【メイクショップ×インスタグラム】SNS連携のメリットや方法をご紹介

category :  EC売上UP , メイクショップコラム

update :  2021/01/26(火)

staff :  yamada

ウェブマーケティングにおいてSNSの活用が主流になりつつあるなか、ECサイトとの連携を検討している人は多いのではないでしょうか。今回は、若者の利用が多いSNS「Instagram(インスタグラムグラム)」と、GMOが提供するショッピングカートシステム「MakeShop(メイクショップ)」の連携について詳しく解説します。


インスタグラムのショッピング機能「ShopNow(ショップナウ)」について、インスタグラムとメイクショップを連携するメリット、連携時の設定方法を確認していきましょう。

メイクショップとインスタグラムを連携!Instagramショッピング機能とは?

インスタグラムの「ShopNow」とは、インスタグラムに投稿された画像にタグ付けされたECサイトから商品の購入ができるショッピング機能です。ユーザーは写真内のタグをタップすることで、商品名・値段などを画像から確認でき、そのまま購入ページまで移動、商品を購入することができます。


1枚の画像につき、5商品までタグが追加できるため、ECサイト側は複数の商品を1度に紹介することが可能。通常の画像投稿だけではなく、ストーリーズでも使用できる機能で、24時間の限定販売やタイムセールなど幅広い使い方が想定されます。「商品リンクのタグがタップされた回数」や「ECサイトへの流入数」を確認できる機能も搭載されているため、画像投稿後の集客・販促にも活かすことができます。


利用するために必要なのは、プロアカウント(ビジネスアカウント)の作成だけ。利用料はかかりません。費用をかけずに商品の販促を行うことができるため、個人から大手企業までECサイトの運営者から厚い支持を受けています。

Instagramショッピング機能のメリット

ショッピング機能「ShopNow」の利用には、Instagramという人気ツールならではの魅力があります。


<Instagramのショッピング機能を利用するメリット>

  • より多くの人に商品を見てもらえる
  • 購買などのアクションに繋がりやすい


ここからは、インスタグラムのショッピング機能を活用するメリットを掘り下げてみてみましょう。

より多くの人に商品を見てもらえる

インスタグラムの利用者は非常に多く、投稿するだけで世界中の人に商品を見てもらうことができます。


2019年3月時点で、日本にはInstagramのアクティブユーザーはおよそ3300万人。日本の若年層の7割近くがインスタグラムを利用しているといわれています。世界でみると日間アクティブユーザーは5億人超。近年、とくに急成長しているSNSです。


アクティブユーザーが多いことは、それだけ市場も大きいことを意味します。ネットショップのオーナーや企業は、インスタグラムを利用するだけで、費用をかけずにこの大きな市場に商品を売り込むことができます。多くの人に商品を見てもらえるという点は、インスタグラムやショッピング機能を利用する大きなメリットといえるでしょう。


人気ショッピングカートシステム「MakeShop(メイクショップ)」では、SNSなど外部サービスとの連携ができるようになっています。インスタグラムのショッピング機能ももちろん利用できます。メイクショップは販売に関する機能が充実しているため、販促でインスタグラムを活用することでコンバージョンアップが期待できるでしょう。


参考:Social Media Lab「2020年12月更新! 12のソーシャルメディア最新動向データまとめ

購買などのアクションに繋がりやすい

インスタグラムのショッピング機能は、購買または同等のアクションにつながりやすいというメリットもあります。


通常、ユーザーが購買などのアクションに至るには、商品を知るところから始まり、興味を持ち、欲しいという意思が固まるまで複数の段階を踏むのが一般的です。ユーザーが商品を認知する媒体、興味を持つ媒体、申し込みや行動などアクションを起こす媒体が分かれてしまうケースも珍しくありません。そのため、アクションに対するハードルが上がり、コンバージョンにつながりにくくなってしまいます。


一方でインスタグラムのショッピング機能を使えば、ユーザーは認知から購買すべての段階をインスタグラム内でシームレスに行うことができます。ユーザーの興味や購買意欲が冷めないうちに、簡単にアクションに繋げられるのです。


