまで費用をかけられるのか、どこまでのクオリティが必要なのかを明確にして自社にあったものを選ぶようにしましょう。

効果を測定して改善を繰り返す必要がある

2つ目のデメリットは、効果を測定して改善を繰り返す必要があることです。

ランディングページは、一度作ったら作りっぱなしにできるものではなく、効果検証を行って適切な改善を施したり、必要に応じて掲載情報をアップデートする必要があります。

その時々のトレンドによって、効果的なLPのスタイルは変わっていくものです。定期的に測定・改善を繰り返すことで、常にキレのあるフレッシュなランディングページを維持することができるでしょう。

また改善を繰り返すことでノウハウが蓄積できたり、勝ちパターンを知ることができます。知識を蓄えることは、サイト運営や事業を行ううえで大きな資産となります。

SEO対策がしにくい

ランディングページは訴求力を高めるために大きな文字やインパクトのあるフォントを利用しなければなりません。そのため文字を画像化して掲載することがあります。

一方で検索エンジンのクローラー(ホームページ内の情報を読みとるプログラム)は、画像の内容を読みとることができません。それによりランディングページは情報量が少ないページだと検索エンジンに判断される危険性があります。
また、ランディングページは画像を多用するのでページの容量が大きくなりがちな点もSEOでは不利であるといえるでしょう。

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ランディングページの参考例

それでは実際のランディングページを紹介します。

ランディングページ(LP)参考例1:(ハウスウェルネスフーズ株式会社)

ランディングページ(LP)参考例1:(ハウスウェルネスフーズ株式会社)

乳酸菌のサプリメント1か月分の初回限定お試し価格を前面にアピールしたデザインになっています。続いて乳酸菌の特徴や商品の特徴を紹介し、口コミで最後の後押しをする構成になっています。

ランディングページ(LP)参考例2: (mirai white)

ランディングページ(LP)参考例2: (mirai white)

美容サプリのランディングページです。初回限定の特別価格を前面にアピールしつつあらゆる角度から商品の訴求をしています。
また、このランディングページの一番の特徴は、申し込み画面へのリンクが画面右下に常に表示される作りになっていることです。ユーザーの自由なタイミングで申し込みに移ることができるのもコンバージョン率を向上させるひと工夫といえるでしょう。

ランディングページ(LP)参考例3: (イシンホーム)

ランディングページ(LP)参考例3: (イシンホーム)

資料請求を促すランディングページです。

子育ての悩みを家づくりにリンクさせて自社の家づくりの機能性の高さを訴求しています。

イラストを取り入れることで親しみが湧きやすく、最後まで読み進めやすい構成になっていることが特徴的です。

まとめ

ランディングページとはWebマーケティング用語で「検索エンジンやSNS上の広告をクリックすると表示される縦長レイアウトのページ」のことを指します。

まるで営業のセールストークのように商品・サービスの訴求から始まり最終的にはコンバージョン(注文や資料請求など企業が求めるアクション)へ誘導するのが目的に作られています。ランディングページを利用すればブランドイメージを守りながらセールスアピールができます。そのためWebでの集客に苦戦している企業や個人にとって、ランディングページを取り入れることはとても有効でしょう。

ランディングページ作りに関する悩みや疑問があればお気軽に「これから」までご相談ください。

 

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