Shopifyは制作会社に依頼すべき?選び方のポイントとshopify公認の制作会社8選
手軽にECサイトを開設、運用できるShopify(ショピファイ)。自分で本格的なECサイトが作れる点が魅力の一方で、制作会社への代行依頼がされるケースも少なくありません。では、Shopifyを制作会社に依頼するメリットは何なのでしょうか。
本ページでは、制作会社依頼のメリットやデメリット。おすすめの制作会社をあわせて紹介していきます。
Shopifyは制作会社に依頼したほうがいい?
Shopify制作にはテーマ(テンプレート)がいくつもあるため、専門知識がない初心者でも簡単にECサイトの制作ができます。
しかし、他社の差別化を図りたい場合や、自社のニーズに合わせた機能性をカスタマイズする場合では、システムの構築が必要となるためコーティング知識が必要です。
そのため、どのようなECサイトが必要か、社内(個人)にスキルを持つ人材が在籍するかによって、制作会社への依頼が検討されます。
以下の表に、制作会社に依頼する場合と、自分で制作する場合のメリット&デメリットをまとめてみましたのでご参照ください。
制作会社に依頼する 自分で制作する
|
制作会社に依頼する |
自分で制作する |
メリット |
l デザイン性が高いECサイトを作成できる l 運用&集客のサポートを受けられる l 従業員が本業に専念できる |
l コストが抑えられる l 秘密保持の心配がない l 制作会社の都合に左右されない |
デメリット |
l コストが掛かる l 制作までに時間が掛かる l 自社に合った制作会社選びが難しい |
l 一定の構築スキルが必要 l 人件費が掛かることがある l 専門知識がないとうまく運用ができない |
制作会社に依頼する一番のメリットは、自社に合ったECサイトが制作できることです。一方で、制作までに時間が掛かることや、コストが掛かることがデメリットとなります。
自分で制作する場合は、コスト面のメリットが大きいです。しかし、それなりの手間や時間が掛かることや、ありきたりなサイトで他社との差別化が図れないなどのデメリットもあります。
■制作会社に依頼した方がいいケース
- コーディング知識が全くない場合
- カスタマイズしたオリジナル性の高いサイトを作りたい場合
- 運用方法や集客アドバイスを受けたい場合
- 運用業務に人手を回せない場合
Shopifyの制作会社の選び方
【制作会社の選び方のポイント】
- 実績から得意分野を確認する
- Shopifyplusパートナーを比較する
- 価格とニーズのバランスで選ぶ
- カスタマーサポートの質を確認する
数あるなかで、自社のニーズに合った制作会社を探すのは困難です。とはいえ、制作会社選びの妥協は自社の業績に直結します。
まずは、制作会社選びのポイントをおさえて、自社が求めるECサイトを制作してくれる会社を見つけましょう。
実績から得意分野を確認する
多くの制作会社ホームページには「制作実績」が公開されています。制作実績で重要視するポイントは実績数と実績ジャンルです。実績数が多い制作会社は信頼に直結することはもちろん、自社と同じジャンルの実績がどの程度あるかも大きなポイントです。
また、目を引くデザイン性や「これってどうやって作っているの?」と、感じさせる開発力などを重視するのもよいでしょう。
shopify Plusパートナーを比較する
Shopifyにはパートナーシップ制度が設けられており、Shopifyの審査に合格した制作会社のみがパートナーとして公認されます。
パートナーシップの種類は3段階。くわしくは以下の表をご参照ください。
パートナーシップの種類 |
内容 |
Shopify Partner(ショッピファイ・パートナー) |
構築パートナー、紹介(アフィリエイト)パートナー、アプリ開発パートナー、テーマ開発パートナーの全種類 |
Shopify Expert(ショッピファイ・エキスパート) |
優れた実績を持つパートナーのみに与えられる。専用のロゴマークがある。 |
Shopify Plus Partner(ショッピファイ・プラス・パートナー) |
エキスパートのさらに上。日本に数社しかないトップパートナー。 |
どのパートナーになるにも審査がありますが、プラスパートナーの審査がもっとも厳しいため、プラスパートナーの審査をクリアした制作会社は高度な技術と知識を持ち合わせている証明になります。
価格とニーズのバランスで選ぶ
さまざまな制作会社が存在するなかで、価格の高い、安いで制作会社の質を判断することはできません。また、価格だけでなく、そのなかに含まれているものを確認して、自社に本当に必要なものかを判断することが大切です。
たとえば、制作会社によっては開発だけでなく、運営のコンサルや分析などの運用面でのサポートがある場合もあります。