また、インスタグラムは情報収集や人気アイテムの検索など目的を持って利用するユーザーが多い傾向があります。インスタグラムで興味のある商品やサービスを閲覧したときのユーザーの8割が、購買などのアクションに至ったというデータも。このことからも、インスタグラムユーザーにはECサイトの潜在顧客・健在顧客が揃っており、1つの投稿でもユーザーのアクションにつながりやすいといえるでしょう。


参考:MakeShop by GMO「Instagramショッピング機能

Instagramショッピング機能の設定方法

最後に、インスタグラムのショッピング機能をメイクショップと連携させるときの設定方法について確認しましょう。


<Instagramショッピング機能「ShopNow」を設定するときの2ステップ>

1. メイクショップでInstagram販売の設定をする
2. FacebookとInstagramを設定する


メイクショップで作ったネットショップとインスタグラムのショッピング機能との連携は難しいものではありません。すでにショップをオープンしている場合は、すぐに連携できます。

メイクショップでInstagram販売の設定をする

(1)メイクショップで登録している商品をインスタグラムの投稿画像にタグ付けできるように、Facebookカタログに情報を連携します。「プロモーション」から「Instagram販売の設定」を開き、「販売設定」「使用する」を選択します。


(2)「保存」を押すと、商品のフィードURLを取得できます。フィードとは、フェイスブックカタログに商品が追加されたり更新されたりするたびに自動的に商品情報が書き換えられるデータを指します。フィードURLを取得しておけば、新しい商品が追加されるたびにユーザーに最新情報を提示できます。


(3)「Facebookで設定する」をクリックすると、「ビジネスマネージャ」が開くので、取得してあった商品フィードURLを登録しましょう。連携するためのデータは毎朝6時に作成されるため、(2)を完了させた翌日午前6時以降に行ってください。

FacebookとInstagramを設定する

プロアカウントでないとショッピング機能は利用できないため、プロアカウントの作成または既存アカウントの切り替えを忘れず行いましょう。


(1)プロアカウントを始めると、「Facebookページをリンク」が表示されます。ここで既存のFacebookページをリンクさせるか、新しいFacebookページを作成して、インスタグラムとFacebookを連携させましょう。


(2)Facebookを開き、「ビジネスマネージャ」でアカウントを作成。ビジネスマネージャは、インスタグラムとの連携に必要なFacebook公式のプラットフォームです。作業はパソコンから行うと良いでしょう。


(3)ビジネスマネージャでアカウント登録できたら、「Facebookページ」を作成します。ビジネスマネージャのトップ画面にある「Facebookページの追加」をクリック。インスタグラムとリンクさせたFacebookページを追加させたら、紐づけが完了します。


(4)ビジネスマネージャの「データソース」「カタログ」「追加する」を順に選択、新しいカタログを作成します。開いたポップアップに必要事項を入れて、「カタログ作成」をクリック。「カタログの作成完了」が表示され「OK」を押せば、データが何も登録されていないカタログの準備が整います。


(5)作成した空のカタログに、前項で取得した商品フィードURLを登録します。カタログ名を選択肢、「製品を追加」「データフィードを使用」「次に」の順にクリック。「Set a Schedule」で、1日1回決まった時間に商品情報が商品フィードURLから自動的に更新されるよう設定してください。


最後は通貨を選択し、「Start upload」をクリック。アップロードとFacebookによる審査が完了したら商品を確認できるようになります。

まとめ

メイクショップをインスタグラムと連携すれば、ECサイトへのアクセスや売上を増やせる可能性があります。また、インスタグラムは集客ツールの「AdSIST」とも親和性の高いため、インスタグラムの利用とあわせて利用を検討したいところです。SNSやウェブマーケティングでの販促・集客、コンバージョンアップのためには複数の施策を組み合わせることで効果が出やすくなります。メイクショップ・インスタグラム・AdSISTと、便利なツールを上手く利用して、効率よく効果を出していきましょう。

 

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