Shopify SSLの設定方法とは|独自ドメインの場合も合わせて解説
SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上のデータを暗号化して送受信のやりとりをする仕組みです。SSL化することで第三者からデータを改ざん・盗聴・盗まれたりするのを防ぎます。 ECサイトでは顧客情報があるため、SSL化をせずに運営をしていると顧客情報が盗まれ悪用されてしまう場合があります。ECサイトのセキュリティを強化してお客様に安心して買い物をしてもらうためにも、必ずSSL化をしましょう。今回ShopifyでECサイトを構築する方向けにShopifyでのSSL設定の方法をご紹介いたします。
ShopifyのECサイトは常時SSL化されているため設定は不要
Shopifyで構築したECサイトは全て常時SSL化されています。そのため、特別な設定は不要です。 料金もかからず無料で提供されています。
例えば、以下3つの場合でもSSL化の設定は不要です。
- Shopifyで取得した初期のドメイン(my Shopify.com)
- Shopifyで取得した独自ドメイン
- 外部で取得した独自ドメイン
ShopifyでECサイトを開設した時点で自動的にSSLが適用されます。
「外部で取得した独自ドメイン」に関しては、AレコードおよびCNAMEレコードを変更してShopifyを指定するように設定する必要があります。レコードの設定が出来たら、外部ドメインをShopifyで利用できるようになり、SSL化も自動的に適用されます。しかし、管理画面に「SSL保留中」と表示され、SSLが適用されないエラーが起きる場合もあるので、次に原因と解決方法を解説します。
「SSL保留中」の改善方法
「外部で取得した独自ドメイン」に関してはTLS証明書が発行されるまでに最長48時間かかることがあります。TLS証明書が発行されるまでの間は、ドメインの横に「SSL保留中」と表示されます。48時間を過ぎても「SSL保留中」となっている場合、ドメインプロバイダーのサイトが正しく設定されていない可能性があります。SSL保留中を解決するには以下4項目を確認しましょう。
- Aレコードが23.227.38.65、CNAMEレコードがshops.myshopify.comであることを確認する。
- CAAレコードを使用する場合は、必要なすべての認証局を追加したことを確認する。
- AAAAレコードを使用している場合は、削除する。
- ドメインでDNSSECが有効になっている場合は、無効にする。
引用:Shopify
それでも保留中が解決しない場合はShopifyサポートへ問い合わせましょう。
まとめ
今回は、ShopifyのECサイトのSSL化について解説しました。 ShopifyでECサイトを構築するだけで自動的にSSL化されるのでShopifyユーザーの方がSSL化のためになにか操作する必要はありません。しかし、SSLが適用されるまでに何かエラーが起こる可能性もあるので、その場合はShopifyサポートに問い合わせることをおすすめいたします。
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