シームレスな購買体験の提供を目指す「ウエニ貿易」 COREKARAのコンサルティングで“CVR向上&ユーザーファーストなサイトに”

category :  お客様インタビュー , コンサル事例

update :  2023/09/26(火)

staff :  口開真由

今回ご紹介するのは、高品質なバッグや財布・小物など様々な雑貨アイテムを手がけるブランド「PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)」を運営する株式会社ウエニ貿易様。弊社では、株式会社ウエニ貿易様のECサイト制作、コンサルタントによる売上拡大の施策運用などを手掛けております。

COREKARAのサービスを選ばれた理由やコンサルサービスを導入してみての成果について、EC担当の児玉様・谷口様(写真左・中央)にお話を伺いました。

coldbeck

株式会社ウエニ貿易

■所在地:東京都台東区池之端1-6-17
■代表者:宮上光喜
■オンラインショップ: https://www.pellemorbida.com/

オンライン販売への移行が必然となりECサイトを強化

オンライン販売への移行が必然となりECサイトを強化

—PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)のECサイトを立ち上げた経緯や現状についてお聞かせください

児玉さん:今、これからさんにコンサルティングをお願いしているPELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)というブランドは、今年の7月にちょうど11周年を迎えたブランドです。

PELLE MORBIDAは、私が入社した当初、カート機能のないサイトでした。広告的な観点から、ホームページのような扱いをしていました。当時は、百貨店などのオフラインショップが全盛期であり、弊社も路面店に力を入れており、オンライン販売にはあまり力を入れていない時期でした。

オフラインショップの全盛期から、約2年後にPELLE MORBIDAのホームページにカート機能が導入され、ECサイトの運営が始まりました。しかし、当時は在庫の卸や店舗販売が成功していたため、誰もECサイトの売り上げを追求していなく、在庫は店舗に持っていかれることが多かったです。そのため、ECサイトには商品が掲載されていたものの、在庫が不足していたり、「誰が責任者で誰が運用しているのか」といった状態になっていました。

コロナウイルスが流行し、百貨店も閉店しだし、状況は一変しました。 雑誌などもほとんど読まれなくなり、全体的にオンラインへの移行が不可欠だと会社が認識したのが当時の状況でした。その際、私は会議で一貫して「ECサイトを強化すべきだ」と主張し続けていたため、私がEC運営の担当になり現在にいたります。

—PELLE MORBIDAのECサイトは何名体制で運用されていますか。

児玉さん:全体では5名程のチームになります。 カスタマーサポート担当・SNS運用担当・広告運用担当がそれぞれいます。 ECサイトの運用や戦略立案は、児玉と谷口の2名で行っています。

ECサイトのナレッジに共感、根拠に基づいた提案に魅力を感じた

会社のメイン販路である店舗を存続させるためにも、ECサイトは重要

—弊社のコンサルサービスを導入検討していた際に抱えていた「課題」と弊社を選んで頂けた理由をお聞かせください。

児玉さん:貴社にコンサルティングを依頼する1年前は、手探りでECサイトを運営しており、売上は順調に伸びていました。その時の運営は、普通のブランドが当たり前に行っていることを、自社でも実践し追いついていく作業をしていました。

その結果、売上は順調に伸びていきましたが、さらに成果を上げるため、改めてECサイトを見直すことにしました。これまで、ECサイトの中や分析に充分なリソースを割いていなかったため、今のECサイトの誘導が正しいのかどうかを一度外部の方に見ていただきたいなと思い、コンサルティングの導入を検討しました。

貴社のコンサルサービスを導入した経緯は、Futureshopさんのウェビナーです。 当時、勉強のために何度か観ておりまして、その時に貴社の萩原さんが登壇されており、「スマホファースト」についてのお話がありました。その時のお話にとても共感するところがあり、興味をもって連絡を取りました。

提案時には、データの数値をもとにご提案いただき、根拠がしっかりしているところから、とても魅力に感じました。さらに、既に弊社の別事業部が貴社とECサイト制作で取引していたこともあり、迷わず貴社にコンサルティングを依頼することになりました。

下がると思っていたCVRは、年間を通じてキープ!

