【メイクショップ】売れないネットショップの共通点とは?

category :  EC売上UP , メイクショップコラム

update :  2021/01/06(水)

staff :  yamada

ネットショップを開設し、メイクショップを使っているものの、売り上げが思うように伸びないと悩みを抱えている人が多くいると思います。

売り上げが伸びないネットショップには共通点があります。本記事では、その共通点を紹介した上で、売れるネットショップを作る方法についてご紹介します。

28%のショップは開店して3年後に売上が落ちている

GMOメイクショップ株式会社の「ASPカート日本一のMakeShopのデータから見る『売れるECサイトのノウハウ』大公開」によると、ショップを開店して3年後に売上が伸びたと感じているショップは72%売上が変わらないもしくは落ちたと感じているショップは28%です(2021年1月時点))。

ネットショップの競争が激しくなっている昨今、ただショップを開店させ、お客様を待っているだけでは成果は得られません。もし売り上げが伸びていないと感じたら、なぜ自社のショップは売れないのかを徹底的に調査し、改善することが大切です。

売れないネットショップの共通点

 

メイクショップを利用しているにも関わらず、売り上げが伸びないネットショップには、さまざまな共通点があります。

ここでは、「市場の変化がキャッチできていない」「デザインやコンセプトにこだわっていない」「集客ができていない」といった3つの原因について、それぞれ詳しくご紹介します。

市場の変化がキャッチできていない

マーケットや市場の変化を常にキャッチしていかなければ、売上が伸びない可能性があります。

例えば、最近では消費者の利用デバイスに変化が見られます。時間と場所を選ばない利点から、ネットショップにおいてもスマートフォンの利用者が増えてきています。そのため、ネットショップがスマホに対応していなく、商品写真やテキストが見にくい場合、売上に繋がらない可能性があるのです。

更に、決済方法においても市場が大きく変化しています。経済産業省のキャッシュレス推薦対策により、日本国内におけるキャッシュレス決済の需要が急速に拡大しています。キャッシュレス決済に対応していないネットショップは、売上が伸びない理由に大きく影響を与えているのかもかもしれません。

ネットショップで売上を伸ばすためには、常に市場の変化をキャッチすることが大切です。

デザインやコンセプトにこだわっていない

サイトのデザインやコンセプトは、お客様の購入に大きく影響を与える重要な要素の1つです。ただサイトを作ってしまうと、ターゲットの心に刺さりません。また、インパクトも薄くなってしまいます。

実際のところ、メイクショップを利用するネットショップは、立ち上げから売上まで平均90日間かかっています(2021年1月時点)。これほどの時間をかけ、どのようなサイトを作りたいのかじっくり考えながら構築することが大切です。

ネットショップにおけるデザインとは、お店や商品の雰囲気をお客様に伝えることだけが目的ではありません。例えば、決済情報や配送日時など必要な情報を表示するなど、分かりやすく作ることも大切です。そうすることで、お客様から信頼感を得やすくなるだけではなく、行動促進に繋げることができます。

集客ができていない

ネットショップで売上を伸ばすためには、集客がとても重要です。実店舗であれば、人通りの多い場所にお店を構えるだけでも人目につくので、自然と集客できます。しかしネットショップは、自らSNS集客やリスティング集客などで対策を打たないと、ショップの存在を知ってもらえません

「売れるネットショップ」の大半は集客に力を入れている傾向があります。メイクショップにも集客サービスがありますが、このサービスが使いこなせていないと、売り上げを伸ばすことは難しいでしょう。

メイクショップを上手に使って売れるネットショップを作る方法

それでは、どうすればメイクショップを使って商品を売ることができるのでしょうか。今回は、「ID決済を導入する」「クリエイターモードを使ってみる」「集客に力を入れる」「エンタープライズプランを検討してみる」「サポートサービスに頼る」の5つの方法をご紹介します。

ID決済を導入する

ID決済とは「チェックアウトサービス」とも呼ばれている決済機能で、IDとパスワードのみで決済が完了します。メイクショップでは、「Amazon Pay」や「楽天ペイ」を導入することができるので、売上を伸ばしたい人は検討してみると良いかもしれません。

ID決済を導入すれば、購入者はスピーディーかつ簡単に決済ができるだけでなく、ショップへの不信感も解消できます

クリエイターモードを使ってみる

2019年に新しくリリースされたメイクショップの編集機能「クリエイターモード」は、レスポンシブWebデザインに対応可能のため、スマホ対策がしやすいです。

また、クリエイターモードにはより自由度の高い編集機能があります。例えば、ショップに必要なパーツを簡単にカスタマイズし、自由に配置できるので、こだわりいっぱいのネットショップが構築できます。

集客に力を入れる

Web集客は基本的に、無料の方法と有料の方法があります。無料の集客方法は、例えばSNS、ブログ、メールなどの活用や、SEO対策などが挙げられます。一方、リターゲティング広告、外部媒体広告、アフィリエイト、リスティング広告などは広告費をかかるので、有料の集客方法です。ネットショップで集客をするときは、どちらも上手に活用することが大切です。

メイクショップは集客に強く、例えば以下のような機能があります。


– Instagram連携

– メール配信サービス

– SEOかんたん設定

– リターゲティング広告

– Googleショッピング広告

– アイテムポスト


集客は時間がかかるもの。人員不足や知識不足などの理由があり、集客強化が難しい場合は、AdSISTのような自動集客ツールを使うのもおすすめです。専門知識は不要で、ネットショップ集客の最適化が実現できます。

エンタープライズプランを検討してみる

メイクショップのエンタープライズはクラウドECプラットフォームです。機能の追加やメンテナンスが自動的に実地されるため、常に最新のECシステムが使えます。また、外部システムとの連携が取りやすく、オムニチャンネルにも対応しているのが魅力的。大規模ショップには特におすすめです。

更に、エンタープライズはビジネスショッププランやプレミアムショッププランより売り上げが伸びる傾向にあります。プラン別の平均月商は以下の通りです。


– ビジネスショッププラン:14万円/月(注1)

– プレミアムショッププラン:114万円/月

– メイクショップエンタープライズ:607万円/月


(注1)新規申込停止中(2021年1月時点)


参考:GMOメイクショップ株式会社「ASPカート日本一のMakeShopのデータから見る「売れるECサイトのノウハウ」大公開

サポートサービスに頼る

メイクショップのサポート体制は充実しています。ネットショップに関するさまざまな知識を持っているECアドバイザーから、適切なアドバイスを得られます。

機能面のアドバイスはもちろん、集客方法やショップ運用のコツなど、ショップ運営に関わる不安も解消できます。更に、無料セミナーの開催やサポート教材も揃っているので、しっかりノウハウを溜めることが可能です。

まとめ

メイクショップを使ってネットショップを運営しているのにも関わらず、「売れない」と感じる場合は、その原因を徹底的に調査し改善することが大切です。メイクショップは「売れるネットショップ」を作るための機能やサポートは揃っているので、ぜひ今回を機に見直してみてください。



記事中の参考サイト
・GMOメイクショップ株式会社「ASPカート日本一のMakeShopのデータから見る「売れるECサイトのノウハウ」大公開」:https://www.makeshop.jp/main/lp/10million/

 

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