ショップサーブの特徴とは|料金プランや最大のメリットを他サービスと比較して解説

23年累計11万社のサポート実績があるショップサーブは、ネットショップ構築プラットフォームとして高い評価を受けています。専任コンサルタントと二人三脚で進めるEC運営は、他のネットショップ作成サービスにはない唯一無二の価値を提供します。今回はそんなショップサーブの料金プランや特徴、導入のメリット・デメリットを整理し、どのような事業者におすすめのサービスなのかを明らかにしていきます。
ショップサーブとは
引用:https://shopserve.estore.jp/
ショップサーブは、D2Cに特化したネットショップ構築プラットフォームです。23年累計11万社をサポートした運営ノウハウを活かし、以下の3つの観点を重視したネットショップ構築サービスを提供しています。
- 最高水準の高速安定とセキュリティー
- 強力な連携と柔軟なカスタマイズ
- 顧客リピートとLTVを上げるCRM
また、これらを特徴とするショップ構築に加え、「電話・メールでの即時対応」「マーケティングアウトソーシング」「貴社専任のコンサルティング」を主なサービスポイントとしています。この強力な支援体制に定評があり、様々な事業規模のEC事業者が利用しているのが特徴です。
ショップサーブの料金プラン
ショップサーブの料金プランは以下の通りです。
項目 |
詳細 |
初期費用 |
要問い合わせ(利用する機能によって異なる) |
月額費用 |
要問い合わせ(利用する機能によって異なる) |
システム利用料 |
要問い合わせ |
カード決済手数料 |
【クレジットの場合】
|
登録可能商品数 |
要問い合わせ |
CSV一括登録 |
対応 |
サブスク販売 |
対応 |
入金サイクル |
|
ショップサーブの公式サイトには初期費用・月額費用・システム利用料について明確な料金設定がありませんでした。ショップサーブでは、利用する機能に応じて開通料・月額利用料が設けられており、カタログダウンロードやお問い合わせによって利用料金を確定することができます。
※当社2023年10月実績
ショップサーブの特徴
ショップサーブと他ネットショップ構築サービスの料金比較・機能比較は以下の通りです。
|
ショップサーブ |
メイクショップ |
フューチャーショップ |
Shopify |
初期費用 |
要問い合わせ |
|
|
無料 |
月額費用 |
要問い合わせ |
|
|
|
システム利用料 |
要問い合わせ |
0円(※アイテムポストを経由し外部サイトで商品が販売された場合を除く) |
– |
無料 |
カード決済手数料 |
【クレジットの場合】
|
|
(※月額費用:1,500円) |
|
登録可能商品数 |
要問い合わせ |
|
|
無制限 |
CSV一括登録 |
対応 |
対応 |
対応 |
対応 |
サブスク(定期)販売 |
対応 |
対応 (定期購入オプション) |
対応 |
対応 |
主な機能 |
|
|
|
|
月商規模の目安 |
– |
– |
– |
– |
デザインテンプレート数 |
要問い合わせ |
– |
– |
– |
サポート対応・内容 |
電話(平日10:00~18:00)、メール |
|
電話、メール |
電話、メール、ライブチャット ※24時間対応 |
ショップサーブは料金形態が機能ごとに異なるため、組み合わせたい機能だけに開通料・利用料を払えるメリットがあります。他ネットショップ構築サービスに比べて公開されている情報が少なめですが、カタログダウンロードや問い合わせを使って情報を仕入れることが可能です。
※当社2023年10月実績
ショップサーブのメリット
ショップサーブのメリットは以下の通りです。
- 最高水準の高速安定とセキュリティーの実装
- 拡張性が高い
- LTVを上げるCRM施策が実施可能
最高水準の高速安定とセキュリティーの実装
ショップサーブはSaaSツールならではの運用監視を活かし、トラフィックスパイクを24時間365日2段階有人で監視を行っています。また、不正受注アラートや3Dセキュア2.0の稼働などを実装することで、失注の発生確率を大幅に減少させます。さらに、カゴ保持時間の設定や、在庫の減算タイミングを細やく設定できるため、自社独自の入出庫や調達のタイミングに柔軟に対応することができます。
