ネットショップ開業・個人での仕入れ方法|仕入れサイトや特徴を解説
ネットショップの開業にあたり、商品をどこから仕入れるのかわからない方が多いと思います。
仕入れにあたり重要なのは、商品の差別化、相場よりも低価格、効率的で継続性のある仕入れです。
ネットの普及や世界的なネットショップ市場の成長により、海外からの仕入れも増えてきました。
様々な仕入れの選択肢がある中で、どのような仕入れ方法を選べばよいのかご紹介します。
仕入れ方法一覧
ネットショップの仕入れ方法として挙げられるのは、以下の7つです。
開業時の仕入れで重要な点は、たくさんの在庫を抱えるリスクを避けるために、小ロットで差別化できる商品が望ましいです。
最優先で検討したいのがネット経由で仕入れることです。
ネットは初心者でも手軽に仕入れが可能で、商品数の多さ、小ロットも対応しています。
手軽さ | 独自性 | 小ロット | 商品数 | 納期 | |
ネット(国内) | 〇 | △ | 〇 | 〇 | 〇 |
展示会 | △ | △ | 〇 | △ | 〇 |
問屋 | × | △ | 〇 | △ | 〇 |
OEM | × | 〇 | △ | △ | △ |
リサイクルショップ | 〇 | × | 〇 | △ | 〇 |
ドロップシッピング | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 |
海外(ネット) | × | 〇 | 〇 | 〇 | × |
展示会や問屋は基本的に法人向けの販売が多く、取引条件や契約が関わってくるため初心者には不向きです。
ドロップシッピングはネットの仕入れサイトと同様に、手軽に利用でき初心者向きと言えます。
海外のサイトからの仕入れも盛んに行われていますが、サイトや取引によっては翻訳が必要になる場合もあります。
適切なサイトを選べばスムーズな取引ができるでしょう。
※当社2022年8月実績
主なネットの仕入れサイト(国内サイト)
国内のサイトで有名な仕入サイトを紹介します。
ジャンル | 初期費用 | 月額料金 | 無在庫 販売 |
特徴 | |
NETSEA (ネッシー) |
総合 | 無料 | 無料 | 可 | 国内最大規模のサイト |
orosy (オロシー) |
総合 | 無料 | 無料 | 可 | 流行に敏感なお客様向け |
TopSeller (トップセラー) |
総合 | 無料 | 無料 ※有料プラン 480円~ |
可 | 国内最大級のドロップシッピング サービス |
グッズステーション | 総合 | 無料 | 無料 | 不可 | 輸入雑貨の仕入れサイト |
SUPER DELIVERY (スーパーデリバリー) |
総合 | 無料 | 2,000円 ※入会審査あり |
不可 | アパレル・雑貨に強い |
卸の達人 | 美容・健康 系の雑貨 |
無料 | 無料 | 不可 | 売れ筋のダイエット商品の仕入れ |
商材王 |
家具・インテリア | 無料 | 無料 | 可 | 家具インテリア用品に特化 |
TOPWHOLE |
女性アパレル | 無料 | 3,000円 | 可 | 韓国・中国の商品も展開 |
国分ネット卸 | 食品類 | 無料 | 無料 | 不可 | 国内大手の食品総合商社が 運営するサイト |
Jp.PandaHall
(パンダホール) |
アクセサリー系 |
無料 |
無料 |
不可 | 中国の手作りアクセサリー。 日本向けのサイト |
※当社2022年8月実績
仕入れに活用できる海外サイト
海外サイトからの仕入れも活用することで、国内サイトよりも商品の種類・商品数・価格面で有利な仕入れが可能です。
また、売れ筋のトレンド調査や価格調査にも有効です。
反面、購入手続の手間や商品の品質面で課題もあります。国内サイトと上手に使い分けて利用することをおすすめします。
ジャンル | 初期費用 | 月額料金 | 言語 | 特徴 | |
米国Amazon | 総合 | 無料 | 無料 | 英語 | 米国の最大手の通販サイト |
eBay (イーベイ) |
総合 | 無料 | 無料 | 英語 | 世界最大級のオークションサイト |
Qoo10 (キューテン) |
総合 | 無料 | 無料 ※有料プラン 480円~ |
日本語 | 韓国系の雑貨やファッションに強い |
天猫 (Tmall) |
総合 | 無料 | 無料 | 中国語 | 品質が高い中国大手の通販サイト |
タオバオ |
総合 | 無料 | 無料 | 中国語 | 個人間取引ができる中国の 大手サイト |
AliExpress |
総合 | 無料 | 無料 | 中国語 | 豊富な品揃えと低価格で有名な 中国の通販サイト |
海外サイトから仕入れるメリット
海外サイトから仕入れるメリットは、差別化と仕入れコストが安いことです。
海外からは国内で珍しい商品を仕入れることが可能です。そのため、価格競争にならないため、値引きしない分だけ利益が得やすいです。
また同じ商品であっても海外から仕入れたほうが安い場合もあります。
海外サイトから仕入れるデメリット
デメリットは、配送期間が長い、関税の発生、商品の品質が一定ではないことです。
配送は数週間かかることも珍しくなく、商品の品質も数量違いや不良品が発生することもあり得ます。
関税は商品代金以外に、保険料・送料の諸経費も課税対象額になります。
また、家電は規格が異なる場合があるので注意しましょう。
まとめ
ネットショップの仕入れには、ネット経由がおすすめです。
そして、仕入れる前に事前の調査にもネットの仕入れサイトを活用することが重要です。
どんな商品が売れ筋か、差別化はできそうか、どこなら安価に仕入れることができるか、しっかりチェックしましょう。
国内の仕入れサイトは品質面で安心感があるものの、海外の仕入れサイトの商品数・種類・価格などのメリットも見逃せません。
自身が思い描いているネットショップを目指すために、上手に仕入れサイトを活用しましょう。
※当社2022年8月実績
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