アフィリエイト広告を掲載するメリット・デメリット|仕組みやASPの選び方のポイントを紹介!

アフィリエイトという言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。アフィリエイトを利用すればネット上で自分が手を動かさなくても収益が得られるビジネスを作ることができます。
この記事では「アフィリエイト広告を掲載するメリットとデメリット」やアフィリエイト広告の仕組みやASPの選び方のポイントについて解説します。
アフィリエイト広告について知りたい方は是非参考にしてみてください。
アフィリエイト広告とは
アフィリエイト広告とは、媒体の主(アフィリエイター)が広告主によって出稿されている広告を自身のメディアを通して宣伝することで報酬を受け取る広告手法です。
上手く活用することで労働した以上の成果を得られ、大きな副収入も不可能ではありません。アフィリエイトによる収入が軌道に乗ると、副業ではなく、本業として事業を継続することもできます。
広告を掲載できる媒体は、具体的には「ブログ」や「SNS」「Webサイト」「YouTube」「メルマガ」などが考えられます。副業ブームや、いわゆる不労所得を可能にする仕組みもあって、アフィリエイト広告の市場には企業も注目しています。急速な拡大傾向にある広告手法といえるでしょう。
アフィリエイト広告の仕組み
アフィリエイト広告において、広告主による出稿からアフィリエイターに支払いがされるまでの仕組みは以下の流れになります。
【アフィリエイト広告の仕組み】
- 広告主がASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダーの略)に広告出稿
- ASPが登録されているさまざまなアフィリエイトサイト(個人・法人問わず)向けに広告を配信
- アフィリエイトサイトが広告を掲載
- アフィリエイトサイト経由でユーザーがサービスを購入
- 成果達成としてASPから広告主へデーターを共有
- 成果が承認され次第、ASP経由でアフィリエイトサイトの所持者へ報酬の支払い
このアフィリエイト広告を貼る方法は簡単であり、アフィリエイターのメディア体系に合わせて貼りたい箇所に貼ることが可能です。成果の発生方法としては、クリックする、動画を視聴するなどがあります。
尚、成果が承認されるまでにはさまざまな条件を設定でき、即時発生しないものも多いです。成果が即発生しない例としては、商品購入が確定してから数か月後などがあります。そのため、出稿側としてはデータを収集し、広告内容を改良しながら最低限の費用で商品をアピールできます。
アフィリエイト広告を掲載するメリット
アフィリエイト広告を掲載するメリットは3つあります。
【アフィリエイト広告を実掲載するメリット】
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アフィリエイト広告は費用対効果が高く、新しい新規顧客獲得につながるサービスです。
また、天候や気温に左右されることもないため、予算を管理しやすい点もメリットとなります。
費用対効果が大きい
アフィリエイト広告は「成果報酬型」のシステムであるからこそ、広告費用に対して費用対効果が高いメリットがあります。
似た広告には、リスティング広告というものもありますが、リスティング広告の場合、広告クリックをするのみで成果が発生してしまいます。ですが、アフィリエイト広告では成果につながらないユーザーに対しては広告費用を必要としません。
さらには、成果に繋がらなかった場合にもアフィリエイターの宣伝媒体に自社広告が掲載されるため、認知度アップの効果も期待できます。
予算の管理がしやすい
アフィリエイト広告は、成果報酬金額を決定してしまえば急激な料金変動は発生しません。月の発生件数によってのみ変動するため、予測を立てやすいです。
出稿するタイミングによってもある程度予算を決定できるため、成果を発生させる地点と、成果金額をある程度広告主側でコントロールすることが可能といえます。
また、性質上の特徴として、売上と広告費は必ず連動します。そのため、費用だけがかさむといったリスクも防げるでしょう。
広告費に制限があり、際限なく発生するのが難しい場合、ASPに獲得件数制限を設けることもできます。ただし、人気メディアほど制限されている商品は避ける傾向にあるため、使う際には慎重に行いましょう。
新しいユーザー層にリーチする可能性がある
アフィリエイト広告には、品やサービスの認知拡大や新規顧客獲得につながりやすいメリットもあります。
アフィリエイターが使用する掲載媒体にはさまざまな種類があるため、スマートフォンからパソコンまたは法人から個人まで幅広く、意外な層にまで届く可能性があります。