拡張性が高い
ショップサーブは業界トップクラスのサードパーティー連携を持ち、その数は100を超えます。様々なツールをダイレクトに通信できるため、カスタマイズ開発が不要になるメリットを持っています。また、セキュリティーエリアを除き、HTML、CSS、JS、各種データの計測に必要なタグを任意に記述可能であるため、実現したいネットショップの形に合わせて柔軟に仕様を変更できます。
LTVを上げるCRM施策が実施可能
SQL不要のノーコードCRMによって、定番CRM施策から高度なCRM施策まで一気通貫に行うことができます。シナリオの策定・施策の実施・実施後の分析まで1つのプラットフォーム上で展開でき、CSVデータを使ったRFM分析、バスケット分析にも対応しています。
ショップサーブのデメリット
ショップサーブのデメリットは以下の通りです。
- 料金・機能詳細を知るには問い合わせが必要
- 初期費用・月額費用がやや高め
料金・機能詳細を知るには問い合わせが必要
ショップサーブのデメリットとして挙げられるのが、プラン設定や料金設定が公開されていないことです。様々なネットショップ構築サービスを比較するなかで、プラン設定やプラン別の料金は重要な比較要素といえます。しかし、ショップサーブは機能ごとに開通料・月額利用料を設定しているため、実際の運用費用を割り出すには「カタログダウンロード」もしくは「問い合わせ」が必要になります。
初期費用・月額費用がやや高め
ショップサーブの初期費用や月額費用はプランごとに用意されておらず、追加したい機能別に開通料・月額利用料が設けられています。したがって、追加したい機能や追加機能数によっては、他のネットショップ構築サービスよりも割高になるケースも珍しくありません。利用前にはカタログダウンロードなどを行って詳細な料金を割り出し、他のネットショップ構築サービスと比較するのがよいでしょう。
※当社2023年10月実績
ショップサーブの導入に向いている企業・サービス
述したショップサーブのメリット・デメリットを踏まえ、ショップサーブの導入に向いている企業・サービスを以下に記載しました。
- 既にECサイトを保有しており、リピーター獲得・LTV向上を目的とした売上アップを図りたい企業
- 安全でセキュアなECサイトを構築したい企業
- 専任のコンサルタントと自社ECの課題を1つずつ解決したい企業
ショップサーブは初期費用や月額利用料などのプラン体系が公開されていないため、既にある程度のEC売上を保有し、かつ成長フェーズに入ったEC事業者がグロースを図る際に利用したいサービスといえます。特に業界トップクラスのセキュリティ実装や、ノーコードCRMを使ったLTV向上施策の展開は、月商数百万円~数千万円のEC事業者にぴったりの機能といえるでしょう。
ショップサーブの導入に向いていない企業・サービス
上述したショップサーブのメリット・デメリットを踏まえ、ショップサーブの導入に向いていない企業・サービスを以下に記載しました。
- ネットショップ運営初心者の方
- 月間EC売上が数十万円未満の企業
ショップサーブは機能ごとに利用料を設けたネットショップ構築サービスであり、ある程度ECサイト運営の経験がある事業者に向けてサービスが提供されています。したがって、ネットショップ運営初心者や、やや高めの初期費用・月額利用料を支払うのが困難な走り出しのEC事業者にとっては適さないサービスといえるでしょう。
ショップサーブは高いセキュリティ実装やノーコードCRMなど、ネットショップ運営に欠かせない魅力的な機能を多く保有していますが、事業をグロースさせたい企業・事業者に最も導入効果があるサービスといえるため、ネットショップ運営初心者の方は「おちゃのこネット」などのネットショップ作成サービスを利用することをおすすめします。おちゃのこネットを利用するメリットやデメリットなどは下記ページで詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。
※当社2023年10月実績
【事例】ショップサーブを導入しているECサイト
ショップサーブを導入している企業・ECサイトの多くは、ショップサーブのコンサルタントと密に連携し、様々な集客施策・リピーター獲得施策を展開しています。特にサイトリニューアル時には売上改善の提案を行うなど、専任コンサルタントならではのサービスが特徴的です。