—コンサルサービスを導入してからのECサイト全体の成果について、お聞かせいただけますか。

児玉さん:今年1年間、広告や新規獲得向けの施策を強化しました。まだブランドのことをよく知らない新規ユーザーの流入が増えることで、CVRは落ちると思っていましたが、1年間通してCVRをキープできました。この結果は貴社にコンサルティングをお願いしたからだと感じています。

さらに、一時期、広告運用の内製化をしたタイミングで一旦広告が止まりました。CVRが下がると予想していましたが、結果としてCVRは向上しました。

—ご導入いただきましたCVRプランでの実施施策の中で、特に手ごたえを感じた施策があれば教えてください。

児玉さん:「検索窓をサイトのトップに置く」という改修案に手ごたえを感じました。

私たちは、長年にわたりブランドビジネスを展開してきたため、見栄えに非常に気を使っています。PELLE MORBIDAは、商品の単価が約60,000円程度で、ブランドのイメージに合わせて「一般的なECサイト」のようなデザインを好ましく思っていませんでした。 あるとき、社内でECサイトが売れない理由として「サイトの見た目が良くないから」という声が上がりましたが、私はサイトの外見よりも「ユーザーファーストなレイアウト」の方が重要だと考えました。

検索窓をサイトの一番上に配置することは、見た目として洗練されているとは言えないかもしれませんが、ユーザビリティを向上させるためには重要な要素だと思います。 実際に、検索窓をトップに配置しなかった時と配置した時とでは効果に差があったと感じています。

検索窓を意識し始めてから、ファーストビューにも注意を払うようになりました。 「ファーストビューの画像は大きければ十分だということではない」や、「スマホの画面内でどう表現するか」という点について、意識的に変更を加えるようになりました。

これらの施策自体がどう、ということではないのですが、自分達の価値観を大きく転換してくれるきっかけになったという意味でとても印象に残っています。

—コンサルサービスをご継続いただいている理由をお聞かせいただけますか。

児玉さん:最初は試しに始めるところからスタートしました。
当初の施策内容は、AI施策がメインでした。継続していく中で、社内から「まだ他にできることはあるのか」という声が出てきました。

その際、担当の宮口さんからさまざまなご提案をいただいたことと、当時の課題であった修理ページの修正を柔軟にプランに組み込んでいただいたことが、継続するきっかけとなりました。

—コンサルサービスにご満足いただいておりますでしょうか。

谷口さん:満足しております。
個人的な話になりますが、私はウェブサイトの担当をしているため、コーディングも行っております。技術的な点で限界を感じることもありますが、そのような場面で貴社からの支援を受けられていることに、大変感謝しております。

惜しみないノウハウ提供と真摯な対応が信頼に繋がっている

惜しみないノウハウ提供と真摯な対応が信頼に繋がっている

—担当コンサルタント(宮口)の対応で印象に残っている点はありますか?

谷口さん:宮口さんはとても親しみやすいです!

対応がいつも丁寧で、本当に感謝しております。 私たちは現場の作業に追われてしばらく連絡できないことがあるのですが、リマインドしていただき親切にご対応いただいております。また、いつも前向きな姿勢がとても印象的です。

また、私たちが伝えたことに対して、一つもスルーせず真摯に答えてくださいます。 質問を投げかけてわからないところをうやむやにして流す方もいらっしゃる中で、 宮口さんはしっかりと私たちのことを考えながらお話ししてくださっているのが伝わってきます。そのため、とても信頼できる方だという印象を抱いております。

—COREKARAに今後期待することはありますか?

谷口さん:求めていることというより、非常に助かった経験があります。

通常、サイトを修復していただいた後のメンテナンスは私たちの責任で行わなければなりません。メンテナンス中に疑問が生じ、その際に宮口さんにご相談させていただいたところ、非常に丁寧に教えていただき、大変助かりました。そのため、今後もこのようなご相談をお願いしたいと思っています。

技術的な問題は通常、オープンに提供されないことが多く、自分たちで対処しなければならないケースが多い中で、丁寧に教えてくださるため、 本当に感謝しており、大変満足しています。

—COREKARAを検討されている方にアドバイスをいただけますか?

谷口さん:これからさんは、オープンにさまざまな相談ができる会社です。 そのため、迷ったらまず1度連絡してみることをおすすめします。

シームレスな購買体験の提供を目指す

シームレスな購買体験の提供を目指す

—最後に今後の展望やブランドの目指していきたい姿はありますか。

児玉さん:お客様にシームレスな購買体験を提供することを目指しています。改めて、オンラインの重要性を認識しておりますが、私たちは店舗運営にも力を注いでおり、オンラインとオフラインの両方の利点を最大限に活かし、お客様がショッピングチャネルの境界を感じずに自由に買い物を楽しめる環境を構築したいと考えています。

また、私たちの事業部の中でPELLE MORBIDAが最大のブランドとなっておりますが、 今後他のブランドもPELLE MORBIDAのような規模に拡大できればと思っており、 そのためにさまざまな挑戦に取り組む予定です。

では最後に、COREKARAを検討されている方にアドバイスをいただけますか?

編集後記:
オンライン販売の重要性に気付いてからECサイトを強化し、今では社内の事業部の中で最大のブランドになったPELLE MORBIDA様。 ECサイトの成果が順調に伸びているのは、お客様が強い意志を持ってブランドに向き合っている事やCOREKARAを信じて一緒に突き進んでくれるからこそだと感じます。CVRのさらなる改善に向けて、COREKARAとしても引き続き全力でサポートさせていただきます!

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