さらにアフィリエイト広告では、リンクのクリック数や登録数などのデータ蓄積から分析及び対策を取ることが可能であり、マーケティングにも活かすことができます。
アフィリエイト広告を掲載するデメリット
アフィリエイト広告を掲載するデメリットは2つ考えられます。
【アフィリエイト広告を掲載するデメリット】
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アフィリエイト広告では、広告掲載が確約されておらず、ASPの利用料金など、一定の金額が必要です。詳しくは、この後から解説します。
必ずしも広告が掲載されるとは限らない
ASPでは、大手企業による有力商品の広告も用意されている関係上、広告を出稿しても掲載数が伸びない可能性があります。商品自体に魅力がなく、成果として支払う報酬が少ない場合、アフィリエイターに選択されないかもしれないからです。
また、ASPに出稿した時点で広告主側から掲載してもらう媒体を指定することは基本的にはできません。
掲載されにくい広告には特徴があります。下記にまとめましたので、参考にしてください。
【掲載されにくい広告の特徴】
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ASPの利用料など固定費がかかる
アフィリエイト広告は登録するASPによって、初期費用や月額の固定費が発生します。そのため、利用して成果が出なかったとしても、場合によっては費用が発生する恐れがあります。
アフィリエイト広告を掲載する場合には、登録するASPの固定費を確認してから決めることをおすすめします。また、最低契約期間を設けているASP会社もあるため、どこのASPが利用するのかは慎重に選びましょう。
ASPの選び方のポイント
主要なASPを下記にて紹介します。
【主要なASP】
|
アフィリエイト広告を利用したい場合、主要なASPに手当たり次第登録すればよいわけではありません。
また、ASPの選び方についてはこれから説明する内容を参考にしてください。
固定費が必要かどうか
ASPを選ぶ際には「固定費が必要なのか」を確認する必要があります。
アフィリエイト広告の基本的な相場は下記表を参考にしてください。
【初期費用】 |
5万円程度。※無料なプランを用意しているASPも中にはあります。 |
【月額料金】 |
3万円〜5万円 |
【ASP利用手数料】 |
報酬額の30%〜50% |
ASP会社によって毎月の料金や、登録手数料が異なります。
月額費用と初期費用が必要になる「有料ASP」もありますが、なかには費用が発生しない「無料ASP」もあります。
どこがよいのかが分からないうちは、無料のASPと有料のASPを組み合わせて利用することがおすすめです。
獲得見込みのあるサイトとの提携数は多いか
ASPに提携登録されている媒体数は、多いほうがより成果に結びつきやすい点は誰でも想像できるでしょう。また、人気サイトが多く提携しているASPを選ぶようにすると、多くのユーザーへアピールする機会が増えるといえます。
とはいえ、出稿主として注意しなければならないのは、アフィリエイトサイトは1つのASPに頼っているのではなく、複数登録している可能性が高い点です。そのため、他社ASP同士でアフィリエイトサイトは重複している可能性も考えられます。
仮にASP側から見積もりで登録サイト数を並べられ「登録数が提示の数だけあるので獲得見込みがある」とアピールされても、見積の6割〜8割程度は他社と被っているイメージを持つほうがよいでしょう。
競合や同じ業界の実績があるか
ASPによって得意な分野や成功しやすい業界が異なります。例えば、健康や美容に特化しているASPや、インターネット関連に特化しているASPなど、その特徴はASPによってさまざまです。特化しているASPに合わせて、掲載するアフィリエイターも集まりやすいといえます。
そのため、自社が出稿しようとしている商品がASPと合っているかを分析してから選ばなければなりません。その際、情報となるのが、競合や同じ業界の商材についての販売実績があるかどうかです。
特徴をもう一度確認し、自分の広告に合う最適なASPを選びましょう。
※当社2022年11月実績
まとめ
アフィリエイト広告は商品の宣伝や報酬アップには欠かせないサービスです。一定以上の固定費が必要となることがほとんどですが、逆に固定費以上の費用対効果を得られやすい特徴もあります。
※当社2022年4月実績
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