デロンギジャパン株式会社
引用:https://www.delonghi.co.jp/
イタリアの家電ブランドを販売するデロンギジャパン株式会社は、ショップサーブを利用することで、EC業界のトレンドを素早くキャッチし、スピーディーにサービスに取り入れることに成功しています。もともとデロンギジャパン株式会社のECサイトは「実店舗で商品をご購入いただいたお客様のサポートサイト」という位置づけであったため、サイト上での最終製品の販売は主目的ではありませんでしたが、時代の変化に合わせて検索性を向上させたり、特設ページを設置したりすることでEC売上の向上を実現しています。広告に投資せず、ユーザーレビューによる売上拡大を目指すデロンギジャパン株式会社は、Amazon Payのスムーズな導入や、バックオフィス体制の万全な構築にショップサーブを利用しています。
フランスベッド株式会社
引用:https://www.francebed.co.jp/
フランスベッド株式会社は、ベッド・マットレス製造の他、介護用品・福祉用具・在宅医療機器の販売・レンタルなどを行うものづくり企業です。従来のECサイトは「注文と問い合わせの窓口」としての位置づけで、オフラインにおける親身な顧客対応が特徴でしたが、時代の変化に合わせてサイトリニューアルを実施しました。サイトリニューアルではレスポンシブ対応や、動画コンテンツの検討などを行い、よりユーザーの使いやすいECサイトになるよう改良を加え続けています。
有限会社ミストラル・コスメティクス
有限会社ミストラル・コスメティクスは、スキンケア化粧品を販売する企業です。ブランド立ち上げ時からショップサーブを利用し、LINE公式アカウントなどのSNS連携を強化して売上につなげています。また、EC市場・自社サービスの変化に合わせ、高額商品に自動で割引が適用される機能や、一定金額以上の購入にトライアルサイズを付与する機能など、様々なカスタム機能を実装しているのが特徴です。
ショップサーブの使い方
ショップサーブの使い方・利用の流れは以下の通りです。
- 問い合わせフォームへアクセス
- 必要事項を入力して「問い合わせ」を行う
- 担当者と相談
- お申し込み
ショップサーブでは利用前に営業担当者に問い合わせを行う必要があります。D2C・自社ブランドの販売戦略や、サイトのセキュリティ面、効率的なECサイト運用などについて担当者と相談を行った上で本申込へと進みます。
ショップサーブについてQ&A
ショップサーブの評判は?
ショップサーブはサービス開始から23年、累計11万社をサポートした実績のあるネットショップ構築プラットフォームです。大規模事業・ECサイトを保有する事業者からの信頼も厚く、老舗ネットショップ構築プラットフォームとして定評があります。
ショップサーブは売れない?
ショップサーブを活用してサイトリニューアルを行ったり、カスタマイズ機能の追加でユーザビリティを向上させたりするなど、様々な方法で売上を上げている企業が多数存在します。ショップサーブの導入事例やお客様の声はこちらからご覧ください。
ショップサーブで集客はできる?
ショップサーブのノーコードCRMには、以下のような機能が搭載されており、集客施策はもちろんのこと、リピーター獲得施策にも対応しています。
- メールマガジン
- メンバーインセンティブ
- セカンドアップ
- カートリカバリー
- ウェイクアップ(休眠顧客掘り起こし)
- クーポン管理
- タイムセール
- シークレットセール
- 定期購入/頒布会機能
- アップセル/クロスセル
- ポイントリマインド
詳しくは機能一覧をご覧ください。
まとめ
ショップサーブは高いセキュリティと豊富な拡張機能、ノーコードCRMを特徴とするネットショップ構築プラットフォームです。他のネットショップ作成サービスと比較するとやや費用が高くつく可能性がありますが、その分利用できる機能が多く、展開できる集客施策・リピーター獲得施策も豊富です。既にある程度のEC売上があり、今後成長フェーズにあるEC事業者はショップサーブの利用を検討するとよいでしょう。
関連記事
-
2024/09/30(月)
-
2024/09/30(月)
-
2024/09/26(木)
-
2024/09/24(火)
-
2024/09/13(金)