当然、別途費用が掛かるため本当に必要かどうかを判断して自社の予算とバランスを取りながら制作会社を選ぶことが重要です。
およその価格相場は、小さなサイトであれば30~100万円ほど。大規模なECサイトを作る場合は300~1,000万円ほどだとお考えください。
カスタマーサポートの質を確認する
技術やサービスは素晴らしいけど、カスタマーサポートの対応が悪いといった経験がある方は少なくないはず。カスタマーサポートの対応の質は、自社の業務に大きな影響を与えることがあるため制作会社選びのポイントとなります。
事前にカスタマーサポートの質を見極めることは難しいですが、問合せの電話やメールへの対応や返信だけでも各制作会社によって異なる場合があるため、さまざまな制作会社にアプローチをしてみるのがおすすめです。
※当社2023年3月実績
おすすめのShopify Plusパートナー制作会社8選
ここからはShopifyplusパートナーに認定されている日本の制作会社を8社厳選して紹介します。制作会社の特徴や、どのような人に向いている会社なのかをあわせてご紹介するため参考にしてみてください。
株式会社これから
出典:株式会社これから
創業10年間。ネットショップの制作・運用に特化したサービスを提供している当社これからでは、とくに「家具・雑貨」「食品」の制作実績が豊富です。
制作だけでなく、コンサル・広告・運用など一括したサービスも行うため、ECサイトの専門的な知識がない企業や個人でも安心して制作依頼ができます。
株式会社飛躍
出典:株式会社飛躍
越境ECサイトの構築、カスタマイズが得意な株式会社飛躍では、多言語越境ECサイトの実績数が100を超えます。
販売ターゲットが日本だけでなく世界を想定している企業や個人などにおすすめの制作会社です。
株式会社R6B
出典:株式会社R6B
業界でも珍しい完全紹介制の株式会社R6Bは、年商3億円のECサイトの構築を行うなど豊富な実績があるうえ、ドローンや360°カメラなど豊富な機材を取りそろえた画像・動画撮影のサービスも提供しています。
インパクトや臨場感のあるECサイトの制作を考えている企業や個人にはおすすめの制作会社です。
株式会社イーライフ
出典:株式会社イーライフ
大手企業のECサイト構築も務める株式会社イーライフでは、ECサイトの制作、構築だけでなく、自社運営の65万人以上の消費者組織を利用したモニター、アンケートなどのコミュニティ施策が行えるプラットフォームサービスの提供も行っています。
ただし、包括的なサービスは多額の予算が掛かるため個人経営よりも中小企業におすすめの制作会社です。
CREAM株式会社
出典:CREAM株式会社
10年に渡るノウハウを、制作、運用、販売の総合的なアプローチとして提供してくれるCREAM株式会社では、ユーザーテスト、デジタル監査を、国際的なバイリンガルチームが担当することで日本での成功を最大限サポートしてくれます。
国内ECサイトはもちろん、海外輸入事業をお考えの企業におすすめの制作会社です。
株式会社fluct
出典:株式会社fluct
制作だけでなく受注からカスタマーサクセスまで包括的なサービスを受けられる株式会社fluctでは、クライアントがコア事業に専念できる環境づくりには定評があり、カスタマーサポートも充実しています。
自社に専門知識のある人材がいない企業や人材不足の悩みを抱えている企業におすすめの制作会社です。
株式会社KIYONO
出典:株式会社KIYONO
2017年設立と歴史こそ浅めなものの、確かな技術と開発力で事業拡大に成功している株式会社KIYONO。包括的なサービスを提供してくれる一方で、クライアントの課題を見つけ必要なサービスのみ提供するカスタマイズ性の高さが特徴です。
企業から個人まで幅広くおすすめできる制作会社です。
株式会社リゾート
出典:株式会社RESORT
ECサイトスタートアップパッケージをツナ缶に見立てた「EC缶」として提供している株式会社RESORTでは、7~8種類のEC缶から、自社のニーズに近いものを購入できます。
料金形態も分かりやすく、小~中規模企業におすすめの制作会社です。
まとめ
できることならShopifyを自分で制作、運用したいと考えるのも無理はありません。ただし、ECサイトは国内に星の数ほど存在するため、現在お考えのECサイトも、同じジャンル、事業形態のものが既に世に出回っているでしょう。
他社との差別化、オリジナリティが求められるECサイト市場において、ノウハウを持ち合わせている制作代行会社への依頼は今後さらに需要が高まることが予想されます。
※当社2022年8月実績
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